川内有緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ここ数年で読んだ本の中で一番面白かった。こんなに面白い本を書く作家さんをこれまで何となくしか知らなかったのか!と思った。
日芸卒で2000倍の倍率の国連のポストを手に入れた著者の5年半のパリの記録。なかなか知ることのできない国連の実態を面白おかしく知ることができると同時に、小説のような友情や恋愛もあり、、盛り沢山の内容で、自分も著者と一緒にうたた寝しながら夢を見たような気分だった。
著者が本当にパワフルな方で、国連の職員を次々と巻き込んでいく様子が軽快でワクワクする。解説ではあちゅうさんが(インフルエンサーとしての印象が強かったけど、改めて文章が上手な方だなと思った)著者の夢を手にしていく -
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Posted by ブクログ
自分が好きな分野がアートと関係がある分野だからアートを見に行くことがある。でも自分はアートを鑑賞するときに、正しく見なければいけないと思っていたし、幼稚な感想しか持てないことを情けないなと思っていた。
本を読んで、自分に見えているものを思いつくままに周りに人に伝えあって、どんどん新しい見え方を見つけていくことがすごく楽しそうだったし、私もそういうふうにアートを楽しみたいと思った。好きに見ていいということに少し救われた気持ちになった。
また、自分が「障がいである」と思っていることは他の人にとって障がいなのかとか、障がいがある人と関わることを怖く思うことはいけないことなのかなど、色々なことを考え -
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Posted by ブクログ
学生の頃に読んでたら自分の人生変わってたかもしれない、と思う本だった。そのくらいの衝撃。
なんやかんやあってパリで生計を立てている日本人10人の人生を辿る本。ここに出てくる人たちは、普通だけど普通じゃない。全てがうまくいってるわけではなくて、苦しみに耐えたり、うまくいかないタイミングもたくさんあった。それでも前に進んで、この人たちの今に繋がってると思うと自然と涙が出てくる。
でもやっぱり全員に共通してると思うのはとんでもないバイタリティと根性!普通なら耐えられないと思うところを耐え抜いている。尋常ではない。
自分の人生は何歳からでも新しいことを始められるし、前に踏み出す力さえあればなんでもで -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「…30代目前で、急に中途半端が嫌になった。3年後の自分を想像したとき、このままだと同じ場所で同じ仕事をしてる気がした。パリに行けば、3年後はぜんぜん違うことをしている。今行かなかったら、この先行くことはない…」
今の自分の心境そのもので、この本を読んで未経験からエンジニアを目指す決意をした(気がする)。
専門スキルを持って働く人たちにあこがれを抱きつつも自分は器用貧乏タイプなんだと自己を分析していた(そう思い込むことであこがれへの可能性を感じないようにしていたのだと思う)。
前職やそこを辞めてから働いた先で自分が器用どころか、逆に人より不器用なんだとわかったとき、あこがれへの可能性によう