ダウド・サットンの作品一覧
「ダウド・サットン」の「アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「ダウド・サットン」の「アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
イスラーム神聖幾何学の入り口に立つことができる一冊。
ムスリムじゃないし、改宗しようなんて思わないけど、
この幾何学世界は美しすぎる。
ぞわっとする。
イスラムのデザインの視覚構造には、キーとなるふたつの面がある。アラビア文字のカリグラフィー―世界の優れた書字伝統のひとつ―と、抽象的な装飾模様―多彩でありながら驚くほどの統合性を持つ視覚言語―である。純粋な装飾芸術としての後者には、さらにふたつの中核要素がある。ひとつは幾何学パターンで、平面を調和のとれたシンメトリカルな図形に分割し、複雑に織り合わさったデザインを作り出して、無限性やあまねく存在する中心といった概念をあらわす。もうひとつは理
Posted by ブクログ
<無限に広がる、神の図形>
イスラム美術は幾何学的である。
一目でイスラム装飾とわかる特徴的なものだが、一方でそれはまた非常に多種の文様の組み合わせによる、無限といってもよいほどの多様性を持つ。
一貫性を持つと同時に多彩。中心には「調和」があるという。
装飾を追求していくと深い宗教性にも到達しそうな、深淵な世界が広がる。
イスラムデザインには大きく、2つの側面がある。
1つはアラビア文字のカリグラフィー、1つは抽象的な模様。
後者はさらに、幾何学パターンと唐草や花などの生命を持つ有機的なものの2つに分けられる。
本書ではこのうち、主に、幾何学パターンについて分析・解説している。幾何学的にか