池上彰のレビュー一覧

  • 学校では教えない「社会人のための現代史」 池上彰教授の東工大講義 国際篇
    そうだったのか!現代史に近い内容。池上氏は学校の勉強で現代史が疎かになりがちな理由として、歴史的解釈が定まっていないことを挙げているが、この本にまとまっている内容は一つの学問として高校生くらいから教えてもいい内容だと思う。第二次世界大戦後の世界の動きと、今起こっていることとの繋がりが非常によくわかる...続きを読む
  • プーチンの10年戦争
    ロシアに関することは佐藤優さんに聞くのが一番信用できると思っている。
    ウクライナ戦争については、いろんな人が様々な意見を述べているが、佐藤優さんの意見はメディアでは聞かない。
    最近ではマスコミがイスラエル戦争の報道に一斉にシフトしてしまい、ウクライナ情勢は報じられなくなっている。

    なぜウクライナ戦...続きを読む
  • 世界を変えた10冊の本
    私が学生の時には日本史選択をしたため、世界史の知識というのはほとんどない中で、この本はとても世界史の宗教問題を知るための良書となりました。
    特に本を紹介する順番が素晴らしいと思いました。一番最初には「アンネの日記」から始まり「聖書」「コーラン」という順番です。
    勿論宗教に寄りすぎではないかという意見...続きを読む
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと
    小学生から大人まで読むべき本だと思う。

    まんが、イラストが豊富で分かり易い。
    現在の経済状況、人気の職業、一般家庭の家計の様子までグラフにしてくれていた。

    高校の進路探求のために読んだが、自分の視野を広げるきっかけになったと思う。
  • 社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか?
     シリーズ前作の読解力も読んだが、今作も良かった。無知の知を自覚して、不安な時に他者を叩いたり引きずり降ろすことによって安心を得るのではなく、自分の頭で論理的に考える力を持つのが大事。特にコロナ禍で思考力の重要性が浮き彫りになったと述べておられるが正にその通り。
     また、真実は神のみぞ知るもので人間...続きを読む
  • そうだったのか! 現代史
    以下のテーマについてどの程度知っていて、どの程度話せるでしょうか。


    湾岸戦争


    スターリン


    朝鮮戦争


    キューバ危機


    文化大革命


    毛沢東


    ベトナム戦争


    ベルリンの壁崩壊


    ポルポト


    言葉は聞いたことがあるけれどどうことかはいまいち・・・と言う方におすすめです。


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  • 聖書がわかれば世界が見える
    聖書を軸に、時系列でユダヤ教、キリスト教、イスラム教の成り立ちと聖書との関係が説明されてあり、また互いが互いをどのようにみているかも触れてあり、関係性の全体像がとてもわかりやすかったです。
    また、今の世界情勢との関連も触れていて、親しみやすい内容でした。

    聖書にまつわるよく聞く表現・言葉についても...続きを読む
  • 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>
    カリスマは天性のカリスマなんだろうか。
    カリスマに憧れるのは私だけだろうか。
    熱く闘ってきた人の歴史を読むと、私も何か成し遂げたいと思うのは、自意識過剰なんだろうか。

    池上さんは右か左どっちなのだろうと思ってたけど、どっちでもないのだろうなとこれを読んで思った。
  • 聖書がわかれば世界が見える
    とてもわかりやすい本だった。聖書の解説だけではなく、聖書のこの部分が、世界にこういう影響をもたらしたなど、タメになることがわかりやすく書いてあった。聖書のストーリーもとても面白かった。聖書は世界で一番読まれている本だが、日本では読んだことがない人が多いと思うので、チャレンジしやすいこの本で、ぜひ読ん...続きを読む
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
    人間や歴史を内外からの視点で観察することで、たくさんの学びを得ることができました!リベラルアーツを明快に学ぶことができる本です。
  • 世界史を変えたスパイたち
    世界の平和が、世界のパワーバランスに委ねられている。そこにスパイが暗躍する。世界の警察と教えられてきた米国も然り。ソ連、今のロシアはもとより中国も。世界の中で一流のスパイ組織を持つ国である英国も然り。イスラエルとアラブ諸国の関係は、大国の利害と疑心がより大きな犠牲を招いた。ウクライナもチェチェンも大...続きを読む
  • 池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾
    中国、中国人に対する偏見を改められる本だった。
    中国人はうるさいとか、マナーが悪いとか思っていたが、貧しい国が急に豊かになるとマナーがついてこず、そうなる。それはかつての日本人もそうだった。そんな時代があったことを初めて知った。
    また、共産党の独裁政権の怖さも改めて知った。民主主義や発言の自由って恵...続きを読む
  • 池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力
    今の日本は想像力を失っていると警鐘を鳴らす内容である。

    【概要】
    ●想像力の必要性
    ●日本が想像力を伸ばしにくい理由
    ●ユーラシア・グループによる未来予測
    ●ヨコの想像力とタテの想像力
    ●AI時代の想像力の使い方
    ●想像力を養うための対話・体験・視点のポイント
    ●著者の未来予測

    【感想】
    ●自分...続きを読む
  • 聖書がわかれば世界が見える
    聖書の感想としては小説とビジネス書の内容を掛け合わせた世界的超ベストセラー。

    たしかに良いことも書いてあり、現在でも通ずる内容もあるが、やはりキリストや神といった非科学的でスピリチュアルな前提があるため、信仰するという気持ちはまるで理解ができない。

    妄信的という言葉通り、聖書を100%信じている...続きを読む
  • 聖書がわかれば世界が見える
    教養として聖書について知りたかったので読んだ。前半の旧約聖書、新約聖書の解説は、簡単ながら現代との繋がりもわかりやすく説明されておりタメになった。知らなかったことも多かった。後半はキリスト教の歴史で個人的にはあまり興味がなかったが、ロシアの歴史やローマの歴史も学べた。高校の時の世界史の授業を思い出し...続きを読む
  • 池上彰の世界の見方 フランス ~うるわしの国の栄光と苦悩~
    2023/11/21
    ヨーロッパを引っ張るリーダー的存在で非常に力を持っている国、というイメージをフランスに対して持っていたので、フランスの歴史に関する部分やフランスの教育、現在の国を形作る上での根幹となる人々の考え方について新しく知ることができました。
    ドイツやイギリスなどヨーロッパの大国と国境を...続きを読む
  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~
    いまの中東の戦争の背景を知りたいと思い購入。
    中東は複雑すぎて何回同じことを学んでもあんまり覚えられないのですが、安定のわかりやすさですぐに読めた。
    中東戦争の背景だけでなく、自分が生まれる前のロシアのアフガニスタン侵攻、湾岸戦争やイラク戦争、9.11、イスラム国誕生、シリア内乱なども知ることができ...続きを読む
  • これが日本の正体!~池上彰への42の質問

    日本に住んでいるなら、知っておくべき内容。知れば知るほど、日本を良くするためには政治を変える必要があると思った。

    政治家に利益が行くようになっており、嘘も許される。批判したキャスターは降格させられる。外交のため、人権問題は蔑ろ。核兵器に関しては宙ぶらりん。夫婦別姓に関しては、自民党保守派の非論理...続きを読む
  • 学び続ける力
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    池上彰
    1950年、長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年、NHK入局。2005年まで三二年間、報道記者として、さまざまな事件、災害、消費者問題、教育問題などを担当する。1994年から一一年間は「週刊こどもニュース」のお父さん役を務めた。現在は、フリージャーナリストとして多方...続きを読む
  • 僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 君が君らしく生きるために伝えておきたいこと
    【結論】
    お金の「全体」の勉強をしたい人はこの本を手に取るべき!中高生向けと書いてあるが大人用の本でもあると思う。
    今年読んでよかった本上位に入る。

    【感想】
    本書はお金の歴史から始まり、お金の意味や投資、保険などなど現代社会を生きていくために必要なお金のことが詳しく、そして分かりやすく説明されて...続きを読む