検索結果
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3.6童顔だけどカンの鋭さは超一流のお巡りさん。見た目はコワイけど相手の腹のうちが読める副住職。〈東楽観寺前交番〉、本日も異常…あり? 〈東楽観寺前交番〉に赴任したばかりの宇田巡は、童顔だけどカンは超一流のお巡りさん。幼馴染みで副住職の行成と話していたところ、電柱の陰に隠れてこちらを窺う女子高生を見つける。あおいと名乗る彼女はマンガを描くために写真を撮りに来たのだ。即興“撮影会”の後、巡はベンチにそれまでなかった財布があるのを発見。調べるうち、彼女がある技を使ったと気づき…。
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3.9下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルはカウンター七席、テーブル五つ。フランスで料理修業をしてきた変人シェフ三舟さんの気取らない料理が大人気。実はこのシェフ、客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに解いてくれる名探偵でもあるのです。消えたパティシエが残したことば「マカロンはマカロン」の意味するものは? 蝶ネクタイが似合う素敵な大学教師が経験した悲しい別れの秘密とは? 豚足をめぐる少年と母親の再婚相手との物語等々、胸を打つ話ばかり。メインディッシュもデセールも絶品揃い。きっとご満足いただけます。【収録作】「コウノトリが運ぶもの」/「青い果実のタルト」/「共犯のピエ・ド・コション」/「追憶のブーダン・ノワール」/「ムッシュ・パピヨンに伝言を」/「マカロンはマカロン」/「タルタルステーキの罠」/「ヴィンテージワインと友情」/解説=若林踏
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4.1『東京バンドワゴン』シリーズの著者が贈る 住むと幸せになれる不思議な〈場所〉? 30年居つく教授、空手の有段者、DV夫から逃げたシングルマザー。 ワケあり住人と強面の管理人で繰り広げられる心温まる人間ドラマ! 小説家になった羽見晃が入居を決めたのは、墨田区鐘ヶ渕にある築60年、 2階建ての〈マンション フォンティーヌ〉だった。 真っ白いアーチの入口、中庭には噴水と少女像、花壇もあって、フランスにありそうな建物。 管理人の嶌谷さんの腕には本物の入れ墨があったり、大家のリア―ヌさんは78歳のフランス人だったり色々変わっている。 30年もいる教授や生まれた国を追われたハーフの男性とかワケありの人が多く住んでいるけれど、みんな優しくて仲がいい。 ガーデンパーティ中、3号室の三科さんが元DV夫から追われていることを知り、 住人たちで役割分担して守ることに。 でも同時に、思わぬ人物がマンションを訪れていて……。
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3.9犬の切ない気持ちに 心が張り裂けそうになること必至! 愛犬との暮らしを守るため 女が取った行動は思わぬ展開に……。 名手が贈る傑作ミステリー! 愛犬エルとの生活を綴ったブログがきっかけとなり、 ようやく仕事が入り始めたモデルの草間都。 だがある夜、家に帰るとエルは……。 エルの死は都にとって、 人生の大切な伴侶の喪失であるだけでなく、 仕事の危機をも意味していた。 追い込まれる都。 だがそんな彼女の前に、ある日、 エルそっくりの犬が現れた。 いけないと知りつつ、犬を連れ帰ってしまったことから、 都は思いがけない事件に巻き込まれていく。 すべての犬を愛する人に贈るミステリー。
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4.1「ビストロ・パ・マル」シリーズ 『ホテルピーベリー』 大注目著者が挑んだ初の警察小説シリーズ! 新装版第二弾! アニマルホーダー (劣悪多頭飼育者) × 殺人事件!? 異色の刑事バディが 「愛犬誘拐事件」の謎に挑む 東中島で強盗傷害事件が発生。 家にいた姉妹は刃物をつきつけられ、 現金二万円、愛犬のチワワも奪われたという。 南方署に配属されて三ヶ月。 新米刑事の會川圭司は、 変わり者の先輩女性刑事、 黒岩とともに事件を追うことになった。 捜査を進めるうちに見えてきた 動物虐待の実態。 さらには、ある女性の死体を 発見することになり――。 異色刑事バディの活躍を描く 警察小説シリーズ、第二弾!
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3.6人生は、迷いの連続!? 短編の名手による珠玉のミステリ8編 大沢在昌/乙一/近藤史恵/篠田真由美/柴田よしき/新津きよみ/福田和代/松村比呂美 数多くの傑作アンソロジーを生み出してきた実力派女性作家集団「アミの会(仮)」が、豪華ゲストを迎えて贈る、珠玉のミステリ小説集。空き部屋から真夜中に響く騒音の原因 を調べると…(「未事故物件」)。深酒で記憶が飛んでいた間に、他人の家に迷い込んでしまい…(「迷い家」)。人生で起こる「迷う」時を鮮やかに切り取った8つの物語。 【目次】 近藤史恵「未事故物件」 福田和代「迷い家」 乙一「沈みかけの船より、愛をこめて」 松村比呂美「置き去り」 篠田真由美「迷い鏡」 新津きよみ「女の一生」 柴田よしき「迷蝶」 大沢在昌「覆面作家」 あとがき/福田和代
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3.7人気女性誌「Fame」副編集長の七瀬和美は37歳。共働きで子育てをしながら、実質的な編集長として部員をリードしてきたが、リニューアルをめぐって社の上層部に嫌われ、「新雑誌準備室」という名の閑職へ追いやられる。理不尽な仕打ちに加え、学校では娘をめぐるトラブルも発生。退社するかどうか悩む和美だったが、「働いてるママが好き」という娘の言葉に触発され、ある大きな「挑戦」をはじめる――。馴れ合いだらけの男社会に「カツ」を入れる、痛快なお仕事エンターテインメント! シリーズ3作の累計が25万部を超える大ヒット作になった『書店ガール』の「原点」ともいうべきデビュー長編! すべての働く女性必読の一冊です。
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3.8書店員がその年一番売りたい本を選ぶ書店大賞。その授賞式の当日、成風堂書店に勤める杏子と多絵が会場に向かおうとした矢先、福岡の書店員・花乃が訪ねてくる。「書店の謎を解く名探偵」多絵に、書店大賞事務局に届いた不審なFAXの謎を解いてほしいという。同じ頃、出版社・明林書房の新人営業マンである智紀にも、同業の真柴を介して事務局長直々に同様の相談が持ち込まれる。華やかな一日に不穏な空気が立ちこめて……。授賞式まであと数時間。無事に幕は上がるのか?! 〈成風堂書店事件メモ〉×〈出版社営業・井辻智紀の業務日誌〉両シリーズのキャラクター勢ぞろい。書店員の最も忙しい一日を描く、本格書店ミステリ。/解説=宇田川拓也
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3.5「ハマペコ」編集部でアルバイト中の千紗は、洋装店のマダムから、かつて夫とよく上ったという元町百段の思い出話を聞く。 しかし、幼馴染の善正によると、その階段はマダムが生まれる前に崩壊したらしい。 マダムはなぜ、あるはずのない思い出を語ったのか? 横浜で起きる“不思議”を解き明かす、心温まる連作短編集。 *収録作品* 元町ロンリネス マダムの上った元町百段は夢? それとも幻? 山手ラビリンス 歴史ある山手の洋館にまつわる七不思議とは? 根岸メモリーズ 「まだダメ」だった“約束の場所”って? 関内キング 皆の憧れ、クイーンが探す“私のキング”って誰? 馬車道セレナーデ 恋敵の恵里香が帰国。千紗の恋の行方は?
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4.2少年時代の終わりの日、僕は姉を犯そうとする「アレ」を撲殺した。執着と断絶を繰り返す異形の家族のサーガを既存の枠組みを踏み越え、ガルシア・マルケスにも擬えられるマジックリアリズム的手法で描く壮大な物語。
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3.7ろくでなしでも、世間は名優と呼んでくれる。役者とはそういう職業だ。山と海に囲まれた、とある町の古い日本家屋。かつてそこは、日本の映画界を支えてきた笠松市朗が、愛する家族と過ごした家だった。笠松の息子、俳優・園田準一、笠松の前妻であり女優だった園田睦子、そして人気俳優で、笠松の二番目の妻との間に生まれた岡本裕。岡本の恋人である、人気女優の二品真里。バラバラになっていた彼ら五人が笠松の家に集まった。彼らの葛藤と思いが交錯するドラマの幕がいま開く。みな役者という彼らが、ひとつ屋根の下展開していくドラマ。「ラプソディ・イン・ラブ」――監督、紺田がつけたタイトルだ。彼らの言葉は、台詞か、真実か……。「東京バンドワゴン」シリーズの著者が描く家族の肖像。
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4.0おそらく、これが父の最後の映画。きっと家族で過ごす、最後の時間。俳優たちの台詞は演技か、真実か。――日本映画界を支えてきた名優・笠松市朗は、ろくでなしだった。そのせいで、家族は崩壊した。その笠松の最後の撮影がはじまった。共演者は別れた妻と息子、後妻の息子と彼の恋人、みな、かつて笠松が愛した家族だった。ひとつ屋根の下、それぞれが役者としての矜持を胸に秘め、父でもある笠松とカメラの前に立つ。彼らは「家族を演じる」ことで、再び家族に戻れるのか。虚と実の交錯する物語の幕が開く。連続TVドラマ「東京バンドワゴン―下町大家族物語」の原作者が描く、もうひとつの家族小説。解説:西山繭子。
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3.0言葉の迷宮と異境を体感する超感覚ミステリ。 だめだ。ダサい。この文体は美学的に許せない――。 小説家の伊豆浜亮平は文体や言葉づかいに独自のこだわりを持っている。ただ、この5年間はヒット作にめぐまれず新作刊行の見通しも微妙で、3年前から始めた女性誌のライター業でなんとか食いつないでいた。世界的な天才ピアニスト荻須晶へのインタビュー取材をきっかけに、そんな小説家が出会ったのは、独特の話法で言葉を操る不思議な女だった。 初めて遭遇した場所は、軽井沢にある荻須晶の別荘近く。純白のワンピース姿で森の中を一人でさまよう彼女は、薄い唇を開いて確かにこう言った。 「社宅にヒきに行っている人とその恋人の方ですね。ラクゴはミています」 社宅にヒく? 引く? 牽く? だめだ、まるで意味がわからない――。 彼女の話す言葉にどんな意味があるのか、そもそも彼女はどうしてそんな話法を駆使しているのか。混乱する小説家をよそに、彼女の言葉はつづく。 「私はその中心を走っていたところです。将来、社宅で打ち合わせしますね」 言葉の迷宮をさまよう小説家は、やがて執筆中の小説の内容にも通底した“もうひとつの世界”に導かれてゆく。――著者真骨頂! 異境を体感する超感覚ミステリ長編!
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3.3でも、僕らは探していたんだ。見えない未来を。この場所で――。夢、進路に、恋……、真剣に向き合ったあの日々が、いまの僕を支えてくれているんだ。1981年、札幌。喫茶店<D>でアルバイトをしている大学生・幸平のもとに、東京で働いているはずの姉が「しばらく泊めて」と突然、現れた。幸平は理由を聞き出せないまま、姉との暮らしを始める。一方、<D>では、オーナーと店長が「金と女」のことで衝突してしまう。そんな二人を見て、幸平たちは“ある行動”に出る。それは一人の女性を守るためだったが、姉の心にも影響を与え……。「東京バンドワゴン」シリーズで人気の著者による喫茶店に集う若者たちの苦悩と成長を描いた長編小説。
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3.7大好きなのに、いつまでも一緒にいたいと思ったのに、ぼくの心を一瞬で奪った君は〈消えてしまった〉。君の存在を証明するのはたった数分のビデオテープだけ。それが無ければ、君の顔さえ思い出せない。世界中の人が忘れても、ぼくだけは忘れないと誓ったのに――。避けられない運命に向かって必死にもがくふたり。日本ファンタジーノベル大賞受賞作家による、切ない恋の物語。
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