池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

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    久しぶりに読んだ池上さんの著書。

    「そうだったのか!」シリーズの大ファンとしては久しぶりの良書だと思う。

    現代の国際社会で表立って対立はしていないものの、水面下で様々な国が”大衝突”している。

    そんな現代の外交をリズムのよい切り口・テンポで解説したのが本書。

    国家の行動には表と裏の思惑が常に一対となっていることを忘れてはならない。新聞、テレビのニュースで報道される事実の裏の意味を読み取って初めて真実が理解できる。

    自分でやろうと思うとハードルの高い検証作業ですが、本書を読めば理解が進みます。
    これだけの質でまとめているのは本ならではだと、改めて本の情報の質の高さを実感してしまいました

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    2011年01月25日
  • そうだったのか! 現代史パート2

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    ネタバレ

    パート1に続き、またもや何十枚も付箋をつけてしまいました。この分かりやすさ、読者の興味を引く文章は本当に素晴らしい。
    個人的には、北朝鮮、インドとパキスタン、東ティモールの章が目にウロコでした。
    金日成はソ連から連れてこられたソ連軍の大尉だったとかね。

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    2011年01月15日
  • 小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!

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    内容紹介
    国語力はもちろん、あらゆる学力を伸ばすのに最適な教材、それが新聞です。1日10分の習慣で、「読解力」や「語彙力」「考える力」「知識」といった学力の基盤がしっかり身につき、学習効率がぐんぐんアップ!
    本書では、小学生のための新聞の読み方も分かりやすく解説しています。親御さんの少しの手助けで、お子さんは自分から意欲的に学んでいきます。ぜひご家庭で試してみてください!



    まあ、問いかけ力というか質問力というものを特に大事にするべきってことですね。
    どのように興味を持たせるのか?
    というのはとても難しい問題ではありますよね。。。
    まずは大人が背中を見せないとですね!?

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    2019年01月16日
  • そうだったのか! 現代史

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    日本で普通に暮らしている分には、知らなくても生きていける。
    だけど、世界は日々何かが起きて変わっていく。
    今まで知らなかったこと、忘れてたことを知識として与えてくれる一冊。
    バイブルのひとつにしたい。

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    2019年01月16日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界

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    素晴らしい本。
    前半部分でイスラム教の説明を行い、後半部分ではイスラム圏の現状を紹介している。特筆すべき点にニュースでよく見かける「イスラム原理主義」や「過激派」などの説明や、中東問題と9.11についての説明が挙げられる。
    もちろんここに書かれていることが全てではないと思うが、ニュースで語ることができない詳細部分についてはわかりやすく書いてあった。

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    2019年01月16日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかるイスラム世界

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    この本の前に読んだ同じ著者の「高校生からわかる資本論」では、さすがの池上さんも苦戦したのか、他の著書に比べるとすらすらと読ませるという点では劣っていたが、つっかえながらも読んだことが返って自分の中に長く残っている感じがしている。

    さて、本書はというと、普段日本人があまり知らない、世界の政治経済、なかでもイスラム世界に焦点を合わせたもので、これこそ氏のホームグラウンドとでもいうべき領域なのだろう。236ページを一気に三時間から四時間ほどで読むことができた。

    イスラムとは一体何なのか、イスラムの成り立ちをユダヤ教、キリスト教との歴史の中から解きほぐし、歴史的発展から中東問題など現状に至るまで一

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    2019年01月16日
  • 池上彰の新聞勉強術

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    新聞記事の読み方・スクラップの仕方にとどまらず、具体的な事例をあげて各紙のスタンスの違いを明らかにするなど、大変面白かった。メディアリテラシーを作るのにいい本。漫然とニュースを読んでいる人は一度読んでほしい。

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    2010年11月03日
  • そうだったのか! 現代史パート2

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    ネタバレ

     事実は小説よりも奇なり、とはよく言ったもので、知っていそうで知らない現代史の諸問題に関して、とても興味深く読めました。
     非常に分かりやすく書かれているので、読んでいて苦になりませんでしたし、むしろ小説のように次の展開が気になって夢中で読んでしまいました。

     内容は、イラクやアフガニスタン、北朝鮮や、核関連など。
     このシリーズを読んでから新聞を読むと、新聞の面白さがぐっと増します。その出来事の背景や、個人や組織の相関図が分かるようになるからです。
     現代史は難しくてどこから手をつけたら良いか分からない、もしくは、手っ取り早く現代史を浚いたいという人にはぴったりの入門書でしょう。

     また

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    2014年10月01日
  • 池上彰の親子で新聞を読む!

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    内容紹介
    民主党政権、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)など、最新ニュースを分かりやすく解説する。小学生から新聞を読む習慣をつける方法を伝授。


    きっと新聞を読めるようになると、いろんなことに興味がわいてくるような気がするのは分かるような気がします。
    まずは、親がその姿勢を見せてあげないとですね♪

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    2010年10月18日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    もし、世界が100人の村だったら、というのがありますが、それの日本版かと思いました。しかし、内容はちょっと違っていました。
    自分がこんなにも日本の現状を知らないのかと言うことに気づかされました。
    30分で読めます。校長室の会議テーブルの上にあります。是非読んでください。あの池上さんと池田さんの対談が意味深いです。

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    2010年07月21日
  • 大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」

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    イスラムだけでなく世界宗教の解説もあり、わかりやすかった。
    イスラムについての解説書というより、今の世界情勢の解説書に近い。
    思い込みや、知識の補完をしてくれる本。
    新書でこの読みやすさは池上氏ならでは。

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    2010年06月13日
  • 45分でわかる!14歳からの世界金融危機。

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    非常に平易な言葉で「世界金融危機」を解説している。
    とてもよい本。

    研修でさんざんやったので、書いてあったことをなぞることはここではしません。

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    2010年04月25日
  • 45分でわかる!14歳からの世界金融危機。

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    サブプライムからオバマ大統領就任まで、現在の世界金融危機がどのような文脈で起こったのかが非常に解りやすく説明されています。私はこの本を片手に、金融危機の原因と考えられる事柄をメモ用紙に纏め、図解を作りながらじっくり考えていったのですが、それぞれの関係性がとても明確になり、中学生でも解る言葉で説明できるようになりました。前提知識が殆ど無かった私でも、この本で述べられていることは1つひとつ納得しながら読み進めることが出来ました。中学生のみならず、経済に詳しくない大人の方にもお勧めです!

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    2009年11月30日
  • 45分でわかる!14歳からの世界金融危機。

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    タイトルどおり、「14歳からわかる」とは思わないけれど、とてもわかりやすくておもしろかった。
    サブプライムローンって何?リーマンブラザーズが倒産してどうしてこんなにひどい不況になるの?
    など、普段よく聞くけどよくわからなかったことがひとつのつながりをもってわかるようになった。

    とてもわかりやすく説明してくれているので、このシリーズのほかの本も読んでみたいと思う。

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    2009年10月07日
  • 世界史を変えたスパイたち

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    とても刺激的でおもしろかった。
    いろいろな歴史的な出来事の裏にはスパイが関わっている。
    アメリカ、ロシア、イスラエルの諜報機関はかなりやりたい放題な印象。

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    2025年12月21日
  • なんのために学ぶのか

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    こういう本を読んでいると、勉強したい欲が湧いてくる。
    福沢諭吉の「学問のすゝめ」を読んでみたいと思った。

    日本はとても恵まれた国だ。
    子供の頃から勉強できるのが当たり前で、大人になってからも、学ぼうと思えばいつでも学べる。
    勉強するとは知識の詰め込みではなく、それを使ってどうするか、ということが大事だ。
    読書も、ただ漫然と読むのではなく、書かれていることに疑問を抱いたり、「自分だったら」という意見を持ちながら読む。
    このことを知っていながらも、「趣味読書」で一気に読み通して終わり、が多い。
    何度も読み返して考える読書も、流れるように一気読みで「楽しかった!」で終わる読書も、両方あるのがいい。

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    2025年12月20日
  • 池上彰が七賢人と考えた 世界の読みかた、未来のみかた

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    非常に読み応えのある対談集でした。

    粒子物理学や国際刑事裁判所の話は、普段の生活では接点がないことから、非常に興味深かったです。

    また、それぞれの分野の第一人者ということもあり、今までの読書経験からは得られなかった発想や考え方も多く得られました。


    ⚫︎ロールモデルを求める人は多いが、世の中には自分で切り開くしかないものも沢山ある。むしろ自分たちで切り開いて欲しい。

    ⚫︎基礎研究が役に立つのは100年後、200年後の世界。基礎研究の結果は、次世代に残していく遺産である。

    たまには仕事や生活の延長線上にない分野に触れるのも大事だよな、と思います。

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    2025年12月14日
  • 池上彰と考える、仏教って何ですか? 文庫版

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    日本の仏教が葬式仏教と言われる背景がわかる。念仏を唱えるだけで救われるのはわかりやすいが、仏教の本質を勉強した方が仕事や生活全般に役に立つ。対談でもそう言っていた。

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    2025年12月12日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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    ・わかりにくい左翼史をしっかり解説してくれ、且つ読みやすい。
    ・池上さんは左翼に詳しいのは意外。
    ・とにかく分派が激しいし、名前がややこしい。
    ・功名心に駆られた学生がどんどん過激化してしまうのはある種、しょうがない部分もあるかも。
    ・同志社大学の教授の話した、大人の政治、子供の政治の話は大変しっくりきましたね。

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    2025年12月11日
  • なんのために学ぶのか

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    小学生に今度なる娘用にどうかと思い読んだ。感じが多いため、中学生くらいになればちょうど良さそう。池上さんの体験談が多く、イメージつきやすいかもしれない。もう少し抽象的な話もあると自分なりに解釈できるかもしれない。

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    2025年12月11日