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「百獣の王じゃないか。光栄だ」人気バンドのドラマー、崎谷貫太はその風貌から〈笑うライオン〉と呼ばれている。ある日人づてに、母親が倒れたことを知った貫太は、十年ぶりに勘当された実家を訪れることに。母親に嫌われていると思っていた貫太だったが、実家で驚くべき光景を目にする―。(「笑うライオン」)誰もが持つその人だけの歌を、温かく紡いだ傑作小説集。
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Posted by ブクログ 2023年04月27日
音楽をテーマにした短編集。 切なさ・温かさなど、まぁよくワンパターンにならず、バラエティー豊かな感動をという感じ。 小路さんの小説は、東京バンドワゴンシリーズをはじめ、人の温かさが見事に描かれていて、軽く読めるのに、深くハマってしまう。 本作もご多分に漏れず、秀作。
Posted by ブクログ 2022年09月07日
今年初の満点。 どこかで聞いたことのある話をモチーフに、テンポよく話が進む。内容はまあ、御都合主義的な面がみえなくもないが、それを補って余りあるものだと思う。
Posted by ブクログ 2017年05月17日
本気で何かを目指したことのない自分には全て共感できるわけなどないけれど、こんな風だったなぁと思うんだろうなぁ、うん、と思いつつ受け取った。 自分が好きで長年聴いているバンドも、結局は幼馴染で結成されていることが多いのはこんな理由かな、続いているのもやっぱり同じ理由かな、とかも思ったり。
Posted by ブクログ 2013年03月28日
これはいいです!めっちゃ、おススメ!やっぱり、小路さん大好きです♪ 「笑うライオン」が最高!!ぜひぜひ読んでみてください!!!
Posted by ブクログ 2011年12月27日
音楽をテーマにした短編集。 音楽を表す表現がどれも的を射ていて、著者の小路さんがどれだけ音楽が好きなのか伝わってくる文章だった。 音楽好きならハマること間違いなしの本だと思う。
Posted by ブクログ 2011年10月06日
音楽にまつわる短編集。 こんなコメントを書くのは少し照れますが、全作品に上質な愛が溢れており、音楽には無縁の私でも充分に楽しめる素晴らしい作品でした。
Posted by ブクログ 2011年04月20日
文庫化したので再読。音楽をテーマにした短編集。色々なことがあるけど、最後には希望が持てる温かい話たちでした。所々物語のリンクがあってそれも楽しめました。一番好きなのは「唇に愛を」、温かさは勿論のこと、終わり方が素敵です。優しい気持ちになれる一冊でした。
Posted by ブクログ 2011年02月21日
一編ずつ読み終えるたびに、じわぁっと心の中が暖かくなったり、切なくなったりするのが実感できました。 小路幸也さん、やっぱり大好きです。
Posted by ブクログ 2022年04月25日
短編集の最初 クランプトンの涙で掴まれた。 後から考えるとオーソドックスな手法なんだが 音痴せ歌うことが苦手な僕でも楽しめる うたうひとだった。
Posted by ブクログ 2014年02月18日
音楽への愛があるから書ける作品だと思う。 時代によって扱いは違うが、改めて考えてみると演奏家って非常に不安定な職業だと思う。好きじゃないと出来ないし、好きでも出来ないのかも。
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