【感想・ネタバレ】50歳から何を学ぶか 賢く生きる「教養の身につけ方」のレビュー

あらすじ

教養は、すぐには役に立たない「最強の武器」。生きるとは何なのか、人生とは何なのか――。若い頃には少しも思いを致さなかったこうした問いに、年を重ねてきたからこそ我がこととして向き合うことができるのです。忙しく過ぎてあっという間に迎える50歳という節目は、誰にとってもこれからの身の振り方を改めて考えざるを得ない時期。「子供が自立するまでは、とがむしゃらに走ってきたけれど、いったい自分の人生はなんだったんだろうか」「残りの人生で、いったい何ができるのか」「いつまで働かなければならないのか」「このままでいいのか」……これまでの経験や知識を教養に昇華させるためのヒントが詰まった一冊。 ●知識の点在と「知っている」は別 ●まずは書店で棚を眺める ●エピソードから入り、学びを「自分ごと」にする ●教養とは、人間を知ることにつながる ●哲学がトラブル解決に役立つ ●何もしないでいると、さらに衰えてしまう! 《本書の構成》●第1章 教養をあきらめない ●第2章 教養格差が社会問題を引き起こす ●第3章 生きるための教養 ●第4章 宗教・古典こそ教養の源 ●第5章 人生の転機は教養と学びで乗り越える ●第6章 「自分のために学ぶ」ことがなぜ大切なのか

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

■なぜ1週間は7日なのか。これは旧約聖書の中の創世記の冒頭に「神は六日間でこの世界を作り、七日目に休息を取られた。と書いてあるから。
■リベラルアーツとは、主に「一般教養」と訳されることが多いが本来は「生きていくうえで、どれだけ自由になれるか」を追求するための知識を指す。ギリシャ・ローマ時代、人々は自由人の階級と奴隷階級に分かれていた。その中で自由人たちは思うままに闊達に学問を学び論じあっていた。転じて社会制度やあらゆる束縛から人間を解放するための知識や、生きる上での知恵を指すようになった。
 その後、リベラルアーツは「自由7科」と呼ばれる言語系3学(文法・論理・修辞)と数学系4学(算術・幾何・天文・音楽)で構成されるものになった。これが時代を下って現在に引き継がれている。

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

もうすぐ50になるので読んでみましたが、池上さんのいつもの持論が展開。大事なのは年齢に関係なく好奇心をもって様々なことを学ぶ姿勢を忘れてはいけないということ。前向きな学ぶ姿勢がなければ、時代にもついていけなくなるし衰えるばかり。教養のみならず自身のアップデートは必要。

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

教養を身につけるのに50過ぎてからでも遅くはないと勇気をもらった。
大学に通っていた頃に、もっといろんな分野の授業から学ぶこともできたのに、と悔やむところもあるけれど。
NHKラジオのテキストで英語を学習した経験が面白いと思った。今ならスマホでいろんなツールが使える。時代や環境に適した勉強方法を探していくことも楽しんでやっていきたい。

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2025年09月18日

Posted by ブクログ

池上彰さんのご著書。Audible で会員向け無料公開されていたので聴いてみました。幅広い教養、宗教・古典の重要性など語られています。説明文にもあるように50歳からの後半生に「これまでの経験や知識を教養に昇華させるためのヒントが詰まった一冊」ですね。エッセイ的な内容なので他の著作と比べるとやや浅い感じもするかも。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

芦田愛菜ちゃんがサグラダ・ファミリアを見に行ったテレビを見て、教養の大切さを感じた!そして池上さんのこの本を読んで、学ぶことって…本を読むことって楽しいと思った!50歳からも何かを学び知的の冒険を楽しみたい!

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2025年06月24日

Posted by ブクログ

★★★★☆池上彰さんの運命的にも感じる転機についても書かれていました。私にとって特に参考になったことは、丸善丸の内店に行ってみたくなったこと、古典は読んだ方がいいかなということ、週刊こどもニュースが大人でもタメになるということ、歳を重ねると運動も必要なこと、好奇心を持っていると衰え防止になることなどです。

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2025年04月13日

Posted by ブクログ

読みやすくサクッと読めました。
教養が必要と言われて久しいが、慶應義塾大学の小泉信三氏の「すぐに役に立つことは、すぐに役に立たなくなる。すぐに役に立たないことは、やがて役に立つことになる」という言葉が印象的でした。

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2025年03月14日

Posted by ブクログ

すぐに役立つことはすぐに役に立たなくなる
すぐに役に立たないことはやがて役に立つことになる

対立関係の間に落とし所ではない第三の道を示し合意形成する

好奇心を持ち続けること

本を読もうと応援してくれる本。

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2025年09月21日

Posted by ブクログ

ちょうど50歳になったところでタイトルを見かけたので聴講。内容はそれなりに面白かったのだが、あまり50歳は関係なかった。池上さんが54歳でNHKを退社されたとのことなので、50歳からでも再出発できるよというエールだろうか。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

2025.06.25 ★3.3

池上彰さんの文章は分かりやすい。
ド素人にも本当に分かりやすく書かれているが、それも「意識して」のことだと。

池上さんの学びの姿勢、時間的にも経済的にも厳しいが、参考にしたいと思う。

とりあえず、聖書と日本の古典から始めてみようか。


↓↓↓内容↓↓↓

知識の点在と「知っている」は別
●まずは書店で棚を眺める
●エピソードから入り、学びを「自分ごと」にする
●教養とは、人間を知ることにつながる
●哲学がトラブル解決に役立つ
●何もしないでいると、さらに衰えてしまう!

《本書の構成》
第1章 教養をあきらめない
第2章 教養格差が社会問題を引き起こす
第3章 生きるための教養
第4章 宗教・古典こそ教養の源
第5章 人生の転機は教養と学びで乗り越える
第6章 「自分のために学ぶ」ことがなぜ大切なのか

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2025年06月25日

Posted by ブクログ

50歳という括りはあったけど内容は今までの刷り直しが多かったかな。
それでも新たな発見が幾つかあった。
50歳を越えてからの生き方見たいのも教わった、

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2025年04月24日

Posted by ブクログ

50歳という歳を後少しで迎えるので、気になった一冊
教養を学ぶことは、古典や宗教を学ぶこと
その国の言語を学ぶことは、国民性を知ること
ウクライナの民族問題に、言語が絡むことは初めて知りました。確かに、ロシアやハンガリーの言語を話す人たちに、母国語をウクライナ語にするとあったら、反発を招きますよね。
確かに、国民の一体化を目指すという点では、良いのかもされませんが、難しい。
古典や教養、学びたいと思いつつ、楽な知識に逃げてしまう。
最新の技術が、常に最新とは限らない。それを生み出す土壌を育むことの方が大切な気がしました。

生涯勉強ですね。

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2025年03月19日

Posted by ブクログ

と言うことで、サクッと読んでみた。
前半は読書の大切さや社会問題、宗教のお話し。
後半は池上さんのこれまでの歩みといったところ。
最後に74歳になってもなお、日々アップデートを続け、我々読者に生きかたを問いかけてくれる。

行間が広くて読みやすいのは今に始まったことではないけど、やっぱり本屋に行くと気になって手を伸ばしたくなるんですよね。

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2025年03月06日

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