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Posted by ブクログ
題名と表紙に惹かれて読んだ。
5人の方の生と死。
その家族や友人の故人を見送るエピソード。
涙したり「ふふふ」と笑ったりしながら一気に読めた。
以前に読んだ何かの小説で、夫が「墓はいらない。葬式も年忌もやらなくていい」というのに対して妻が「お墓は故人の為でなく、残された者のため。お墓がなくてはあなたに会いに行けないし、年忌がなければばらばらな土地に嫁いだ娘たちが全員揃う機会がない」と答える会話があったことを思い出した。
弔うというのは、故人のためではなく故人の周りの人間たちのためなのかなぁ、と。
この本に登場する故人たちは、旅が大好きだったり、世界の山に登ったりといった自由に生きていた方々なので、その家族・友人たちは弔う方法として散骨を選んで自分の気持ちに整理をつけたのかもしれない。
死や散骨にまつわる話だが、読後感は明るく爽やか。
作中にも登場する矢萩多聞さんの装丁・装画が素敵で、手元に置いてまた読み返したいと思った。
Posted by ブクログ
忘年会の帰り、会社の後輩と電車で本の話をした。彼が最近のお勧めと言うことで教えてくれた本。最近、人から教えてもらった作品に当たったことがなかったが、これは良い、とても面白く読んだ。
私も私の骨は自然界にまいてほしいと思っており、題材も興味深い。遺骨を自然にまく話、五話。
ミクロネシア、チェコ、インド、ヒマラヤ。
山好きな私は特にヒマラヤの話が楽しかったな。この時代によくまぁとか、エネルギッシュな家族だなとか。
私は(今のところ)自分の死はそんなに怖くない。
死とは残された人の話なのだなと思った。残された人は故人を想う。
妻が死んだ後私はどの様に過ごすのだろうか?
私が死んだ後妻はどの様に過ごすのだろうか?
以前より書き進めていた、自分の遺書を書き進めた。
Posted by ブクログ
この作品では、5組の家族(著者である川内有緒さんもですが)の、家族としての生き方と大切な人の看取りを経て、遺された家族がその後の人生をどう生きているのか…を、散骨を通して描く…。
「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」がすごくよかったので、こちらの作品も読んでみました。タイトルにはびっくりさせられますが、心温まる内容です。また、この装丁がすごくいいですよね!この作品の装丁は作中に登場する矢萩多聞さんのものです。
散骨ってそんなに構えなくてもできるものなんだなぁ…なら、私も家族にそう言っておけばどうか、ちょっと考えちゃいました。大切な人だから、最期の想いを叶えてあげたいって家族に思われるような自分になりたいなぁ…そう感じました。
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小説・文芸
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