川内有緒のレビュー一覧

  • パリの国連で夢を食う。

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    国連で働くような人でも仕事の悩みというのは自分とあまり変わらないんだなー
    勇気を持って自分の道を選びとることの大切さに気づかされました。

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    2024年06月03日
  • わたしの名店

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    大好きなお店の一皿で、気分があがる! 自身にとっての「名店」と特別な一品を28人の作家たちが想いを込めて綴るエッセイ集。登場するお店の情報も掲載。『asta*』掲載を文庫化。データ:2023年10月現在。

    行ってみたいお店もちらほら。

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    2024年05月26日
  • パリの国連で夢を食う。

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    国連で働くってどんな感じなのか、リアリティのある親しみのある文章で面白く読めた。役所で働いた経験もあるから、スケールは違うが似たようなところがあって、いくら国際機関でもどこも同じなんだなあ…と思った。
    映画やテレビの旅番組で見るようなパリではなく、実際に暮らして仕事をしている人の目線で書かれている本作。自分が今まで知らなかった事をたくさん知れて勉強にもなったし、普通にエンタメとしての読み物としても楽しめた。

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    2024年05月12日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    6つのドキュメンタリーに共通している散骨というテーマに惹かれて読みました。大事な人を失った痛みよりも、散骨に至るまでの当人、周囲の人生観に焦点が当てられていました。出てくる人、出てくる人、みんな良い意味で「規定外」。オーダーメイドの人生を貫いています。死よりも生き方について考えさせられました。
    余命を宣告されたらどうしたいかという私の理想をそのままに実行された方( ロタ島に住む日本人夫婦の奥さん)の話は、「出来た方がいるなら私も出来るかも」と励みになりました。
    インドで暮らすちょっと変わった上野さんや、ストイックな登山家とその奥さんが印象深かったです。

    初めに刊行されたものに新たに加えたとい

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    2024年04月25日
  • パリでメシを食う。

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    6几帳面さと常識が幅を効かせる東京。几帳面すぎるんだよな、
    17 ずっと同じような毎日でいいのか?
    43ただ美味しい料理が作れるようになれればそれでいい。人のためとかじゃなくて、自分の理想として、こうなりたい、こう向上したいというのを目指してればいい。
    51心配してるとそっちに行っちゃう。考えすぎだ。
    67理由なんていらないのか。何かやるときに理由なんて探しても見つからないかもと思いたい。

    そう、これなんだ!そこには、彼女がずっと忘れられなかった調理場の緊迫感があった。レストランの面白さってそこなのかなって思います。その時その時で緊張感がある。お客さんが来てわーってなって、帰れば一息つける。

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    2024年03月24日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    ゆっくりゆっくりと読み進めました。

    書店員さんからオススメされた一冊。
    正直、凄く惹かれて決めた本ではありませんでした。でも、自ら手に取ることはないだろうと思われるジャンルだったので、勧められるがまま手元に招きました。

    とても良かったです。
    「散骨」や「弔い」という言葉から連想するような悲壮感や重々しさはあまりなく、むしろ清々しさや前向きさを感じるところもありました。

    私は、人に会いたくなりました。
    今、この世界で会える人たちに。

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    2024年03月17日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    視覚障害の方と美術館に行くことによって、晴眼者の目の解像度が上がるという気づきは面白かったです。筆者たち(特にマイティ)の美術に対する肩肘張らない姿勢も好感が持てました。僕も一緒に美術館回ってアレコレわあわあ言い合いたいです。
    最初の問いには白鳥さんの友人であり、視覚障害者と美術館に行く活動を始めた当事者の一人であるアーティストのホシノさんが回答してくれました。

    ーー
    絵を見る活動ね。やりやすいんですよ、確かに。でも絵を見る活動で絵を見ようとなんかしていないんですよ、俺も健二も。ただ、そこにいるひとたちと、、、いたいんですね。
    ーー

    後半は(視覚)障害者に関する考察にシフトしていきますが、

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    2025年09月08日
  • 自由の丘に、小屋をつくる

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     『自由の丘に、小屋をつくる』。ノンフィクション作家が山梨県塩山の山麓(おそらく大菩薩の麓)の土地で小屋づくりに励むドキュメンタリー。著者は特にDIYが得意というわけではなく、逆に苦手な分野。「ひとつ何かが作れるようになるたびに、自由になれるように感じた。己の力で何かを変えることができる。その実感の先に広がるのは、新しい風景だった」。小屋をつくる苦難を乗り越えた者しか実感できない言葉である。田舎に小屋が欲しいとは思っているが、さすがに一から自分でつくってしまうとは、天晴である。

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    2024年02月21日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    身近な人の死があったらどうするか。考えなければいけないけれど、不吉とかタブーな気がして話しにくい。でもそれは自分の思いであって、故人の思いではない。故人が笑ってくれるよう前向きな明るい送り方もあっていいんだ、と思えた。

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    2024年02月20日
  • 自由の丘に、小屋をつくる

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    川内有緒さんの最新刊。「目の見えない白鳥さんと…」で読み始めた著者だが、「パリの国連で夢を食う」の時からの時代をつなぐ内容。「空を行く巨人」も大好きです。なんだろう、読み物としておもしろいというよりも、川内有緒さんの、すごーく興味深い生き方を知ることができる本。コロナの時代はみんな、ほんとに大変だった。自由ってなんだろう?

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    2023年12月03日
  • 自由の丘に、小屋をつくる

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    40歳を過ぎて出産した作家が、娘のために小屋を建てよう、
    と決意し、友人らの協力を得ながら、6年の月日をかけて、
    完成、とはいわないまでも普通に住める小屋をつくりあげた、
    というお話。
    さてこの著者、誰だろう、結構投稿しては賞をもらっている、
    と思いながら読み進めたら、なんだ、先日読んだ
    「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」を書いた人だった。読みやすい文章。

    フリーで活動している年下の夫と山梨の土地を見つけ、
    そこに基礎から始まって徐々にツーバイフォーの小屋ができていく
    様子が描かれている。
    と同時に、生まれたばかりのお子さんが保育所に行き、
    小学生になるまでの成長記録も。

    悪い人が

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    2023年11月27日
  • 空をゆく巨人

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    蔡國強が、失敗も反対者も全て大切に思う前向きさに感銘を受けた。国際的に活躍している現代アートのアーティストってこういう強さをもっているものなのでしょうね。
    いわきの志賀さんすごい!こんな人がいたことがわかっただけでもこの本を読んだかいがありました。
    川内有緒さんの文章は読みやすくていい!

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    2023年08月10日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    明るく表現されているけれど
    実は重い本でした。
    亡くなったどの方も実はもっと生きたかった。 
    生きてもっと成し遂げたかったことを
    ご家族や近しい方がその意をくんで
    次の世でもお続けなさいと空に骨をまく。
    それは今生きている人の心の区切りにもなって
    死者と共に生きていく新しい道が見えてくる。

    限られた命をどんな風に生きて
    死をむかえた後は
    ただの無になるのか
    生きてる人と共に生きるのか
    ただただ自由なのか
    答えは難しい。

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    2023年06月18日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    医者ガチャ

    手術、人工呼吸器、断る。

    医者に勝手に入れられた呼吸器は外してもらう。

    死の恐怖を前に、何の書類にもサインはしない。

    今あることに感謝。

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    2023年05月04日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    この作品では、5組の家族(著者である川内有緒さんもですが)の、家族としての生き方と大切な人の看取りを経て、遺された家族がその後の人生をどう生きているのか…を、散骨を通して描く…。

    「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」がすごくよかったので、こちらの作品も読んでみました。タイトルにはびっくりさせられますが、心温まる内容です。また、この装丁がすごくいいですよね!この作品の装丁は作中に登場する矢萩多聞さんのものです。

    散骨ってそんなに構えなくてもできるものなんだなぁ…なら、私も家族にそう言っておけばどうか、ちょっと考えちゃいました。大切な人だから、最期の想いを叶えてあげたいって家族に思われる

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    2023年04月02日
  • 空をゆく巨人

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    やりたいと思ったこと、やったほうがいいと思ったことを、周りの目を気にすることなく、気持ちのいいくらい行動に移し実現させていく。考え方やそのスケールの大きさなど、自分の人生では巡り合うことのない人たちに出会うことができた。

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    2023年02月11日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    本書はさまざま形で散骨をされた遺族の方のルポ。
    ご本人が望んで…というケースが多いけれど、全体通して残された方の気持ちの整理という意味合いが強いと感じた。

    身内を亡くした時、深い悲しみって消えないんだなと気付いた。
    日々の暮らしの中で、薄れたと思ってもちょっと奥に移動していただけで突然生々しい感じで襲ってくることがある。

    遺骨はお墓に納めて土に還すのがよいとお坊さんは言っていたけど、ちょっぴりいただいているのでいつか私も天気の良い日に故人の好きだった場所にサッと撒いてみたい。


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    2023年01月11日
  • 空をゆく巨人

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    夢を忘れない二人の男の物語。
    特に滋賀忠重という人の行動力に圧倒される。
    夢を見続けるには一歩踏み出す勇気が必要。
    でもまず自分を突き動かす夢の見かたを見つけるにはどうすればいいのか?
    小心者の私は戸惑う。

    蔡國強という偉大なアーティストを通して
    理解しがたかった現代アートの見方を教えてもらえる本でもある。

    二人の男性の話だけれど
    川内有緒さんも夢を忘れないもう一人の主人公。

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    2022年12月25日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    全盲の白鳥さんと出会ってからの著者の物語。

    自分と関わる人が、障害を持つ持たないに関わらず、誰かに関心をもち、その世界を知りたい、理解したいという気持ちで接していくことで、寛容さが育まれ、人生を豊かにしていくことにつながるのかなと思いました。

    また、時間を共有できる人がいることに幸せを感じる部分は白鳥さんと私の共通項のようです。

    2025.3追記
    この本をきっかけに大原美術館へ
    充実した時間を過ごせました

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    2025年03月11日
  • 晴れたら空に骨まいて

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    川内有緒さんの文章って、自然体で、優しくて、どこか包み込むような印象を与えてくれる気がします。

    重い題だなと思いながら手には取ったものの、良い意味で先入観を打ち砕いてくれました。

    死者との向き合い方のあるべき論でも、ただ悲しみを書き連ねるでもなく、5組の家族の愛する人の死との向き合い方や、故人の生き様が優しい文章で綴れていました。

    別れは、避けては通れない道。

    頭では分かっていても、いざ対面するまで向き合い方を考えるのって難しいと思うんです。でも、この5組は、突然愛する人の死が差し迫った時、誰に聞くでも相談するでもなく、自然とそれぞれのやり方でベストを尽くして、それぞれの方法で弔ってい

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    2024年07月14日