目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

2,079円 (税込)

10pt

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全盲の白鳥建二さんは、年に何十回も美術館に通う。「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友人マイティの一言で、アートを巡る旅が始まった。絵画や仏像、現代美術を前にして会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒に笑うこと。白鳥さんとアートを旅して、見えてきたことの物語。

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目の見えない白鳥さんとアートを見にいく のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    (まだ途中)
    【本文より】
    ・その日、そのときにしか出せない言葉というものがある。
    (中略)飲み込んでしまった数々の言葉を、胸の奥にある引き出しにしまい込みながら生きるしかない。でもこうして旧友に話したことでほんの数グラムだけ引き出しが軽くなった気がした。

    ・いつだって作品を見にいった先には新たな

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった!全盲の人と美術鑑賞というイベント的な楽しみ(普段見るよりディテールに関心がいき、深く作品を捉えることができるとか。)をより超えて、時間や存在への哲学的な問いへ、他者への眼差し(それはイコール自分への眼差し)へと広がっていく。見えるとか、見えないとかを超えて(いろんなものを越境する

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    目が見えなくてどうアートを見るんだろうと興味を惹かれて読んだ。
    この本は、アート鑑賞を導入にした哲学書だと私は思う。

    白鳥さんとのやり取りをきっかけに
    ・アートをみるとは?
    ・障害を持つとは?
    ・優生思想
    など、著者の川内有緒さんが考えたこと・気付きが書かれていて、通常の思考の下にある自身の価値観

    0
    2025年08月11日

    Posted by ブクログ

    全盲の白鳥さんと美術館を回るドキュメンタリー。
    目が見えないので白鳥さんは周りの人からどんな絵か聞きながら想像する。説明する側は今まで無意識に黙ってじっくり見て「感じる」から言葉にすることで今までにない発見があったり、「見る」とはなんなのか。全盲の白鳥さんには何が「見えてる」のか。
    そこの想像がこの

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    なぜ白鳥さんと美術館に行くのかという問いに最後向き合う作者の答えがじんわりくる
    絵をどうみるかのもっと先の根本的な人と関わる、話す、分かりあったり
    そのきっかけとしての作品鑑賞

    0
    2025年06月19日

    Posted by ブクログ

    芸術作品鑑賞についてではなく、芸術を通して触れられる人の人生や経験・価値観について書かれている。

    大切なのは、そこで触れられている作品自体ではなく、その作品を通じて起こる人間模様や会話。

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    自分が好きな分野がアートと関係がある分野だからアートを見に行くことがある。でも自分はアートを鑑賞するときに、正しく見なければいけないと思っていたし、幼稚な感想しか持てないことを情けないなと思っていた。
    本を読んで、自分に見えているものを思いつくままに周りに人に伝えあって、どんどん新しい見え方を見つけ

    0
    2025年03月24日

    Posted by ブクログ

    audible63冊目。

    話題になった時に読みたいなと思っていたのにすっかり忘れていて、最近夫に勧められ、audibleで見つけました。
    明るくて前向きな白鳥さんの周りには、同じように素敵な方々が集まってくるのだなあと感じました。

    見えないけれど見えるし、見えているはずなのにちゃんと見ていない。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    白鳥さんの目が見える、見えないは関係ないという考え方が新鮮だった。
    生まれた時から、ほぼ見えない生活を送ってきて、それが当たり前で、逆に「見える」生活を知らないからこそ言える事で、「見える」生活をしてきた人には、気づけなかったことを言ってくれておもしろかった。
    新しい発見がいくつもある、本だった。

    0
    2025年02月21日

    Posted by ブクログ

    シンプルに新しいアートの見方だと思った。

    色んなアーティストが紹介されていて、アートに対しての興味が沸いた。

    一冊を通して、元気が出る本だと思った。

    0
    2025年02月18日

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