川内有緒のレビュー一覧

  • ロッコク・キッチン

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    川内有緒さんのお書きになったものが大好きだ。ただこの作品はなかなかちょっと違和感というか、何かザラッとした気持ちのまま読み進んだ。簡単に言うと、わたしの大好きな川内さんの、元気さ、明るさ、前向きな感じがちょっと逆に嫌だったのだと思う。
    ところが15章くらいから、ちょっと気持ちが収まってきた。
    なんだかなと思っていた自分自身のこともイヤだったので、読み終わりが悪くなくて良かった。

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    2025年12月07日
  • パリの国連で夢を食う。

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    ぬるま湯に浸かっている気がしている。やりたかった仕事のはずなのに。
    この描写がまさしく私も同じことを今思っているところだった。彼女のように立派な仕事をしているわけではないが、やはりこのような悩みを持つタイミングってあるんだなと思えた。
    履歴書の入社希望理由が、想像以上に自由で情で訴えてくるとかありなんだとか。気軽に転職をしようとしている人が世界にいるんだなとも思えた。
    彼女は、努力家だねと言われるがそうじゃない、その場を生きるために必要スキルをその場その場で付けてきたのだ。をみて、そもそも動くと言うことが重要でそのために前もって頑張るよりも一旦動いて受かっちゃったらその場で頑張ろうと私も思えた

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    2025年11月14日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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     タイトルの文章だけでなく、何とも愉快な経験をする人だなと感じた。
     それをのびのびとした文体で読ませてくれる。
     本線であるノンフィクションをまだ読んでいないのだけれど。

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    2025年11月10日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    ネタバレ

    読み終えてとても色んなことを感じた本でした。
    美術鑑賞することとか、障害者と社会のこととか、表現することとか。
    白鳥さんはとても淡々としてて、自分に与えられたもので幸せになる術を知っていて、楽しみたいっていう欲があって、その気持ちで人生を楽しめる人なんだなーと思った。すごく面白くて魅力的な人だと思った。その人柄に夢中になった一冊でした。
    絶対に手に入らない欲は手放して(それは生まれつきの容姿とか、才能とか、そういうことにもいえる)周りの人たちとの愛おしい時間を大事にしたいと思いました。

    目が見える方がいいっていうのは、目が見える人側のエゴなんだね。

    余談ですが私も星野源さんのファンなので、

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    2025年11月01日
  • パリでメシを食う。

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    ネタバレ

    川内さんの本がとても好きだなあ。
    軽い文調なのにそっと本質をついていて、そしてじんわりあたたかい気持ちになる。

    フランスで生きる日本人の人たち、皆行動力が凄まじい。普通なら考えられないくらい飛び抜けてるなあ。こういう人たちにもっと出会いたい。

    パリ行きたいなあ。

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    2025年10月30日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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    すごく密度の高そうな人生。類は友を呼ぶ、とはこういうことなのだろうか。あふれる好奇心と行動力があって、人の人生に興味を持っている人の周りには、さまざまな個性や才能が集まるのかも。

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    2025年10月26日
  • パリでメシを食う。

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    ネタバレ

    動いている人の方に人の目は向く、というけれど、

    パリで生計を立てる日本人というのは、ほんとうに書きがいがあるテーマだなーと、

    その他のさまざまな国にも、都市にも、

    いろんな人生を送られている方々がいるかと思うけれど、

    パリ、は特に日本人にとっても世界的にも世界の舞台に立つ、というイメージの象徴だからこそ、

    そのノリを正に体現するような人たちのお話には関心をそそられますね。

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    2025年10月21日
  • パリでメシを食う。

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    パリで過ごす日本人にインタビュー
    それぞれの人生ドラマがあってとても面白い

    川内さんの本は初めて読みましたが、インタビューしたことが丁寧に書かれていて、川内さん自身がインタビューした人にとても興味を持ち、そして好感を持っていたことがわかります

    パリには旅行でしか、しかも一回しか行ったことがないけれど、あのパリの街並みや空気感を思い出して懐かしさを覚えました

    日本で生きにくくても、パリなら生きやすさを感じる人もいる
    不思議で素敵な街が、パリという場所なんだなと思います

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    2025年10月21日
  • わたしの名店

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    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

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    2025年10月20日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    全盲の白鳥さんと美術館をめぐるお話。
    読む中で、自分の中にある障がいを持つ人に対する差別を感じてしまった。
    障がいのことを知って、分かった気になる怖さというものも感じた。手前の知識ではなくて、その先にある共に居られる、笑いあえる世界を想像していきたいと思ったり。


    本の中で紹介されていた、風間サチコさんの作品(木版画?)がとても印象的で、近くで展示会があれば行ってみたい。



    以下メモ
    ・当たり前だけどさぁ、全盲の人でも感覚が鋭い人もいるし、そうじゃない人もいるんだよ。運動神経が良い人もいれば、音楽の才能がある人もいる。


    ・「見えない人」が隣にいるとき、普段使っている脳の取捨選択センサ

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    2025年10月08日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    散骨した人の話が5つ。どれもかなり個性的。自分が散骨してほしいかと考えると、あんまり望んでない理由は考えてみてもいいかもしれない。墓という場所があるのはずいぶん救いだったからだけではなさそう。

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    2025年10月07日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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    川内さんは自分とは全然違う(当たり前だけど)人生を送っていて、ただただすごいなあと感心する。ひとつひとつの話が本当におもしろく、楽しい読書だった。

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    2025年10月05日
  • わたしの名店

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    総勢28名による「名店」にまつわるエッセイ集。1編が短くて、するすると読めた。
    宇垣美里さんの文章を初めて読みましたが、リズム感が良くて好きかも。
    美村さんの文で「人の感情を再現する役者の仕事柄か、…お客様の表情を拝見すると、そこが美味しいかどうか大体推し量ることができる。…お客様から安心感と笑顔が溢れている店は、ほぼ間違いない。」というのは面白いなと思った。
    28名がそれぞれの視点から語るのを読むうちに、周りの人にも、名店とそのエピソードを聞いてみたくなる1冊でした!

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    2025年09月28日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    全盲の白鳥さんが、美術館を楽しむ。

    本来想定していないお客様。美術館側の戸惑いもあったが、現在は年数十回の美術鑑賞を楽しんでいる。

    美術を見る行為を通じて、見えるひとに対して感じていた引け目や、見えると見えないの壁が取り払われていった。

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    2025年09月26日
  • わたしの名店

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    美味しそうだし 雰囲気が素敵なお店ばかりでぜーんぶ行ってみたくなった。
    こんなに素敵なお店を見つけた方たちの生活も素敵!

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    2025年09月23日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    美術館にはよく足を運ぶものの鑑賞のしかたがわからなかった。もっと心のままに自由でいいのだなって思った。作者さんが、幸せとはその時間のことで、時間には抗えないけど、覚悟を持ってその時間を宝にするって言ってて、それって能動的幸せだなと。簡単なことではないかもしれないけど、幸せって自分でつかむものなんだなと思ったし、自分の力でなんとかできるものなんだなと希望がもてた。

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    2025年09月08日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    ネタバレ

    五転六転くらい先入観を覆された

    全盲の白鳥さんは美術館によく行く
    同行者が、この絵はこんなのが描いてあるよ〜あれ!?でも違うかも?とかワイワイ話すのを聴きながら美術鑑賞を楽しむ

    白鳥さんは耳で聴いて絵を観てるのか!と気づきを得た著者は、コロナ期間中、白鳥さんをオンライン鑑賞に誘うが乗ってこない

    コロナが落ち着いて白鳥さんとまた会えるようになった著者は一緒にお酒を飲みながら、今この場に自分がいることが大事という白鳥さんの話を聞いて、彼が聴覚だけで美術鑑賞をしていた訳ではないことに気づく

    『鑑賞のときも言葉とか会話はひとつの情報でしかなくって、空気とか雰囲気とか、そういうものからも多くのも

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    2025年09月06日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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    タイトルが面白くて手に取った。
    そりゃあそうだよね、全部押されてしまったら皆迷惑を被るもの。
    で、このタイトルのエッセイが期待通り面白かった。何だか世の中うまくできてるなと思った。
    いたずらしたのは別の人なのに、やってない人がフォローし、うまいこと事態がおさまっている。やってない人は完全にとばっちりだが、無事、緊迫した場から逃れられ、場は和んでいて、終わり良ければ全て良し感があった。

    『レモンを置きに京都まで』も好きなエッセイだ。小説『檸檬』を今の今まで忘れていたし、未だにこの小説がなぜ有名なのかよく分からないが、その内分かる日が来るのだろうか。そして、私もそっと檸檬を本の上に置きたくなるの

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    2025年09月03日
  • パリでメシを食う。

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    フランス流生き方がマイブームなので、フランスに根差してギリギリの環境で前へ進む生き様は、とても面白かった。優雅でオシャレというフランスのイメージとは程遠いが、逞しさと自分流が美しい。

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    2025年08月26日
  • 自由の丘に、小屋をつくる

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    読みはじめてすぐに「妙に馴染みのある文体だな」と思ってたら、途中でこないだ聴き終わったオーディオブック「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」の作者さんだった。小屋づくりも良さそうだが、井戸掘りも楽しそうだった。

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    2025年08月24日