池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「55年体制」「安保条約」「日教組」「日本赤軍」「公害」・・・。
何となく言葉は知っている
だけれども詳しくは知られていないし風化されていく現代において闇に葬り去られる真実
その話の内面や実情、向こう側に見えてくる時代背景
複雑に絡み合い簡単には説明不可能な話題なのだが池上彰さんの説明は誰にでもわかりやすい内容で腑に落ちます
日本人は日本の歴史を知らないとよく言われますが
【第7章 日韓条約が結ばれた 】より
「歴史への無知、そして無知であることも知らないままでは、失敗の歴史を繰り返します。」
著者の言うことはごもっともである
最後に主要参考文献が掲載されているがその量がハンパではない -
Posted by ブクログ
67%が森林です。先進国で2番目の森林率です。
海は陸の10倍以上。海岸線の長さは中国の2倍です。
64人は大人。13人は子ども。23人はお年寄りです。
2050年には子どもは9人に減り、お年寄りは38人に増えます。
100人のうち2人は外国籍の人です。
そのうち1人は中国や韓国・北朝鮮の人。
あとは、ブラジル、フィリピン、ペルー、アメリカなどの人です。
100人のうち50人は東京や大阪や名古屋の大都市圏に住んでいます。
10人が住む東京が、村のお金の42%を稼いでいます。
故郷を離れる人100人のうち68人は故郷には帰りません。
この村で働く人は減っています。
100人のうち50人で -
Posted by ブクログ
「国を打ち倒したかったら、まずは通貨を破壊せよ」
想像を絶するハイパーインフレの実態。。。というか、ほとんどどのページを見てもパンが一日で30%値上がりした、とかそういう話ばかりで逆に眠たくなるくらいだ。
1914年に50%程度だったドイツのエンゲル係数は、1919年には75%になっていたという。1913年から1923年までに、丸くは実に1兆分の1の価値にまで暴落(というか微小すぎて無視していいレベル)
WW1:軍部:戦争したい→政府:戦費調達→インフレ
(兵士の戦意をある程度くじくくらいのインフレだったようだ)
ベルサイユ条約(フランスがありったけの恨みを込めて創り上げた条約)
マルク安 -
Posted by ブクログ
サブプライムローン→アメリカでは担保を手放せば残りの借金は棒引きされる→土地神話の崩壊とともにサブプライムの破綻→サブプライムの債券を購入していた投資銀行に影響→それを購入していた他の問うしっ銀行に影響→債券に保険をかけていたためAIGの経営を圧迫→投資銀行のパッケージを購入していたヘッジファンドに影響→不安の連鎖で解約に備えて現金を確保しようと日本株などを売却→世界同時株安→余った現金が原油先物市場に流れ原油高騰→バイオエタノールの原料トウモロコシの価格急騰→南米などで食料危機→やがて原油・穀物バブル崩壊、リーマン破綻→ヘッジファンドはそれまでの投資をやめて資金を回収した(低金利での日本への
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Posted by ブクログ
この本はタイトルの内容以上にいろいろなことを知り、考えさせられるものだった。
第一に、フランス革命という出来事を分かりやすく知るためのテキストにもなる。巻末に関係年表と人権宣言なども載っているし、用語解説もあるので便利。
第二に、「歴史から学ぶ」ということの本質を分かりやすく理解できるということ。小難しい歴史学の本にもいわゆる、過去の歴史から学び現代を知る的なことは書いてあるが、それを様々な事例、具体的にはフランス革命という歴史的事実と日本の事例を比較して分かりやすく説明している。歴史を学び、そしてそれを教える者として、そして何よりフランス革命を学んだ者としては、この点において深く考えさせられ -
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110801by朝日 大阿闍梨
110907買ed!=CC筆記論述試験のあと高槻祭りの中で
生きることはなぜ苦しいのか
幸せと豊かさとは何か
人はなぜ争うのか
「むりせず、急がず、はみださず、りきまず、ひがまず、いばらない」
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第1章 生きることはなぜ苦しいのですか
第2章 幸せと豊かさってなんですか
第3章 人はなぜ争うのでしょうか
第4章 絆ってなんですか
第5章 人は死んだらどこへ行くのでしょうか
第6章 どうすれば仏の存在を感じることができますか
第7章 この世でいちばん大切なものってなんですか
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荒行、千日回峰行を2度満行した比叡山の酒井雄哉大阿闍梨と、時代を分かりやす -
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ネタバレ●内容紹介
「私はアメリカが嫌いです。私はアメリカが大好きです。そんな矛盾した気持ちに、どう折り合いをつければいいのか。そんなことを考えながら、この本を書きました」―ジャーナリスト池上彰が、自身あこがれと反発をいだく国、アメリカの歴史と現状を、独自の9つの視点からわかりやすく解説する。超大国アメリカを知るための教科書決定版。文庫化にあたり、「オバマ以降のアメリカ」を大幅加筆。
●目次
第1章 アメリカは宗教国家だ
第2章 アメリカは連合国家だ
第3章 アメリカは「帝国主義」国家だ
第4章 アメリカは「銃を持つ自由の国」だ
第5章 裁判から見えるアメリカ
第6章 アメリカは「移民の国」だ
第7