バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録

721円 (税込)

3pt

何百年もの間、ベンガル地方で歌い継がれ、今日も誰かが口ずさむバウルの歌。宗教なのか、哲学なのか、それとも?? 譜面にも残されていないその歌を追いかけて、バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ。音色に導かれるかのように聖者廟、聖地、祭、ガンジス河を転々とした先に見つけたものとは。12日間の彷徨の記録。第33回新田次郎文学賞受賞作。

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バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    大好きな本
    何度読んでも、川内さんの明るさ、行動力、調査能力、聞き出す力に心を奪われる
    情景描写もうまく、旅記としてもおもしろい
    バウルの考え方・生き方を、どのように理解していったか、過程が丁寧に書いてある。
    バウルの哲学をわかりやすく言語化しているので、文化を学び、自身の生き方・価値観について考え

    0
    2023年02月10日

    Posted by ブクログ

    川内有緒さんの文章ってどうしてこんなにすーっと心に入ってくるんだろう。バウルを初めて知ったけど、この中に出てくる事を色々調べたくなってきた。
    ノンフィクションから湧き出てくる表現がとても素晴らしい!

    0
    2022年04月11日

    Posted by ブクログ

    4冊目の川内さんの本。
    不思議なバウルを探し求めるバングラデシュへの旅。バウルを追う中でバングラデシュという国の歴史、バウルに込められてる哲学が明らかになり、その全てに深く考えずにはいられませんでした。
    人生の行き先はいつだってココロが決める。
    自分を、知る旅を最後まで続けたいと思わせてくれる一冊で

    0
    2022年02月04日

    Posted by ブクログ

    もう一度読み直したい。今この時期に読んでよかったな、と。本当の自分なんて言葉は使い古されたありきたりな言葉かもしれないけど、自分は誰なのか?は何か肩書きなどを抜きにして語れるようになりたい。

    0
    2021年04月21日

    Posted by ブクログ

    単行本の時も 五つ★だったはず
    その本が 文庫で再販されると
    ついつい 手に入れてしまう

    そして また読み始める
    すっかり忘れていたところもあり
    ぼんやり そうだった
    と思い起こすところもあり
    それでも やはり
    川内有緒さんの紡ぎ出す
    ノンフィクションの海に
    心地良く漕ぎいだしてしまう
    どきどき 

    0
    2019年07月20日

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