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イロニアの大和
保田與重郎をめぐる大和文学紀行。――国のまほろば・大和の地に刻まれた、無垢なる魂の悲惨と栄光。悠久と無常の風土に、保田文学の根源をたどる、碩学の傑作評論。 「保田を読み始めた頃は旅を嫌っていた若者が、老境に入って、旅の経験もかなり積み重ねて来たその蓄積の上で、保田の大和を眺めた時どのように見えるか、そのことをたしかめようとしたのがこの本である。いうまでもなく現実にはその土地は行政区画としての奈良県であって、そこにひそむ遠い過去の追想は、所詮幻にすぎぬかもしれない。しかし幻にこそ土地の神髄があると考えれば、現実の相はかえって虚にすぎなくなるともいえる。実にして虚、このイロニーの上に保田の大和は浮んでいると見た所に表題を置くいわれがあった。」(後書より) -
月蝕の祝祭
永遠の若さと命とを約束する“月の水”は、だが、一族以外の者にとっては、それがそのまま死を招く水となる、と叔母は晶に言ったのだ。母に言わせれば、叔母の話す事などは一から十まで絵空事ということになるのだが、母と幾つも違わないはずの叔母の若さを見ると、晶にはますますそうは思えなくなる。(「月の水盤」より) 人間の深層に隠された心理が織りなす魔性のサスペンスを描く。本格耽美小説作品集。 *月の水盤 *宿命の女 *双貌の月 *黄金残照 *蒼い薔薇 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。 -
月の振り子
あの月が何に見える? 僕には振り子みたいに見えるよ。絶えず動いているのに、それでいていつも同じ弧を描いている振り子に……。もともと僕らは誰でもない者なんだ。あの月光の奥に溶け込むその時まで、これからずっと、行き来し続けるのだろう……。(「月の振り子」より) 表題作の他3篇を収録した本格耽美小説作品集。 *聖母たちの囁き *夢鏡 *十三日のバレンタイン *月の振り子 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。 -
夜叉の鏡
桂木東吾の大学時代の恩師、鎌田教授が殺された。民俗学の権威である彼が残したのは、謎の言葉が記された一通の手紙のみ。「鏡面に映りし 夜叉の 朱き血が 染めし一夜の 八重桜かな」……東吾はこの歌を手がかりに、新米ミステリー作家の聡美と共に犯人を探し始める。やがて東吾の前に現れた人物は、かつて鎌田教授につれられて“不二の里”を訪れた際に出会った、一人の美しい少年だった……。 代々神に仕える巫女を“夜叉”と呼び、女達の慟哭や呪詛を何百年もの間のみこんできたという神社を舞台に、悲劇の幕が上がる。呪われた一族の血に翻弄されながら生きた、少年の哀しい想いとは? 長篇ミステリ小説。文庫版から大幅に加筆修正の上、「電子版あとがき」を追加収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。 -
さくらさくら
彼は青い月光を含んだ冷たい夜の空気で胸を満たしたかった。けだるい足を運んで、彼がその開けはなった高窓の鉄枠に身をもたせかけた、その時だった。青い桜の下に、ふいに白い影が浮かび上がった。ぎくりと身を起こして凝らした目に淡く儚げな少年の姿が一瞬映り、瞬きする間もなく青い闇の中に溶け入って消えた。(本文より) 精神科医である安達実彦は、赴任先である郊外の病院を訪れた。中庭の中央には、明らかに古木と知れる、なんともいえない妖しい息づかいを感じさせるような桜があった。やがてその桜にまつわる不吉な伝説を聞かされて……。本格耽美サスペンス。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。 -
双貌のマリア
毎日この像の前に額づく二人の女も、片方は自らの生活を厳しく律して修道女としての人生を貫いてきたことに矜持と意地をもち、もう一人は、女手ひとつで娘を育てた人生に誇りを感じながら、雇い主の妻が亡くなったこの祭壇で、その彼と娘との結婚を母として願い続けていたのだろう。「二つの貌か……」胸の中に重い嘆息とともにつぶやいた享平の目に、その時、大理石のマリア像の上に広がるうっすらとした染みが飛び込んできた。(「双貌のマリア」より) 表題作の他2篇収録の作品集。 *真紅の貴婦人 *死んでしまった弟 *双貌のマリア ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。 -
イヴの鎖
私たちは生まれ方を間違ったの? どこでなら生きていけるの? 名門私立女子学院の高等部を卒業し、国立大に進学後、弁護士となった有吉馨。彼女は、世間的には恵まれた境遇だと思われていたが、暗い過去と性の秘密を背負っていた。担当した離婚調停が不調に終わろうとしていたある日、同じ事務所に勤めている高校時代の友人・匡子とトラブルを起こしたことから、馨の周囲の平静が少しずつ狂いはじめる……。 授けられた性とは異質な精神を持つものたち「トランスセクシュアル」。この果てしなき迷宮からの解放とは? 性的マイノリティの懊悩を描いた長篇小説。「電子版あとがき」を追加収録。 ●榊原史保美(さかきばら・しほみ) 東京都出身。立教女学院を経て中央大学文学部哲学科卒。1982年『小説JUNE』創刊号の最優秀投稿作に選ばれ、「螢ケ池」でデビュー。1985年、初の単行本、『龍神沼綺譚』を上梓。以降、民俗学、宗教学の素養を生かし、形而上学的テーマを昇華させた作品『鬼神の血脈』『荊の冠』等、多数発表。美意識に貫かれた作風により、「耽美小説の草分け的存在」と称されることも多い。1995年発表の『蛇神 ジュナ』より、ペンネームを「榊原姿保美」から現在のものに改めている。趣味は、陶芸、写真、近代建築・ギャラリー巡り。 -
交差点であった泣ける話
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。 収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。 本書では「交差点」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。 【掲載エピソードの一部】 「人生の地図」 人生に疲れ果て、ホームの端に立っていた俺は青年に腕を引かれ… 「青信号の46秒」 原宿で服を買い、美容室で髪を明るく。もう、今までの私とはお別れだ。 「楽園リミット」 家にはいつも、犬がいた。犬を連れてきたのは、唯一の家族である父だった。 「幕の向こうに綺羅星はある 熱血とかキラキラしたものには無縁だった人生。もう大学二年生の秋を迎える。 「最後の交差点」 松葉杖をついて、交差点で信号を待っていた飛路。しかし、渡ることはできない。 【執筆陣】 朝来みゆか 青信号の46秒 浅海ユウ ひまわりの君 一色美雨季 金魚供養 国沢裕 つないだ手 杉背よい 記憶が交差するところ 天ヶ森雀 楽園リミット 鳴海澪 親指の迷信 猫屋ちゃき 幕の向こうに綺羅星はある ひらび久美 最後の交差点 溝口智子 人生の地図 南潔 推し活スルースキル 矢凪 三丁目のおむすびや -
屋上屋台しのぶ亭 ~秘密という名のスパイスを添えて~
愛知県錦二丁目にある古ぼけたビル。 その屋上には一軒の屋台『しのぶ亭』があった。 看板もメニューもなく、店主はフクロウの覆面を被っている謎だらけの屋台。 しかし、振るまわれる料理はどれも絶品! そんな屋台に訪れる人も一癖も二癖もある人ばかり……!? 屋台にやってくる人たちが織りなす切なくあたたかな人情物語 -
一〇八怪談 鬼姫
凝集された濃密な怪談! 各地に在る怪異の因縁を解き明かすと恐怖が屹立する! 川奈まり子が記録する108話の現代実話霊異記 緻密な取材と資料調査によって怪異に肉薄するルポ怪談の旗手・川奈まり子が綴る渾身の怪異譚シリーズ! ・悲惨な歴史が残る道東の峠道で邂逅した怪異「常紋トンネル」 ・次々と心霊現象を巻き起こす強烈な仏像「怒り弁天」 ・某私鉄職員の間で密かに語られる現代鉄道奇譚「白昼の彼岸駅」 ・災難にたびたび見舞われる男性、その原因は…血の因縁と凄惨な祟りに迫る連作「くちなわ」 ・現代の地名に語り継がれる恐ろしい伝承「鬼姫」 ――など108話の怪談に余話8話を加えた超濃恐な一冊。 怪と恐怖の連鎖をじっくり体感していただきたい。 -
恐怖箱 祟目百物語
誰に会っても「ウメザワさんだろ?」と確認される(ウメザワさん) 「むかーしむかし…」夫の腹から聞こえる老婆の声(腹式) 新品のエアコンから異音。修理で開けると中から女の指が…(エアコン) 他、令和に起きてる異常事態。 日常の実話怪談100! 現代日本で実際に起きている異変、日常生活の中でテロのごとく遭遇してしまう怪を100話集めた実話怪談集。 ・電車で乗り合わせた男のボストンバッグから突き出た子供の手に似た何か。次の瞬間、男がバッグを投げてきて「向かいの乗客」 ・夜中に出た鼻血。寝ぼけたまま拭ったところ、翌朝ティッシュに文字が「ティッシュ」 ・肉眼では誰も見えないのに、警備会社からカメラに人が映っていると言われ「頭がパンクしそう」 ・ツーリング仲間が嫌う県道〇号。事故がある度に道路の法面に並ぶ首が増えていく「法面」 ・寝返りを打つと顔が浮かんでいる「ハンガーラック」 他、なぜこんな目にと言いたい百話! -
おりーぶの海
1965年、あの夏の数日間を生涯忘れることはない―― 純粋に生きようとするが故にぶつかる壁。 葛藤の日々。それこそが青春だった。 日米安保とベトナム戦争の60年代。 神戸を舞台に、大学生たちの瑞々しい青春を描いた純文学小説 顔も知らない実母への強い思慕を抱きながらも、龍一は人としての成長を目指し、学生団体活動、道場での鍛錬、アルバイトに忙しい日々を送っていた。そんな中で出会った女学生たちは彼に惹かれて行く。しかし龍一は、彼女たちの強い想いに応えられずにいた。相次ぐ挫折、試練……龍一は悩みながらも、自分を偽ることだけはすまいと、勇気を奮い起こして立ち向かおうとする……。 -
君がいる
作詞家としても活躍する著者の小説、エッセイ、詩作品を収録。 恋人に別れを告げられた憲治は、傷心しながらもあるジャズバーのドアを押す。そこに待っていたのは……。表題作を含む小説4篇、エッセイ6篇、詩24篇を収録した作品集。「ドリームジャンボ」「大樹」など、ストーリー性に富んだ小説、「ブレンドコーヒーとカレーライス」など、日常の出来事を切りとったエッセイ、「さくら」「街ん中」など、リズミカルな詩を掲載。 「三人兄妹の私は、内気な少女でしたが、胸の奥には熱い何かがあり、それを表現したいという衝動がいつもあったような気がします。時に歌であり、時に演じることであり、胸の孤独部屋で言葉をあふれさせたり……。 夢見る乙女であった昔と、今もたいして変わっていないね、とは、もう一人の自分の声です」(あとがき) -
双頭の鷲は啼いたか 現代短編集
ふとしたきっかけから、運命は交錯しはじめる。様々な人間模様を描く3篇。 予備校で働くタケルと、エリート医学生の武史。それぞれ全く別の人生を歩んでいたが、ある事故がきっかけで、運命が狂いだす。全く同じ顔を持つ二人の、出生の秘密とは。―『双頭の鷲は啼いたか』 他人とうまく付き合えず、不器用に生きてきたあずさ。周囲の優しさに支えられながら、少しずつ自分を強く持つようになる。そして、無名のカメラマン亨と出会う。愛する人と結ばれ、慎ましく懸命に暮らすが……。―『exist together 共に和がれる』 とある町の花屋には、様々な事情を抱えた人々がやってくる。一方、花屋の切り盛りをする美帆も、身内に言えない秘密の悩みを抱えていて……。―『花を纏う』 -
愚の多面体
人間の愚かな部分や弱い部分をあえてさらけ出した詩集作品。 「(前略)間違ったものを許さない、少数派の意見は認めない、偏った意見は排除すべきであるetc……。少し大げさですが、現代社会の抱える「正しさ」の息苦しい層が厚みをさらに増しています。これからの時代では、それはより一層顕著になっていくでしょう。そこで私は言うのです。 それが一体何だというんだ! どう生きたって自由です。なにをしたって自由です。たまに非難されることもあるでしょう。でも別にいいんじゃないですか?あいつはあなたの何なんですか? 自分で自分を「許容」して生きていきましょう。たとえ愚かと言われても。」(あとがきより) 鮮烈な熱情がほとばしる詩46編。 -
自殺投票
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「小説とコミックを同時に楽しめる! 新しい読書体験しませんか?」新感覚ノベルコミック『peep premium series』創刊! 250万DL突破の大人気アプリ「peep」の人気コンテンツを、小説とコミックを合わせた新形態シリーズとして書籍化! 退出絶対不可能の自殺ゲームに巻き込まれた学生たちの恐怖を描いた衝撃の問題作! 謎の自殺ゲームに強制参加させられた少女たち、大切なのはイノチか、トモダチか?(「自殺投票」)惨劇から1年、映画研究会の大学生7人のグループチャットに謎のアカウントが追加され、再び恐怖のゲームが始まる!(「自殺投票-全員、有権者-」)絶対逃げることのできない自殺ゲームに巻き込まれた学生たちの暴かれていく人間性と恐怖を描く2編を収録! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
告白ダウト
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「小説とコミックを同時に楽しめる! 新しい読書体験しませんか?」新感覚ノベルコミック『peep Premium Series』創刊! 250万DL突破の大人気アプリ「peep」の人気コンテンツを、小説とコミックを合わせた新形態シリーズとして書籍化! 素直に「好き」を伝えたい――。青春×ヒミツ×恋の物語! ウソの告白ゲームで、たどりついたのは本当の恋?(「告白ダウト」)私の日記にメッセージを書いてくれるあなたは、誰……?(「名前の知らない交換日記」)転生したらまさかの当て馬!俺の恋、叶いますか?(「転生したら恋愛マンガの当て馬だった!」)読んだらきっと恋がしたくなる! 届かない想いが交錯する…切なくもときめく恋の短編3編を収録! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
スマホでバズった怖い話
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「小説とコミックを同時に楽しめる! 新しい読書体験しませんか?」新感覚ノベルコミック『peep premium series』創刊! 250万DL突破の大人気アプリ「peep」の人気コンテンツを、小説とコミックを合わせた新形態シリーズとして書籍化! スマホで100万回読まれた、あなたの隣に潜む恐怖の物語!! 穴の中に潜む女の目がどこまでも、追いかけてくる――。(「マンホールから覗く女」)人生に一度きり合法的に人を殺せる権利、使いますか?(「一殺条例」)社会のゴミを殺せば、会社にいかなくてもすむ?(「電車を遅延させたかったので、目の前の酔っぱらいを線路に突き落としてみた」)公衆トイレの落書きに、返事を書いたら殺される?(「殺してもいい人、連絡先を教えてください」)読んだら最後、日常に戻れなくなる4編を収録した「バズ怖」シリーズ第1弾! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
雪旅籠
江戸時代末期、北町奉行所定町廻り同心の戸田惣左衛門は、若かりし日より悪人の捕縛や吟味に辣腕を振るい、『八丁堀の鷹』と謳われてきた。妻に先立たれ、園芸と囲碁を趣味にする惣左衛門と、やり手の父親を持ちながらどうにも気弱な息子清之介。対照的な同心親子が、時代に翻弄されながらも、遭遇した謎に真摯に対峙する。大老井伊直弼が暗殺された桜田門外の変を題材にした「逃げ水」、雪に閉ざされた旅籠での殺人事件の謎を描く表題作「雪旅籠」など全八編。惣左衛門親子に加え、惣左衛門の後添えとなる花魁お糸の推理もますます冴え渡る。時代ミステリ『恋牡丹』姉妹編、登場。【収録作】「埋み火」/「逃げ水」/「神隠し」/「島抜け」/「出養生」/「雪旅籠」/「天狗松」/「夕間暮」/後書き -
「無理」の構造 この世の理不尽さを可視化する
ヒット作『具体と抽象』に続く第二弾。努力が報われないメカニズムを可視化し、思考のコペルニクス的転回を 努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。 本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を明らかにし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。 抵抗が無駄に終わる原因の一つは、「自然な流れや法則に逆らっている」ことにあります。つまりどこかに「無理」があるということなのでしょう。 本書では、読者の頭の中の「コペルニクス的転回」に挑戦します。—「まえがき」より 本書のタイトル、〈「無理」の構造〉は、〈理(ことわり)なきことのしくみ〉、あるいは〈理不尽さのメカニズム〉です。 【目次】 第1章 錯覚の積み重ねと「三つの非対称性」 第2章 「知識」の非対称性、「思考」の非対称性 第3章 「具体と抽象」の非対称性 第4章 「言葉」という幻想 第5章 「人間心理」の非対称性 第6章 1:9の「ねじれの法則」 第7章 気づきにくい社会や心の不可逆性 第8章 社会・会社の劣化の法則 第9章 具体化・細分化の法則 第10章 上流・下流の法則 第11章 「微分と積分」と現実 第12章 のこぎりの法則 第13章 折り曲げの法則とストックのジレンマ 第14章 大企業「病」という幻想 第15章 宇宙と「人間の心」 第16章 コミュニケーションという幻想 第17章 「公平」という幻想 第18章 「対等」という幻想 第19章 決定的な非対称性 第20章 「全体像」という幻想 第21章 「経験則」という幻想 第22章 「啓蒙」という幻想 【著者】 細谷功 著述家、ビジネスコンサルタント。1964年、神奈川県に生まれる。東京大学工学部を卒業後、東芝のエンジニアを経てビジネスコンサルティングの世界へ。問題解決や思考に関する講演やセミナーを国内外の大学や企業などに対して実施している。著書に『地頭力を鍛える』(東洋経済新報社)、『メタ思考トレーニング』(PHPビジネス新書)、『会社の老化は止められない』(亜紀書房)、『具体と抽象』『自己矛盾劇場』(以上、dZERO)などがある。 -
全てのアイドルが老いない世界(小説すばる Digital Book)
「私――普通の人類に戻ります」。その日、伝説のアイドルユニット・リリーズの國府田恵(こうだめぐみ)は、永遠にステージを去っていった――。一人残された愛星理咲(あいほしりざ)は、恵の行方を案じつつソロ活動を続けていたが、そんな彼女の前に、恵の居場所を知るという少女が現れる。少女の狙いは何なのか。そして彼女たち「アイドル」の正体とは……? 『なめらかな世界と、その敵』の著者が贈る、新時代のSFアイドル小説! カバーイラスト:掃除朋具 ※本作品は「小説すばる」2020年6・7月合併号掲載の中編小説を電子書籍化しました。 -
忍者ルネッサンス!
都落ちして故郷の伊賀市に戻ってきた売れない作家・蔵野。新作の構想を練っていた彼は、同級生の伝手で「全ての起源は伊賀にあり」「伊賀独立を」と掲げるトンデモ集団・伊賀独立会議(通称“忍者ルネッサンス”)に協力させられることになる。もらった資料にあった呪文を何気なく実践したところ、なんと先祖である落ちこぼれ忍者“くらんど”が出現した。忍者ルネッサンスは、彼こそが伊賀独立の最強兵器と認定。一行はくらんどを連れて一路東京へと出陣するが、そこで思わぬ大騒動が起きるのだった。 著者の故郷・三重県伊賀地方を舞台にしたハートフル・コメディ小説。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は200冊を超える。 -
緑の幻影
白坂はふと思い当たった。あの老婆は野火絵なのではあるまいか。それなら「お待ちしています」と言うのもわかる。いざ緑風院へ行ってみると、そこで待ち受けている者は……。不吉な想像がわいた。まさか、そんなことはあるまい。(本文より) 謎の伝説、奇妙な音楽、正体不明の投稿者、老婆の声、そして、忍び寄る邪神の影……。クトゥルー神話を下敷きに、ホラーのみならずミステリやSFの要素も取り込まれた長篇ホラー。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は200冊を超える。 -
妖かし語り
庭の片隅には古井戸があった。これまた、ただでさえ明るからぬ空気をいっそう澱ませていた。釣瓶がついていた。試みに引き上げてみたが、妙に軽かった。それもそのはず、中途で切れていた。井戸はかなりの深さと推察された。闇のなかに、澱んだ水が溜まっているのがぼんやりと見えた。なんとなく饐えたような、忌な臭いがした。(「Ⅰ 顔」より) 本格恐怖小説の第一人者による、短篇連作形式の長篇ホラー。クトゥルー、サイコ、スプラッタまで各種取り揃え、迫真の恐怖が描かれる。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は200冊を超える。 -
百鬼譚の夜
そんな変哲のない光景が私を苛立たせるのだった。赤い羽根を見るたびに動悸が激しくなり、頭に鋭い痛みが走る。吐気さえ催す。赤という色が怖いのではない。白や黒の羽根も恐ろしくはない。私が嫌悪するのは、なぜか赤い羽根に限られていた。(「Ⅰ 赤い羽根の記憶」より) 精神科医に註釈された日記、呪われた小説、出版されない詩集、怪奇俳句……。ホラーを知り尽くした実力派“怪奇作家”が放つ連作恐怖小説。ゴーストハンターの活躍を軸に、迫真の恐怖が描かれる。 ●倉阪鬼一郎(くらさか・きいちろう) 1960年、三重県伊賀市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸専修卒。同大学院文学研究科日本文学専攻博士課程前期中退。在学中に幻想文学会に参加、1987年に短篇集『地底の鰐、天上の蛇』でデビュー。印刷会社、校閲プロダクション勤務を経て、1998年より専業作家。第3回世界バカミス☆アワード(2010年)、第4回攝津幸彦記念賞優秀賞(2018年)。ホラー、ミステリー、幻想小説、近年は時代小説を多数発表、オリジナル著書数は200冊を超える。 -
彩りも意味も変わったサンセット
1971年生まれの著者は、高齢化の進む川柳界にあって活躍の目覚ましい期待の若手作家の一人。 感情は時に、こころの中で、ドタバタしている小さなドラゴンのようなもの―。その“ドタバタ”、“ジタバタ”しているものを、十七音のリズムの中で、なだめながら、はみだしながら、引き出してくれる―。(「あとがきより」) 多面体の水晶のような繊細かつ純粋な著者自身の内部に、ひとたび光という名の外部からの刺激が取り込まれると、やがて川柳が幾筋もの光の筋となって再び外部へと放出される。 第一章「ろ過すれば何も残らぬ帰り道」、第二章「モンスター場数のなさに現れる」、第三章「逆光も逆境もあるサンセット」の三章構成。自分の想いを「いつからか何となく」川柳作品として留めるようになったという著者に、川柳は確かな存在として寄りそっている。 ろ過すれば何も残らぬ帰り道 同性の鬼はさらなる手強さだ モンスター場数のなさに現れる 栓抜きで抜けたらいいな先入観 差し色に変えていけたらこの日々も 見落とすまいとこころまでドライアイ 感情を溶いても溶いてもダマになる -
川柳句集 折れない足
ハードボイルドを貫きながらも、要所要所に隠しきれない人間くささ。超高齢社会を生き抜く男の愛とロマン、そして哀愁。囲碁の世界から川柳の世界を知り、静岡県川柳協会副会長などで活躍する静岡の“奇才”ならぬ“棋才”の句集。 「第一章 ほっといてください」「第二章 なんでやねん、日本」「第三章 オレナイメゲナイ」の3章構成。確固たる歴史観に裏打ちされた熱い心、それでいて絶妙な抜け感のある作品に定評がある。著者が得意とする妻をテーマに詠んだ「カミさん川柳」も健在。 カミさんに布団の中で叱られる わたくしに近づいてくる紙おむつ ゲンコツを投票箱へ入れてきた 友だちのままでいましょう終電車 納豆をこんちきしょうと混ぜている 法廷に天下国家が立っている 粗品だといってハートをいただいた あんみつを食べに行こうと誘われる 二十四時蟹工船が浮上する お休みなさいと襖を閉められる -
森博嗣短編選集2冊合本
森博嗣自選短編集『僕が秋子に借りがある』、森博嗣シリーズ短編集『どちらかが魔女』を合本でおとどけします! ◆収録作品1:『僕が秋子に借りがある』 初めて秋子に会ったのは、大学生協の食堂だった。ちょっと壊れている彼女と授業をサボって出かけ、死んだ兄貴の話を聞かされた。彼女が僕にどうしても伝えたかった思いとは? 胸が詰まるラストの表題作ほか、「小鳥の恩返し」「卒業文集」など、文学的な香りが立ちのぼる、緻密で美しい13の傑作短編集。 ◆収録作品2:『どちらかが魔女』 西之園家のキッチンでは、ディナの準備が着々と進んでいる。ゲストは犀川、喜多、大御坊、木原。晩餐の席で木原に続き、大御坊の不思議な体験が語られた。その謎を解いたのは――(表題作)。ほかに「ぶるぶる人形にうってつけの夜」「誰もいなくなった」など、長編シリーズのキャラクタが活躍する8編を収録。 -
100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ290 日本の妖怪と幽霊完全ガイド
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アマビエだけではない!日本の妖怪と幽霊が大集合! 日本の異界を覗く怪異本の決定版! 新型コロナウイルスの流行で、疫病に打ち勝つためにご利益のある妖怪「アマビエ」が大人気! 実は、日本には他にも古来から伝わる謎の妖怪から、せつなくも恐ろしい幽霊など、不思議な怪異があふれている! あなたの住む町にも必ずいる全日本妖怪大図鑑から、死ぬほど怖くて美しい幽霊画まで日本の怪異が大集合! 伝説の実話怪談本「新耳袋」シリーズの著者・木原浩勝さんのインタビュー、幻想文芸評論家・東雅夫さんの日本文学に現れる妖怪と幽霊についての特別寄稿から、『日本現代怪異事典』の著者・朝里樹さんの現代怪異についての読み解きまで、日本の妖怪と幽霊を丸ごと楽しめる1冊です。
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