川内有緒のレビュー一覧

  • ロッコク・キッチン

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     毎日、大熊町と広野町を往復する。ロッコク(国道6号)を通っている。
     この道で困ることは、食べるところがないことだ。2011年以前にはあったのだと思うが、現在はあまりにも食べるところがない。なぜか、コンビニばかりが目立つ。

     テレビでも報道されたことがある、夜だけの本屋さん。その撮影が、実にいいなぁと思ったら、この本が、ネタ元なんだね。いい企画だ。
     故郷を追われ、そして、故郷を想い、そして故郷に戻る。しかし、故郷は記憶の中でしかない。自分の故郷は、消されてしまった。そして、再び故郷をつくる。それを淡々と、ありのままに伝える。
     故郷を、食で綴り、食の記憶を思い出しながら、おばあちゃんの味

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    2026年03月19日
  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

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    気になりつつ未読である「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」や「ロッコクキッチン」の作者さんのエッセイとあって、手に取った。装丁も素敵。白を基調に、青、黄、赤。いいなぁ。

    海外での仕事や出会いのこと、影響を受けた映画や小説のこと、お父さんや娘さんのこと。
    読んでいて、人への興味と愛のある人なんだなぁと感じた。
    他の著作もどんどん読みたくなった。

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    2026年03月15日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    ずーっと読みたくてやっと買えた!
    面白いって表現が合ってるのかはわからないけど、読み終わって、すぐにまたもう一回読み始めてしまうくらい好き。
    自分の中の思い込みやこうでなきゃいけないって部分にも気づけたし、美術館やアートってもっと自由に楽しんでいいんだよねーって。
    展覧会に行きたくなる!

    本当の意味での多様性。
    お互いに尊重し合いながらも、気を遣いすぎない世界になったらいいなと。。。

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    2026年03月12日
  • パリでメシを食う。

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    海外というハードルの高さをグッと下げてくれて、こんな風に生きたい!と思える人がたくさん出てきた
    小さい頃からパリに憧れがある私には避けて通れない本だったと読み終わったいま思う
    いつかわたしも、、

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    2026年03月12日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    ノンフィクション本大賞の過去作品のなかで
    タイトルから目の見えない人は、どうやって作品を観るんだろうときになり読みました。

    内容は、どのうように美術を観るのかを実際の写真も掲載されており、自分だったらどう伝えるだろうかなど楽しく考えながら読めました。また、美術以外にも歴史、障がい者問題、答えのない難しい問題も白鳥さんやその友人達と真剣に話し合い、時にはコミカルに話しあい考え方の幅を広げてくれるとても良い本でした。

    物事を伝えることの難しさを感じれたことと自分の表現力強化につながると思ったので次に美術館に行ったときは家族でしてみたいです。


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    2026年03月08日
  • ロッコク・キッチン

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    福島、第一原発事故後を描く、映画も作っているらしい。
    イベントに合わせ急いで読み進める。
    深い… 東京では忘れ去られたように都庁でのプロジェクションマッピング… 確かに…電力の無駄遣い

    ロッコク、と呼ばれる国道6号線
    そこに戻ってきた方々は何を食べて、どう過ごしているのだろう?そこからインタビューがはじまる

    またしても知らない事ばり
    川内さんの率直な感想、驚きが言葉にされていて読みすむうちに、葛藤もあり、身を削るような撮影、試行錯誤の日々だったのだろうと思いつつも楽しみを見つけている姿勢が素晴らしい。
    いつも思う、読めてよかった。



    コジラは、古代恐竜をルーツに持ち、水藤薬物の影響で突

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    2026年02月26日
  • 自由の丘に、小屋をつくる

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    有緒さんの作品は全て好きだけれど、このエッセイはより等身大の有緒さんが感じられる一冊だった!

    上手くいかないことやトラブルも包み隠さないところが、人間味があって、有緒さんらしくて好きだった。

    有緒さんをささえる魅力的な友人たち。

    このエッセイに登場する人たちは自分の軸があり、どんなことでもきっと楽しめるんだろうなと思った!



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    2026年02月22日
  • 自由の丘に、小屋をつくる

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    「生まれた子供に、自然を与えたい」その思いで。家庭科の成績1の超文系の著者が、仲間と一緒に小屋を作る。その熱意と記録に脱帽。合わせて子供の成長記録にもなってる。

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    2026年02月14日
  • ロッコク・キッチン

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    あの日あの時思った考えたこと、忘れかけていたあのことを思い出す。

    国道6号線、ロッコク沿いの街にいま住む人たちの生活。しっかりと言葉として織られていた。


    ロッコクプロジェクトの映画、見たい。

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    2026年02月10日
  • ロッコク・キッチン

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    川内さんは本当に「えっ! そこに気が付いてくれたの?」ってくらい人の潜在的にしかなかった(本人も気が付いていない)心模様を描く視点と、表現力に満ちている。
    ※ 自分は川内さんの過去作の大ファンだ。

    「ロッコク」は地元の人達に通じる方言ならぬ、地元語だ。
    ロッコク沿いの住民はメディアから、いや世界中から原発事故のあった現場であり、「被災者」として扱われる。
    毎年3月になると世界中から記者が訪れて「被災者としての記憶」をえぐられる。
    ロッコク沿いに住む人には「原発事故への恨み」が無いと世の中的には「つまらないやつだな~」ってなってしまうんだ、、(悲しい話だよ、)

    でも、川内さんの視点は違ってい

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    2026年02月09日
  • ロッコク・キッチン

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    川内有緒さんの人類学をされてたバックボーンと好奇心、ひとへのリスペクト、食がもたらす時間やカルチャーが好きなんだなあと感じる作品。ロッコクは光を生み出し光を送り、だけどそのおおもとに光がなくなったっていうのは皮肉すぎて悲しい。人間の欲が詰まりすぎ。p.236「常に自分の心はいろんな方角に揺れ動いている。」っていうのは川内さんのいろんなひとに話を丁寧に聞いてきたからこその素直な感想なのかなと。
    たぶん映画を観に行ったらボロボロ泣くんだろうなと思いながらでも絶対観に行きたい。

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    2026年02月02日
  • パリの国連で夢を食う。

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    自分の人生や夢について考えさせられる一冊。
    国連での仕事や海外生活についてありのままの姿が描かれており刺激的で、私自身と川内さんとの共通点も幾つかあるように感じられて嬉しかった。
    夢を叶えても、これで良かったのかと悩んだり後悔したりもやもやしたり、誰もが同じなんだと心が軽くなった気がします。結論、自分の心に従って人生切り拓いていきたい!と思いました。

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    2026年01月29日
  • パリでメシを食う。

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    面白かった!メシを食う=生活を成り立たせる、の意。ごはんの本ではなく、パリで生きる日本人たちが、それぞれどうやってパリに行きつき、暮らす術を見つけ、生活してるのかが描かれてる。行動力の固まりみたいな人たち。なるようにならせている人が多く、こういう底力を見習わねばな、と思った。

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    2026年01月24日
  • ロッコク・キッチン

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     本書は、福島県浜通り周辺の住人に「何を食べ、どう生きているのか」のエッセイを公募し、話を聴きまとめたもの(「群像」連載の書籍化)です。原発事故その後を「食」を通して伝える秀作でした。

     福島県沿岸部を縦断する国道6号(ロッコク)。原発事故から11年を経て全線通行可能になるも、ロッコク沿いの町では、現在も浪江町、双葉町、大熊町に帰還困難区域が残っています。

     川内さんは、何度もロッコクに通いながら、あの時のままの廃墟や全く別物に変わってしまった景観の移り変わりを見て、ふと思います。「みんな、何を食べ、どう生きてるんだろ?」‥‥本書の始まりです。 

     単に震災前の暮らしや食を懐かしむ姿勢で

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    2026年01月21日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    いろいろグルグル思うことはあったけど、結局は大好きな人とこれからもたくさん会って、笑って、大切にし合おうと思う!!

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    2026年01月16日
  • パリでメシを食う。

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    インタビューなのに物語みたいで初めての感覚。
    パリに来た理由も十人十色だけど、すべての主人公の自分に従って進む姿に魅了される本。
    自分の好きだったものってなんだろう、本当は何がしたかったんだろうってもう一度見つめ直したくなる一冊。

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    2026年01月13日
  • ロッコク・キッチン

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    「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」の著者の有緒さん。目の見えない〜が好きだったのでこちらも読んでみようと手に取りましたが、なんと!素晴らしい本です。
    福島での原子力発電所の事故の後、なおもその近くで今現在も生活されている方々の様子、そして「ロッコク・キッチン」のタイトルからも分かる通り、そこでの食事が綴られています。
    福島は行ったことがなくて(函館新幹線で通過だけ)原発っていうものもどこか遠い世界、言ったら申し訳ないけれど関係ないことのようだった。けれど、この本を読んで少し考えが変わりました。福島(大熊町、浪江町)で起きたこと(原発の事故の跡)は自分の目で見てみたいと思いました。あと、

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    2026年01月12日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    白鳥建二さん。2004年、東京の府中の森であった本田健さんの講演会の帰り道、杖をついた男性が前を歩いていて「大丈夫ですか?」と声をかけたのですが、その方が、この本に登場する白鳥建二さんでした。
    何か手助けをしたくて声をかけた私ですが、逆に帰り道が分からなくなった私を駅まで連れて行ってくださり、乗るべき電車まで案内してくれました。その後、私の職場まではるばる来てくださり、目の見えないことや点字のことを教えてくださいました。
    東京で助けてくれた白鳥さんが、映画の主人公になっていて、元同僚の方が「映画に出ていたのは、あの白鳥さんじゃない?」と教えてくれたのがきっかけで、この本と出合いました。
    アート

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    2026年01月11日
  • ロッコク・キッチン

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    川内有緒さん「この人!」を捉える(出逢う)感性には本当に脱帽であります。
    「この先帰還困難区域」の周辺に、
    これほどしなやかに
    これほど軽やかに
    暮らしているお人が
    こんなにもたくさんおられるのだ!

    国道6号線近くにお住まいの
    お一人お一人の「食べること」を
    通してのそれぞれのインタビューが
    素晴らしい哲学対話として
    綴られている

    人間って とんでもないことも
    引き起こしてしまう
    けれども
    気負うこともなく
    しなやかに 素敵に
    暮らす力を取り戻すことも
    できるのだ
    と 改めて!

    気持ちの洗濯ができる 一冊です。

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    2026年01月06日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    美術館に行こう、関わろうと素直に思える本。

    視覚障害の方と美術展示を観に行くというトリッキーな組み合わせだけど、美術館鑑賞でいかに自分たちが見えていないかを実感出来る貴重な経験となる。しかし、そんな効用はフックに過ぎない。
    あなたといっしょに居たい。その手段として繋いでくれるものが、モノの見方を浮き彫りにしてくれる美術品であり、美術館なのだ。

    一方で、宿題も残る。多様性は多様性として受けいるけれども、そこに優劣の物差しが付いて回る。出来ること、出来ないこと。その価値観をどう乗り越えていけるのか。

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    2025年12月29日