川内有緒のレビュー一覧

  • エレベーターのボタンを全部押さないでください

    Posted by ブクログ

    大好きな川内有緒さんの本。
    川内有緒さんのレンズを通してみる世界のおもしろさと、人生の思い出というか豊かさを与えてくれるひとに囲まれてるその交友関係といい、いつ文章を読んでも惹かれるなと。
    西荻とか中央線沿い、『急に具合が悪くなる』、不妊治療について、などなど、タイムリーに親近感のあることに触れてるところもまたキュンとしてしまうポイント。
    普段はあんまり本を2周することがないけどこの本は線を入れたり付箋を貼ったり、別のノートに心に響いた文章を写したりと内省のためにしっかり読み直したいなと思った!

    0
    2025年07月24日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

    Posted by ブクログ

    全盲の白鳥さんと美術館を回るドキュメンタリー。
    目が見えないので白鳥さんは周りの人からどんな絵か聞きながら想像する。説明する側は今まで無意識に黙ってじっくり見て「感じる」から言葉にすることで今までにない発見があったり、「見る」とはなんなのか。全盲の白鳥さんには何が「見えてる」のか。
    そこの想像がこの本を読みながら一緒に考えることができて面白い。美術館に行ってみたくなる。
    9章あたりからある美術館の作品を見て、差別とは何か、偏見とは何かを考えさせられるようになる。
    差別や偏見はダメと言うのは簡単だけど、もし自分がなったらイヤじゃない?そう思うことは偏見では?
    こういう問題は決して簡単に解決するも

    0
    2025年07月21日
  • パリでメシを食う。

    Posted by ブクログ

    人の数だけ生きる道があって、場所があって、人生とはそういうものでいいんだなと肩肘張らずに教えてくれた。上昇するために生きていくんでしょうと言う人も、海外に住みながら自分の中の小さな故郷を求める人もみんな素敵。著者が人に向ける視点が何よりも素敵。
    死にたいと言う人に「その目が他の誰かを癒してしまう 愛される力を兼ね備えて生まれてくる人がいるんだな」と言葉に翻訳できる力が素敵。
    私もいい大人だけど、楽しい生活をしたい。楽しく生きたい。
    「ただそこにいるだけでいいわけではなく、もっと濃い、コミュニケーションでも言葉でも、ボディタッチでも 言葉にして欲しい、言葉にしたい。」
    あ、そして、私も誰かのため

    0
    2025年07月18日
  • パリでメシを食う。

    Posted by ブクログ

    どこにも無い~。と思って諦めていたんですが、ほかの本を読んでいたら著者の文章が出てきて読みたい熱がまた上がり、やっと読めました!

    タイトルから、てっきりご飯を食べるお話かと思っていたら「生活をして生きていく」方の「メシを食う」だった。
    一貫して、「あたしには出来ないな」というエピソードだらけでした。
    けど、こんな風に生きられたら今頃どんな人生だったんだろう?とも思ったり。。
    想像を楽しめる本だなと思いました。
    読めてよかった!って思いました。

    0
    2025年07月14日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

    Posted by ブクログ

    なぜ白鳥さんと美術館に行くのかという問いに最後向き合う作者の答えがじんわりくる
    絵をどうみるかのもっと先の根本的な人と関わる、話す、分かりあったり
    そのきっかけとしての作品鑑賞

    0
    2025年06月19日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全盲の白鳥さんと、作者含む仲間たちが美術館にアートを見に行く。
    こういう話って、目の見えない人の気持ちになろう、想像力を働かせよう、という結論になるんだろう、と思っていたが、導き出されるのは「僕らはほかの誰にもなれない」「ほかのひとの気持ちになんかなれない」「なれないのに、なろうと思ってる気持ちの浅はかさだけがうすーく滑ってる」、そして「ただ一緒にいて、笑っていられればそれでよかった」という言葉。
    そのままの自分同士で、障害があろうがなかろうが気の合う人たちと、楽しく笑って過ごす。多様性のゴールはそこなのかもしれないと思った。
    どんなに遠くに行って美しい景色を見ても、あとに残るのは同行者の面白

    0
    2025年06月16日
  • パリの国連で夢を食う。

    Posted by ブクログ

    ここ数年で読んだ本の中で一番面白かった。こんなに面白い本を書く作家さんをこれまで何となくしか知らなかったのか!と思った。

    日芸卒で2000倍の倍率の国連のポストを手に入れた著者の5年半のパリの記録。なかなか知ることのできない国連の実態を面白おかしく知ることができると同時に、小説のような友情や恋愛もあり、、盛り沢山の内容で、自分も著者と一緒にうたた寝しながら夢を見たような気分だった。

    著者が本当にパワフルな方で、国連の職員を次々と巻き込んでいく様子が軽快でワクワクする。解説ではあちゅうさんが(インフルエンサーとしての印象が強かったけど、改めて文章が上手な方だなと思った)著者の夢を手にしていく

    0
    2025年06月09日
  • パリの国連で夢を食う。

    Posted by ブクログ

    国連で働くということへの当初のイメージは、世界中のエリートたちが切磋琢磨しながらバリバリ働いているというものだった。
    しかし、著者の飾らない言葉で綴られる国連での仕事の日々は、色々と想像を裏切られた。個性的な人物が多く、エピソードもクスッとしてしまうような面白いものが多かった。

    0
    2025年04月14日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

    0
    2025年03月24日
  • パリの国連で夢を食う。

    Posted by ブクログ

    パリの国連で5年半働くなかで出会った多種多様な同僚、世界中で暮らす日本人。

    理不尽なことももちろんあったと思うけれど、人と人の繋がり、あたたかみが微笑ましくてうるっときた。文章が心地よくて、かつての同僚たちへの愛を感じる。

    自分も人生について考える時が来ている気がする。でも、難しい。

    0
    2025年03月16日
  • パリでメシを食う。

    Posted by ブクログ

    645

    川内 有緒
    (かわうち ありお、1972年10月9日 - )は、ノンフィクション作家[1]。国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)勤務後、フリーランスの作家になり、第33回新田次郎文学賞、第16回開高健ノンフィクション賞受賞[1][2]。

    0
    2025年03月14日
  • パリの国連で夢を食う。

    Posted by ブクログ

    生きがいと思える仕事に出会えるのは、幸せなことだと思う。でもそんな仕事と出会えるのは、簡単なことじゃない。夢のように思えた仕事でも、夢が現実になった瞬間に違う側面(大抵の場合知りたくなかったことを)知ってしまうこともある。

    私にしかできない仕事はなかなかなく、私がいなくなってもちゃんと次の人がやってくる…

    だからこそ、自分の好きなこと、大切にしていること、ドキドキすること、ワクワクすることを手放さない、探し続けたい、自分でいるために…ということに気がつかせてくれる楽しい本でした!

    0
    2025年01月18日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

    0
    2024年11月28日
  • パリでメシを食う。

    Posted by ブクログ

    パリでメシを食う。食レポじゃなかったのかと期待外れだったのは一瞬で、今では出会えて良かったと思える一冊。
    生存バイアスかもしれないけれど、パリで生業をしている人たちはみんな自分に正直にまっすぐ努力を惜しまない人だった。周りの目や一般論は抜きにただ直向きに努力する。何事も始めるのに遅いことはないし、続ければ形になっていくようだ。とても刺激的な一冊になった。

    0
    2024年11月18日
  • パリの国連で夢を食う。

    Posted by ブクログ

    正規雇用、年金、定職…。いろいろな「社会の常識」にとらわれすぎていて、自分の人生を正面から見つめられないことってよくあります。そのとき、目の前にあるチャンスに手を伸ばすかどうかは自分次第。そのチャンスが手を引っ張るのか足を引っ張るのか…。それもやってみなくちゃわからない。東京の満員電車の中で読むには、なかなかに刺激の強い一冊でした。

    0
    2024年09月18日
  • 晴れたら空に骨まいて

    Posted by ブクログ

    ずいぶん前に買って、置いておいた本。
    ふっと立ち昇る死の匂いにつられて読み始めた。
     
    散骨というスタイルは共通しているけれどそれぞれ異なる人生を送った人たちのお話。残された人の語り口が必ずしも重く暗いものではないことに少し驚き。

    0
    2024年09月06日
  • パリでメシを食う。

    Posted by ブクログ

    学生の頃に読んでたら自分の人生変わってたかもしれない、と思う本だった。そのくらいの衝撃。
    なんやかんやあってパリで生計を立てている日本人10人の人生を辿る本。ここに出てくる人たちは、普通だけど普通じゃない。全てがうまくいってるわけではなくて、苦しみに耐えたり、うまくいかないタイミングもたくさんあった。それでも前に進んで、この人たちの今に繋がってると思うと自然と涙が出てくる。
    でもやっぱり全員に共通してると思うのはとんでもないバイタリティと根性!普通なら耐えられないと思うところを耐え抜いている。尋常ではない。

    自分の人生は何歳からでも新しいことを始められるし、前に踏み出す力さえあればなんでもで

    0
    2024年08月15日
  • パリの国連で夢を食う。

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。先に「パリでメシを食う」を読んでからこちらを読むと、さらに面白い。著者の等身大のリアルな描写。文章のリズム。パリの本来の姿。そう、パリって、こうなんだ。本当、そう。綺麗な面ばかりじゃない。だけど、ここにいくつものドラマがある。夢に向かって何かを目指している人たちが集まる場所。国連という場所の中身を知って、なんだか複雑な気持ちになる。ここまで赤裸々にかける著者に尊敬の念が絶えない。読めてよかった。

    0
    2024年08月14日
  • パリでメシを食う。

    Posted by ブクログ

    パリで暮らす10人の、リアルな暮らしの切り取り。とてもリアルで、とても等身大で、とても、共感する。物語のようだ。でも、全てがノンフィクションで、それぞれのエピソードの最後に本人の写真が載っていて、そこに、現実であることを思い出す。

    綺麗な人生なんてなくて、でも、そんな生々しいリアルが、とても美しい。

    0
    2024年08月13日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    読んで、めちゃくちゃ敷居が高いけど、銀座の久兵衛で江戸前鮨を食べてみたくなった。
    もうカウンターで食べても許される歳ではある(笑)

    佐賀には行ったことがないけれど、あの餃子食べてみたい!ゴローさんも食べたかな。

    澤村伊智さんが、コロナが明けたら真っ先に行きたいと言っていたお店、イラストの下に小さく閉店文字があって切なくなった。

    藤岡陽子さんのおばあちゃんとお姑さんの、キッチンゴンに出前を頼む時の言葉には、昼休みなのに涙がじんわり出てしまったよ。

    0
    2024年07月23日