川内有緒のレビュー一覧

  • ロッコク・キッチン

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    川内有緒さんの人類学をされてたバックボーンと好奇心、ひとへのリスペクト、食がもたらす時間やカルチャーが好きなんだなあと感じる作品。ロッコクは光を生み出し光を送り、だけどそのおおもとに光がなくなったっていうのは皮肉すぎて悲しい。人間の欲が詰まりすぎ。p.236「常に自分の心はいろんな方角に揺れ動いている。」っていうのは川内さんのいろんなひとに話を丁寧に聞いてきたからこその素直な感想なのかなと。
    たぶん映画を観に行ったらボロボロ泣くんだろうなと思いながらでも絶対観に行きたい。

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    2026年02月02日
  • パリの国連で夢を食う。

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    自分の人生や夢について考えさせられる一冊。
    国連での仕事や海外生活についてありのままの姿が描かれており刺激的で、私自身と川内さんとの共通点も幾つかあるように感じられて嬉しかった。
    夢を叶えても、これで良かったのかと悩んだり後悔したりもやもやしたり、誰もが同じなんだと心が軽くなった気がします。結論、自分の心に従って人生切り拓いていきたい!と思いました。

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    2026年01月29日
  • パリでメシを食う。

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    面白かった!メシを食う=生活を成り立たせる、の意。ごはんの本ではなく、パリで生きる日本人たちが、それぞれどうやってパリに行きつき、暮らす術を見つけ、生活してるのかが描かれてる。行動力の固まりみたいな人たち。なるようにならせている人が多く、こういう底力を見習わねばな、と思った。

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    2026年01月24日
  • ロッコク・キッチン

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     本書は、福島県浜通り周辺の住人に「何を食べ、どう生きているのか」のエッセイを公募し、話を聴きまとめたもの(「群像」連載の書籍化)です。原発事故その後を「食」を通して伝える秀作でした。

     福島県沿岸部を縦断する国道6号(ロッコク)。原発事故から11年を経て全線通行可能になるも、ロッコク沿いの町では、現在も浪江町、双葉町、大熊町に帰還困難区域が残っています。

     川内さんは、何度もロッコクに通いながら、あの時のままの廃墟や全く別物に変わってしまった景観の移り変わりを見て、ふと思います。「みんな、何を食べ、どう生きてるんだろ?」‥‥本書の始まりです。 

     単に震災前の暮らしや食を懐かしむ姿勢で

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    2026年01月21日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    いろいろグルグル思うことはあったけど、結局は大好きな人とこれからもたくさん会って、笑って、大切にし合おうと思う!!

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    2026年01月16日
  • パリでメシを食う。

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    インタビューなのに物語みたいで初めての感覚。
    パリに来た理由も十人十色だけど、すべての主人公の自分に従って進む姿に魅了される本。
    自分の好きだったものってなんだろう、本当は何がしたかったんだろうってもう一度見つめ直したくなる一冊。

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    2026年01月13日
  • ロッコク・キッチン

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    「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」の著者の有緒さん。目の見えない〜が好きだったのでこちらも読んでみようと手に取りましたが、なんと!素晴らしい本です。
    福島での原子力発電所の事故の後、なおもその近くで今現在も生活されている方々の様子、そして「ロッコク・キッチン」のタイトルからも分かる通り、そこでの食事が綴られています。
    福島は行ったことがなくて(函館新幹線で通過だけ)原発っていうものもどこか遠い世界、言ったら申し訳ないけれど関係ないことのようだった。けれど、この本を読んで少し考えが変わりました。福島(大熊町、浪江町)で起きたこと(原発の事故の跡)は自分の目で見てみたいと思いました。あと、

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    2026年01月12日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    白鳥建二さん。2004年、東京の府中の森であった本田健さんの講演会の帰り道、杖をついた男性が前を歩いていて「大丈夫ですか?」と声をかけたのですが、その方が、この本に登場する白鳥建二さんでした。
    何か手助けをしたくて声をかけた私ですが、逆に帰り道が分からなくなった私を駅まで連れて行ってくださり、乗るべき電車まで案内してくれました。その後、私の職場まではるばる来てくださり、目の見えないことや点字のことを教えてくださいました。
    東京で助けてくれた白鳥さんが、映画の主人公になっていて、元同僚の方が「映画に出ていたのは、あの白鳥さんじゃない?」と教えてくれたのがきっかけで、この本と出合いました。
    アート

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    2026年01月11日
  • ロッコク・キッチン

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    川内有緒さん「この人!」を捉える(出逢う)感性には本当に脱帽であります。
    「この先帰還困難区域」の周辺に、
    これほどしなやかに
    これほど軽やかに
    暮らしているお人が
    こんなにもたくさんおられるのだ!

    国道6号線近くにお住まいの
    お一人お一人の「食べること」を
    通してのそれぞれのインタビューが
    素晴らしい哲学対話として
    綴られている

    人間って とんでもないことも
    引き起こしてしまう
    けれども
    気負うこともなく
    しなやかに 素敵に
    暮らす力を取り戻すことも
    できるのだ
    と 改めて!

    気持ちの洗濯ができる 一冊です。

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    2026年01月06日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    美術館に行こう、関わろうと素直に思える本。

    視覚障害の方と美術展示を観に行くというトリッキーな組み合わせだけど、美術館鑑賞でいかに自分たちが見えていないかを実感出来る貴重な経験となる。しかし、そんな効用はフックに過ぎない。
    あなたといっしょに居たい。その手段として繋いでくれるものが、モノの見方を浮き彫りにしてくれる美術品であり、美術館なのだ。

    一方で、宿題も残る。多様性は多様性として受けいるけれども、そこに優劣の物差しが付いて回る。出来ること、出来ないこと。その価値観をどう乗り越えていけるのか。

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    2025年12月29日
  • ロッコク・キッチン

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    福島浜通りの現在の「食」がこの本の背骨ではあるけれど、それだけでは済ませられないいろいろなことが渦巻いている。いつか訪れなくてはならない。夜空の下の本屋さんに行ってみなくてはならない。

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    2025年12月25日
  • ロッコク・キッチン

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    仕事になるかならないかまだわからないような段階だったけど、福島の復興に関する仕事をすることになるかもしれなかったので、実際に浜通りに行ってみた。
    この本は、その浜通りエリアをタテに走る国道6号線こと、ロッコクを舞台に、今浜通りに住む人が何を食べているのかを取材した本だ。
    読み終わって、明るいとも暗いともちがう、強いて何か言葉を当てはめるなら切ない、というような気持ちになっている。
    実際にみた光景もいくつか描かれていて、そこの空気感もなんとなく想像できて、余計に胸に迫る。色々な想いを抱えた人が当たり前に存在していて、何かを一つに決めきれないことの難しさを、そして決め切らないでいいと、それをゆった

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    2025年12月14日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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    前評判はあまり読まず、装丁だけでホラーとすら思っていた。

    初めて行くキャンプ地で、この本を読む。

    何という巡り合わせなのだろう。
    旅であり日常であり行動力の賜物である筆者。
    思ったことをどんどんやってみるバイタイリティ。
    あぁこんな風に歳をとっていきたい。
    今自分の人生を生きているか、問うてくれる。

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    2025年11月29日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • 空をゆく巨人

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    現代美術のスーパースターである蔡國強は駆け出しの頃に福島のいわきに住んでいたので、現在もいわきと交流がある…という一般的な説明では全く不十分で、両者の関係は想像以上に密接だった。世界的アーティストになってさえ蔡はいわきの人々のサポートを求め、やがていわきの人々もまた、震災を乗り越えるために蔡の想像を超えた万本桜プロジェクトというアート活動を始めた。単純な地域交流ではなく、互いに切磋琢磨する盟友同士と呼ぶべきかもしれない。
    大人物の器に素朴な人柄を込めた蔡國強と、現実世界の困難を器用に解決する才に恵まれた志賀忠重。人を感動させる行為そのものがアートならば、これほどアートの神様に愛された人はなかな

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    2025年11月08日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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    自分とは違う誰かの日常のはずなのにその中に自分と似た何かがあったり、新しい世界や気づきを与えてくれたり…
    そんなエッセイが大好きです
    川内さんのエッセイはまさにそんな作品
    楽しくておかしくて、そしてほろ苦い
    癖になります

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    2025年11月07日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    (まだ途中)
    【本文より】
    ・その日、そのときにしか出せない言葉というものがある。
    (中略)飲み込んでしまった数々の言葉を、胸の奥にある引き出しにしまい込みながら生きるしかない。でもこうして旧友に話したことでほんの数グラムだけ引き出しが軽くなった気がした。

    ・いつだって作品を見にいった先には新たな発見があり、人間同士の出会いがあり、一緒に過ごした時間の手触りはお互いの中に残っていく。

    ・「優生思想を考えるうえで、いま障害があるひとに対してどう接するのかという『差別』の問題と、それ以前に生まれてくる障害者を減らそうという優生思想的な考え方、そのふたつは切り離して考えないといけないと思うんだよ

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    2025年11月04日
  • パリでメシを食う。

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    パリで暮らす10人の日本人の話。それぞれの人の写真が良くて誰が撮ってるのかなーと思ったら、あとがきを読んで納得!

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    2025年10月19日
  • パリの国連で夢を食う。

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    エッセイであることを忘れてしまうぐらい物語性があって面白かったです。
    あまりにも自分とは違う環境の話なのに、すらすらと読めてしまいました。

    日本人目線で、パリの魅力的なところも不便なところも書かれていて勉強になるし、国連という、国としての偏りがない立場からの文化や習慣の捉え方のようなものについても考えさせられるものがありました。

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    2025年10月13日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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    川内さんの行動力が並外れてすごいから、周りの人たちの行動力も影響を受けるのか
    周りの人たちの行動力がすごいから、川内さんもそれに影響されたのか
    それくらい、川内さんやその周りの人たちが主体的に自分の人生を生きている感が伝わってくるエッセイでした。

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    2025年10月11日