池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2025/09/10
少しこのシリーズの本から遠ざかり気味だったので北欧に続いてアフリカ編も読んでみました。
何十年も前から「アフリカに支援を」という謳い文句が言われているにも関わらず、アフリカに対して支援が必要だというイメージが拭えないのはどうしてなのだろうかとちょうど思っていたところでしたが、アフリカの現状についてこの本を読んである程度我々の認識と得ている情報をアップデートしていかないといけないのだなと痛感しました。
政治が変わっていっている国、経済が我々の想像以上に発展している国、あるいはそれ以上を行く国もアフリカには存在してきていてこれからアフリカの国々とどのように関わっていくべきなのか考えていかなくてはいけない所であると思います。
最後の方に出てきた文章の中に「アフリカを支援が必要な国としてみるのではなく、ビジネスパートナー的な対等な関係で見ていくために何をすべきか考えなきゃいけない」という旨の文章があってその通りだなあと思わされました。 -
Posted by ブクログ
2025/09/06
毎度お馴染みですが池上彰さんのこのシリーズは読んでいてとても勉強になると思っています。
北欧の入門書的な意味合いで読んでみました。
日本から見るとそれほど表舞台には出て来ない国で遠い寒そうな国、福祉がなんか充実してそう、フィヨルドがあるとこみたいなほんの僅かな地理や歴史の知識でしか知らないような場所だったのですが、現在の国に至るまでには当然のその国の成り立ちや歴史があるということを考えられます。
今なぜ北欧の国がNATOに加盟しようとしているのかみたいな表面化してきた事実から北欧の国の行動原理や考え方をもう少し深く知ることができる本だと思います。
今まであまり知らなかった分、読んでいて新しく知ることができたものが非常に多かったです。 -
Posted by ブクログ
2025年6月出版なので、現在の世界状勢を知ることができる本。
今まさに進行形という話題が満載です。
特に主役となる人物がトランプ。
トランプ関税をはじめ、ニュースで見聞きするトランプの言動が細かく取り上げられている。
アメリカ、EU、ロシア、中国、中東に多く触れられていて、背景にある歴史や思想やしがらみが少し分かった。
アメリカ国民がトランプを大統領に選び、アメリカファーストを強く打ち出して欧米関係が変わってきた。
欧州と米国の間に溝ができ、「欧米」という一体感を持った言葉は過去のものになろうとしている。
近年、西ヨーロッパの各国も、自国ファーストを主張する政党が勢力を増している。
だが、一足先に自国ファーストでEUから離脱したイギリスが上手くいってるかと言えば、移民の労働力が減り輸出入の手続きも煩雑になり経済活動に影響が出た。
イギリスのトラス首相に至っては45日で辞任するはめになった。
公約に耳障りの良い"大減税"を掲げたが、足りなくなる財源をどうやって補うかには触れなかった。
投資家は赤字国債の発行で対応することになると判断し、大量に国債が売られた。
加えて、ポンド安・株価暴落と負の連鎖が起きて経済に大混乱を招いたので辞任するしかなかった。
日本でも参政党が"日本人ファースト"をスローガンにした。
消費税の廃止も打ち出し、不足する財源は国債で賄うと公言している。
参政党は勢力を強めたが政権奪取はしていないので、人気取りの政策は口だけなので社会や経済への影響はなく済んでいるのがイギリスとの違い。
日本に関しては次のような話題が取り上げられている。
・日本製鉄のUSスチール買収問題
・日本のコメ問題
・日本の移民(外国人労働者)問題
お隣の韓国も二大政党が互いの悪口ばかり言い合って国内政治が不安定だし、まともそうな国が見当たらない。
トランプ、習近平、プーチンがいなくなったあとの米中ロや世界はどうなっているのか全く想像できない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ池上彰さんの本は初。
ビジネス上で、人に何かを説明したり伝えるのが下手だなという自覚があるので、何か自分にプラスになったらと思って購入。
全体的に読みやすい文章だった。テレビで「池上彰の学べるニュース」を見た時と同様、語り口調もやさしく、すっと内容が入ってきた。
印象的だったのは、
2.深く理解していないと、わかりやすく説明できない
5.謙虚にならなければ、物事の本質は見えない
30.謝ることは危機管理になる
42.プリントアウトをして読み返す
53.「難しいことも簡単に」書く、話す
53.相手の立場になって伝える
64.小説を読む
の項目である。
何かを説明する際は、まずその物事を深く理解していなければ上手く相手に説明できないし伝わらない。
そのためにも、謙虚になって人の意見に耳を傾けたいと思った。
また、小説を読むという点も、今までは娯楽とかそういうイメージしか持っていなかったが、
「相手に何かを伝えようとするときには、その相手に伝えたいことのイメージを持ってもらう必要があります。そのイメージの伝え方を学ぶには、小説を読むのが最適です。」
「小説で使われている『読み手を惹き込む手法』を自分なりにいくつか見つけられれば、ビジネス文書を書く場合に、きっと大きな武器になるはずです。」
という部分を読んで、なるほどなと腑に落ちた。
小説を読むことは単に娯楽なだけではなく、イメージを伝えることに長けた小説家が書いた文章を読むことなのだと気づいた。
そういう文章に触れることで、ビジネスなどで人に対してイメージを持って伝える力を養うことができるのだと思った。
もっと人にわかりやすく説明したり、伝える力をつけられるよう、さらに読書を重ねていきたいと思えるきっかけを与えてくれた本であった。 -
Posted by ブクログ
子どもだけでなく、大人にも楽しく、ためになるイラスト満載の図鑑。
もし、ライオンに襲われたら、ヘビに噛まれたら、の、危険生物からいのちを守る第一章。
雷、地震、水害などの自然災害からいのちを守る第二章。
ばあちゃんの喉に飴が詰まったり、じいちゃんがお風呂でぐったりしてたり、父さんが熱中症になったり、ケガ、事故からいのちをまもる第三章。
性犯罪含む犯罪、そして自分自身が犯罪者にならないように、いのちをまもる第四章。
学校でうんこをもらす、失恋、ネットのフェイクニュース、いじめ、虐待などの身の回りの危険からいのちをまもる第五章。
フィジカルからメンタルまで、じぶんの心と体を守るための最適解。
人は簡単に死んでしまいます。
災害で、事故で。
自分のいのちも、身近なひとの命も、それほど身近ではないひとの命も守りたいですよね。
逆に人はなかなか死にません。
詰んだ、と思っても、命がある限り、人生は続きます。
助かる命(自分のも、他人のも)を、助けるために、まず必要なのは知識。
危険の正体と対処法が学べます。
【いのちを守る6つのきほん】──以下、いのちを守るマンガ 出会い編より引用
1.知ってるだけで、守れるいのちがある
(5秒で学んだ知識がいのちを救うこともある)
2.なめるとろくなことがない
(「これくらいなら平気だろ」と思うと、たいてい平気じゃない)
3.予感って超当たる
(「なんか嫌な予感がする」ときは、やりすぎなくらい気をつけよう)
4.常識は変わる
(「正しい」とされていたことが、今は最適解じゃないこともある)
5.ウソ情報にまどわされるな
(いかにも正しそうな情報でも、飛びつく前にエビデンス(証拠)を集めよう)
6.自分で考えて動く
(「誰かが何とかしてくれる」とぼーっとしている間に失われるいのちがある)
監修は池上彰さん。
文は滝乃みわこさん