小説作品一覧

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  • 永遠の庭で、終わらない恋をする
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    “――彼は、あの日の姿のままで現れた”  アラサーOL・香実の会社にやってきた新人は、幼いときに初恋をした不思議な青年の、当時のままの姿をしていた。十三年ぶりに訪れた奇跡の再会に、香実は思い出にある通りの、優しい彼に惹かれていく……でも……。  一体、あなたは何者――?  心のどこかで、繰り返される疑問。果たして青年“樹々”の抱える秘密とは。  彼の謎が明かされるとき、あなたもきっと、“永遠の恋”に巡り会える……。
  • 宇治拾遺物語 全訳注 合本版
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    1巻5,170円 (税込)
    鎌倉時代前期に成立した代表的説話集の一つ。人の耳目をひく話を集める。都の巷から鄙の里、震旦・天竺まで、世の奇異なものへと開かれる好奇心。仏菩薩の霊験には純朴な感情で、えせ聖や詐欺師・幻術師の行為には分別わきまえた言葉で、民衆の反応がさまざまに語られる。古本系統『伊達本』を底本として94話を全訳・解説。
  • 死神刑事
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    1~3巻715~770円 (税込)
    「疾走する新幹線、爆破される」悪夢のような惨劇だった。警視庁公安課の高見沢刑事はテロリストの犯行と断定、捜査を開始した。国家転覆を謀る組織犯罪殱滅に心血を注ぐ彼は、非合法な捜査も厭わない。“金と女”で築いた人脈から情報を入手、盗聴・盗撮を進めるが、すべての情報が指し示す次の攻撃目標は、都庁だった…。元公安警察の著者が描く、衝撃の巨編。
  • グィネヴィア姫の首飾り
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    1巻1,265円 (税込)
    鎌倉に住む初村マヤは物置から裏に元の名前が書いてある首飾りの古い写真を発見した。元は夫の一馬の祖父の名前だが、大学生の娘の未知瑠の好奇心は一馬を急き立てて老人ホームにいる祖父に写真の由来を聞き出そうとするまで大きかった。祖父の太郎によると元は有名な金沢漆器の職人の次男だったが、鎌倉の若くして未亡人となった三雲伯爵夫人に呼び寄せられて、伯爵家の使用人をしていたが、夫人の言いつけで装身具を探しに渡仏したという。最近フランスの歴史に興味を持った未知瑠の好奇心はさらに高まった。三雲伯爵館はリゾート開発会社に売却され、現在レストランになっていた。  マヤは支配人に頼んで伯爵館の蔵の整理を買って出て、古ぼけた手帳を見つけ、最初のページに元の名前を発見した。頼んで借用した三雲伯爵夫人の秘密の手帳は初村家の母子の探偵魂に火を付けてしまった。  手帳は元がマルセイユに向かったところで終わっていた。その後の彼の足取りは夫人の屋敷の女中の娘である九十歳の老女に残された元から夫人に宛てた手紙にあった。マヤは元の旅程を探るべく娘未知瑠を連れてパリに向かう決意をした。
  • 隙間―gap―
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    1巻440円 (税込)
    坂下響は、川島重工に勤める35歳のエンジニアである。SNSを通じて、声優の井口佳乃とつきあっていた。もっとも、ハンドルネームでお互いを「ウニさん」「トロちゃん」と呼び合う仲で、もっと近づきたいという思いとは裏腹に、関係は遠かった。坂下は、仕事熱心な中堅だったが、営業部長に嫌われていて、彼に罠を仕掛けられ、失脚しそうになる
  • ジャーロ No. 64
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    1巻550円 (税込)
    ●小説特集・夏の夜に涼を追うミステリー:芦辺 拓、坂木 司、澤村伊智、鳥飼否宇、柄刀 一、前川 裕 ●新連載&スペシャル・ゲスト!:青柳碧人、阿津川辰海、北原真理、森 晶麿 ●好評連作&連載:笠井 潔、我孫子武丸、森川智喜、早坂 吝、イクタケマコト ●第18回「本格ミステリ大賞」受賞作決定&全選評! ●特集・山口雅也『生ける屍の死』が全面改稿により新たに甦る!
  • 女は帯も謎もとく
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    粋で艶やかな新橋芸者の“まり勇”は、ハードボイルドなどの海外ミステリーが大好き。少女時代はメイヴィス・セドリッツやハニー・ウエストのような女探偵を夢見ていた。忙しいお座敷の合間に起きるミステリアスな事件に胸を躍らせ、恋しい刑事と謎を推理。聖ルカ病院、魚市場、歌舞伎座に本願寺――なんでも一級品の揃う築地を舞台にした都会派連作ミステリー!
  • 誰知らぬ殺意~夏樹静子ミステリー短編傑作集~
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    1巻715円 (税込)
    29歳の桐子は、求婚してきた吉森と萩の温泉に来ていた。だがその夜、桐子は宿を抜け出し別の温泉宿へと向かう。そこで待っていたのは過去5年間、秘密の関係を続けてきた妻帯者の湖島だった。桐子の胸に秘められた、ある決意とは……。(表題作) 秘密の愛に彷徨う女たちが最後にとった驚愕の行動――ミステリー界に大きな足跡を残した著者の魅力溢れる傑作短編集。
  • 狼よ、はなやかに翔べ
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    1巻682円 (税込)
    超一流の流行作家だった藤原審爾が放った動物小説集だ。 読み応え十分の中編が4作品。 狼が主人公で傑作との評価される「狼よ、はなやかに翔べ」、サーカスの目玉だった黒豹を描いた「黒豹よ、魔神のごとく襲え」、熊の哀しみと人間の無慈悲な凶悪ぶりを対比が見事な「赤い人喰熊」、そして、飼い犬として可愛がられた犬たちが野生化し、野犬となり、人間たちの憎悪の対象となっていく様に迫った「山犬たちが吠える雪夜」。 評論家の中島河太郎は、文庫版の解説でこうつづっている。「著者の動物小説の特色は、主役となった動物の側から描かれて、その心情と行動を見事に捉えている。人間との係わりもあるにしても、かれらの視点から人間の信頼と不信、ないし不可解さを導きだしたたしかさに驚嘆させられる」と。 必読である。
  • 天に吼える 青春編 第一回
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    1巻275円 (税込)
    昭和35年春、中学を卒業したばかりの宮下俊一は、上阪してセロファン印刷の工場に入社する。激しい工場勤務の中で俊一は高校進学を希望するようになる――。高度成長期の日本を舞台に、底辺で生きる若者たちの青春を描く大河小説の第一弾!
  • 芭蕉との対話(五十音順篇)
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    芭蕉の発句は九八五句ある。その一句毎に添句を試みた。古来の連句における脇句(付句)ではない。いわゆる「脇」は発句に続く俳諧作品で、季も入り、「第三」に展開していく。こここで「添句」とは、芭蕉発句に補足説明したり、余情や連想を付け加えている。
  • 英米女性5人詩集〈復刻版〉
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀の英米に生きた5人の女性詩集の再版です。初版時はフェミニズムと東日本大震災の被害者追悼がテーマとなりましたが、初版の好評を迎え、今回の再版版はより広範・世界的なロマン主義の復興祈願と重なります。 初版で試行された日本語翻訳文の七五調での翻訳はいまだに一般には受容・評価されておりませんが、ここに再版を重ね、繰り返し日本の詩歌文化の国際化を問います。
  • 花陽炎 春之巻
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    1巻484円 (税込)
    耽美、浪漫、頽廃などの栗本作品の重要な主題が短歌として表現された、創作の源泉を知るための好個の書。 1984年に自費出版された栗本薫の短歌集。出産、育児によって活動を抑えていた1983年から84年にかけて、奔流のように湧き出した短歌が収録され、耽美、浪漫、頽廃などがキーワードとなる栗本薫の創作のモチーフが直截に表現されている。栗本薫の耽美小説群のファンのみならず、創作の源泉を垣間見させる栗本薫を知る上での好個の書。 【著者】 栗本薫 1953年東京生まれ、2009年に病没。1977年に群像新人文学賞評論部門を、1978年に江戸川乱歩賞を受賞して文壇デビュー。1981年には吉川英治文学新人賞を受賞。小説は栗本薫名義で、評論などその他の活動は中島梓名義で発表する。正伝130巻、外伝21巻のグイン・サーガ・シリーズ始め、SF、ミステリー、時代小説、耽美小説などさまざまなジャンルに渡る400点を越える著作が刊行された。
  • 俳諷一行詩 花迷宮 女たちのつぶやき
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    「恋をする女のひとり言には、花の匂いがある」というフレーズはだれが書いたのか――忘れました。ごめんなさい。 今回「花迷宮/女たちのつぶやき」では、さまざまな人をたずねました。そしてその人の気持ちを、思いを「俳諷一行詩――五七五」にまとめてもらったのです。 皆さん正直にありのままの気持ちを記してくれました。それでお名前はイニシャルの発表にしました。 「女の恋と愛の物語」は、人それぞれの数だけあるのです。 小説やドラマの登場人物のせりふと違うのは、その一行のことばの中に余分な飾りのない、素直な思いが託されていることです。 じんわり胸に沁みてくることばが放つセクシーで甘やかな匂い――皆さんにまっすぐ届けます。

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  • 切り裂き魔 警視庁捜査一課南平班
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    マンションの屋上から突き落とされた女子中学生。その死体は無惨にも切り裂かれていた。続けて彼女の父親の会社に勤めるOLが同じ傷を残して殺される。残酷な連続猟奇殺人事件を、精鋭八名の捜査一課南部平蔵班が追う。犯人への意外な手がかりとは何か? ベテラン捜査官たちの刑事魂を描く長編警察推理。
  • 螺旋状の垂訓
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    週末の六本木で出会った未知の男女。女は殺され、男は失踪した。続いて発生する連続殺人事件。捜査の展開に伴い、次第に恐るべき犯罪の深層構造が浮かび上がる。一見、無関係な連続殺人を結ぶ共通の糸は何か? 苦悩する捜査陣と奸智に長けた犯人との、手に汗握る攻防。用意された驚くべき結末は。本格推理の醍醐味!
  • ソウル行最終便
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    世界トップシェアを狙える8Kテレビの次世代技術を日本企業フロンテが開発した。凋落著しい韓国企業チムサンは、この最先端技術を盗みとる。ところが、データは一警備員に奪われ、チムサンに使い捨てられた日本人技師・宮下の手に。一方、赤羽中央署の疋田は韓国人売春を追っていた。二つの事件が複雑に絡み合い、宮下と韓国スパイ、日本警察の激烈な争奪戦へと突入した!
  • 憑依する坂道
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    「本当にあった不思議コワーイ話」シリーズの人気作品改稿版と新作。 恐怖・心霊体験談、浮かび上がる見知らぬ女の顔、人相の心霊スポット、いないはずの子供が争う家、祓いきれない幽体、深夜の旅館で出会った女性の正体。 すぐ傍にある何気ない心霊スポットにアナタは足を踏み入れる。
  • ステイ・ゴールド
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    1巻1,320円 (税込)
    男はなぜ、刑事をやめたのか。そしてなぜ、犯罪に手を染めたのか――。大型輸送トラックの荷を強奪するために集まった男たち。その中に、ある出来事がきっかけで警察をやめ、姿を消した刑事がいた。そしてその刑事の相棒は、彼を探し続けていた。二人の刑事を軸に、犯罪とそれにまつわる人間ドラマを濃厚に活写したミステリー。『晩夏光』『枯野光』で、香港の暗黒社会に住む男たちの熱い姿を描いた著者が、故郷・京都を舞台にして紡ぐ、愛と友情の物語。
  • ボディ・シミュレータ
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    1巻660円 (税込)
    飯田たちは人間そっくりの姿と動作を可能にしたロボットである疑似人体「ボディ・シミュレータ」の開発を行っていた。人間同様、様々な経験をさせることで人工知能にどんどん学習させていく。そして、街中に繰り出し、アルバイトさせることで、知能を上げる実験を行うが、飯田たちは想定外の出来事の連続に七転八倒する。
  • 湖は月の光に満ちて来る
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    1巻330円 (税込)
    東京の国立大学生花園司郎は夏休みに仲間二人と公認会計士合格をめざし、外遊の信濃の祖父の留守宅で合宿した。そこに祖父の養女百合子が女子高生になっていた。百合子の銀座ホステスの母は焼死し、店の馴染み客だった祖父は、恩義から乳児百合子を養女にしたのだった。司郎達は百合子と同級生のサト子、美和に勉強を教え親しんだ。司郎と百合子、仁吉とサト子、明と美和のコンビで、白馬、糸魚川、軽井沢へとそれぞれドライブしたが親に叱られた彼女達が復讐の大騒動を企んだ。
  • 作家と楽しむ古典 土左日記 堤中納言物語 枕草子 方丈記 徒然草
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    代表的な古典作品である土左日記から徒然草まで、人気作家たちはどう捉え、どう訳したのか。作家ならではの古典作品への誘いとそれぞれの文学論が楽しい、大好評の古典講義。
  • 天才遺体修復人M この夜の果てで、君を葬送る。
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    どんな遺体もまるで生きているかのように復元できる天才遺体修復人『M』。 彼はこの世ならざる光を見、死者の言葉を聞き取るという。 が、ある理由で資格を剥奪された。 それでも依頼は途切れることはない――。 専門学校で葬儀学を専攻する葉山ケイトは、事故死した父がMの施術を受けたことがきっかけで彼を探し始める。 百合の花を目印に出会ったふたりを待つ運命は……。 この生の先にあるものは何なのか―― 切なくも美しい感動作。
  • 姿三四郎 合本版
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    1巻660円 (税込)
    明治、文明開化と欧化政策により、日本の伝統が失われようとしていた時代。柔道の天才児、姿三四郎。古い柔術を統合し、新たに柔道として発展させようとしていた。三四郎の修行の日々、苦悩、葛藤、恋の葛藤、青春を描く。紘道館の矢野正五郎との運命の出会いと稽古の日々。宿敵桧垣源之助、その兄弟との戦い。ボクサーとの試合はまさに猪木対アリ戦を思わせる。必殺技山嵐が炸裂する。三四郎を慕う可憐な乙美との恋は実るのか。戦うたびに成長するが三四郎の苦悩は深まる。一冊にまとまって一気に読める全巻セット。過去何度も映画化、ドラマ化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • 死刑囚最後の日
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    死刑判決を受けた男の、最後の日を中心に描く。刻々と迫るその怖ろしい時。おぞましい処刑方法と、それを見せ物のように期待して集まる群衆。男は幸せだった日々や残される家族のことを思い涙する。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
  • マネーゲーム
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    1巻770円 (税込)
    【著者の言葉(図々しい自己宣伝)】  この小説は私の処女作です。87年に初版が出てからすでに30年余。豊田商事事件を扱ったという事実が独り歩きして、「事件小説」として受け取られている感がありますが、じっさいは出版当時のポストモダンの思潮の中で、どのような小説が書けるのか? 思考の実験を試みる気分でいろいろ試行錯誤しながら書いた覚えがあります。  だからかどうか、現在、80年代後半のバブルを先駆的に扱った小説として、注目してくださる向きがあることを、少々面映ゆく、しかし、いくぶんか誇らしげに感じる自分がいます。  小説は抜きがたく時代や世代に結びついたものですが、当時を知らない若い人たちが興味を持って紐解いてくれるとしたら、こんなに嬉しいことはありません。最近の小説の味わいとはまた違った当時の小説状況を振り返ったり、確認するためにも案外と有意味かもしれない――と、ここではせいぜい気張って自己宣伝したいと思います。どうぞ、よろしく!
  • たとえば君が虚像の世界
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    高一の栗原星莉は、幼なじみの杉崎颯河にひそかに想いを寄せていた。人気者の颯河に対し、星莉はごく普通の目立たない女子。彼女になりたい気持ちをぐっと押し殺して、颯河と登校できる偶然に喜ぶ日々だった。そんなある日、星莉は自分のノートに、ある殴り書きがされているのを見つける。そこには、「未来のセリ」からの信じられないようなメッセージがあって…!?
  • コンフィデンスマンJP(上)
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    古沢良太脚本! 長澤まさみ主演! 2018年4月クールのフジテレビの大人気月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』のノベライズが文庫で登場! 映画『ALWAYS 三丁目の夕日』、テレビドラマ『リーガル・ハイ』シリーズをはじめ、数々の名作、ヒット作を手掛けた当代随一の脚本家・古沢良太が描く“コンゲーム”の世界へようこそ! 長澤まさみ、東出昌大、小日向文世扮する詐欺師トリオが、強欲な人間たちから大金を騙し取る大人気ドラマを完全ノベライズ。 名作映画『スティング』のような物語がずらりとそろった極上の短編集!! 二転三転するスリル満点のストーリーを活字で楽しめます。
  • LOOP THE LOOP 飽食の館(上)
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    1~2巻605円 (税込)
    『望んだ物が何でも手に入る』という不思議な館に囚われた12人の男女。互いを「家族」と呼び、仲良く暮らす彼らだが、そんな平穏な日々は一人の「家族」の死によって終わりを迎える。膨らむ猜疑心。増えていく犠牲者。犯人は誰なのか、事件の真相は? 【究極の飽和状態】が生み出す、惨劇と絆の物語が幕を開ける。三度の舞台化&200万超DLの人気ミステリー・サスペンスゲーム、待望の小説化! ※Kate書下ろしの新作特典エピソード「revolver -藍川拓都の場合-」が遊べる開錠パスワードも収録されています。
  • タイタニア1疾風篇
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    1~5巻539~649円 (税込)
    宇宙の覇権を握るタイタニア一族。その支配にかすかなひびわれが生じた。無名の提督ファン・ヒューリックが、四公爵のひとりアリアバートがひきいるタイタニア軍を破ったのである。誰も予想しておらず、望んでもいなかった勝利をきっかけに、歴史が動きはじめる。宇宙とタイタニアの命運はいかに!? 大人気シリーズの第一弾。
  • 完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル【上下合本版】
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    ニューヨーク・タイムズベストセラー連続1位獲得! 「なぜ俺は“親殺しの死刑囚”にされた?」 完璧な記憶力ですべて謎を見通す異能の探偵が 二十年前に封印された冤罪の謎を追う!! FBI特別班で新たな任務に就くことになったエイモス・デッカーは、ヴァージニアにある本部へと車を走らせていた。その道中、カーラジオから流れてきた死刑囚の名前が、デッカーの“特別な脳”を刺激する。あらゆることを鮮明に記憶し、決して忘れることもできない、完全記憶能力を持つ脳を――。 死刑囚の名はメルヴィン・マーズ。大学フットボール界のスター選手だった彼は、NFL入りを目の前にして両親殺害容疑で逮捕。以来20年間、殺人犯として生きてきた彼は、最後の再審請求も棄却され、死刑が目前に迫っていた。だが、刑が執行される5分前、想定外の事態が起こる。メルヴィンの両親を殺した“真犯人”が現れたのだ。 死刑執行5分前に現れた“真犯人”は、なぜ二十年の沈黙を破り、マーズを救おうとしたのか? マーズの事件に、自身の妻子殺害事件を重ねあわせたデッカーは、仲間とともに20年前の謎に挑むが、やがて彼の両親が深い闇を抱えていたことが判明する。 著者について ■著者プロフィール David Baldacci 1960年アメリカ、バージニア州生まれ。バージニア大学ロースクール卒。ワシントンDCで9年間弁護士を務め、クリント・イーストウッド監督・主演で映画化された『目撃』(徳間書店)でデビュー。以降も『ラストマン・スタンディング』などベストセラーを世に送り出し、作品は45ヵ国語に翻訳され、80ヵ国で販売されている。近刊に、本シリーズの第一弾『完全記憶探偵』(小社刊)がある。 ■訳者プロフィール 関 麻衣子 Maiko Seki 千葉県生まれ。青山学院大学文学部卒。法律事務所勤務を経て英日翻訳者に。主な訳書にデイヴィッド・バルダッチ著『完全記憶探偵』、マット・ショー&マイケル・ブレイ共著『ネクロフィリアの食卓』(ともに小社刊)、サンジーヴ・シェティ著『リオネル・メッシ(MESSIGRAPHICA)』(東洋館出版社)などがある。
  • 鹿児島の怖い話~西郷星は燃えているか~
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    1巻1,100円 (税込)
    桜島、竜ヶ水、江ノ島弁天……、 鹿児島各地に伝わる因縁! 西郷どんよ、死して星となったのか……? 【内容紹介】 ・城山公園(鹿児島市城山町) 新たな怪異を求め、鹿児島へ向かった著者。車中泊中に聞こえた「あの声」は、今でもフラッシュバックするという……。 ・開聞トンネル(指宿市開聞川尻) 鹿児島を代表する心霊スポットである開聞トンネルには物理的、心霊的以外の恐怖が存在するのだ。壁には「ヤツら」がまとわりつく! ・西南戦争 日本最後にして最大の内戦・西南戦争。城山で散ったといわれる西郷隆盛だが、死後、星になったという噂が人々の間で語られ続けたのだ。 著者について ●著:濱 幸成(はま・ゆきなり) 「1989年生まれ。福岡県出身。500カ所以上の心霊スポットをまわった、ベンチプレスMAX130kgの「肉体派心霊研究家」兼「心霊作家」。日本だけでなく、海外のオカルト調査にも力を入れている。趣味はオカルト・釣り・筋トレ。著書に『福岡の怖い話』『福岡の怖い話・弐』『九州であった怖い話』(TOブックス)。テレビ出演『稲川淳二の怪談グランプリ2017』(関西テレビ)、『バリすご8』『ももち浜ストア夕方版』(西日本テレビ)。イベント出演『怪談話の夕べ2017』(山口敏太郎氏 開催)、『福岡の怖い話イベント』(THEリアル都市伝説福岡 開催)。 Twitterアカウント:@iranikuy ブログ:http://yukinari1204.hatenablog.com/
  • 楽しかったよね
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    1巻1,254円 (税込)
    なんとなく高校教師になった俺は、生徒たちを注意することも出来ない。そんなある日、泥酔して記憶をすっとばしてしまった。そして気付いたら、風俗で見知らぬ女と裸で向き合っていた。終電も無くなり、風俗を出て外でぼんやりしていると、この女が目の前に現れて、家に泊まっていけばいいという。名も知らない女の家へいった俺は。うまく行かない日常。そんな中にもある些細な喜びや救いを描いた青春群像劇。
  • 赤い風車劇場の人々──新宿かげろう譚 「昭和」のレビュー劇場の哀歓
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     日本の芸能史上、初めて「アイドル」とよばれた美少女・明日待子(あしたまつこ)。  そして「ムーランルージュ新宿座」という小劇場のステージは、その明日待子とチャーミングな若い踊り子たちの魅力にきらめいていた。  さらに、芝居の脚本を書いていた作家たちは、1950年代に始まった民間放送のラジオ・テレビのメインスタッフとして大活躍した。  とりわけ、昭和という時代を生きた踊り子たちの胸にしみる哀歓の物語! ※巻末付録として上演当時のパンフレット四部を収録。  ムーランルージュ新宿座 プログラム No.240  ムーランルージュ新宿座 プログラム No.278  ムーランルージュ新宿座 プログラム No.321  ムーランルージュ新宿座 プログラム No.326

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  • 現代文士廿八人
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    中村武羅夫が文壇に名を売り出すきっかけになったのは雑誌『新潮』に明治41年(1908)からほぼ毎月発表した「作家訪問記」でした。今日風にいえば「直撃取材」し、そこで得た個人的印象、いわば「独断と偏見」を臆面もなく堂々と記したことで、読者の反響を呼び起こしたのです。 本書はその連載を書籍化したもので、版元を変えながら刊行されつづけた隠れたベストセラーであり、明治の文壇を知る好資料です。
  • 企業家サラリーマン
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    サラリーマンは企業家たりうるか。組織に安住し、命令に従い、「忍」の一字が要求されるサラリーマンと、その組織をも革新する創造的エネルギーが必須の企業家と。商社冬の時代の中で、苦悩しつつ川下作戦の海外飲食店グループを指揮するひとりの男と、新しい時代の経営者を目指すひとりの女の生き方を、現職商社役員が鋭く描き出す長編ドラマ。
  • 絶倫刑事 スイート60作戦
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    手練れの女詐欺師に担がれた首相夫人が、芸能大学の新設許認可に便宜を図った!? 世間にばれれば政局必至の「忖度(そんたく)案件」を、円満解決(隠蔽?)するのが津川雪彦警部補の秘密ミッションだ。成功報酬は「第二警視庁の設立」。定年後の生業と利権のソロバンを弾きながら、桜田門一スケベな凄腕刑事が、政官と芸能界の暗部を不真面目にえぐり出す。書下しスラップスティック警察官能第三弾!
  • 汝、鉤十字を背負いて頂を奪え 【上下合本版】
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    鉤十字のピッケルが導くのは、絶望か頂か―― 第2次世界大戦前、ヒムラーはひとりの兵士に史上初のエベレスト踏破を命じた! 虜になる作品。エベレストの頂(いただき)と登山家の内なる狂気へと読者をいざなう……なんというプロットだろう。見事と言うに尽きる。 ――サー・ロバート・スワン(作家・人類初の徒歩による北極点及び南極点踏破者) 1938年。ドイツ猟兵部隊のヨーゼフ・ベッカーは卓越した登山技術を使い、 仲間と共にけわしい山を越え、ユダヤ人の国外逃亡を助けていた。 だが、ある日彼らは捕縛され友人たちは罠にかけられ命を落とす。 ただひとり生き残ったヨーゼフにヒムラーから指令が下る。 それは、ナチスのために人類初のエベレストを制覇しろというものだった――。 現代。ニール・クインは山に魅入られた男だが、 いまでは金のために山岳ガイドをしていた。 今回の仕事は少年冒険家のエベレスト登頂に付き添うことだったが、 少年は亡くなり危うく遭難しかけたところを救出される。 彼に残ったのは山中で発見した、鉤十字が刻まれた1本のピッケルだけだった。 そして、そのピッケルが彼の運命を大きく変えてゆく。 歴史ミステリと山岳小説の頂点!
  • 赤川次郎クラシックス 幽霊愛好会
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    傑作中篇「幽霊」シリーズ第3弾の新装版。 永井夕子は高校時代の親友・片倉敦子の邸宅を、宇野とともに訪れる。敦子は57歳の会社社長・泰長の後妻となり、自分より年上の義理の息子・靖夫と、自分より一つ年下の娘・不眠症の亜里沙と暮らしていた。 誰もがうらやむ豪邸に暮しているとはいえ、気苦労が多いんじゃない、と心配する夕子に、敦子は 「なにも問題はないわ。あるといえば主人が月に一度、亡くなった先妻に会いに行くくらい」と驚きの告白。 そんな話をしているところへ、亜里沙の部屋が何者かに荒らされていることが発覚。そしてベッドの上には、冷たくなった亜里沙の身体が横たわっていた――。 表題作ほか、「名探偵の子守唄」「青ひげよ、我に帰れ」「赤い靴はいてた女の子」「コウノトリは本日休業」「殺された死体」の計6篇を収録。
  • 夏の終わりの静かな風
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    1巻550円 (税込)
    東京でアルバイトをしながら小説家を目指している僕は 久しぶりに故郷である宮崎県へと帰省する。 そしてそこで偶然再会した友人や家族たちとの会話を通じて、 僕は改めて生きることの意味や、これから先の将来のことに ついて考えていくことになる。 僕が東京に戻る頃、夏の終わりの静かな風が吹き始めていて……。 こちらは既にKindleから出版している『夏の終わりの静かな風』 を加筆訂正し、更に『二十七歳の誕生日』を併録したものになっています。
  • 青山5丁目レンタル畑
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    健康器具会社で働く美菜子に企画部への異動辞令が下りた。6年越しの希望が叶い喜んだのも束の間、勤務先が畑とわかり、美菜子は「元カレと結婚しておけばよかった」と落胆を隠せない。しかも共に畑を運営する区の職員、河田は神経質で無愛想この上ない。二人は開園イベントの準備にとりかかるが……。都会の畑で始まる不器用な恋の行方。
  • 黒木為もと 日露戦争の勝利に最も貢献した名将
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    1巻730円 (税込)
    日露戦争緒戦の朝鮮半島上陸から、最終決戦の奉天会戦まで第1軍司令官の任で戦い抜いた黒木為もと――。猪突猛進の独断専行型ながら、薩摩人らしい物事に動じない性格と大胆な作戦で、史上空前の夜襲を成功させるなど、ロシア満洲軍の総司令官クロパトキン大将を震え上がらせた。“生粋の野戦指揮官”として、明治日本を勝利に導いた不敗の名将の生涯を克明に描く力作小説!

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  • んなアホなー
    -
    1巻550円 (税込)
    きっとあなたも「子ども」に戻りたくなる。 大阪を舞台に小学生の仲良し四人組がさまざまな人との出逢いや別れ、出来事を通して成長していく愉快、痛快、元気一杯の物語
  • ろうそくの炎が生きている
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    「本当にあった不思議コワーイ話」シリーズの人気作品改稿版と新作。恐怖・心霊体験談、あの世に連れていかれそうになった男の子。インスタに載せた画像から始まった不思議体験。この世にいない子供との出会い。仏壇にまつわる数奇な話。ありふれた日常で触れる怪奇ホラー。
  • 日誌 語らない介護員
    -
    1巻550円 (税込)
    介護に導かれた若者たちは、出会いと別れのなかで力をたくわえ、自分の道を歩いていく。 悩める介護員たちへエールをおくり続けてきた施設長が、5人の若者を主人公に介護の現場で描いたフィクション日誌物語、第2集。
  • 日誌 朝を開く介護員
    -
    1巻550円 (税込)
    施設長が介護現場で描いてきたフィクション日誌が、ついに一編の物語になりました。短い「話題」を通じて、悩める介護員たちへエールをおくり続けてきた著者の初の長編。 北国の介護施設ではたらく5人の介護員たちが、悩みを抱えながらも、それぞれの道をゆく姿を描いた物語。
  • 愛国奴
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    1巻1,870円 (税込)
    「ちょっと右寄りでオタク青年」という出自をもつ主人公、南部照一。ネットで知り合った友人の手引きで「保守ムラ」の狭い論壇に出入りするようになる。当初は右も左もわからぬ照一であったが、某警備会社が主催する懸賞論文での入選を機に、CS放送局を運営する「保守ムラ」のドン・杉坂義男にスカウトされてキャリアを形成していくうち、いつしか照一自身も保守業界の病弊に蝕まれていくのであった。そのような中、保守論壇をリードする波多野譲と土井賢治の二人の若手言論人が、出演する保守系CS放送の番組放送枠をめぐり対立を始める。その結果、血で血を洗う骨肉の「保守内戦」が勃発……。そこから物語は急展開を見せていくことになる。保守ムラの住人たちはどうなっていくのか。愛国を掲げてカネ、利権、憎悪、嫉妬、報復、狂気が蠢く世界を描いた、著者初めての渾身の長編書下ろし小説500枚。
  • 北アルプス白馬岳殺人連鎖
    -
    1巻682円 (税込)
    JR亀有駅北口交番に、「幼い頃、おもちゃ屋からダッコちゃん人形を盗んでしまった。二十数年経ったが、後悔は消えない。お詫びのしるしにお金を返したいが、かつてのおもち屋はないので探してほしい」との手紙と1万円が届いた。 心温まる美談として新聞記事になった途端、殺人が起きた。 作者によると、「この作品は、新聞に出ていた小さな記事がヒントになった」のだそうだ。 そして、次のようにつづける。 「私は毎朝、あるいは深夜、新聞を読んでいるが、ふと思考が、記事とはべつの方向へ流れてゆくことがある。映画を観ていても同じで、目はスクリーンを向いているが、脳は別の映像を映している。いずれも記事なり、映画の1シーンから起爆剤のようなショックを受けたためで、その一瞬が、長編小説の結末のヒントになる場合がある」。 いくつものどんでん返しがつづくが、驚きだけでなく、悲しくせつない想いにもさせらる超一級の作品だ。
  • P+D BOOKS 地を潤すもの
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    1巻660円 (税込)
    戦犯として処刑された弟の“生と死の意味”。 第2次大戦後まもなく、現地住民虐殺の戦犯としてシンガポールで処刑された水島団。 それから30年の時を経て、兄の水島譲は弟が辿った死までの道のりを追体験してみようと、旅に出る。タイ・バンコクからマレー半島を列車と車で南下し、一路シンガポールへ。 かつて虐殺があった事件現場や団が刑死したチャンギ刑務所、そして墓地と、弟ゆかりの地を訪ねていくうち、事件の意外な真相が明らかになる。戦争を題材に、人間の生と死の意味を問う意欲作。
  • P+D BOOKS 女優万里子
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    1巻715円 (税込)
    実母の女優人生を愛惜を込めて描いた力作。 時は大正二年――当時まだ珍しかった聚楽館の養成所女優となるも、周囲からは色眼鏡で見られ、鳴かず飛ばずの日々が続いていた横田シナ(後の女優・三笠万里子)。 だが、作家・佐藤紅禄との運命的出会いによって、シナの運命は大きく舵を切っていく。 草創期の関西新劇界を舞台に、紅禄との恋愛や葛藤、修羅場の中を生き抜いたシナの激動の生涯を、実の娘である著者が愛情豊かに描いた感動作。
  • 鬼刑事
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    新宿・歌舞伎町で学生風の男が至近距離から頭を撃ち抜かれた。「なぜこんな惨い殺し方を」―強盗か怨恨か?“鬼刑事”こと北河内幸輝は現場で怒りに震えた。犯人の足跡を追っていた捜査班は、同様に撃たれた若い女性の半裸死体を発見した。鬼刑事の眼力が冴える新シリーズ第一弾。
  • 10年後、夜明けを待つ僕たちへ
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    『10年後、集まろう。約束だよ!』――7歳の頃、同じ団地に住む幼馴染5人で埋めたタイムカプセル。十年後、みんな離れ離れになった今、団地にひとり残されたイチコは、その約束は果たされないと思っていた。しかし、突然現れた幼馴染のロクが、「みんなにタイムカプセルの中身を届けたい」と言い出し、止まっていた時間が動き出す――。幼い日の約束は、再び友情を繋いでくれるのか。そして、ロクが現れた本当の理由とは……。悲しすぎる真実に涙があふれ、強い絆に心震える青春群像劇!
  • 雪つもりし朝 二・二六の人々 (角川ebook)
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    作家である「私」は、国立新美術館を訪れた。そこで不思議な軍服姿の男を見かけたのだが、その姿はかき消えてしまう。「私」は、美術館の建物が、一九三六年に起こった、大きな歴史上のクーデター事件である「二・二六事件」ゆかりであることに思いを馳せる。 帝都叛乱の二月二十六日、彼らはそれぞれの夜を過ごしていた……。当時の首相だった岡田啓介、侍従長だった鈴木貫太郎と妻のタカ、昭和天皇の実弟・秩父宮、陸軍の歩兵として反乱軍と同じ部隊にいた本多猪四郎、吉田茂の娘であり湯河原で襲撃を受けた麻生和子。五人それぞれの二・二六事件。 日本の平和に関わった彼らの「その後」は、この「二・二六事件」につながっている。史実を題材にした連作短編集。 「身代わり」  義弟が身代わりになり命を落とした首相・岡田啓介は、やがて第二次大戦の終戦に尽力した。 「とどめ」  襲撃された鈴木貫太郎へのとどめを制止したのは、妻のタカだった。彼は終戦内閣の総理となる。 「夜汽車」  叛乱を起こした青年将校らが要と仰いだ秩父宮は、事件直後に弘前から夜汽車で上京した。 「富士山」  襲撃を受けながらも祖父を守った麻生和子は、父・吉田茂の講和条約を助ける存在に。 「逆襲」  何もわからず反乱軍と同じ部隊にいた本多猪四郎は、長い出兵を経て、「ゴジラ」の監督になった。 やがて戦争に突き進む一九三六年に起こった事件は、現代日本の舵取りについても大きな示唆に富む内容を訴えかけてくる。今の時代だからこその小説がここにある。 ※本書は、2017年2月14日に配信を開始した単行本「雪つもりし朝 二・二六の人々」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • ニードルス
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    「その瞬間だった。僕は針生とずっと一緒に生きていくだろう――という直感を得たのは」 1973年夏。都内随一の偏差値の低さを誇る私立高校で、宮本伊織は平凡な日々を送っていた。元プロ演奏者の兄に誘われ、同級生の針生とともにロックバンド〈ニードルス〉を組むことに。ボーカルの針生の持つ天性の「声質」が注目され、人気を獲得していくニードルスだったが、針生との絶望的な才能の差にも気づかされていく伊織は――。
  • 蛇岩の霧が哭いた
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    本庄慧一郎 書き下ろし短編小説「蛇岩の霧が哭いた」 四人の男たちが江戸の豪商を襲って手にした黄金を、寒村の奥の丘に埋めた。 十年、素知らぬ顔で暮らした後に四人が集まって掘り出す――しかし、その日がきたが現れたのは、二人だった。 どういういきさつがあったのか、あとの二人は消されていたのだ。 繁次と金蔵は、黄金を埋めた甕のありかに胸おどらせて近づいていた。 その道すがら、このあたりに住むらしい若い娘に出会う。 金蔵は、いきなりその娘に襲いかかり欲望を遂げようとするが――。

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  • 大江戸エロチックホラー短編集
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    「江戸の闇」は、ご存じのようにさまざまな凶悪な盗賊らを生んだ。 だが、財宝や資産のないつましく暮らす一般の庶民は、盗賊など恐れる必要はなかった。 しかし、彼らは常に闇にひそむ「目には見えない摩訶不思議な霊力」なるものを恐れ、時には身をすくめていたようだ。 そしてもし、万が一にもその「不思議と怪奇の穴」に引きずり込まれることがあっても、当人たちは決して口外しなかったようだ――。 さてこの「大江戸エロチックホラー」と題した四つの物語は「不思議や奇怪なんて関係ないぜ」とおっしゃるあなたの心に「惑いやゆらぎという妙味」をもたらすことでしょう。  「大江戸エロチックホラー」シリーズとして出版されている4タイトルを収録した短編集。 収録作品   蛇岩の霧が哭いた   穴ぐら   かんべんならねぇ   首くくり

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  • あらやしき
    完結
    -
    六郎は犬を飼っていた。 名前はシロという。 シロはいつも家の中にいて、六郎の帰りを待っている。 大きく濡れた黒い瞳はなにも映していないかのように無機質だが、擦り寄ってくる姿は可愛い。 なにがあってもシロの真っ黒な瞳を見るだけで安らげる。 シロは六郎の生きる支え、この世の中でシロだけが、六郎のモノだ。 いや、六郎が、シロのモノなのかもしれない。

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  • 霊 誰かに話したくなる怖い話
    -
    今宵何かがやって来る……。 おぞましさに血も凍る50の怨恨実話 貸したものを返してください…「午前3時20分の恐怖メール」。 だから絶対に出てはいけない…「死を招く非通知電話」。 肩を揺さぶられて目を覚ますと…「目に見えない何かがいる!」。 死してなお彷徨い続けるものたちが、次に狙うのはあなたかもしれない――。 かつてナムコ・ナンジャタウン(現ナンジャタウン)に寄せられた、膨大な数の霊体験実話から、怖すぎて一人では読めない50話を厳選収録。 第一章 身の毛もよだつ戦慄の実話 第二章 怨霊の潜む歪んだ空間 第三章 地も凍る死者からのメッセージ 第四章 冥界につながるミステリー・スポット 第五章 闇にうごめく霊魂の恐怖
  • 保育士・ミクの夢解き日誌 おやすみなさいは事件のはじまり
    値引きあり
    -
    園児に囲まれ充実した生活を送る保育士ミクには一つだけ悩みがあった。それは、町でこれから起こる事件を夢に見るということ。まだ起こっていない事件の発生を防ぐべく、人知れず幼馴染の虎太郎と奮闘するのだが…。かわいいけれど、ちょっと抜けている大人未満の二人が大奔走!ほっこりすること間違いなしの、ドタバタラブコメミステリー。
  • 悪の戴冠式
    -
    細川澄枝は銀行帰りに社員の賞与2千万円をタクシーに忘れた。次に乗った男達が、運転手を殺害しお金を強奪。翌月、澄枝は駅のホームから転落、事故死として保険金が支払われた。この調査にあたった保険会社査定員千野は、2年後、東京で起きた追突事故調査中にタクシー運転手殺害との関連に気づき…。保険査定員が現代社会の死角をついた巧妙な完全犯罪に挑む。日常に潜む恐怖を描く傑作長編推理。
  • 延長線上のまだ見ぬ君へ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    【事件解決後、君は何食わぬ顔で現れて、こう言った――】 青春+探偵+ファンタジー+ダンス+私小説=未来の君へ 唯一無二の青春探偵ファンタジー私小説、ここに誕生。 孤島の校舎で起こる連続殺人事件。 体育祭でのダンス練習で訪れていた陸上部長、伊野神けいは探偵として事件を解決する。 しかし事件解決後、『あり得ない人物』の声がして――。 「この小説の真犯人はお前だ○○○○○!!」 青春探偵小説の流れを汲みつつ、終盤に物語は予想もしない方向へ舵を切る! 果たして犯人は――?
  • 満月の裸 シン・ミライ選詩集
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    1巻1,100円 (税込)
    日曜の朝 毒に汚されたであろう昔の女を どうしているかと気にかけながら 野菜を洗っていたら 指先に小さな棘が刺さった 他の指でなんども抜こうとする 毛抜きもどこへやったか思い出せない~作者の詩ブログ「シン・ミライ」から恋心をうたう詩片を編んだ選詩集。
  • 決闘
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    人妻と同棲し、無為に日々を過ごす主人公ラエーフスキイ。怠惰で酒色に溺れ、周囲に悪しき影響を与える彼の存在に我慢がならない動物学者のフォン・コーレンはことごとく彼と対立し、仕舞いに二人は決闘をすることとなる。しかし、そこには勝者も敗者もなかった。現状からの逃避では何も解決せず、目の前の現実を受け入れることからすべてが始まることを知るのであった。
  • 熊 笑劇 一幕
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    夫を亡くして悲しみに暮れるポポーワのもとに、夫が残した借金の取り立てにきた男スミルノフがやって来た。返済を迫るスミルノフ、断り続けるポポーワ。熾烈を極める口喧嘩はいつの間にか恋の駆け引きへと変わっていく。
  • グーセフ
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    多くの負傷兵を乗せたオンボロの船はロシアへと帰る船だ。その船に乗る者、それはもう生存の見込みがない者ばかりが押し込められている。どんどん命を落としていく兵たちは、軍の上層部に悪態をつき、または船の中で次々と死んでいく仲間たちの想いに馳せている。グーセフは聖書の言葉を引用し自らの苦しさを感じながら、故郷にいる家族の行く末を案じていた。
  • 家なき子 (上) 前編
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    フランスのシャバノン村で母とふたりで貧しくも幸せに暮らしていたレミ少年。レミが8歳時、パリに出稼ぎに行っていた父親がケガをして帰ってきた時、自分が孤児であることを知らされるのだった。そしてレミは旅芸人ヴィタリスに40フランで売られ、無理矢理旅に出ることになるのだった。レミは一座のひとりとして、ヴィタリスから文字や音楽を学びながら様々な人たちと出会うことになるのだった。
  • ロボットとベッドの重量
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    1巻275円 (税込)
    ある男が死ぬ前、自分の妾のためにロボットを作った。死後、妾に自分の代わりをするために、そして妾が他の男と結ばれないようにするためのロボットだった。だが、妾は男の意志に反して新しい男とできてしまうのだが……。
  • 入江のほとり
    -
    1巻275円 (税込)
    教職に就きながらも独学で何年も英語を勉強していた辰雄。だがある日、久々に帰ってきた長男の栄一から、お前の英語はすべて無茶苦茶で意味を成していない、どうせ発音も間違いだらけなのだろう、愚の極みだ、田舎にいるのなら短歌や句でいいんじゃないか、伝わらない英語を学んでもどうにもならないだろう、と言われてしまう。
  • 約束の詩 -治まらぬ鼓動- Promised poetry: Never forgettable love
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    1巻1,430円 (税込)
    〔本文より〕 初めて会って以来一途に思い続け、一時も由布子のことが心から離れなかった…。 〈男子みんなが憧れているあの高嶺の花の由布子が、あのお姫様が、何と、この自分を本当に思っていてくれている。ああ、こんな幸せ、本当にあるのだろうか? 夢ではないだろうか?〉 足が地から浮き上がり、のぼせ上がって有頂天に…。自分のために世界がある…。もう何も怖いものは無い。何でも出来るような不思議な力が湧いてくる。…美しいヒロインを恋人に持つ映画の主人公になったような気分でもある。 どんな言葉を使っても表現し尽くせない心情。決して大袈裟ではない。 こんな満ち足りた幸せが訪れ…高揚する気分になれることも人生にはあるものなのだ…しかも教室で…授業中に…こんな気持ちになれるなんて…学校へ行くのがこれほど楽しいとは…。 晶彦は生まれて初めて、天にも舞い上がるような幸せ感に包まれた。そして、いつまでもこんな気持ちでいられたら…と、祈る思いである。 (中略) 恋うひとに 思われている 幸夢心 (中略) 駅に近付いて、晶彦はハッと一人の女子学生の姿に心を奪われ、視線が彼女を追った。その姿はうららかな陽光を浴びて、人混みとともに駅の中へと消えて行った。晶彦は視線を逸らさず、ただその場に佇んでいた。 出張のことで頭がいっぱいで、一時潜んでいた由布子の存在が、ひょっこり晶彦の心に戻って来た。あの笑顔、明るい声、仕草、そして、教室での彼女など、数々のシーンが、次々と輝き始め、あの至福のステージが蘇ってきたのである。 「どうなさったのですか」 肩を叩く優しい女性の声が聞こえた。 「いえ、何も」 そう応えたものの、同じ所に佇んだまま思いの外、時間は経過していて、目は涙で潤んでいた。最高に幸せな思い出は、最高の辛さにも変わるのである。 いつしか新幹線の窓際のシートに座っていた。晶彦は顔を窓の方を向けている。涙が溢れ出て止まらない。晶彦はまだ、あの至福のステージの中にいた。由布子は咲き始めた花のように、瑞々しいまま微笑んでいる。しかし現実の晶彦の側に、彼女はいないのだ。 髪がたや 似た後ろ影 心を突き        なお治まらぬ 鼓動… と、まで詠んだ。しかし、後が定まらない。 悲しくて、切なくて、そして、儚く、空しい思いが入り乱れ、愛しさが止めどなく込み上げてきて、渦を巻いているのである。
  • 二重奏 -いつか行く道- Life of love: Realize thinking
    -
    1巻1,430円 (税込)
    スキー場の山荘はオイルショックのため未完成で、内外装はおろか床は土のまま木くずが散乱している。そんな中で男女は出会い、二人は楽しみを見つけ、正月休みを過ごす。男は大阪、女は名古屋。付き合ううち恋人の親が経営する会社や家が窮地に陥り、男は全てを捨て名古屋に駆けつける。命を賭け、恋人のため会社の再生に尽くす。会社再生後、恋人の兄に会社を託して一人会社を去り自分の道へ進んでいくが、無理を重ねた男は病に倒れ、人生は思わぬ展開へ…。 〔本文より〕 姫が勘助を困らせることをしても、無理を言っても、温かく見守って、報われるあてのない愛をますます募らせてゆく…。 「女性の美しさは、時には男の魂を変えてしまう悩力を持っているんやな…“のう”は悩む方の…勘助のあのような愛し方も何だか切なく…ロマンが溢れていて…由布姫の美しさとともに印象に残っているのです。ま、これらの内容は、僕の欲求的想像も手伝って、作品よりドラマチックに記憶している感も強いですが…」 「でも、あなたも由布姫さまに恋しているみたい…私、何だか嫉妬している気分」 (中略) 「写真を撮る人は今のうちに撮っておいて下さい。明日は早立ちします。槍や穂高も朝は日陰になってシルエットだけになりますから…それから、山の名称は左から、西鎌尾根、槍ヶ岳、中岳、南岳、大キレット、北穂高岳、唐沢岳、奧穂高岳、西穂高岳…」 指を差しながら美紀は細かく説明してから、付け加えた。 「ここからは見えませんが、槍ヶ岳の北側には急峻な北鎌尾根、東側には東鎌尾根が有ります…上高地は西穂高岳の山向こうの丁度この方向です」 この時、太陽はほぼ南南西にあって、突き上がった槍の穂先や連山の稜線から続いている数々の尾根、谷、沢のヒダは、色々な陰影を作り、見事な立体感を醸し出しながら急峻な深い谷へ落ち込んでいる。しかし穂高連峰と鏡平の間には標高約二四四〇 メートルの奧丸山や中崎尾根があるので谷底までは見えない。 幸いにも空は青く、稜線との対比も美しい。この連山の稜線や山肌は、大小の岩がむき出しで、大きな起伏が多い。丸みの少ない鋭い岩肌は北アルプスの特徴で、険しい雄姿を誇示し、とりわけ大キレットや北穂高岳はより急峻に見える。ともかく雄大である。
  • マーキングブルース
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    1巻1,018円 (税込)
    ――あなたの知らないところから、 猫は見ている。人の心の闇の中を。 猫好きでエッセイストとしても活躍する女優・室井滋が 初めて紡いだ“猫”と“女”の不思議な物語。 第1夜 猫随想「深夜の訪問者」 猫物語「帰省」 第2夜 猫随想「可愛い仔がお家で待ってます」 猫物語「クリスマス、タクシーで」 第3夜 猫随想「真夜中のチラシ」 猫物語「29番の猫」 第4夜 猫随想「美容師A子、かく語りき」 猫物語「若いうちから猫と暮らすと……」 第5夜 猫随想「あの仔のためならどこまでも」 猫物語「粉雪の舞う夜に」 第6夜 猫随想「シゲルとチビ その愛の形」 猫物語「ぼくは繋がれし者」 第7夜 猫随想「大切にしよう“ネコ”と“エコ”」 猫物語「男一匹、松岡!」
  • 光と闇のボーイ・ミーツ・ガール 文芸ラジオ アンソロジー
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    男に誘拐された私。誘拐されたままでいたい私。「文芸ラジオ 2号」に掲載された佐藤滴「ストックホルム恋愛学」ほか、さまざまな出会いを描いた不器用なアンソロジー。

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  • 小説 映画 わたしに××しなさい!
    値引きあり
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    ヒミツのケータイ小説家×学校一のモテ男子=絶対服従ラブ・ミッション! 雪菜は、ヒミツのケータイ小説家・ユピナとして大活躍中。ラブが書けないことが悩みで、読者のため恋愛を体験しようとする。拾った生徒手帳から時雨の裏の顔を知った雪菜は、それをネタに彼をキョーハク。「わたしのこと、好きになりなさい!」 究極のラブ・ミッション、スタート!
  • DJ

    DJ

    -
    1巻1,254円 (税込)
    六本木のダンスフロアでDJをしている翔一。彼は仲間と何気ない生活を送っていた。ある日、とある女の子のリクエストに応えると彼女は話しかけてきて……。心熱くするミュージック、ダンスフロアでのテリトリー、そしてドラッグの影と追いかけた夢――夜に混ざり合う濃密な人間ドラマを、懐かしのプレイリストに乗せて描き出す。音を感じる青春小説。

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  • クリスタル シャワー
    -
    1巻880円 (税込)
    わずか十歳で急性リンパ性白血病によって命を閉じた最愛の息子、秀。秀は亡くなった後も母の夢や幻の中にたびたび還ってくる。あまりにも幼いわが子の死に深い悲しみと不安に明け暮れていた母は、幻となって現れる息子の元気な様子に安心し、自分の中には永遠に息子がいることを気づく。そして自分が元気でしっかりしなければ、自分の中にいるわが子が幸せにならないと、強く生きていく力を取り戻す。天国に住む息子と下界に遺された家族との心温まる交わりが、家族にとって新しい生活の始まりとなることを描き出した幻想小説。

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  • ときどき三三七行詩
    -
    1巻880円 (税込)
    泣きたいこと笑いたいこと怒りたいこと、人生いろいろあるけれど、いろんな気持ちを出してスッキリしたら、いつの間にかリズムがついて、応援歌みたいになりました。静かに読むもよし、笑って読むもよし、字余りなんて気にせずに、自分のリズムで読めばいい。これはあなたの応援歌なのだから。読んでいるうちに思わず笑っている自分に気づく、そんな詩集です。

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  • 半身
    -
    1巻528円 (税込)
    ひとり暮らし女性のリアルな日常を、ユーモアを交えて表現。親近感を感じる詩の数々。普段意識していなかったり、見えないものまでもが感情をあらわにし、訴えかけてくる。手元に置いておき、疲れたとき、ふとしたときなどに読んでみたくなる一冊。待望の文庫化!

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  • 心の深呼吸をしてごらん 14歳のあなたに贈る語り詩
    -
    1巻528円 (税込)
    元気づけられる筆文字による表現は、著者が独自に編み出したもの。三十数年の中学校教員を務める間、著者が出会った子ども達の姿が生き生きと映し出される詩には、「人として生きる上で大切にしてほしい思い・夢・願い」が込められている。言葉が心の中で力強い意味を持ってよみがえる。待望の文庫化。

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  • 零れし者たちの墓標
    -
    1巻528円 (税込)
    その雑木林には、死体が沢山埋まっている――。まさか自分が墓穴堀りを手伝い、人間の死体を埋める羽目になろうとは思いも寄らないことだった。(本文より)

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  • 真夜中のジャズ
    -
    1巻880円 (税込)
    前作「星間通信」では、宇宙で孤独に生きる星々の姿を鮮明にとらえ、リズミカルな言葉で詩を紡いだ著者が、今回はジャズをテーマに詩集を書き起こしました。ジャズの世界観を詩につづるという新しい取り組みは、私たちを心地よいリズムの世界へ導いてくれます。表題作の「真夜中のジャズ」を筆頭に、「サクソフォン・コロッサス」「ラウンドミッドナイト」とジャズをテーマにした詩が続き、やがてその世界観は宇宙にも広がっていきます。あなたも、照明を落とした部屋でジャズを流しながら、素敵な言葉の旅に出かけてみませんか。

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  • 宙の音
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    1巻880円 (税込)
    ミント色ソーダ水の雨イースター水仙も透ける寒さや白黄色赤青黄色彩のブルーズ塗り変へるカラフルにして繊細な破調のリズム!画家である著者が、大好きなもの、大切なものばかりを集めて詠んだ、処女俳句集。イラストも著者によるもの。

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  • 「忌」怖い話 回向怪談
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    満月の夜、生き霊は来る…。 怪の痕跡を辿り、恐怖の残響を拾い集めた生々しき実話怪談! 「超」怖い話シリーズの最古参メンバーにして、現・四代目編著者。そして、恐怖箱アンソロジーの箱詰め職人(編者)として活躍する加藤一が年に一度、孤独に書き下ろす実話怪談――それが「忌」怖い話である。体験者から託された曰くつきの話や、長きにわたって追いかけている怪奇事件、妖怪や不思議系の話など、この世で目撃されたありとあらゆる異分子が恐怖とともに詰め込まれている。満月の晩にだけやってくる少女の怪「満月の夕べ」、水をあげ続けねばならない人形の恐怖「命の水」、新興宗教のアジトに遺されていた意外なものとは…「祈り篤き所に神は宿る」ほか、状況証拠も生々しい戦慄の実話怪談を収録! 著者について 加藤一(かとう・はじめ) 1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』四代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』シリーズ(以上、竹書房文庫刊)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。
  • 明日、君が花と散っても
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    「目の前で、ヒトが散っていく、悪夢のごとき謎の病。僕たちはそれを、《死花症候群》と呼んだ」 〈あの戦争〉の末期にばらまかれた生物兵器(ウイルス)のせいで、 ほとんどの人類が死に絶えた世界。 幼い頃、〈ホジョウ〉と呼ばれる集落で拾われ育てられた少年、マサキは、 皆と協力し、自給自足の生活を送っている。 不自由も多いが、気のいい仲間たちと、片想いの少女カエデのお陰で、それなりに幸せだと思っていた。 目の前で、仲間が「散る」までは。 手の先、足の先から葉が生え始め、やがて花となり散ってしまう謎の奇病、〈死花症候群〉。 なすすべもなく散る仲間たちを救うため、マサキは「この世界」の調査を始める。 〈ホジョウ〉とは。〈死花症候群〉とは。そして〈マサキ〉自身の謎とは。 しかし愛するカエデが病に冒されていると知り……。 「世界の終わり」に、あなたは誰を愛しますか? 知らぬ間に涙溢れる、青春純愛ミステリ。
  • 中央アルプス殺人事件
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    1巻682円 (税込)
    うら若き雑誌記者の行方不明から事件ははじまった。 彼女の足跡を導くのは湖の畔に佇む謎の美女、その果てに中央アルプスで山男がつづけて殺害される。 思わぬ人間模様が明らかになるにつれ、姿を見せぬ殺人者が徐々にその正体を現していく。 信州の大自然を汚す人間の欲望を描いた長編山岳ミステリー。
  • 死神山脈
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    1巻660円 (税込)
    安曇野のホテルの一室で女性の遺体が発見された。 当然、部屋を予約し、チェックアウトして姿をくらませた日比野が容疑者とされた。 だが、長野県豊科署の刑事・道原伝吉は捜査により、日比野をかたった真犯人がいることを突き止める。 しかし、目的はわからなかった。 捜査がゆきづまりを見せはじめた頃、第二の事件が起きてしまう。 やはり、日比野をかたったものの凶行だった。 地道な捜査をすすめる道原は、穂高、安曇野、そして東京が、欲と保身によってつながっていることに気づいた。
  • 崩壊山脈
    -
    1巻660円 (税込)
    北アルプスから下山した岩佐は、都内の愛人宅の部屋のドアを開けたところで殺害された。 凶器は、ピッケルと思われ、登山経験者が疑われたが、手掛かりに乏しく、捜査は手詰まりになった。 そこに、また登山用具を凶器とする殺人が起きた。 地道な捜査がつづけられたが、犯人どころか、犯人像さえ浮かばなかった……。 はたして、執念の捜査が実を結ぶのか。 長野県警豊科署の道原伝吉が、金と色の欲にまみれた連続殺人の深層を暴く!
  • 黒曜石の記憶
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    1巻550円 (税込)
    いまから五千年ほど前、九州南西岸を丸木舟が北へ向かっていた。海が荒れたこともあって夜の航海を強いられ、残った四隻は霧の切れ間に見えた小さな岬の浜に疲れきって上陸する。そこは三方を山に囲まれた低地で、海に面した東側に潮の流れの速い海峡を隔てて多島海が広がっていた。  彼らは海底火山の大爆発の影響から再生したもの疫病で次々に死者が出るムラを捨て、良質の黒曜石の産地として知られる山と、一日に二度広大な干潟が出現するという豊穣の海を目指して旅に出たのだったが、仲間の離散や失踪、妊娠などのため、その岬で停滞を余儀なくされた。  生と死、漁と猟、子供の成長と家族の絆が紀元前三千年の日々の生活や季節の変化とともに展開されていく。
  • 天城越え殺人事件
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    東京・亀有の私立探偵・小仏太郎のもとに、高級旅館の女将から依頼があった。旅館は修善寺温泉にあり、最近、住み込みで働き始めた謎の美女ユリの身元を調べてほしいというのだが? かの文豪も越えたという天城峠――。おそるべき事件の鍵はこの土地に隠されている!? 大人気トラベルミステリー!
  • 霊感書店員の恐怖実話 怨結び
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    1巻715円 (税込)
    ガリガリガリガリ……爪を噛む音が追ってくる! 彼女(ストーカー)は生者か、死者か? 広島・岡山で起きた奇怪な心霊事件の数々。 小説より怖い本屋さんの実話怪談! 友人と自殺の名所として知られる心霊スポットに遊びに行ったトシは、飛び降り自殺の現場に出くわし、まだ息のあった彼女を助ける。 1年後、トシは合コンで裕美という女と知り合った。 彼女は壮絶なストーカーと化し、果ては一緒に死のうと殺意をもった襲撃を繰り返してくる。 「あの娘は、1年前に俺たちが助けてしまった女なのかもしれない…」 友人の推測にまさかと思うトシ。 だが、その疑いはしだいに現実味を帯びてくる。 二人は真実を確かめるため、もう一度現場を訪れるが…。 戦慄の表題作「怨結び」ほか、広島で書店員として働く著者が体験した不気味な心霊事件の数々を収録。視えちゃう本屋さんの怪奇な日常へようこそ! 著者について 104(トシ) 広島在住の霊感書店員 小説投稿サイト「エブリスタ」にて「Rule-消滅教室(講談社刊)」原案を手掛ける。
  • 明日なき者への供花
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    メルヘンなき現代に起りうる夢を孕んだ物語。就職浪人、女房に逃げられた中年男、部下の不始末でクビにされた窓際男の三人組が、日本最大の組織暴力団の跡目相続争いに巻き込まれた女子大生と知り合ったことで人生が変わる。姫を護る現代の三銃士が凶悪なヤクザと戦ううちに、見失った生きる目的を再び見出していく現代のメルヘン・ミステリー長編。
  • 人畜無害殺人事件
    値引きあり
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    井上刑事の恋人直子の恩師井村典子が不倫!そして不倫相手のTV局員唐木が殺される。捜査開始早々に自首してきた男はなんと典子の夫。どうやら典子が真犯人と思い込んで、身代りを志願したらしい。そのうち、第二の殺人が……。ご存じ大貫・井上コンビに直子を加えてのドタバタ、大めいわく捜査が始まった。さて結末は? ユーモア連作推理。
  • A Fresh Loaf of Poetry from Japan
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    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私の郷里は奄美諸島の喜界島であるが、奄美諸島は1946年2月1日から約8年間、行政的に日本本土から切り離された。その間に米国留学の制度ができたので1950年に奄美・琉球諸島からの52名の留学生の一人として渡米した。 ニューヨーク州立アルバニー教育大の二年次の時、英語担当のヴィヴィアン・ホプキンズ教授に詩の創作を勧められて、最初1954年にボストンのクリスチャン・サイエンス・モニター紙に投稿して以来、書き続けている。 自然、社会、戦争、人間関係、原発、核兵器、世界詩人会議などなど、あらゆる事象について書いた英詩の中から、約210篇を精選し、一冊に、まとめたのがこの詩集。私の詩8篇ほどは米国、カナダ、オーストラリア、南アフリカの学校教科書26冊ほどに収録されているが、インターネットで調べてみると、私の詩数篇はロシア、中国、ブータン、ベトナム、チリ、インドなどでも、広く英語教育に使用されている。
  • ぼくたちのためのレシピノート
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    周囲の人間と上手く接することのできない大学生、今川広夢。彼はある時、バイト先の同僚・星野響が、アパートの隣の部屋に住んでいることを知る。明るく無邪気な響、その恋人の新木ゆりと三人で過ごすうち、広夢は彼らに惹かれていき、日常が鮮やかに色付いていく。しかしある日を境に、広夢は響とゆりになかなか会えなくなり……。内気な青年の変わりゆく日常を描いた、友情と、恋と、喪失と、再生の物語。
  • 虚線の山
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    1巻660円 (税込)
    山岳ミステリーの第一者の作家人生、充実期の山岳ミステリー集だ。意表をつく見事な展開を繰り広げる3つの中編からなり、いずれの作品も筆が冴え渡っている。表題の『虚線の山』は、槍ヶ岳から戻るはずの夫を待っていると、深夜、見知らぬ女から、衝撃の知らせを受けた。夫は、女の部屋で急死したという。夫の死の原因は何か、本当にその死は病死だったのか。悲しみに暮れる中、妻は動き出す。 『氷の密室』は、生活苦からやむなく自分の臓器を売ろうと決めた男にもちかけられた怪しいバイト。「臓器を売る気になったんだから」、どんなことでもできるはずだといい、100万円を振り込んできた。男はそれが罠と気づいたが、すでに抜けられなくなっていた……。 『殺人・クリヤ谷』は、母が亡くなる寸前、一人娘の浩子は金を貸していたと教えられる。その額、1500万円。借金をしている、下町で印刷会社を営む東川は、小狡かった。 返済する気がないとわかり、浩子はある危険な申し出を東川にしたのだった……。
  • 隔離都市
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    1巻880円 (税込)
    普通の公立高校3年生の黒澤芽衣は、なんとなく夏休み明けのテストを終えて週末を楽しもうとしていた。そこに、部活の後輩である木暮悠希が、映画の違法ダウンロードを試み変なファイルをつかまされたと相談に来る。内容はメールファイルや暗号めいたものばかりで、中には都内の各駅に何かを散布するというテロの予告めいたものもあった。
  • 川柳句集 ひびき
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    1巻880円 (税込)
    「土俵に戻る花道はない。でも歩くしかない。生きるしかないのだ。」セカンドライフを送る人すべてに贈る、五七五の人生賛歌。野良猫が水を飲んでいる風景に発想を得て作った川柳を職場の仲間に披露したところ、思いがけず大きな反響があったという著者が退職後、本格的に川柳をライフワークと活動をはじめ生きた証を一冊にまとめた川柳句集。 暮らしの中のちょっとした気づきから社会諷刺、人生観にいたるまでの振り幅の大きい題材を、書名の通り「読者と響き合えるもの、共感できるもの」を意識しつつ、誰にでも分かる易しい言葉をつかい、個性ある視点で十七音で綴っている。また正義感や孫、クラス会、みちのくの旅、野田市に住んで、生き物とともに、という六つのテーマ吟も意欲的。 丸くない男の土俵そっとおり 愛の鞭力加減が難しい 見返りがたまには欲しい時もある 軟弱な地盤に立てた旗印 生きるには泣くか笑うか金が要る 捨てる人いて拾う人誉められる 人様をじっと見ている認知症 少子国九月生まれが少し増え 安心がかけ捨てられた保険料 フランスが日本部下に☆三つ
  • 国家の存続 ─人生方程式─
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    1巻990円 (税込)
    志摩と大阪を舞台にした物語だが、国家自滅の危機に直面して、人口問題、経済、日銀の政策にも鋭く踏み込んでいる。一方、地震対応の建築技術、水害、津波用建築物とともに町の在り方、国家の在り方についても提言している。本書は『恋のおばんざい ─天下国家への手紙─』の姉妹作である。 現在の市場原理主義マーケットは、個人投資家の短期売買、空売りファンド、ヘッジファンド、証券会社の自己売買等強制的空売りで、経済をデフレへ、そして、一方の投機筋は出来高が少なく、仕掛けやすい日本の市場で、自己の利益のために、株をしていない人まで道連れに、個人や国の資産まで低下させ、好き放題にしている。
  • 恋のおばんざい -天下国家への手紙- The story of love in small dishes cafe: Letter to the nation-state
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    1巻880円 (税込)
    本書は『国家の存続 人生方程式』の姉妹作である。 〔本文より〕 「何年か前、私の田舎に橋だらけ、道だらけ、という具合に立派な橋や道を作りまくって。各家の前まで。そして、たまにしか利用しない山道まで舗装をした。更には、米の減反を進める中、農地の改良までして、立派なインフラを整え、あげくの果て、過疎化や耕作放棄地となるのですが、これを日本中に作って大きな借金の一つにもなっています。このようなことは予想できたはずなのに、政治家は票獲得のため、行政担当者は怠慢と言うしかありません。馬鹿を通り越しています。地方の住民は自分たちが税をあまり納めていないのに、便利さを自治体へ要求する。今でも言えることですが、国中そのような考えの人が多い。自ら行動するのでなく、してもらえる、してほしいと思っている。何か改造するとなると、総論賛成でも、自分に関係した不利益なことになると反対になる」 (中略) 校門を入ると和子は幸成の腕に抱きつくようにして歩きだした。 「少し離れてよ。あなたは綺麗だし、私にくっついていたら、それに、この派手なペアのリュックのアップリケは目に付きすぎる」 「うちはかまわないえ」 「私は学校を首になるよ」 「丁度良いんじゃない。うちのお養子はんになれば」 「しかし、性急な話だね」 「うちも、お父はんも幸成はんを気に入っているし」 「でも、すぐには決められないよ」 「うちのこと嫌い?」 「好きだよ」 「うち、デパートでお会いした時、一目惚れしたんえ」 「和子さんにはかなわないな。あなたにかかったら私もたじたじだな」 「そうよ。もう覚悟しなさい」 「養子になっても、これじゃお尻に敷かれっぱなしになるね」 「座り心地の良い座布団になっておくれやす」 「ああ、熱が出てきた」 「ふふふふ、ああ可笑しい」 和子は楽しくてたまらないのである。
  • 復讐のランウェイ
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    1巻990円 (税込)
    仁田水月と岩下輝美は世田谷デザイナー学院に入学した時から、とても気が合い、仲のいい友達であった。したがって、当時のクラスメートにとってはこの二人のジョイント・ファッションショーに不思議なことは何もなかった。しかし、水月には人には言えない秘密があった。世田谷デザイナー学院時代に輝美との間で信じがたい裏切りの体験を味わったからである。 十年前、水月は学生コンクールのファッションショーでグランプリを獲るべくデッサンを何枚も何枚も飽きずに描いて、その中の渾身の作品を岩下輝美に見せた。水月には全く意外なことだったが、輝美は水月のデッサンを酷評した。水月にとってそのデザイン画はいずれも自信作だったため、輝美に酷評されてすっかりしょげかえってしまった。落胆した水月はそのデザインを諦めて別のデザインの衣裳を制作して学生コンクール当日に臨んだ。なんということだろう。生徒の中でまったく目立つ存在でなく、下馬評に名前も出なかった岩下輝美の発表したデザインのドレスは、先日水月が輝美に見せたデザインそのものであった。それも、デザインはおろか色彩もほぼ同じで、まるごと水月のデザインの盗作でしかなかった。しかし、結果は言うまでもない。岩下輝美のドレスがグランプリを獲り、輝美はその年の栄えある最優秀学生賞に輝いたのであった。
  • 神さまのお恵み
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    1巻1,300円 (税込)
    襲いかかってくる困苦災厄は彼女にとって「メシの種」。やっかいな事件や人物は神様の贈り物だった……。信じ難い、面白い、不思議な話を8話収録。 【本書の目次より】神さまのお恵み/夏が過ぎて、そして秋/怪談石切が原/岸岳城奮戦記/玄界灘月清し/花子の場合/清らかな娘/孝行息子

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