【感想・ネタバレ】池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~のレビュー

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Posted by ブクログ 2024年02月27日

中東の勉強したく、読みました。石油観点、イスラム教観点など、いろんな観点で中東について詳しくなれます。他の国との関係も本当にわかりやすいです。総合して地政学的に詳しくなれるので、オススメです。何度も読み返したいと思います。

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Posted by ブクログ 2023年11月21日

いまの中東の戦争の背景を知りたいと思い購入。
中東は複雑すぎて何回同じことを学んでもあんまり覚えられないのですが、安定のわかりやすさですぐに読めた。
中東戦争の背景だけでなく、自分が生まれる前のロシアのアフガニスタン侵攻、湾岸戦争やイラク戦争、9.11、イスラム国誕生、シリア内乱なども知ることができ...続きを読むて本当に読んでよかった。イスラム教や石油問題、難民問題についても取り上げている。
無知はテロに屈すること。その通りだ。こういう社会問題や歴史に興味を持って学ぶ人が増えてほしい。そうすればもっと平和な世の中になるんじゃないか?

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Posted by ブクログ 2023年11月01日

最近のガザ地区侵攻のニュースを見て中東について知りたいと思い購入。イスラエルの問題はもちろん、アフガニスタンについてやイスラム教、石油問題など様々な切り口から中東を解説していてとても分かりやすく勉強になりました。本の中に「無知であることは、テロに屈しやすいということでもあるのです。」という一文がある...続きを読むように、様々な問題に対しアンテナ立てて情報、知識を吸収きていきたいと思いました。

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Posted by ブクログ 2022年06月23日

中東の情勢、歴史、宗教の基本が驚くほどわかりやすく学べる本。帰国子女の高校生がみな賢くて関心してしまいます。。歴史とは起こったことの事実であり、見る角度によって解釈が180°変わる。日本の教育で学ぶ歴史だけじゃなくて、多くの視点を持って学びたいと思わせてくれた一冊でした。

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Posted by ブクログ 2022年03月03日

やっぱり池上さん!
めちゃくちゃわかりやすい。

どの国、宗教にも正義がある。
それをまずは理解する事。

とても学びになりました。

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Posted by ブクログ 2021年10月02日

点と点が繋がった感覚。見聞きしてきた断片的、断面的だった出来事がわかりやすい文章で繋がりました。歴史のバックグラウンドがわかるとニュースを見てもわかりやすいと感じました。
他のシリーズも読みます。

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Posted by ブクログ 2021年07月22日

世界史が苦手だった私が面白く読めた。何考えてるかよく分からなくて恐い中東のイメージだったが内戦やテロなどの背景が分かって少しでも貢献したい気持ちになった。アメリカやヨーロッパが背景に大きく影響していて、他の国の歴史も知りたくなった。

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Posted by ブクログ 2020年07月12日

中東には色々な問題があるなと。この本でその背景を知った。
いつかは訪れたいと思っているイスラム文化の国。
それまでにもっと文化を理解しておきたい。

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Posted by ブクログ 2020年03月29日

アフガニスタンの侵攻、タリバンとアルカイダ、
アラブの春にイスラム国・・・
一つ一つの出来事はニュースで聞きかじってはいたものの
カオスな状態で脳内に放置されていた中東問題。
この本を読むと、それらが見事につながって
あっという間に整理整頓されるという
実にミラクルな快感を味わえます。
(学ぶ楽しみ...続きを読むが味わえると言ってもいいかも・・・)
あくまでも入門シリーズなので、それぞれの出来事はさらりと触れているだけなのですが
中東の歴史から宗教まで、手っ取り早く知ることができて
おススメです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月12日

中東の現状を知るためにイスラーム教への知識欲が優っていたが、「石油の利権関係に国家の発言内容が左右される」という一文(意訳)で、石油の動きなど経済的観点から中東問題(に限った話ではないが)へ目を向けることの重要性を改めて実感した。

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Posted by ブクログ 2019年11月30日

2019/11/30
このシリーズも二冊目に突入しました。中東編。もともとは中田敦彦のYouTube大学で紹介されていたシリーズですが、東南アジア読んでみたらとてもわかりやすかったので、次に中東編です。
この中東編もそうですが、知らないと恥をかく世界の大問題シリーズを高校生、中学生向けにアレンジして...続きを読む、地域ごとにまとめ直したものがこのシリーズという印象です。知らないと〜シリーズは同時期に起きていることを世界のそれぞれの地域に着目してって感じでしたが、世界の見方シリーズは地域ごとの内容に特化しています。
中東編に関してはやはり宗教。そして冷戦のアメリカ、ソ連のつめ跡がいかに大きかったのかということを思い知らされました。
パレスチナの問題、宗教をめぐる対立、古代から続く民族の対立、侵略の歴史、植民地支配の名残、色々な問題が複雑に絡み合っているなと改めて思います。
特にイスラム教やキリスト教の文化の違いによる国同士の対立、宗教の起源をめぐるユダヤ、キリスト、イスラムの考え方の違い、でももともと崇めているものは同じだが、そこに至る考え方の違いが引き起こす、引き起こしてきた対立などは日本だから関係ない…と思うことが一番危険なんだと思いました。
池上彰さんも言ってましたが、知らないことは恐怖につながり、それが今の中東で広がってるテロリズムの原動力になってしまっているという現状を把握して、まずはどうして今のような状況になっているのか、正しい歴史を把握して問題点を考えていくことが大事だと思わされた一冊です。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月29日

この本は中高生向けに書かれたということですが、それでも中東は、宗教や民族のあたりが難しく、理解しにくい箇所もありました。でも、今まで全く知らなかったことがかなり理解できました。中東を理解する1冊目の本としてはかなり良書だと思います。

第一章「混乱の始まり」から見る中東
第二章「戦争とテロ」から見る...続きを読む中東
第三章「地理・民族・歴史」から見る中東
第四章「イスラム教」から見る中東
第五章「石油利権」から見る中東
第六章「難民大発生」から見る中東

特に一番の問題点であると思われる「戦争とテロ」の項目のまとめを覚書のため、以下抜粋します。

ソ連が「国境を接している国に、自分たちのいうことを聞く政権をつくろう」という勝手な都合で、アフガニスタンに攻め込んだことがそもそもの発端でした。東西冷戦でソ連と対立していたアメリカは、これはソ連を叩く絶好のチャンスだと考え、アフガニスタンの反対勢力を支援した。その反対勢力の中からオサマ・ビンラディンという鬼っ子が生まれた。
湾岸戦争をきっかけに、オサマ・ビンラディンはアルカイダを使ってアメリカに対し大規模なテロを仕掛けた。それに怒ったアメリカが、アルカイダのいるアフガニスタンを攻撃し、さらにブッシュ大統領の私怨もあってイラクも攻撃し、フセイン政権を倒した。しかしアメリカのいい加減な統治で、イラク国内は大混乱し、内戦が勃発。その中からさらに過激な自称「イスラム国」が生まれ、世界中でテロを起こしてきた。

要するに、ソ連とアメリカの身勝手な思惑によって、中東の大混乱が引き起こされたということです。
とりわけアメリカの責任が大きい。
いろんな国の思惑や民族・宗教が複雑に入り混じって、理解するのは容易でないと著者も語られています。

あとは第五章「石油利権」の問題もわかりやすく、興味深かったです。

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Posted by ブクログ 2023年11月07日

テーマが知りたいこと、かつそれぞれで前段の歴史を解説しているのでとてもわかり易い。読んで良かった一冊。
近年の中東の混乱に関して、自分の中に落とし込めた。
もっとボリュームがあっても良かった。

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Posted by ブクログ 2023年10月09日

無知であることは、テロに屈するということだ。

この一言が印象に残った。

ソ連のアフガニスタン侵攻から現在の中東問題に至るまでの流れが非常によく理解できる。同氏のYouTubeでも似たようなテーマを扱っている動画があるので併せて見てみると良いかもしれない。

中東問題は現在進行形の問題であり、正し...続きを読むい知識を身につけていくことが大切だと感じた。

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Posted by ブクログ 2023年08月19日

新しい世界の資源地図や普段新聞を読んでいて中東に関する知識がまだまだ不足していると思い読んだ本。
中東は元々混成を極めている国、そして危険な印象があったが実際にはアメリカ、ロシアといった大国の代理戦争の面があることが分かった。アメリカがロシアを弱体化させるために陰で支援をしていたり、自分達のエネルギ...続きを読むーの安定化を図るといった側面が裏に隠れていることが分かった。上記に加えて宗教の対立が絡んでおり、複雑化している理由を理解することが出来た。
中東に関するニュースを見る際には背景にあることをもう少し深く読み取ることが出来るようになると思う。
改めて中東に関して理解が不足していると感じた際には読み返したい。
中東と一口に言ってもサウジアラビア、イラク、イランといった国々によって全然状況は異なる。中東を理解するにはオススメの本。

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Posted by ブクログ 2021年12月29日

歴史を見るときは、現代のモラルの尺度ではなく、その時代背景を踏まえて考えないといけない。と以前出口治明さんの本から学んだ。池上さんも似たようなことを言われており、歴史の正しい見方とはこうあるべきなのだと改めて感じた。ひとつの衝突から始まった出来事が、どんどん他の場所にも影響して波紋のように広がってい...続きを読むく様子を分かりやすく解説してくれている。

以下、本書より抜粋
「どちらの国から見るかによって、同じひとりの人物が英雄になったり、テロリストになったりする。世界の歴史はそういう視点を持って読み解かないといけない場合もある。ということを知っておいてください。」

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Posted by ブクログ 2018年11月23日

池上さんが主に中高生向けに書かれた本。
とにかく分かり易い。
おぼろげだった中東への知識が再確認出来た。
今の中東の状況というのは大国の翻弄がかなりのウエイトを占めているというのは新たな発見。特にアメリカ・・・。

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Posted by ブクログ 2018年06月19日

中東はひたすら物騒な印象で、宗教に血眼で偏狭なイメージを持っていました。正直今でもそういう印象は拭い去れないです。これだけ世界中にイスラム教徒がいて身の回りには全然いないのも影響しているのかなと思います。個人に立ち返ったときに、一つの国にも色々な主張や生き方が有る事が分かるのだけれど、集団として捉え...続きを読むた時にはひと塊の「イスラム方面の人たち」としてしか見えないのが現状です。
国ごとの成り立ちや主張、ニュースで散々見てきた事件や戦争の意味。先進国と言われる国々がいかに他国を食い物にしてのし上がってきたか。パレスチナ問題なんて普通に考えたらまともな国がするような事ではない。ここまで火種が大きくなって誰も消せなくなっているのに、それでもまだ各国の思惑が入り乱れている。人間は愚かだと照明するような出来事です。
と、偉そうに書いては見たものの、ぼんやりととらえていた中東の問題を分かりやすく書いてくれている本書のおかげです。非常に分かりやすいうえに他の国、時間軸も整理されれ因果関係というものを実感する事が出来ます。僕のように物事よく分かっていない人間にとても効く本です。

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Posted by ブクログ 2023年11月03日

ハマスとイスラエル紛争の本質を知りたく中東の事を再勉強。

パレスチナ問題を作った第一次世界大戦時のイギリスの3枚舌外交の罪は重い。
また、今日の中東の大混乱はアメリカが作った。特にアメリカの罪は重い。
ヨーロッパ普遍主義の限界。

ソ連が緩衝地帯を作る為にアフガニスタン侵略。ソ連を弱体化したいアメ...続きを読むリカが反政府勢力を支援。その中からオサマビン・ラディンが生まれた。
湾岸戦争をきっかけにアメリカがサウジに駐留。反米思想を持ったオサマビン・ラディンがアメリカに対してアルカイダを使って同時多発テロ攻撃。
怒ったアメリカがアフガニスタン攻撃、さらにイラク攻撃でフセイン政権を倒す。いい加減な統治のせいでイラク内戦状態になり、その中で過激なイスラム国が生まれ世界中でテロを起こす。

要するにソ連とアメリカの身勝手な思惑で中東の大混乱が引き起こされた。

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Posted by ブクログ 2021年05月27日

中東情勢について、わかりやすく解説されていて
とても勉強になった。
とはいえ、入り組んだ世界なので忘れそう。
時間を置いてもう一度読んでみよう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年09月14日

結局は欧米の利権争いに翻弄し続けているのが中東諸国。それを取り戻そうという気持ちがうまれるのは仕方のないことかもしれない。

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