ユーロの正体 通貨がわかれば、世界が読める

ユーロの正体 通貨がわかれば、世界が読める

877円 (税込)

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4.4

ギリシャ危機に端を発した欧州債務危機。ユーロ破綻は不可避ともいわれているが、「ギリシャは離脱しないし、ユーロも破綻しない」と著者。一方でドイツをはじめとする欧州はデフレ突入、ユーロ高になる可能性が高いという。なぜそういえるのか? その時の日本経済への影響は? ユーロを持っている投資家はいつ売るべき? ユーロをはじめとする世界経済は今後どうなる? 豊富なデータと明快なロジックで、欧州のみならず世界の動向を読み解く、経済分析と予測の書。

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ユーロの正体 通貨がわかれば、世界が読める のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ユーロ危機の本質はEMS時代に埋め込まれていた
    EMSでは参加国の為替相場ごとに中心相場を決め、為替介入を行い変動幅を2.25%以内に押さえていた。
    しかし固定相場を維持するためには各国の経済状態に合わせた独自の金融政策を実施できず、1979-1992の間に中心レートの変更や離脱が発生している。

    0
    2013年01月14日

    Posted by ブクログ

    本書は2012年に顕著となった「ユーロ危機」を歴史的史実と経済学的なロジックによって明解に分析したものである。

    そもそもなぜユーロ危機が発生したのか。それを説明するにはEU成立以前の歴史を踏まえる必要があると筆者は主張する。まずはEUの土台となった欧州経済共同体(EEC)である。EECにはEMSと

    0
    2013年01月12日

    Posted by ブクログ

    ユーロの話から最後は日本経済の話にうまくスライドさせてるところが面白い。不況に対して金融政策が有効であることがわかる。

    ただ、残念なことに日本人のほとんどは日銀理論やそれを拡散する連中にだまされ、金融政策の有効性を知らない。

    0
    2012年12月14日

    Posted by ブクログ

    1〜3章は比較的初歩的な解説が続く。キモは4章。「ギリシャやスペインの財政赤字はユーロ危機の原因ではなく、結果である」という主張はなるほどと思わされた。
    エピローグの章にて、日本がユーロ危機から学ぶこととして、クルーグマンの名前を引き合いに出したりしつつ、金融緩和を挙げている。個人的にはこの手の金融

    0
    2013年01月20日

    Posted by ブクログ

    で、ここでユーロの正体をサマリーする事が出来ない自分が情けない気はします。
    でも、話を極端に単純化して解説してくれているので大変わかりやすい解説だと思います。覚えてないから、かけないだけです。

    もう一回読むといいんだろうな。

    ・ユーロの通貨による欧州統一は、雇用システムや福祉レベルでの統一がない

    0
    2012年12月28日

    Posted by ブクログ

    細かいデータについては別個に調べる必要があるが「財政問題はユーロ危機の原因ではなく、結果である」という立場の冷静な評論は一読しておくべきと思う。財政の基礎についての説明が長いが、わかる人は読み飛ばせば良いかと。

    0
    2012年12月17日

    Posted by ブクログ

    ユーロの歴史とギリシャが債務危機に陥った経緯が語られる。ユーロは欧州内の統合通貨であるがゆえ融通が効かないことがある。例えば、日本の場合不況に陥ったときに国が金融緩和(蓄えている外貨を売って日本円を買う)などの対策を講じることができる。一方、仮にギリシャが不況となった場合、ギリシャは自由に金融緩和政

    0
    2012年12月12日

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