感情タグBEST3
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パリのグルメを取り上げている本だとばかり思っていたら、パリで仕事をして生活している(パリでメシを食う)10人をも紹介する本だった
国内でも国外でも、自分らしく充実した日々を送れればそれでいいのだと思う
後悔するよりいい
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パリで6年近くすごした筆者が、パリに住む日本人10人の人生を聴き、一冊の書籍になった。
僕の生き方なんて誰の参考にもならないと言って取材に応じた人々。
パリに移住して、異文化の中で、ましてや、異国人の立場で、生き抜く厳しさとワクワク感は、想像以上であろう。
決して普通の人の人生ではなく、生きるパワーと勇気のお裾分けを頂いた気分である。
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とても良い本だった。
私が本を読む理由の一つに、自分とは違う人たちとたくさん出会いたい、というのがある。その欲求をすべからく満たしてくれた。
超人や偉人やお金持ちではなく、ごく一般的な人たちが自分の力で人生を歩んだ先にあった、「一般的な日本人」とは違う暮らし。それぞれの人のエピソードに共感し、勇気づけられ、私にもまだもっと人生を楽しむチャンスがあるはずだと思わせてくれる本だった。
そしてひとつ。出てくる方々のご家族(ご両親など)が、良い意味で放任主義で、行ってこい、やってこい、と背中を押してくれるタイプのような気がした。親が日本的な型にはめようとすると、こういう自由を持った人は育たないかもしれないと思った。
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当たり前のことだけど、どんなに輝いて見える人でも苦難を経験しているということに勇気づけられた。
余計なノイズに惑わされず、自分の声に耳を傾け続けることは、実はとても難しい。
日本は他人からのノイズが多いのかもしれない。
自分はどこに行ってもいい、挑戦してもいい、失敗してもいいということを忘れないでいたい。
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とてもよかった。それは、もうとってもとってもよかった。
パリで働く人たちの今までの道のりを著者が丁寧にインタビューをし、まとめた本。と言うと簡単だけれども、読んでいると著者の感じるインタビュイーの印象がどうやって作られたのか、どうやって人間性が形成されていったのかというのが読んでいて伝わってくるのがとても面白い。そして各話を読み終えた時にはインタビュイーのことがとても魅力的に感じられる。そんな本だった。それは、思わずそれぞれの今を調べたくなるくらい(初版が約10年前だったので)。あとはパリに住んでみたくなってしまうくらい。笑
最近、自分のことが嫌になる日が多かったけど、この本を読んで、それぞれからちょっとずつエネルギーをもらった感じ。アーティストのエツツが言っていたように、いい方向に向かうと思ってこれから行動していきたい。
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面白かった。「しょーもない人生」なんてことない。小説になりそうな人生を沢山見れた。勝ち組負け組とかそんな物差しで計るのが馬鹿らしいと思えた。自分の内なるものに正直にいたら道は開かれるのかも。
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前情報なく、本屋さんでたまたま見かけて読んでみたけれどとても良かった。
何かを成し遂げた偉人でもなくて、でもパリで奮闘している人達の話にやる気をもらった。
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生きていくことの厳しさ感じつつも、人生の転機はいつかわからないし「マイペースでいいよね」と思わせてくれる心強い1冊。厳しい街だろうと、わたしもパリに住みたくなった。
特に共感できたのは恋に走る国連職員。自分のした選択とは裏腹にも道が開けていくの、本望でないはずなのにとても幸せ。
すべてノンフィクションだなんて。ずっとドラマを見ているようで、なんだかずっと読んでいたかった。そんな本に出会えて嬉しい。
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今月パリに旅行をした事をきっかけに手に取りました。
パリの情景が浮かび、そこで暮らすいわゆる「普通の人」たちの唯一無二の人生が綴られてる本です。
東京で会社員をしていると定期的に何のために生きてるか分からなくなりますが、この本の人たちは苦労しながらも皆毎日を楽しんでいるように感じました。
10人の「普通の人」がそれぞれ何故パリで生きるのか、パリが何故人を惹きつけるのか何となく理解できる本です。
東京での日々に疲れたらまた読みたい。
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海外で生活してるなんてスゴイ!!!ましてやパリだなんて憧れだが、どの方もそれが普通のことで気負いがない。必然の流れでパリで暮らしているだけのこと。今度、パリを訪れる時は観光そこそこに暮らす感じで過ごしてみようかな。
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パリに住んでいる10人の日本人の生活をリアルに感じられる本でした
共通して思ったのは、みんなポジティブな事
ポジティブじゃない時期があったとしても、パリで前向きに、幸せを見つけて、感謝して、一生懸命に生きてる!!
パリにいるからじゃなくて、どこにいてもやりたい事、好きな事を諦めなければ叶うんだなって思える素敵な本でした
それにしても、パリは素敵です!!
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こういう普通の人の話っていいよね
飲み会で上司とかたまたま知り合った人とかの昔の話を聞いてるみたい
当然だけど、どんな人でも今のその人につながるドラマがあって、それはテレビドラマよりもリアルで単純に面白い。
パリが舞台ということもあり、これまでほとんどご縁のなかったフランス、パリのお国柄や文化も垣間見得て、これまでの"おフランス"のイメージが覆ったかも。
→フランス人の知人が、フランス人は休憩ばっかりで働かないって聞いていたので、生産性だけの問題?と思っていたのだけど、フランス人のおおらかさも多分に影響してるのかもと思った。
何よりもこの本で驚いたのは、ジャーナリストでもなんでもない川内さんが、いきなり人を訪ね歩いて、みんなの懐に入っていっちゃうところ。
川内さんはきっとオープンマインドで信頼ができる感じの人なんだろうなーと人柄を想像してしまう。
川内さんの本はこれで4冊目
こうなったら制覇しよう!
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「すごく良かった!」がストレートな感想です。
最初から予定していたわけでなく、決して順調ではなく、計画されたタスクをこなして居る訳ではなく、そんな10人の「アート思考」で自分を駆動し続ける人たちの物語。
苦しんで、悩んで辿り着いた先に、「自分だけの何か?」を答えに持っている人たちだと思う。
すごいのは著者の川内さんが、彼ら(彼女ら)の心の底にある「分かって欲しい部分」を掬い取って言語化していること。
10人の人たちに10通りの努力があり、拘りがあり、岐路があり、時には後悔があり、でもそれがあるから「今の自分」に辿り着いているんだと思います。
これから何度か読み返したときに、自分の心理や状況で見えるもの(理解できるもの)が違ってくるんだろうな、、と思い、ずっと大切にしたい好きな本になりました。
久々に自分の娘に勧めて「いつか、貴方もこんな人になりなさい」と、言葉を掛けてあげたいと気持ちです。
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川内有緒さんの文章はどうしてこうも心に染みてくるんだろう、もう出されている本は全て読んだとおもうけれど何度も読み返したくなる。
今は冬、季節を変えてまた読んでみようとおもいます。オススメ!
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フランスで生活するなんて日本にいる私からすればキラキラしてるイメージしかなかったけど、それは私の完全な思い込みでした。いろんなバックグラウンドがあってこそ、それぞれの道を進んでいる人たち。そこで生活する人たちには、必ず何かしらの強い芯があるような気がした。読んでいてとても心地のいい本でした。
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6几帳面さと常識が幅を効かせる東京。几帳面すぎるんだよな、
17 ずっと同じような毎日でいいのか?
43ただ美味しい料理が作れるようになれればそれでいい。人のためとかじゃなくて、自分の理想として、こうなりたい、こう向上したいというのを目指してればいい。
51心配してるとそっちに行っちゃう。考えすぎだ。
67理由なんていらないのか。何かやるときに理由なんて探しても見つからないかもと思いたい。
そう、これなんだ!そこには、彼女がずっと忘れられなかった調理場の緊迫感があった。レストランの面白さってそこなのかなって思います。その時その時で緊張感がある。お客さんが来てわーってなって、帰れば一息つける。その波が面白いんでしょうね。
上昇するために生きているんでしょ、人って。
この世の中には何をしたいかを語る奴が多すぎる。思っているならやらないと。口先だけになってないか。
パリでなら生きていける。自分が楽っていったらこっちなんですよね。パリでは思っていることを口に出しやすい。
もっと自由に暮らしたい。明日の仕事めんどくせーなーって毎日働いてる。違うだろ、それは。明日が楽しみって思える暮らしをしたい。
やっているときは楽しい。一瞬だけだけど。
向いているかどうかなど構わずに、ただひたすらに続けてきた。それを情熱と言わずになんと呼ぶのか。その続けてきたという事実だけで、充分なのかもしれない。
生活の中心が仕事ってありえないよな。幸せに生きるための手段としての仕事なんだよな。仕事は人生においてあくまでもサブ。仕事のことばっかり考えてるのは違うかなと思う。
海外で仕事がしたいじゃなくて、海外で暮らしてみたい、それでいいじゃん。
勝ち組とか負け組とか、そんな単純な分類には当てはまらない生き方。人は本当にどう生きてもいい。時間やお金に縛られながらも、安定して生きるのも一生。サクレ・クール寺院を眺めながら好きなことをして怒るのも一生。
なんか言葉以外に何か自分のこれだ、というものがあって、それで暮らすのもありかもな。
パリで暮らしてみたい。ゆっくり。ヨーロッパで暮らすようになったら、このせかせか感は無くなるのかな。
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この本に登場する人たちはバイタリティあふれる人が多い。突拍子もないことができて、無鉄砲に突っ走れる人。それも才能だと思う。
パリの雰囲気も感じられ、元気のでる一冊。
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こういうインタビューが混じった、いろいろな方の人生にまつわるお話の類は他にもいろいろあるけれど。
でも、この本はとてもよかった。
フラットで、リアルで。
いわゆる"著名性"のある方々のお話ではない。
自分の人生を、しずかに、でも情熱的に生きている方々のお話。
「世界に一つだけの花」の曲が頭に浮かび、もっと軽やかに自身を楽しんで生きたい、と心から思いました。
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『目の見えない白鳥さんと〜』に続き2作めの川内さんの作品。
出版は『白鳥さんと〜』よりだいぶ前です。
白鳥さんの本のときには作者の経歴にまで思考が及ばなかったのですが、なんとなんとパリ勤務の元国連職員。
てっきり美術系の人と思ってたらバリバリの幼児教育分野のプロでした。(アメリカとフランスの大学で勉強されたそうです)
経歴もすごいが、やっぱりこの方の文章が私は大好きです!
読みやすく、サラーっと入ってくるのに、どこか心にひっかかるものがある。
パリで住んでた作者自身が「面白い!」と思ったパリ在住日本人たちにインタビューし、それをまとめた一冊となってます。
現在もパリで活躍されている方、残念ながら亡くなってしまった方など、色々いらっしゃいますが、どの方も本当に魅力的でした。
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とても興味深く読んだ。パリで一般企業勤務以外で生計を立てている人たちの生きざまが描写されている。
フランス語を不自由なく話す日本人は少ない。彼らはどういう経緯でパリに住むことになったのか。共通して言えることは、若いころにある程度勢いや思い込みで、これだと飛び込んだものから道が開けたということだ。
パリに住んだことがない私からすると、そんなに住みたい街だろうかと思ったりもするが、外国人が現地で食べていくのはとても困難なことに思える。職業も様々、個性的な面々だ。それぞれ悩んだり迷ったりしながらもたくましく生きている。国際結婚を滞在のきっかけにした人は本書には出てこず、あくまでも自力で活路を見出した人たちだ。
たまたまフランスに住み続ける人たちが取材の対象になってはいるが、それをはるかにしのぐ撤退組がいるものである。それぞれがパリ暮らしをどうとらえているのか。
人生はどこでどうなるかわからないものだ、と書かれているが、本当にちょっとしたきっかけで全く違う方向に行ったりする。感慨深く読んだ。
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好きなことをして生きること、好きな人といることを大切にしている人たちの話。
毎日まじめに働いているけれど、もっと自由に生きていい、何もしなくてもいい、それよりも、自分の人生なんだからもっと楽しく好きなことして生きようと思えた。
成功しているように見える人も、病気や不幸や挫折を抱えてるんだと励まされた。人生のどんな辛い場面にも、見方によってはプラスがある。
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この本は、すてきなことばが多すぎる。
母国ではない場所で、パワフルに活動する人は
本当に枠に囚われてなくて、自分を1番にたいせつにできる人が多い。
素直に感情表現することを、私もできるようになりたい。
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自分の直感を信じ、指標を定めたら、それに向けて沢山努力する。
なんとなく毎日を生きている私にとっては簡単なことではないですが、もう少し自分がどうなりたいか、何をしたいかを考えてみようと思いました。
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一度パリに行ったことがある。それぞれパリに対する想いは違うし、そこに行き着いた人々の人生をちょっと覗かせてもらったようで楽しかった。またパリに、海外に、行きたくなった。読み終わってから、これからパリに行くかもしれないアイカタに送ってみた。
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この物語は、日本人の人たちガパリで働くストーリーです、取材する女性が、なぜ日本で働くのでは、なく、パリを、選んだのか?この取材した、川内さんは、誰かの参考になるような話し屋、サクセスストーリーを、聞きたいわけではないと、言っています。パリで暮らしている人達がのびのび暮らしている姿が、リアルに、描かれています。パリで目標もなく、だらだらだら生きているのではなく何者かになる努力ガパリでは、方法がまるで違うようだそれが解るのは、読者の受け止め方だと感じました。
Posted by ブクログ
パリで生活をする日本人10人のそこへ至るまでの話をエッセイとして描いている。
人生何があるかわからないが、頑張っていればどうにかなるもんだなと思わせてくれる。3.6
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一つのものに向かってやり続けられるモチベーションってどこから生まれるんだろう。パリに行った人たちは、自分のやりたいこと好きなことを追い続けている。皆がそうではないけれど、行動することの大切さを感じさせてくれる一冊だった。
Posted by ブクログ
身ひとつで海外へ、そしてご飯が食べられるくらい仕事を成功させる。
ロールモデルがない中では、ひたすらに自分内なる声に耳を傾けないとできないこと。
「なりたい自分を叶える」のは甘くないなぁと。
逃げの意味で、なんとなく仕事を辞めたいわ…って時に読むと少し気持ちがシャキッとする。