ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
大切な人への想いをのせて、白い粉はふわりと舞いあがり、青い空へと吸い込まれた―― セーヌ川にかかる橋、南国の「珊瑚の海」、ヒマラヤの麓など、思い出の地での散骨をはじめ、愛する故人を想いながら、軽やかに生き続ける5組の家族や友人たち。 新田次郎文学賞受賞の注目作家が、深いまなざしで「生と死」をユーモラスに綴る、傑作ノンフィクション。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ちょうど分骨について考えている時に出会った本。散骨とは違うけれど、どちらにしても残された人が考え抜いてだしたやり方で送るのでいいと背中を押してくれた本でした。胸が熱くなりました。
大爆笑しながら読んだ。 散骨は法律違反じゃないんだ。 散骨という選択肢ができた。 わたしもわたしの骨を持って短い旅をしてもらいたい。
ノンフィクション。 愛する人の死+世界各国での客死や散骨 というテーマ。 決して暗くなく旅行記ような雰囲気で読める、愛する人の死を受け入れていく人たちのお話。旅に出たくなった。
題名と表紙に惹かれて読んだ。 5人の方の生と死。 その家族や友人の故人を見送るエピソード。 涙したり「ふふふ」と笑ったりしながら一気に読めた。 以前に読んだ何かの小説で、夫が「墓はいらない。葬式も年忌もやらなくていい」というのに対して妻が「お墓は故人の為でなく、残された者のため。お墓がなくてはあ...続きを読むなたに会いに行けないし、年忌がなければばらばらな土地に嫁いだ娘たちが全員揃う機会がない」と答える会話があったことを思い出した。 弔うというのは、故人のためではなく故人の周りの人間たちのためなのかなぁ、と。 この本に登場する故人たちは、旅が大好きだったり、世界の山に登ったりといった自由に生きていた方々なので、その家族・友人たちは弔う方法として散骨を選んで自分の気持ちに整理をつけたのかもしれない。 死や散骨にまつわる話だが、読後感は明るく爽やか。 作中にも登場する矢萩多聞さんの装丁・装画が素敵で、手元に置いてまた読み返したいと思った。
散骨した人の話が5つ。どれもかなり個性的。自分が散骨してほしいかと考えると、あんまり望んでない理由は考えてみてもいいかもしれない。墓という場所があるのはずいぶん救いだったからだけではなさそう。
忘年会の帰り、会社の後輩と電車で本の話をした。彼が最近のお勧めと言うことで教えてくれた本。最近、人から教えてもらった作品に当たったことがなかったが、これは良い、とても面白く読んだ。 私も私の骨は自然界にまいてほしいと思っており、題材も興味深い。遺骨を自然にまく話、五話。 ミクロネシア、チェコ、イ...続きを読むンド、ヒマラヤ。 山好きな私は特にヒマラヤの話が楽しかったな。この時代によくまぁとか、エネルギッシュな家族だなとか。 私は(今のところ)自分の死はそんなに怖くない。 死とは残された人の話なのだなと思った。残された人は故人を想う。 妻が死んだ後私はどの様に過ごすのだろうか? 私が死んだ後妻はどの様に過ごすのだろうか? 以前より書き進めていた、自分の遺書を書き進めた。
身近な人の死があったらどうするか。考えなければいけないけれど、不吉とかタブーな気がして話しにくい。でもそれは自分の思いであって、故人の思いではない。故人が笑ってくれるよう前向きな明るい送り方もあっていいんだ、と思えた。
明るく表現されているけれど 実は重い本でした。 亡くなったどの方も実はもっと生きたかった。 生きてもっと成し遂げたかったことを ご家族や近しい方がその意をくんで 次の世でもお続けなさいと空に骨をまく。 それは今生きている人の心の区切りにもなって 死者と共に生きていく新しい道が見えてくる。 限られ...続きを読むた命をどんな風に生きて 死をむかえた後は ただの無になるのか 生きてる人と共に生きるのか ただただ自由なのか 答えは難しい。
医者ガチャ 手術、人工呼吸器、断る。 医者に勝手に入れられた呼吸器は外してもらう。 死の恐怖を前に、何の書類にもサインはしない。 今あることに感謝。
この作品では、5組の家族(著者である川内有緒さんもですが)の、家族としての生き方と大切な人の看取りを経て、遺された家族がその後の人生をどう生きているのか…を、散骨を通して描く…。 「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」がすごくよかったので、こちらの作品も読んでみました。タイトルにはびっくりさせ...続きを読むられますが、心温まる内容です。また、この装丁がすごくいいですよね!この作品の装丁は作中に登場する矢萩多聞さんのものです。 散骨ってそんなに構えなくてもできるものなんだなぁ…なら、私も家族にそう言っておけばどうか、ちょっと考えちゃいました。大切な人だから、最期の想いを叶えてあげたいって家族に思われるような自分になりたいなぁ…そう感じました。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
晴れたら空に骨まいて
新刊情報をお知らせします。
川内有緒
フォロー機能について
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
パリの国連で夢を食う。
わたしの名店
エレベーターのボタンを全部押さないでください
黄河源流からロプ湖へ
自由の丘に、小屋をつくる
空をゆく巨人
ノンフィクションの未来
「川内有緒」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲晴れたら空に骨まいて ページトップヘ