円高の正体

円高の正体

814円 (税込)

4pt

※こちらの作品は、Android端末と、他のOS端末の間でしおり同期ができません。

日本経済低迷の理由は円高にあり! 河上肇賞受賞の気鋭エコノミストが、為替レートと経済のカラクリを一から解説。円高って何だっけ、という基礎の基礎から始めるので、よく分かる、読みこなせる。間違った「専門家」の言うことを鵜呑みにせず、円高を克服するために、今私たちにできることは何か、を考えよう。円高が日本のデフレ、名目GDP、税収、貿易収支をいかに減らしているのか、豊富なグラフも使って分かりやすく説明。【光文社新書】

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

※こちらの作品はブックライブ for Android、ブックライブ PLUS for Android、ブラウザビューアではダウンロードおよびオフラインでの閲覧ができません。

円高の正体 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    為替について概説しつつ、なぜ現在のような円高がもたらされたのかを示す本。為替の変動は中央銀行のマネーサプライで説明できるが、それで説明できない時期があり、それについては期待インフレ率を織り込んで分析すると説明できるようになる。何はともあれ、円高の脱出には日銀の積極的な動きを期待する所存。

    0
    2012年04月20日

    Posted by ブクログ

    景気回復のためには「デフレマインド」を払拭して「円安」にする必要があり、そのためには日銀によるマネタリーベースの供給を増やすしか方法はない。という論調。
    「デフレの正体」や「弱い日本の強い円」を名指しで間違っている、と指摘するあたり過激な内容だが、労働人口が減少していく日本にも成長の可能性がある、と

    0
    2012年07月24日

    Posted by ブクログ

    「第1章 為替とは何か?」「第2章 円高・円安とは何か?」はきわめて常識的な知識の確認。まったく経済の知識がない人でもわかりやすく読めるかと思う。また第3章はちまたに垂れ流されている俗説を痛烈に批判。「第4章 為替レートはどのように動くのか?」「第5章 為替レートは何が動かすのか?」は為替レートの変

    0
    2012年02月16日

    Posted by ブクログ

    「金融緩和をして、インフレ方向に持っていくことにより、円安誘導すべきだとの説です。 2月14日に日銀が1%の物価上昇率をめざして金融緩和を続ける事実上の「インフレ目標」を導入した後、円安方向に動いています。安達氏の推論通りに“今のところ”進んでいます。」

    0
    2015年02月18日

    Posted by ブクログ

    著者にとっては「どうだ見たか」と、まさに痛快だろうと思う。
    新生日銀の施策とこれまでの結果が、本書での指摘に合致していて、純粋に凄いし説得力があり、自分はまさに「見せつけられた」読者となった。そして何よりも分かりやすい。
    物価と通貨価値から長期的な為替レートの変動を見る購買力平価や中央銀行が供給する

    0
    2013年04月21日

    Posted by ブクログ

    日本経済が円の価格・マネタリーベースで説明できるという基本的な内容がデータをもとによくまとめられています。
    ヘッジファンドによる円安による攻撃はかえって日本の景気を良くするという主張ですが、国の負債・国債ショックには触れられていないように思います。
    あと円は何で説明されるかの項で長期には物価を第一に

    0
    2013年01月19日

    Posted by ブクログ

    「20年以上に渡る日本の不況は円高が原因であり、それを解消するためには日銀による金融緩和が必要だ」これが本書のメッセージである。

    円高は日本の貿易収支の赤字を引き起こす。円高は輸出産業の海外競争力を減少させ、輸出産業が経済の基幹である日本では、この影響が即ち不況となって現れる。しばしば円高は輸入製

    0
    2013年01月17日

    Posted by ブクログ

    今月の衆院選でも争点の一つとなっている金融政策について、円高基調が続く現在の問題点を指摘し、その為の解決策を示しています。とても興味深い内容でした。最近は安倍自民がインフレターゲットを提示して話題となっていますが、結論として政策の方向性としては似ているのかなという印象です。前半部分ではそもそも円高と

    0
    2012年12月09日

    Posted by ブクログ

    円高のプロセスが分かりやすく説明してある。現在のデフレスパイラルをとめないとどうしようもないのが納得できた。

    0
    2012年09月27日

    Posted by ブクログ

    為替とは何か?
    異なる通貨が取引させるときどんなことが起きるのか?
    それによって経済は、人々の生活はどう影響を受けるのか?

    前半はそんなことを学ぶことができます。
    金融の入門書として優れていると思います。


    中盤から後半では、より踏み込んで
    金融政策によって為替はどう動くのか?
    為替の動きによっ

    0
    2012年09月07日

円高の正体 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

※こちらの作品はブックライブ for Android、ブックライブ PLUS for Android、ブラウザビューアではダウンロードおよびオフラインでの閲覧ができません。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社新書 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

安達誠司 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す