池上彰のレビュー一覧
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なるほど。わかってなかったということがわかった。
例えば、首相と大統領の違い。太平洋戦争の後、アメリカが日本をどうしたかったのか。地位協定やガイドラインのこと。
書かれた時期がまだトランプ大統領一期誕生前だったので少し古いが、なぜアメリカでは大統領が強大な権限を持っているかの歴史的な背景を含めてわかりやすく解説してくれる。中学生の質問も鋭い。
当時と現在では多少の違いはあるかもしれないが、「人気の就職先」の話も面白い。日米の若者が目指す仕事に価値観の違いがよく出ている。国際的な仕事やNPOの仕事に就きたいという人が多いアメリカ。
「アメリカは自分たちの力で世界をよくしたい人が多く、日本は自分の -
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イスラム教という宗教とその文化、行動規範についてわかりやすく解説した一冊です。この本を通じて、イスラム世界の理解が深まり、同時に現代社会における宗教の役割や影響についても考察することができます。
イスラム教は、ユダヤ教、キリスト教と同じく、一神教の宗教であり、旧約聖書、新約聖書、コーランの三つを経典として信仰しています。これらの宗教は共通の神を信じており、キリスト教とユダヤ教が対立しているように見えるものの、基本的な信仰は同じであるとされています。
イスラム教徒の行動規範として、1日5回の礼拝、偶像崇拝の禁止、ラマダン(断食月)、貧しい者への寄付、豚肉や酒の摂取禁止などがありますが、絶対的 -
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ネタバレ中東の歴史を紐解くと見えるのが、第一次世界大戦のイギリスによる三枚舌外交によるオスマン帝国の解体による混乱。
湾岸戦争によるイラクへの侵攻
歴史を知るものは、賢明な判断によってその後の世界を俯瞰的に見るし、そうでないものは目の前の利益のみを優先する。
トランプ後のアリメカの政策もイスラエルよりであり、中東全体の影響力の低下が、中東全体の混乱に拍車をかける
ユダヤ人の大量虐殺が、今は反対の立場となり、中東に影響を及ぼす。
一方の歴史を紐解くだけでなく、他方からの歴史を紐解くことで、見えてくる世界もある。
歴史は改めて、先代たちの残した知恵であるが、それを学ばないのも、愚行として学び甲斐があると感 -
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「池上彰の世界の見方」シリーズ アフリカ編
「私たちはアフリカに対して認識を改めなければいけない」
まさにその通りでした。
アフリカと言われるとどうしても「貧しい」「飢餓」「内戦」など、マイナスなイメージが浮かんでしまいがちです。けれど、モバイル決済が日本よりも普及していたり、ヨーロッパとの関係よりも中国やロシアとの関係が深まっていたり、アフリカの人々は「支援」よりも「投資」を求めていたりと、アフリカ観が変わりました。さらには「リープフロッグ」による発展の規模やスピードも大きく早い一方で、生活習慣病になるケースが増えていることもアフリカの現実でした。
また、アフリカの未来は日本の現代史から