川内有緒のレビュー一覧

  • パリでメシを食う。

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    面白かった。「しょーもない人生」なんてことない。小説になりそうな人生を沢山見れた。勝ち組負け組とかそんな物差しで計るのが馬鹿らしいと思えた。自分の内なるものに正直にいたら道は開かれるのかも。

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    2023年09月10日
  • 空をゆく巨人

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    蔡国強展でいわきの人々との強い縁を知り、この本にたどりついた。横浜美術館で展示された≪夜桜≫見たかったなあ。

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    2023年09月07日
  • 空をゆく巨人

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    国立新美術館で開催中の蔡國強展を見たら、この本が読みたくなって。そしたら、また国立新美術館に行きたくなった。

    以前と以後では見方も見え方も全然違うはず!しかし、本当に読み応え満点のドキュメンタリー!

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    2023年08月01日
  • 空をゆく巨人

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    アートというベースはあるものの、川内さんの描く対象は様々。必ず「私は信じたい」という想いが流れている。次の本が楽しみ。

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    2023年07月14日
  • 空をゆく巨人

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    福島県いわき市の志賀忠重さんと、ひょんなことから出会った中国人アーティスト蔡國強さん、そして、いわきの仲間たち。
    2人とも、行動力と仲間を巻き込む魅力とパワーに溢れた人なんだろう。まさに本のタイトルどおり、空をゆく巨人のように、世の中を俯瞰して生きている人たちだな、と思った。
    夢と希望を持つって、簡単なようで難しい。
    福島の港に打ち上げられた古い木造船が海を超えて世界を巡ったように、人間が引いた境界や壁をなくして、平和な日が訪れますように。

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    2023年05月07日
  • 空をゆく巨人

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    本作を読み終えてまず感じたのは、回廊美術館を訪れたい、ということ。

    昔先輩に「贈り物をする際は、必ずその物の背景、ストーリーも説明すること」と言われたことを思い出した。

    どんなことにも通じるが、単語だけで魅力を余すことなく感じ取るのは難しい。背後のストーリーを知ってこそ、意味を理解し、魅力を感じるのだと思う。

    志賀さんと蔡さん、そしてたくさんの仲間たちが共に作り上げた等身大の美術館。ここに至るまでの道のりを知ったからこそ、是非訪れたい。


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    2024年07月14日
  • バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

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    大好きな本
    何度読んでも、川内さんの明るさ、行動力、調査能力、聞き出す力に心を奪われる
    情景描写もうまく、旅記としてもおもしろい
    バウルの考え方・生き方を、どのように理解していったか、過程が丁寧に書いてある。
    バウルの哲学をわかりやすく言語化しているので、文化を学び、自身の生き方・価値観について考えるきっかけともなる本

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    2023年02月10日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    『目の見えない白鳥さん〜』『パリでメシを食う。』に続き3作めの川内作品。
    愛する人を散骨という形で送ることにした人たちのお話。

    川内さんの書くさっぱりした文章が好きです。
    パリの話を読んだときからすごい人だなと思ってたけれど、
    今作の描き下ろしのお父さんの話を読んですこし納得しました。

    悲しみのない世界は愛や喜びのない世界と同じ、て言葉がすーっと胸に入ってきました。

    いつか自分の周りの大切な人を見送ることになったときに、またこの本を手に取りたいと思います。

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    2023年01月04日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    文庫本にしか載っていない著者のお話が載っていたので、また再度読み返す形になりました。何度読んでもココロ熱くなるお話ばかり。また、少し先に読んでみたいと思える本です。

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    2022年04月27日
  • バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

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    川内有緒さんの文章ってどうしてこんなにすーっと心に入ってくるんだろう。バウルを初めて知ったけど、この中に出てくる事を色々調べたくなってきた。
    ノンフィクションから湧き出てくる表現がとても素晴らしい!

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    2022年04月11日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    ちょうど分骨について考えている時に出会った本。散骨とは違うけれど、どちらにしても残された人が考え抜いてだしたやり方で送るのでいいと背中を押してくれた本でした。胸が熱くなりました。

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    2022年04月07日
  • バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

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    4冊目の川内さんの本。
    不思議なバウルを探し求めるバングラデシュへの旅。バウルを追う中でバングラデシュという国の歴史、バウルに込められてる哲学が明らかになり、その全てに深く考えずにはいられませんでした。
    人生の行き先はいつだってココロが決める。
    自分を、知る旅を最後まで続けたいと思わせてくれる一冊でした。

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    2022年02月04日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    大爆笑しながら読んだ。

    散骨は法律違反じゃないんだ。
    散骨という選択肢ができた。

    わたしもわたしの骨を持って短い旅をしてもらいたい。

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    2022年01月25日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    散骨をされた6つのものがたり。
    「誰かが愛した誰かの話を聞き、その記憶を自分の中に取り込んだ時、世界と自分の境界は限りなく曖昧になる。そして、その無数の見知らぬ人々も、いつしか〈私〉になるのかもしれない。」
    そして、川内さんを通したものがたりが自分の中に取り込まれた感覚になりました。

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    2022年01月12日
  • 空をゆく巨人

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     「なんと気持ちのいい連中だろう」

     読み終えたとき頭に浮かんだのが、「ルパン三世 カリオストロの城」のラストで庭師のおじいさんが呟いたこの言葉。
     こんなに気持ちのいい人間関係って、すごい。うらやましい。お願いです、心を入れ替えますから、そこに加えてください、ってくらい憧れる。

     何年か前に横浜美術館で開催された蔡國強展、その迫力に圧倒された。

     今では現代美術の超売れっ子作家となった蔡 國強氏と、福島県いわき市で会社経営しているおっちゃんの志賀さんとその仲間たちとの心温まる友情の物語。

     全く売れなかった若き蔡氏を、なんかこいつ面白くて、熱のある青年だな、とアートになんて興味もない

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    2021年08月13日
  • バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

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    もう一度読み直したい。今この時期に読んでよかったな、と。本当の自分なんて言葉は使い古されたありきたりな言葉かもしれないけど、自分は誰なのか?は何か肩書きなどを抜きにして語れるようになりたい。

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    2021年04月21日
  • 空をゆく巨人

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    「こういうノンフィクションもあるのか」
    というのが読後の率直な感想です。

    一方は著名な芸術家であるものの、主題は
    その芸術家が作り出す作品に関わる市井の
    一人の人間が織り成す生き様です。

    自分以外の「他者」のために常に生きていると、
    こういう素敵な人間関係を築くことができるのか、
    と今さらながら学ぶことができる一冊です。

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    2020年06月15日
  • 空をゆく巨人

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    夢と希望って当たり前で使い古された、口にするのも恥ずかしかったかもしれない言葉が、実はなによりも大切なのかもしれない。
    thundercat/drunk

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    2019年07月26日
  • バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

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    単行本の時も 五つ★だったはず
    その本が 文庫で再販されると
    ついつい 手に入れてしまう

    そして また読み始める
    すっかり忘れていたところもあり
    ぼんやり そうだった
    と思い起こすところもあり
    それでも やはり
    川内有緒さんの紡ぎ出す
    ノンフィクションの海に
    心地良く漕ぎいだしてしまう
    どきどき するところも
    はらはら するところも
    ふーむ なるほどの ところも
    確実に 増えている

    バウルの魅力も さることながら
    川内さんの存在そのものが
    バウルと同化してくるようだ

    きっとまた手に取ってしまう
    一冊が増えました

    文庫の解説が
    高野秀行さんであるのも
    いかにも 似つかわしい

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    2019年07月20日
  • 空をゆく巨人

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    ネタバレ

    なんかのラジオで題名聞いて、なんかおもしろそうだなあっと思っていたら、すっぴんでゲストにでられてたので、
    あ、この人が書いた本かあっと、思って手に取る。
    表紙がとても幻想的で美しい。
    題名とあいまって、ちょっとファンタジーっぽいけど、ドキュメンタリーである。
    2人のとんでもなくエネルギッシュで温かく魅力的な人物の関わりから紡がれるたくさんの物語。
    いやあ、面白かった。
    志賀さん、なにもの?
    ライオンがガーガー言ってるみたい、とゆーのに笑った。
    ハンググライダーの件はすっごくなるほどっとおもった。
    人の期待に左右された決断はだめだ。
    これ、肝に銘じるべし。
    北京オリンピックの巨人足花火、さすが大

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    2019年03月04日