川内有緒のレビュー一覧
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ネタバレ以前食を題材にした小説を読んだが、本当にあるのか調べたりしたので
本作は有難い。
それこそ温泉、とか喫茶店、とか細かくジャンル分けしても作家さんそれぞれのオススメがあるはずなので
シリーズ化しないかなぁ。。
雰囲気や、ピンポイントの品物目当て、また何を食べても美味しくて通う、と色々なエピソード。
また個人店の儚さと切なさも。。
三浦しをん 京王線千歳鳥山 『Ho 100%drunker』 ベルギービール煮込み
→たかぎなおこ氏のバクダン納豆といい、京王線沿いには魅力的なお店が。。
西加奈子 渋谷 『虎子食堂』スパイス系
→渋谷も新宿も駅近ですますので、開拓したい。。
中江有里 三軒茶 -
Posted by ブクログ
6つのドキュメンタリーに共通している散骨というテーマに惹かれて読みました。大事な人を失った痛みよりも、散骨に至るまでの当人、周囲の人生観に焦点が当てられていました。出てくる人、出てくる人、みんな良い意味で「規定外」。オーダーメイドの人生を貫いています。死よりも生き方について考えさせられました。
余命を宣告されたらどうしたいかという私の理想をそのままに実行された方( ロタ島に住む日本人夫婦の奥さん)の話は、「出来た方がいるなら私も出来るかも」と励みになりました。
インドで暮らすちょっと変わった上野さんや、ストイックな登山家とその奥さんが印象深かったです。
初めに刊行されたものに新たに加えたとい -
Posted by ブクログ
視覚障害の方と美術館に行くことによって、晴眼者の目の解像度が上がるという気づきは面白かったです。筆者たち(特にマイティ)の美術に対する肩肘張らない姿勢も好感が持てました。僕も一緒に美術館回ってアレコレわあわあ言い合いたいです。
最初の問いには白鳥さんの友人であり、視覚障害者と美術館に行く活動を始めた当事者の一人であるアーティストのホシノさんが回答してくれました。
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絵を見る活動ね。やりやすいんですよ、確かに。でも絵を見る活動で絵を見ようとなんかしていないんですよ、俺も健二も。ただ、そこにいるひとたちと、、、いたいんですね。
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後半は(視覚)障害者に関する考察にシフトしていきますが、 -
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40歳を過ぎて出産した作家が、娘のために小屋を建てよう、
と決意し、友人らの協力を得ながら、6年の月日をかけて、
完成、とはいわないまでも普通に住める小屋をつくりあげた、
というお話。
さてこの著者、誰だろう、結構投稿しては賞をもらっている、
と思いながら読み進めたら、なんだ、先日読んだ
「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」を書いた人だった。読みやすい文章。
フリーで活動している年下の夫と山梨の土地を見つけ、
そこに基礎から始まって徐々にツーバイフォーの小屋ができていく
様子が描かれている。
と同時に、生まれたばかりのお子さんが保育所に行き、
小学生になるまでの成長記録も。
悪い人が -
Posted by ブクログ
目が見えないイコール視覚が必要なものは楽しめない。という固定観念を抱いています。だからこそこの題名に惹かれる訳なのですが。
白鳥さんは自分自身で美術館に連絡して、展示されている美術品の解説をして欲しいと交渉して、それまで無かった視覚障がい者が美術を楽しめるという概念を作り上げたと言えると思います。
もちろん人の説明聞いたって面白くないという人もいると思います。自分だって視覚障害があったとしたら美術ではなくて音楽方面に行くと思いますし。
しかし、この自分がやってみたいと思ったら、既成概念を壊してそこにたどり着こうとする姿勢は物凄いパワーです。 -
Posted by ブクログ
この作品では、5組の家族(著者である川内有緒さんもですが)の、家族としての生き方と大切な人の看取りを経て、遺された家族がその後の人生をどう生きているのか…を、散骨を通して描く…。
「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」がすごくよかったので、こちらの作品も読んでみました。タイトルにはびっくりさせられますが、心温まる内容です。また、この装丁がすごくいいですよね!この作品の装丁は作中に登場する矢萩多聞さんのものです。
散骨ってそんなに構えなくてもできるものなんだなぁ…なら、私も家族にそう言っておけばどうか、ちょっと考えちゃいました。大切な人だから、最期の想いを叶えてあげたいって家族に思われる