池上彰のレビュー一覧

  • 歴史で読み解く!世界情勢のきほん

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    中国、インド、ロシア、フランス、イギリス、ドイツ、ブラジル、アメリカ、さらにはグローバルサウス。これらの国、地域の歴史を振り返り、現在起きている戦争や社会の諸問題の根っこの部分を解説。特にアメリカについては、宗教や黒人差別の問題が現在に与えている影響が解説されていたが、知っているつもりで知らなかったことが多かった。

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    2024年05月09日
  • 池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力

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    『ドラえもんのび太の月面探査記』のラストでのび太が「僕たちには想像力があるんだから」という名シーンがある。意味合いとしては会えなくてもちゃんと想像で会えるというものだが、この想像力というのがいかに大切なものかと思い知らされる。
    今回の池上彰さんの書籍は、今の日本には想像力足りてないんじゃないの?という気付きを与えてくれる。年齢を重ねるごとに失われている想像力。これは自分で考えや行動にブレーキをかけているからではないか?と問われる。
    …その通りです。
    ちゃんと新しい場所に赴き、人と直接会話をし、学び、そして自分の頭で考えるのだ。そして、相手に優しくしていくのだ。
    考えること、相手の立場に立って想

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    2024年05月05日
  • 池上彰と考える 「死」とは何だろう

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    アポトーシスを知り、なぜ生物は死ぬ必要があるのか理解した。
    死ぬのは怖いが、寿命があり生に限りがあることで、自分はどのように生きていきたいのか深く考えることにつながり、生を全うできるのだと思う。
    つい忘れがちだが、当たり前の日常がどれほどありがたいものか、ふとしたときに思い出したい。

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    2024年05月05日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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    マルクスの資本論を、池上彰氏が平易な文章や例えでわかりやすく1から解説している。

    この本を読むまで、ぼんやりとしかマルクスや資本論は知らなかったのだが、この本で随分印象が変わった。資本主義について批判ばかりしているのかと思っていたが、資本主義についてきちんと分析し利点も述べた上で、問題点を指摘していることがわかり、彼の凄さを感じた。ワーキング・プアなど、最近の新たな問題だと思われていることも、150年近く前のマルクスが予想・指摘していることが驚き。「時代は繰り返す」のだな...。

    それにしても原文のまあ難解なこと。池上さんも作中で度々愚痴(?)を述べている。ただそこも噛み砕くことで随分と分

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    2024年05月05日
  • お金で世界が見えてくる!

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    お金を通してみる各国の歴史で、池上さんの取材体験も織り交ぜて紹介されており面白い。が、2014年発刊なので、世界情勢が今はまた変わっていることを念頭に置かないといけない。

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    2024年04月30日
  • 池上彰の世界の見方 ロシア~新帝国主義への野望~

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     中高生向けにされた講演をまとめた本書。とてもわかりやすく、ためになった。

     特に、ロシアの軍事作戦についても彼らの歴史や地理特性が背景にあることがよくわかった。

     国際情勢は他国の事情も知っておくと殊更に面白い。

    この書籍、いくつかシリーズが刊行されているみたい。しばらく、池上漬けになりそう。

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    2024年04月29日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題14 大衝突の時代‐‐加速する分断

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    今、世界で起きていることが、なんとなくではなく、はっきりとくっきりとよく分かったような気がする。ニュースで聞きかじっていたことが、理由までくわしく分かり、読んでよかったなと思える一冊。池上彰さんのようなニュースを読み解く力って、今求められるものなのかもなと思った。

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    2024年04月28日
  • 池上彰の教養のススメ

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    教養・リベラルアーツとは,それを身につけた人自身の人生や,また社会と関わっていく上で,それらが"よりよい"ものへと歩みを遂げるために欠かすことのできない,土台や足腰として支えになるもののことであり,それそのものがすぐには役に立つことはないが,生涯に亘ってじわじわと力を発揮することになる。

    反対に専門的分野の実学的志向が強い最新技術などはすぐに役には立つのだが,頻繁に刷新されていってしまうために,すぐに役にも立たなくなる。

    だからこそグローバリゼーションや多様性が重視されていくことで,変化が激しくなるこれから先の世の中を生き抜いていくためには,下支えとなる教養・リベラルア

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    2024年04月27日
  • グリム、イソップ、日本昔話 人生に効く寓話

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    寓話や昔話は幼少期に散々読まされ聞かされた。小学校くらいまではそれを真面目に受け止めて、あぁこれはやったらバチが当たるななんて思っていた。
    しかし中高で記憶が薄れていき、同時に幼少期ほど話を間に受けないようになってくると、なんであんな話を信じてたんだと思って、教訓を教えてくれたなどとは全く考えずむしろ大人が私を躾ける一環だったんだなんて考えに行き着いていた。
    しかし数年前に岩波のイソップ童話を少し読んだときに、教訓を得るとか以前にこれは読み物として面白いのでないかと思った。それからまた数年経ち、上司が読んでいるというので読んだのがこれ。
     寓話っていうのはこんなに自由に読めて、なんなら違うスト

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    2024年04月27日
  • 池上彰の「世界そこからですか!?」 ニュースがわかる戦争・国家の核心解説43

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    今作も、昨今の海外情勢について分かりやすくまとめられており、読んで&知れて良かった!
    池上さんのこんな感じの本は全て読みたいところ。

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    2024年04月23日
  • 池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~

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    池上彰先生いつも分かりやすく説明していただきありがとうございます。

    インドといえばカレーくらいしかイメージがなかったが、本書で歴史、経済、著名人、教育、宗教、身分制度の慣習、国内外の政治などさまざまな角度からインドについて学べた。

    2000年問題頃からアメリカを下支えするインドのIT技術が発達した。世界に優秀な技術者を送りだすインド工科大学も全インドで130校近くあり、入学倍率100倍で難関だが、卒業すれば最低年収1千万以上、普通のサラリーマンの平均月収5万円だからまさにインドリームだ。

    昔からの職業別身分制度はあるみたいだが、インド工科大学など、したの階級の身分の枠が半分あり、完全な差

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    2024年04月23日
  • 世界の〝巨匠〟の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策

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    歴史上の偉人の生き方を通して、組織で生き延びるための処世術を語った本。

    社会人1年目から3年目の方は本書を読んで、組織につぶされないよう生きる術を身につけることをオススメします。

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    2024年04月22日
  • 明日の自信になる教養1 池上 彰 責任編集 ニュースがわかる国境学

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    大学生、いや高校生でも
    内容的によく知ってるし、簡単すぎると
    思う内容かもしれません。
    が、

    いい歳してあまりに無関心に生きてきたので
    聞いたことある程度、またはわかったふりのこと
    あらたに勉強ってほど
    熱心になるのも気力が湧かないなーと思ってた分野

    世界や難しい歴史や社会情勢など
    直接関係ないとついつい思ってしまう
    ニュースでも聞き飛ばしてしまう
    で、わたしに今どう関係してくるのか?
    そこだけ知りたがってしまう

    そんなわたしにとっては、とてもわかりやすく
    歴史の勉強は嫌でも
    今に至る経緯、そして、今も残る爪痕
    そして、これからのこと
    それを、人が生きていた、生きているということを通して

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    2024年04月18日
  • 池上彰のまんがでわかる現代史 欧米

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    各国の「今」は過去からつながっているんだな と改めて感じました。国内政治への不満をそらすために敵を作ろうとする…そんな流れには騙されないようにしよう!とか、過去の失敗は未来に生かそう!など、学ぶことが多かったです。難しいけれど、学び続け、考え続けることが大事ですね☆

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    2024年04月16日
  • ニッポン 未完の民主主義 世界が驚く、日本の知られざる無意識と弱点

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    二人が持つ広く深い知識に裏打ちされた問題意識を共有し、我々一般人に問題提起している。基本的に似たような問題意識を持った二人ではあるが、佐藤優が提起して、池上彰が噛み砕いて整理して読者に届けることで意識を高めるという設定がとても上手くはまっていると思う。
    民主主義が絶対的なものではなく、意識して育て、守っていかないと全体主義の方向にスライスしていく可能性を多分に含んでおり、コロナ禍における各国の対応に表れたように、その傾き、ズレは少しずつ生じている。
    日本は、民主主義を勝ち取ってきた国とは少し状況が異なるが、だからこそ日本型民主主義を守り、育てていかないといけないのだろう。
    終戦直後に書かれた民

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    2024年04月14日
  • 池上彰が聞く 韓国のホンネ

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    池上先生の説明はやはりわかりやすい。朝日新聞とのコラボなので、解釈の真意はわかりませんが、事実を知ることが大事。我々は韓国の事を知らなすぎると感じました。韓国に行ってみたくなりました

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    2024年04月14日
  • 伝え方の作法 どんな相手からも一目置かれる63の心得

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    池上彰氏と佐藤優氏が対談形式で伝え方について語った著作
    導入は内容が薄く感じてかなり飛ばし読みしたが、すぐに二人の深い見識が伺える内容に入っていった

    ・伝えたいことの画を思い浮かべると枝葉が落とされて本質を掴みやすい
    ・信頼関係は守るべきモノであると同時に、必要とあらば壊す覚悟も持つべき
    ・インテリジェンスの要諦はインフォメーションとノイズを切り分けること
    ・理解と同意はハッキリと言い分けてリスクヘッジする
    ・欧米の話し言葉に上下がないのは対人関係のヒエラルキーが日本よりも厳しいから

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    2024年04月13日
  • 問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界

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    家族や共同体としてのあり方、文化的背景から分析するウクライナ戦争の各国の考え方の違いや、アメリカの“これから”がとても興味深かったです。

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    2024年04月11日
  • 考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

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    今まで避けてきた古典にも目を向けてみようかなと思えた。

    「わかる」とは、自分がこれまで持っているバラバラの知識がひとつの理論の下にまとまったとき

    本の虫

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    2024年04月09日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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    貨幣経済の成り立ちから、現代の社会に至るまでの資本制社会の変移について非常にわかりやすくまとめられていた。教養本として十分な内容。

    資本主義社会では資本の導入に伴い、個々人の能力が高まり、給料は上がってきている。ただ、自由な競走により淘汰されるものも出てきてしまうため貧富の差が生まれる。

    社会主義国家も今のところ成功しているとは言えない状況。

    確かに何が正解で、何が誤りなのかが判断が難しいと感じた。

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    2024年04月07日