ダウド・サットンのレビュー一覧

  • アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く

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    規則正しく美しい本。井筒先生のイスラーム思想を読むのはしんどく、直観でイスラームのエッセンスができないかと購入。

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    2025年08月26日
  • アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く

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    イスラムの調和のとれたデザインについて、どのように描かれているかについて詳しく説明されていた。

    大小異なる図柄が現れている模様はまるで呼吸しているように見えて、見ているだけで神聖な気持ちになった。

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    2022年11月30日
  • アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く

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    “そのあまりの複雑さにめまいするイスラムの幾何学模様だが、著者はいくつかの幾何学的原則を知っていれば、だれもがやすやすと描けることを明らかにする” ─出版元

    エッシャーもアルハンブラでとりつかれたというアラベスクやいろいろな幾何学模様の仕組みや描き方を解説した、ちょっとマニアックな本。
    シンメトリーで反復的な模様は音楽を感じさせるし、音楽も宇宙も数学で表すことが出来る。そしてそれを感じるのは人間の心。

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    2015年04月10日
  • アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く

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    イスラーム神聖幾何学の入り口に立つことができる一冊。

    ムスリムじゃないし、改宗しようなんて思わないけど、
    この幾何学世界は美しすぎる。
    ぞわっとする。

    イスラムのデザインの視覚構造には、キーとなるふたつの面がある。アラビア文字のカリグラフィー―世界の優れた書字伝統のひとつ―と、抽象的な装飾模様―多彩でありながら驚くほどの統合性を持つ視覚言語―である。純粋な装飾芸術としての後者には、さらにふたつの中核要素がある。ひとつは幾何学パターンで、平面を調和のとれたシンメトリカルな図形に分割し、複雑に織り合わさったデザインを作り出して、無限性やあまねく存在する中心といった概念をあらわす。もうひとつは理

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    2012年08月21日
  • アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く

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    <無限に広がる、神の図形>

    イスラム美術は幾何学的である。
    一目でイスラム装飾とわかる特徴的なものだが、一方でそれはまた非常に多種の文様の組み合わせによる、無限といってもよいほどの多様性を持つ。
    一貫性を持つと同時に多彩。中心には「調和」があるという。
    装飾を追求していくと深い宗教性にも到達しそうな、深淵な世界が広がる。

    イスラムデザインには大きく、2つの側面がある。
    1つはアラビア文字のカリグラフィー、1つは抽象的な模様。
    後者はさらに、幾何学パターンと唐草や花などの生命を持つ有機的なものの2つに分けられる。
    本書ではこのうち、主に、幾何学パターンについて分析・解説している。幾何学的にか

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    2013年07月26日
  • アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く

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    イスラムの寺院などにみられる美しいタイル模様が、コンパスと定規で誰にでも描けるという本。
    描き方に関するノウハウを紹介するとともに、モザイクに込められている思いも語られている。偶像崇拝を禁じているイスラム教では空間を埋め尽くすモザイクに神への思いを込めている。連続性のある柄が永遠を表現。複雑な柄を描くために使われる円は、目に見える世界を支える目に見えない世界を表現している。
    絵を描く上でも参考になったし、イスラムの美術に対する理解も深まる素晴らしい内容。

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    2013年03月17日
  • アルケミスト双書 イスラム芸術の幾何学 天上の図形を描く

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    ネタバレ

    偶像崇拝がないイスラム文化だからこそのアラベスク紋様だよね~。アラベスク文様には色々意味があるらしい、と聞き読んでみた。 予想以上にアラベスク模様の描き方の説明があったりでかなりマニアックw ベースはコンパスと定規で描けるんだね。アラベスクの小宇宙に囲まれたモスクに行きたくなった。 

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    2012年10月25日