池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立

660円 (税込)

3pt

激動の21世紀。世界の動向は、巨大国家間のパワーゲームに握られている。国際社会を舞台に、覇権を競い、軍事、経済、資源を巡って衝突するアメリカ、中国、ロシア、EU、サウジアラビア。勝者となるのはどこなのか? そして日本はどうするのか? その対立の隠された構図と実際の国力を、豊富なデータと池上彰ならではの鋭い分析眼で、わかりやすく解き明かした「大衝突」待望の電子書籍化!

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池上彰の大衝突 終わらない巨大国家の対立 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    イラク・アフガン戦争で覇権を失いつつあるアメリカ、アメリカに肩を並べようとしているEU、国際社会の中で存在感を急激に増している中国。まさに千変万化・一触即発の世界情勢を、各国の対立軸や利害関係を元に読み解いていく。個人的に興味深かったのは第5章「日本VS中国」。この中で、中国国内における反日意識を取...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月12日

    各国の対立を軸に国際関係を詳細に説明しています。
    特に日中関係は愛国教育=反日教育が露骨に表れた2004年アジアカップ日本優勝から延々と悪化してきていることがよくわかりました。
    今は経済的相互依存関係にあるのでどうやって離間するのかが問題かと思いました。
    池上彰先生は色々と賛否ありますが僕は読み続け...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月22日

    非常に面白かった。
    国際関係について殆ど勉強したことのなかった俺にとって、目の覚めるような本だった。

    池上彰の知識量(巻末に挙げられた参考図書の量)にも驚きだが、何よりその分かりやすさに敬服である。
    少し経済をかじってさえいれば、国際関係の入門書として非常に有益な本であると言える。オススメ。

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    Posted by ブクログ 2011年01月25日

    久しぶりに読んだ池上さんの著書。

    「そうだったのか!」シリーズの大ファンとしては久しぶりの良書だと思う。

    現代の国際社会で表立って対立はしていないものの、水面下で様々な国が”大衝突”している。

    そんな現代の外交をリズムのよい切り口・テンポで解説したのが本書。

    国家の行動には表と裏の思惑が常に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月09日

    分かり易い。表面だけなぞってるのとは違い、その事象に至る背景・経緯がちゃんと書かれているのでとてもありがたい。自分にとっては知っていることもいくつかあるが、他の事象とも合わせて理解できるので全体をバランス良く把握できる。

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    Posted by ブクログ 2014年06月10日

    世界の大国の関係がわかりやすく説明されていて、とても勉強になった。特にサウジアラビアについては、何も知らなかったのでためになった。

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    Posted by ブクログ 2014年01月12日

    やはり池上さんの本はわかりやすくかつ楽しくて良い。巨大国家の対立という切り口で世界を見るという本書の視点も明快でわかりやすくてよいですね。複雑な国際情勢が明快に整理されています。

    特に印象的だったのはサウジアラビアの話。正直サウジアラビアという国はあまりイメージが沸きにくかったのですが、サウジ家が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月27日

    大国同士の動きが政治的、軍事的、経済的側面から書かれていて、普段のニュースの背景が理解できる。内容の理解につながるが、数行前に書かれていることが再び書かれていることもあり、星は4つ。

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    Posted by ブクログ 2013年01月22日

    2010年11月初版。
    東日本大震災前の世界情勢をわかりやすく解説。米、中、露、EU、サウジアラビア、そして日本の六カ国を対立構造として全5章で解説した本。
    〜メモ〜
    ■ロシアとの関係性の重要性
    ■EUへの認識
     (統一貨幣圏の大きさはローマ帝国に匹敵)
     (軍事力によらない統一貨幣圏は人類初)

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    Posted by ブクログ 2011年06月09日

    米中、ロシアと欧米、EUと米、サウジと米、日中という国家関係の過去と現在を池上さんが解説。さすがにわかりやすい。
    2008年に出版された本の文庫版。少しだけ古さを感じたのは、現時点で世界の主要課題の一つである新興国と先進国の対立という軸がメインで紹介されていないからか。
    いずれにしても複雑さを増す世...続きを読む

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