全品現代語訳 法華経

大角修

長大かつ不可思議な記述や繰り返しが多い法華経が、初心者から読めてよくわかる！ 口語訳や原典訳だけではつかみきれない、日本の仏教文化が依拠してきた漢訳経典のもつ霊的なイメージ、祭儀で唱えられる言葉の響きや意味を重視しつつ圧縮して現代語訳。読解を助ける見出しとともに、解説コラムや事典も充実。和歌や物語等にも数多く現れ、日本の歴史文化に深く浸透する法華三部経全十巻を理解し、体感し、読み通すための決定版。

はじめに 法華経をどう読むか
法華経のプロローグ［開経］無量義経
第一部 山上の集会
第二部 天空の集会
第三部 地上の集会
法華経のエピローグ［結経］観普賢菩薩行法経
法華経の小事典

※本書は、二〇〇一年三月に株式会社学習研究社から発行された『［図説］法華経大全』を大幅に加筆修正し、改題のうえ文庫化したものが底本です。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 哲学・宗教・心理
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川ソフィア文庫
• 電子版発売日: 2018年03月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 19MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

おもしろい。法華経が物語のようなものだとは知らなかった。他の経典も読んでみたい。それにしても仏教は時間の表現が独特だ。