空をゆく巨人

空をゆく巨人

1,067円 (税込)

5pt

4.6

福島県いわき市の実業家・志賀忠重と、中国福建省出身の世界的現代美術家、蔡國強。二人は、1980年代にいわきで出会い、数々の驚くべき「作品」を生み出してきた。そんな二人の最大の作品が、東日本大震災後に制作した「いわき回廊美術館」。その周辺の山々では、志賀が、99,000本の桜を250年かけて植樹する「いわき万本桜プロジェクト」を進めている。原発という「負の遺産」を残したことを激しく悔いて、未来のいわきを世界に誇れる場所にするために。型破りな二人の巨人の足跡を辿りながら、美術、ひいては「文化」の底力を問う。スタジオジブリ・鈴木敏夫氏絶賛! 第16回開高健ノンフィクション賞受賞作。

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空をゆく巨人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月07日

    蔡国強展でいわきの人々との強い縁を知り、この本にたどりついた。横浜美術館で展示された≪夜桜≫見たかったなあ。

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    Posted by ブクログ 2023年08月01日

    国立新美術館で開催中の蔡國強展を見たら、この本が読みたくなって。そしたら、また国立新美術館に行きたくなった。

    以前と以後では見方も見え方も全然違うはず!しかし、本当に読み応え満点のドキュメンタリー!

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    Posted by ブクログ 2023年07月14日

    アートというベースはあるものの、川内さんの描く対象は様々。必ず「私は信じたい」という想いが流れている。次の本が楽しみ。

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    Posted by ブクログ 2023年02月11日

    やりたいと思ったこと、やったほうがいいと思ったことを、周りの目を気にすることなく、気持ちのいいくらい行動に移し実現させていく。考え方やそのスケールの大きさなど、自分の人生では巡り合うことのない人たちに出会うことができた。

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    Posted by ブクログ 2022年12月25日

    夢を忘れない二人の男の物語。
    特に滋賀忠重という人の行動力に圧倒される。
    夢を見続けるには一歩踏み出す勇気が必要。
    でもまず自分を突き動かす夢の見かたを見つけるにはどうすればいいのか?
    小心者の私は戸惑う。

    蔡國強という偉大なアーティストを通して
    理解しがたかった現代アートの見方を教えてもらえる本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月15日

    この本を開いたとき、強烈な違和感があった。
    今まで川内有緒さんの書く文章は、川内有緒さん自身が体験したこと(とりわけ旅に関すること)しか読んだことがなかったからだ。
    その意味では、この本は初体験なのである。何しろ、そういう文章は「文庫版あとがき」にしか存在しない。

    その違和感故に、一度本を閉じてし...続きを読む

    0

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