池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の世界の見方 ドイツとEU~理想と現実のギャップ~

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    池上彰の世界の見方シリーズ。高校生への授業をまとめたものなので大変分かりやすい。第二次世界大戦からEU発足までの歴史からどのようにEUが誕生したのか、その中心的存在ドイツの歴史とともに、ギリシャ危機や統一通貨ユーロの課題、難民問題、イギリスのEU離脱問題まで幅広く解説している。ヒトラーがドイツ人じゃなかったこと、ベルリンの壁はどんな壁でなぜ崩壊したのかなど、知らないことだらけだった。自分の無知を反省。最近EU諸国で台頭してきている自国第一主義の流れが、今後どう影響するのか注視したい。

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    2025年01月19日
  • おとなの教養 2 私たちはいま、どこにいるのか?

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    ベストセラー「おとなの教養」の続編。著者は、教養には二つの側面(普遍的な考えを身につけること、立ち止まり知識を駆使してニュースや出来事を捉え直すこと)があり、「私たちはいま、どこにいるのか?」をたえず意識する力であると言う。教養を得るきっかけとして、幅広い分野(?AIとビッグデータ?キャッシュレス社会と仮想通貨?想像の共同体?地政学?ポピュリズム?日本国憲法)について解説している。確かに、知識がないと深く考えることができないし、広げることもできない。学び続けたいと思わせてくれるとてもいい本だと思った。

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    2025年01月19日
  • 歴史で読み解く!世界情勢のきほん 中東編

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    ネタバレ

    中東の歴史を紐解くと見えるのが、第一次世界大戦のイギリスによる三枚舌外交によるオスマン帝国の解体による混乱。
    湾岸戦争によるイラクへの侵攻
    歴史を知るものは、賢明な判断によってその後の世界を俯瞰的に見るし、そうでないものは目の前の利益のみを優先する。
    トランプ後のアリメカの政策もイスラエルよりであり、中東全体の影響力の低下が、中東全体の混乱に拍車をかける
    ユダヤ人の大量虐殺が、今は反対の立場となり、中東に影響を及ぼす。
    一方の歴史を紐解くだけでなく、他方からの歴史を紐解くことで、見えてくる世界もある。
    歴史は改めて、先代たちの残した知恵であるが、それを学ばないのも、愚行として学び甲斐があると感

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    2025年01月19日
  • 世界史を変えたスパイたち

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    一つ一つの事件は見聞きしたことがあったけど
    それらが「スパイ」というワードで結びついた瞬間
    身近なところに「スパイ」はあるんだと感じた

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    2025年01月18日
  • 池上彰の世界の見方 アフリカ ~希望の大地か、暗黒の大陸か~

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    「池上彰の世界の見方」シリーズ アフリカ編

    「私たちはアフリカに対して認識を改めなければいけない」
    まさにその通りでした。
    アフリカと言われるとどうしても「貧しい」「飢餓」「内戦」など、マイナスなイメージが浮かんでしまいがちです。けれど、モバイル決済が日本よりも普及していたり、ヨーロッパとの関係よりも中国やロシアとの関係が深まっていたり、アフリカの人々は「支援」よりも「投資」を求めていたりと、アフリカ観が変わりました。さらには「リープフロッグ」による発展の規模やスピードも大きく早い一方で、生活習慣病になるケースが増えていることもアフリカの現実でした。

    また、アフリカの未来は日本の現代史から

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    2025年01月14日
  • 僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 君が君らしく生きるために伝えておきたいこと

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    高校生ぐらいを対象にしていると思うが大人が読むべき一冊。それとなくニュース等で聞いていることが分かりやすくまとめられている。金融リテラシーを学ぶのにお勧めです。

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    2025年01月13日
  • 池上彰の未来予測 After 2040

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    2040年に訪れる日本の現状を幅広く知れる本であった。また、地震や原発問題など知らない知識も同時に学べた。それらをもっと知りたいとYouTubeで関連動画を見たことで、更に知識を深めることができた。

    新たに得た知識
    ・核、原発、放射線とは
    ・自民党と民主党の違い
    ・日本が金利を上げづらい理由、国際との繋がり

    2030年にもう一度読み返したい。

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    2025年01月13日
  • 無敵の読解力

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    池上彰と佐藤優の対談集ですが、どちらも読書家で話のレベルが高いので読み応えがあった。特に政治家の愛読書について批評している章があり、人は愛読書によって判断される場合もあるという事がわかった。興味のある本もたくさん紹介されていた。

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    2025年01月05日
  • そうだったのか! アメリカ

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    池上彰さんといえば、NHK週刊子どもニュースのお父さん。
    流石分かりやすいです。ジャンル別で、いろんな角度からアメリカについて包括的に知ることができる。

    テキサス・カリフォルニアの歴史全然知りませんでした。
    アメリカという国は本当に異様な国で、今でもセトラー時代からの大きな痛みとトラウマに苦しんでいると思う。アメリカの多くの問題は建国にさかのぼる。
    もうすぐMLKJrデ(なんと今年はinnaugration dayだ))、MLKJrやマルコムXについてもっと知りたい。
    アメリカって住むまで全然興味なくて(笑)知らなかったけど、物凄く複雑で短い歴史の中に暗黒がたくさん詰まっていて、繰り返しにな

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    2025年01月05日
  • 伝える力

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    新書だけど、口語で書かれてるからとても読みやすい。
    自分の経験から説明してくれているので、イメージもしやすいし府に落ちる。
    NHK週刊こどもニュースの大ファンだった私。毎週だけでなく、紅白の前に一年を振り返る増刊号やってて、年末の楽しみだったな。番組を作る裏側も垣間見られたのでさらに楽しめた。
    ちなみに今は小学生の娘が、めっちゃわかりやすいと池上さんの番組の大ファンになっている。昭和世代のちょっと古い考え方や経験談もあるけど、新しい考え方もちゃんと否定しないのがいいみたい。私も今までの経験を大事にしつつ、新しいことを吸収して、伝えられるようになりたい。

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    2025年01月04日
  • 池上彰の世界の見方 ロシア~新帝国主義への野望~

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    いやー、久しぶりにちゃんとした本だから大丈夫かなって思ったけどなんだかんだ3時間ぐらいあればこういう本は読めるんだね、最近は(右)みたいな感じの本しか読んでないから、「うわー、活字やだこわい」っ思ってたけどいざ読むとやっぱ池上さんのは面白いね

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    2025年01月03日
  • 超訳 日本国憲法

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    10年前の本なのでちょっと古さはあるが、それでも憲法をわかりやすく噛み砕いて説明してくれ、何が論点なのかを解説してくれるので何も知らない人でも読みやすい

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    2025年01月03日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 池上彰の行動経済学入門

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    行動経済学の概要に触れられる本。身近な例とセットで示してもらえていたので初心者にも分かりやすかった!

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    2025年01月02日
  • 宗教を学べば経営がわかる

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    宗教、経営ともに信者、従業員の腹落ちが大切。アメリカ人の宗教観に基づくものの考え方は参考になった。確かに宗教と経営は共通項が多い。

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    2024年12月30日
  • 池上彰の世界の見方 アメリカ~ナンバーワンから退場か~

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    アメリカの大学生が就職先を決める時に、何をすべきか何をしたいかを考えて決めている。自分も、どう仕事をしていくかをもっと大事にしたいと思った。

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    2024年12月30日
  • 新時代の教養 正解のない問題集 ボクらの課題編

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    子ども向けの勉強本だが、大人でもよく分かっていない部分があり、さらっと勉強になった。時代は変わってきている。予測不能な時代を生き抜くためには自ら考えなければならない。

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    2024年12月28日
  • 池上彰が見る分断アメリカ 民主主義の危機と内戦の予兆

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    内容はほぼほぼ知っているものだが、やはり池上氏の説明力はすごい。簡潔でありながら必要十分な内容をわかりやすく記載する技術において、他の追随を許さない。

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    2024年12月26日
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと

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    社会に出てもいない大学生としても甘ったるい理想論だと感じたと同時に、不安ばかり押し付けてくる世の中で、将来に希望を持たせてくれる良書だと思った。大学に入る前に読んでおきたかった。
    来年から就職する身として前向きな気持ちにさせてもらい、ありがたい。

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    2024年12月25日
  • この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇

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    現代にほぼ直接つながる歴史としての『現代史』。本書は池上彰氏が東京工業大学で講義した日本の近現代史の講義録です。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」。この言葉の意味を今一度よく考えてみたいものです。




    池上彰氏が東京工業大学で行った日本現代史の講義を紙面化したものです。僕も高校時代は日本史を選考しておりましたが大抵の場合、現代史に入る前には授業時間が終わりに近づき、あまりこの辺の事はよく勉強をしないまま終わってしまいました。

    場合によっては授業形式で日本史を習うということはもう二度とない人も出てくるわけで、個人的には近現代史は独学で、場合によっては歴史上の重大事件の現場に足を運ぶとい

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    2024年12月22日
  • いのちをまもる図鑑―――最強のピンチ脱出マニュアル

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    世の中は危険なことで溢れている。
    連日ニュースを見ていればわかる通り、あらゆる場所で事故・事件が発生している。
    しかし、だからと言って過剰に怖がり、外出の頻度を下げるのは良くない。
    それ相応の常識を身につけ、危険を回避する力、身を守る力があればとっさの出来事にも対応できる可能性がぐっと上がる。
    本書は知っていて損はない実用的な情報が盛りだくさんだった。
    スズメバチ、クマ、ワニ、サメなど、危険生物と遭遇したら…?
    竜巻、地震や大雨が襲ってきたら…?
    身近な人と共有して、危機意識を持つことを忘れないようにしたい。

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    2024年12月22日