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ニュースを見て、新聞を読む。それで時事問題を理解できた気がしてくる。しかし後になって考えてみると、どうにもボンヤリとした認識で、うまく把握できてなかった自分に気づく……。こういうの、誰にでも経験がある筈。この世で怒る出来事はすべて、今おきた「点」じゃなく、過去から「線」でつながっているもの。世の中の問題は、「線」で認識してこそ本質を捉えることができる。じゃぁどうすれば「線」で捉えられるか? それは、問題が発生した「開始点」を知ること??世を騒がず問題の「開始点」を知るためのテキストがこれ。今を騒がす「大阪維新の会」に関する開始点を知れたのは収穫だった。ただ割かれているページ数が少なかったので、これを手がかりにもっと色々調べてみようかね。
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やっとこれで知ったかぶりができるようになったようです。
現在のニュースは過去の歴史からの因果関係から成るもので、その知識が欠けたまま今を知るのは到底無理な話だと思います。欠けたピースを埋めながらニュースを丁寧に解説してくれる良本だと思います。
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さすが池上さん。「なるほど、そうだったのか」と膝を打つことばかりだった。つい最近の出版なので、まさにリアルタイムで役立つ一冊。EUの生い立ちや仕組み、現状に至った経緯から、日本の政治の仕組みまで、日頃読んでいるつもりの新聞の内容が、急に生き生きと現実感を持って迫ってくるようになる。よほど世情に詳しい人ならいざ知らず、大抵の人は沢山の発見があるはず。おすすめ!
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分かりやすーい!
なかなか一回じゃ覚えられないけれど、他の池上彰さんの本で見たことあるとなったりして、少しずつ経済や世界情勢のことを覚えれてきました。
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認知度が低いアラブ問題・知ってるつもりの北朝鮮(なりたち含め)をわかりやすく解説。
順番通りでなく、自分の気になる章から読むのがおすすめ。
このくらい「わかりやすく説明」するのって、並大抵の事ではない。
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久しぶりに再読してみました。
本の内容にある時期は、私はまだ中学生の頃でしたが、こんなこともあったなぁと本を読んで思い出されました。
基本的な用語などを一つずつ丁寧に書かれている本書は、池上さんらしい構成でまとまっています。
池上さんの著名なシリーズである『知らないと恥をかく世界の大問題』を読んでいる方々からすると、復習がてらに気軽に読める本ですね。
全体的な区分を、introductionとして読んで、興味の唆られるところを、他の専門書で深く読めばより理解が深まることでしょう。
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わかりやすい解説で有名な池上彰の書籍を古本で大量購入。まず最初に手に取ったのが本著。タイトル通り、ニュースに関する初歩的な基礎知識を掘り下げるところから語られているため、ニュースを立体的に理解することができた。中でも印象に残ったのが中東問題やイスラム教に関する内容。本書を通じて様々なことに興味が湧いたため、これから読みたい本がまた増えてしまった。
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2016年末に読んだ。内容は遡ること10年ほど前の事が主。そうだったのか!と思う事多し。レアアースの事など細かく取材されている様子がうかがえた。
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日々変化のある世界情勢。基本的なことを理解していないと、ニュース記事を読んでもわけがわからない。
この本は高校生くらいの年代にとっても理解し易く書かれてあると思う。「アラブの春」の項など一連の流れが本当によくわかった。
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やはり分かりやすい。
知識がゼロの人に対して理解してもらうことを心がけた文章なのでとても理解しやすい。
それでも込み入ったところは?マークが浮かんだが、全体としてはかなり読みやすかった。
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非常に分かりやすかった。そこからですか?のレベルにしては少し高かったような気もしたが、読み終わることでグンっとレベルアップしたと思う。他の本を読んで出てくる時事問題についても、あぁあれねと思うことができるようになった。
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さすが分かりやすい。当然ながら、それが第一の感想。
EUに始まり、アメリカ、東アジア、中東、そして日本のニュースを詳細に解説。
そのニュースを解説するのに、その観点から始めるのか!という感嘆。
凄まじい情報力ですよ池上さん。。。
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現在も新聞やニュースなどで見かけることが多い6つの話題を中立的な立場で解説する。
独自の見解が多くなりがちと思われる複雑な背景を中立的な立場で説明する技能は、さすがジャーナリストと思った。
著者の学歴を拝見すると、経済が専門であるように思われるが、6つの話題は経済だけでなく、宗教問題であったり、科学技術の問題であったりと多岐に渡る。
いわゆる「オトナ」の世界では常識なのかもしれないが、人に説明できるまで原発などの科学技術を理解しているのは凄いと感じた。
また、救世主と思っていた国連も、大国の利害関係によっては見て見ぬふりをするという国際政治の冷たさも初めて知った。
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普段から政治や経済のニュースに慣れ親しんでいる方には不要な本。
ニュースを見聞きした時、頻発する言葉が気になるけれど、わざわざ調べることまでしない、という方にはお勧め。
だけれど、旬を逃したら必要なくなってしまう気がします。時事ニュースの解説を求めている方にはヒットするでしょう。
私自身は、経済や金融についてわかりやすく伝えることを業務にしているため、「ここをこのように説明すると良いのだ」という点を本書から大いに学びました。
池上さんのように、自分の目で確かめるという姿勢が何よりも大切だと思います。
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「学べるニュース」が池上さんじゃなくなったときから、急に観なくなった。
なるべくフラットな立場から解説する、というスタンスが、
あまり感じられなくなったからかも。
個人的なイメージの問題だろうけど。
たまに入る駄洒落にはぐったりするけど、
こういう情報を流し続けてくれる人って、
とてもありがたい。
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相変わらずの分かりやすさで大変タメになった。ただ、経済関係の話だけは、僕が最低限の知識を備えていないためか、未だよく分からない。これは自分の問題。少し勉強しようと思った。
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新聞やニュースを聞いていて、ふとなんだろう?
って思うことを一から教えてくれる本
時事を全然知らないから大分知っているひとまでわりと役に立つ本
さすが池上さん、ホントにわかりやすいです
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難しい専門用語を並べ立てて説明するのではなく、まずはもっと基本的な部分を掘り下げて1から説明していく、といった、とても入門者に優しい一冊。こういう本がもっとあればいいのに。
・BRICs…ゴールドマン・サックスが2003年秋に出した投資家向けレポートで、当時経済成長が著しかったブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字。いずれも世界で上位に来る人口大国。
・G20…プラザ合意以降、世界の金融・経済問題についてはG7(アメリカ、日本、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)かロシアを加えたG8が中心だったが、今はG20が主体。中国、インド、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリア、メキシコ、インドネシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、トルコ、EUが団体として参加。
・グリーンニューディール…オバマ大統領の登場で環境問題に世界的潮流が生まれた。エコカー、太陽光発電、ハイブリット車の開発、風力、原子力の活用…など。大不況からの脱出と地球環境問題の解決の一石二鳥を狙ったもの。
・ワークライフバランス…生活と仕事の調和のこと。子育てや趣味など私生活と仕事の双方にバランス良く取り組む働き方を目指す考え方。
・ウイキリークス…世界の誰もがウィキのソフトを使って秘密情報をリークできるウエブサイトという意味。
・レアメタル…希少な金属。鉄や銅など世界各国に大量に存在するものに比べ、量が少ないのでこう呼ばれる。PCや携帯電話、デジカメ、液晶テレビなどハイテク製品に使われる。効果は「隠し味」。鉄にレアメタルを入れることで強度が増したり、熱に強くなったり錆びにくくなったりする。
鉄鍋やフライパンは手入れが大変だが、レアメタルを加味することで、錆びない鍋の出来上がり。それがステンレス。(レアアースもレアメタルのひとつ)
・レアアースは中国が安い、環境汚染御構い無しで放射性物質垂れ流しの状態で発掘するのでコストが安く済む。
・日本は石油はほとんど輸入に頼っている。ガソリン価格が安かった2009年1月の原油価格は1バレルが約43ドル。バレルとは樽のこと。1バレル159リットル。かつてアメリカの油田で石油を樽に入れて運んでいたことから。
・TPP(環太平洋パートナーシップ)…野田総理が2011年に参加表明。太平洋に面する国々が一斉に関税をなくし、自由な貿易を活発にして、互いに豊かになっていこうという協定。
・OECDは世界の子供たちの学力調査を3年ごとに実施。それがPISA。各国の15歳の生徒の学力レベルを比較。日本は優秀。塾に通う子が多いから。フィンランドは公的教育のみ。
・トリクルダウン理論(したたり落ち理論)…金持ちの消費によって景気が良くなり、広く一般も恩恵を受けるという考え方。
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わかってる気になってわかってないことのなんと多いことか。
読んで理解したつもりでも、しばらくすると説明できないんだろうなー。ネットでニュースを眺めてわかった気になっていても、全然わかっていない。ときどきこうやって読み説いてくれるものを読まないと。
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たまに、黒池上が出てきます。無知には寛容ですが、公人的な人には容赦ないです。FRBのお話ですが、4番目という意見もあります。たぶん、北米銀行を入れているのかと。12の連銀ですが、NYがダントツみたいです。
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政治や経済の話題をわかりやすく解説。
第1章 EU金融危機
第2章 オバマとアメリカ
第3章 中国・北朝鮮
第4章 アラブの春・革命と紛争
第5章 原発・エネルギー
第6章 日本政治と経済
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池上先生の著書はどれを読んでも大変解りやすい。
この本の特徴は、新聞では知っていて当たり前とされ、もはや解説は不要とされている基本的なことから解説している点。私の感想も題名のとおりであった。
但し、定期的に新聞を購読する社会人として最低限の教養を身に付けている方には不要な一冊。逆に言えば、ニュースに関心を持ち始めた方への入門書とも言える。