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20数年ぶり、親友の葬儀で福岡に集まったのは、大学時代の4年間、共同生活を送った3人の仲間と私。葬儀を終え、1人の仲間が言う。「レンタカーで帰って自殺する」。――思いとどまらせるため、私たちは一緒に東京まで帰る決意をし、あの頃へ遡行するロングドライブが始まった。それは同時に、心の奥底に沈めた出来事を浮上させることになるが……。
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Posted by ブクログ
登場人物たちのように学生時代を友情を育み煌めく学生時代を過ごしたわけではないけれど。 おじさんになってもなお、変わらない友達を保ち続けていられるわけでもないけれど。 それでも、この小説はノスタルジーを誘因する強い香りをはなっている
先日読んだコーヒーブルースのシリーズ第一弾。うっかり二作目から読んでしまったので順番がちぐはぐかと思いきや、全然問題なし。 というか、予想外に面白くて一気に読んでしまった!え、そーくるか!って感じがたまらなく好きな感じ。 読んだことない作家さんかと思ってたら東京バンドワゴンの作者だった。むしろかなり...続きを読む読んでました。周りにいそうでいないようなクセのある人が主人公でその目線から見る日常が好き。 第三作も早く読みたいのにまだ文庫になってなかった…
沈黙が何の邪魔にもならない友人関係を築けた人間は、幸せなのではないかと思う。久しぶりに会ってお互いの近況を話し合い喜び合う友人関係は、多くの人が築き上げているだろう。その後に、話すだけ話し合った後に訪れる沈黙に心地良さを感じることができる友人はどれぐらいいるだろう。 その沈黙に、ニュートラルなま...続きを読むまに、いつもの自分をそのままそこに置いておける友人関係は、そうそう築けないのではないかと思う。 そこにいることが、ごくごく自然な関係。 本当にくだらないことを喋りながらぞろぞろとつるんで歩くことが、次の予定を何も考えずに一緒にいることがこんなにも楽しい。そして、ただそれだけのことなのに、それがとてつもなく難しいことになってしまった時の流れと年齢を思う *・*・*・*・ この2文に集約される。 ぐいぐい読ませる展開に、途中でやめられなかった。最後はまさかの大どんでん返し! 茜さんとか妹とかは最後まで好きになれなかったけれど、男の子五人の、大学生の、いまの、空気感がたまらなく愛おしかった。 そして、もうすぐ終わろうとしているいつまでもだらだらできるこの時間のことを考えてみたり 話さなくても心地いい関係の人を考えてみたり あの人はずっとだらだらしてるなとか すごくいいトーンのお話しで、シューカツ中の身につまされる。 それにしても最後の大どんでん返し…。なんかおかげで彼の結婚も茜さんもどうでもよくなっちゃった、さすが。
もう、やばい、一気に読んだ 『ブロードアレイミュージアム』読んだあとにすぐ買った本だから 余計に小路さんの本を読みたくてしょうがなかった。 まず表紙も素敵。 「格好いいおじさま方がいる!」と思ったら本に出てくるのは 「ちょっと老けた青年」だった。 そんなにいろいろ経験したことのある歳じゃない私でも ...続きを読む「懐かしいなぁ」って思えるような話。 男子が凄く羨ましくなる、ってか男に生まれたらこんな感じに 暮らしたかったなぁ、って。 小路さんはいつも「憧れる生活」を書かれるからもう!やんなっちゃう!好き! コーヒーブルースも是非読みたいです!
友達っていいな。 友情って美しい。 切なすぎるヒロインの半生に心を抉られ、 元野球部の"人間のクズ"に怒りを覚えつつ、、、 奇妙なロングドライブを続ける主人公たちの青春にノスタルジーを感じ、 その絆に憧れを抱く。。。。 そんな、素敵な読書時間を過ごさせてくれた1冊。 一緒に...続きを読むバカやったり、一晩飲み明かしたり悩みを語り合ったりした友人は、僕にもいる。大学の4年間を共に過ごし、卒業後20年近く経っても時おり連絡を取ったり会って飲んだりする友は。 でも、 でも、、 ここで描かれた彼らほどに濃密な関係を築いたかというとそこまでではないのかも……と、一抹の寂しさを感じつつ、昔の仲間とまた会いたくなる、そんな気持ちが沸いてくる心地よさ。 ★4つ、8ポイント半。 2019.04.08.古。 ※弓島珈琲店の物語の、第1作。 そうとは知らず2作目を既に読んでしまっていたたため、"ああ、あそこで昔語りされていた5人の元バンド仲間のおハナシなのね"と、すんなりと物語に入り込めた。 たしかに、2作目「珈琲ブルース」に限らず、他にもいくらでも作品にできそうなエピソードを抱えていてもおかしくないくらいのキャラ造詣、舞台設定、年齢設定ではあったな。(今作の執筆時点で2作目の構想があったわけではないのだろうけど) ※物語終盤、ほぼエピローグの時点でようやく明かされた名前を見て、先に読んだ2作目の感動が甦る。 "十七歳年下の女"が46歳の喫茶店の主人と結婚したいと思うに至ったのにも、納得♪ ※かなり暗い展開になり始めても、"小路さんの作品なら最後はほっこりできるはず"と安心して読めた(^_^)v。 ・・・が。 最後に空かされた謎だけは、、、素直に感動の1ピースに嵌まってくれなかったあたり、自分の頭の固さというか古さというかが実感され、恥ずかしく思った。 差別意識はないはずの自分ですら、そこに一抹の嫌悪感を抱いてしまう点・・LGBTの方達の生き難さを想像し、辛くなった。
1人の男の葬式に4人の男が集まる。 5人は大学時代に一件の家で共同生活をし、 バンドを組んでいた。 卒業し、1人の結婚式の夜から、22年。 5人が一緒に集まることはなかった。 葬式の帰り道、4人のうちの1人が言う。 自殺すると。 自殺を止めるために、過去を振り返る3人。 時間を遡り、思い出を語...続きを読むり合う中で、 自殺の原因を突き止められるのか。 色々と突っ込み所はありますが、 それでも一気読みの物語。
おっさんのための青春小説。 大切な友達が亡くなるという重い始まりだけど、 真相は気持ちの良いものだった。 じんわりくるいい話でした。 ドラマ化されて欲しい。
1961年うまれ。5人組。 真吾、ダイ、ワリョウ、ヒトシ、淳平。 東京で喫茶店を営むダイ、人気がでてきた俳優淳平、 水戸の教師ヒトシ、金沢の老舗豆腐屋 ワリョウ。 20数年後、真吾が死んだことで、葬式に4人が集まる。 大学時代 一緒に寝起きして、飯を食べ、 大人になっていく過程の微細な記憶。 バンド...続きを読むを組み、その時代の呼吸を感じた。 大学を卒業して以来始めて 4人が出会う。 それぞれは、自分の生活をしているのだ。 葬式を終え みんなで空港に向かって 別れようとした時 俳優の淳平が 自殺すると宣言する。 ダイ、ワリョウ、ヒトシは なぜ?自殺するな。 というが、 自殺する理由がわかれば、自殺しないと言う淳平。 そこから、ロングドライブが始まる。 クルマ故に 音楽も共有できる。 うまい構成で、過去にさかのぼって 青春を語り合う。 5人の共有のマドンナ そして 淳平の恋人 茜さんにまつわる話を掘り出していくことで 淳平が なぜ自殺すると 宣言したのかを探っていく。 過去にはもどれないにもかかわらず 4人は 過去にもどったかのように、 青春を語り始める。記憶の中にある青春は 甘酸っぱく、痛く、そして 幸せだった。
ドライブをしながら青春を振り向いて語り合う4人のおっさんを観ていて、自分の青春の無さを痛感する… そして、あのオチはちょっと。。。。
ええええっ⁈ な、展開だったけど、よかった。 ダイがよい人で、みんなの学生時代がはっきりして、シリーズの順番ぐちゃぐちゃに読んでるから、また読み返したい。 どれ読んだかさえ不明( ̄▽ ̄) でもほんとに予想外な話で、びっくり。 思わず一気読みした。
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小路幸也
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