池上彰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ドラえもんの歌詞にある「こんなこといいな、
出来たらいいな」は想像力の始まりです。
携帯電話も空飛ぶ車(ドローン)も、初めは単なる
想像上のモノでしかありませんでした。
しかし今では現実となっています。
日本人はとにかくこの想像力が弱いと言われて
います。
現実にあるものをどんどん改良して、さらに
良くしていくのは得意なのですが、ゼロからの
開発つまりイノベーションが弱いのです。
そこで池上氏が提案するのは、想像力をタテと
ヨコに分けて考えるということです。
「ヨコの想像力」とは、自分ではない「他者」、
ここではない「場所」つまり同時代を生きる
他者と過去を生きた他者というように、
-
Posted by ブクログ
以前、様々なメディアで紹介されていて、単純に面白そうだし、ピンチで生き延びたいので読んでみることに。笑
池上彰さん監修。あらゆる危険から『命を守る方法』を全網羅!ということで、①危険生物、②自然・災害、③ケガ・事故、④犯罪、⑤身の回りの危険からいのちを守る、5章立てになっている。
子供向けではあるけど、知らないことも意外とあって、ピンチで生き延びる可能性が上がったかも。
最近は、クマやイノシシ、サルなんてその辺にうろちょろしているし、自然災害も多いし、身近なピンチはいっぱいある。
身近なピンチ?といえば、『学校でう◯こをもらした』ときの対処法も載っていて、その解説の中で、“まず、う◯こ -
- カート
-
試し読み
-
Posted by ブクログ
何度も読み返したい。
マーケティングだけじゃなく、営業や、キャリアコンサルにも使える内容だった。
自分も操られていることを知った。
なるべく合理的な意思決定が出来るように、何度か読み返したい。
ふわっと、直感的には分かっている消費者心理が言語化されていて、理解しやすい。
すごく当たり前と感じていたことが、文章にして提起されると、確かにこれって変かも。みたいになった。
若者のアイデンティティが、行動経済学によって定義でき、
高校生、大学生の時の、あの流行りに乗る誇らしさが可愛く感じた。
消費者心理を科学することで、より客観的に社会を見ることが出来、多様性を受容できるようになるし、個性の -
Posted by ブクログ
新政権による財政支出の方針が固まり、10年、20年、30年の国債金利がヒストリカルなターニングポイントを超える水準まで上昇し始めたことは、日本のデフレがついに収束し、インフレの扉が開いたことを意味する。
現在の日本の財務官僚や政治家たちは、ドイツのハイパーインフレの推移を知り尽くしているはずだろうし、自国通貨の価値を保全することの重要性は承知しているはず。一方で、インフレは巨額の債務価値を一気に減少させることも事実であり、「コントロールした形のインフレ」は望んでいるのかもしれない。
今後の日本の数十年間という時間軸では、デフレに戻る可能性よりも、インフレが恒常化する可能性のほうが高く思える -
Posted by ブクログ
聖書が世界に通用する教養として、池上彰さんが押さえておきたいポイントに絞って解説してくれている良書。
私は無宗教だけど、聖書の中の言葉はなぜか聞いたことのある言葉がたくさん。
世界のさまざまな名称や事柄に聖書が関連していたのだと気づいたし、言葉の意味について全く理解していなかったのだと知った。
キリスト教がどんな形で世界に広がり、今も各国の政治に関わっているかがわかりおもしろい。
宗教改革の歴史はさっぱり忘れていたので、おさらいできて読書メモがびっしり埋まった。
宗教が政治の世界と癒着すると、指導者次第で戦争を推進する力になってしまう。