川内有緒のレビュー一覧
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忘年会の帰り、会社の後輩と電車で本の話をした。彼が最近のお勧めと言うことで教えてくれた本。最近、人から教えてもらった作品に当たったことがなかったが、これは良い、とても面白く読んだ。
私も私の骨は自然界にまいてほしいと思っており、題材も興味深い。遺骨を自然にまく話、五話。
ミクロネシア、チェコ、インド、ヒマラヤ。
山好きな私は特にヒマラヤの話が楽しかったな。この時代によくまぁとか、エネルギッシュな家族だなとか。
私は(今のところ)自分の死はそんなに怖くない。
死とは残された人の話なのだなと思った。残された人は故人を想う。
妻が死んだ後私はどの様に過ごすのだろうか?
私が死んだ後妻はどの様に過ごすのだろうか?
以前より書き進めていた、自分の遺書を書き進めた。
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Posted by ブクログ
世界的、現代美術家の蔡國強さんと、蔡さんが売れない時代から支え続けた志賀さんの友情物語、って言えばいいのかな
本屋さんでたまたま平積みされてて気になったので読んでみました
2人は、生まれた国から違いますが、出会うべくして出会った、出会わないといけなかった、という感じで、いわゆる男の友情物語、ではなくて、
蔡さんは火薬画家として、志賀さんは実業家として、失敗を恐れずに突っ走り続けて、お互いそういう生き方に共感し合い、そのうち、蔡さんの作品作りにも携わるようになって、自然発生的にチームもできていって、世界中に「いわきからの贈り物」という作品を展示して回って、東日本大震災、原発事故を通じて、その後の福島県、いわき市を桜でいっぱいにする、というプロジェクトも立ち上げて、、、
人間、やる気になれば、失敗を恐れなければ、デカいことでもなんとかなるんかな、でも、自分には到底真似できないけど、そう感じながら読み進めました
途中、志賀さんが北極徒歩横断にチャレンジした方を、これもまたやれることを迷いなくやり続けて支え続けて成功に導く話もあり、お金の援助に止まらず、自ら飛行機に乗って、定期的に物資を届けたりする場面とか、言葉が見つかりませんでした -
Posted by ブクログ
6つのドキュメンタリーに共通している散骨というテーマに惹かれて読みました。大事な人を失った痛みよりも、散骨に至るまでの当人、周囲の人生観に焦点が当てられていました。出てくる人、出てくる人、みんな良い意味で「規定外」。オーダーメイドの人生を貫いています。死よりも生き方について考えさせられました。
余命を宣告されたらどうしたいかという私の理想をそのままに実行された方( ロタ島に住む日本人夫婦の奥さん)の話は、「出来た方がいるなら私も出来るかも」と励みになりました。
インドで暮らすちょっと変わった上野さんや、ストイックな登山家とその奥さんが印象深かったです。
初めに刊行されたものに新たに加えたという書き下ろしの章は、個人的な家族の思い出感が強くて、無くても良かったかな〜。
ジョン・アーヴィングの本、今度読んでみよう。 -
Posted by ブクログ
視覚障害の方と美術館に行くことによって、晴眼者の目の解像度が上がるという気づきは面白かったです。筆者たち(特にマイティ)の美術に対する肩肘張らない姿勢も好感が持てました。僕も一緒に美術館回ってアレコレわあわあ言い合いたいです。
最初の問いには白鳥さんの友人であり、視覚障害者と美術館に行く活動を始めた当事者の一人であるアーティストのホシノさんが回答してくれました。
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絵を見る活動ね。やりやすいんですよ、確かに。でも絵を見る活動で絵を見ようとなんかしていないんですよ、俺も健二も。ただ、そこにいるひとたちと、、、いたいんですね。
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後半は(視覚)障害者に関する考察にシフトしていきますが、ここでもホシノさんの言葉が圧巻だったので、そのまま貼っておきます。
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僕らはほかの誰にもなれない。それは心身を疲労してドアを閉じてしまう鬱状態のひとにも、 多動症のひとにもなれない。視覚障害者にもなれない、僕らはほかの誰にもなれない。ほかのひとの気持ちになんかなれないんですよ!なれないのに、なろうと思ってる気持ちの浅はかさだけがうすーく滑ってる、そういう社会なんですよ、いまの社会は。だから気持ち悪いの!だから、俺たちは、むしろ進んで、いい加減に、わあああって言いたいんですよ。この世界で、笑いたいんですよ。
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SDGsなどで何となくモヤっとしてた部分が腑に落ちました。 -
Posted by ブクログ
40歳を過ぎて出産した作家が、娘のために小屋を建てよう、
と決意し、友人らの協力を得ながら、6年の月日をかけて、
完成、とはいわないまでも普通に住める小屋をつくりあげた、
というお話。
さてこの著者、誰だろう、結構投稿しては賞をもらっている、
と思いながら読み進めたら、なんだ、先日読んだ
「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」を書いた人だった。読みやすい文章。
フリーで活動している年下の夫と山梨の土地を見つけ、
そこに基礎から始まって徐々にツーバイフォーの小屋ができていく
様子が描かれている。
と同時に、生まれたばかりのお子さんが保育所に行き、
小学生になるまでの成長記録も。
悪い人が一人も出てこない、ほのぼのしたドキュメンタリーになっている。