池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレソ連・ロシアとその衛星国家の関係をとてもわかりやすく解説してくれている。アゼルバイジャンに行く飛行機の中で読んで、とてもタイムリーだった。ナゴルノ=カラバフは、この本で見ると疑い深いスターリンがソ連への反抗を防ぐためにあえて、アルメニア人の多いナゴルノ=カラバフをアゼルバイジャンに入れたことになっている。が、アゼルバイジャンのヘイダルアリエフセンターの展示には、ナゴルノ=カラバフはもともとアゼルバイジャンの多い土地だったと主張されていて、当事者からだとそう見えている、見せているんだなと思った。
東ヨーロッパはソ連が西側諸国との緩衝地帯として置いてきたという、ソ連との関連も初めて知った。ポーランドって大国のイメージがあるけど、ドイツとソ連の間で勝手に所有されたり、虐殺されたり、大変な位置にあるんだと知った。それでEUにもNATOにも入っているけれど民主主義後退中らしい。ヨハネパウロ二世はたしかにポーランドの人だったけれど、宗教を認めない社会主義の影響下にある国教皇が里帰りして現地のカトリック教徒に歓迎されることが民主化を促進した、ということで、そんなことあるんだなと思った。
アゼルバイジャンでも、コミュニズムの時代に教会が破壊されたとか、産業が破壊されたとかいう話を聞いた。カザフスタンは綿花を作るようにソ連時代に決められていたから、ソ連から独立した後も単一産業しかなくて苦労するし、社会主義だとどれだけ働いても給料が変わらないから労働意欲が下がると聞いて、全部なるほど。 -
Posted by ブクログ
ドラえもんの歌詞にある「こんなこといいな、
出来たらいいな」は想像力の始まりです。
携帯電話も空飛ぶ車(ドローン)も、初めは単なる
想像上のモノでしかありませんでした。
しかし今では現実となっています。
日本人はとにかくこの想像力が弱いと言われて
います。
現実にあるものをどんどん改良して、さらに
良くしていくのは得意なのですが、ゼロからの
開発つまりイノベーションが弱いのです。
そこで池上氏が提案するのは、想像力をタテと
ヨコに分けて考えるということです。
「ヨコの想像力」とは、自分ではない「他者」、
ここではない「場所」つまり同時代を生きる
他者と過去を生きた他者というように、
身近な人から海外の人たちまで範囲をヨコに
広げて想像すること。
「タテの想像力」は今ではない「時」、未来の世界や
未来の自分自身へと考えを巡らせるタテに繋げて
想像すること。
ぼんやりと想像するのではなく、確かな情報を
元に想像力をタテとヨコに繋げていく。
「先の見えない時代」なんて言葉は、単なる言い訳
でしかないことを感じる一冊です。 -
Posted by ブクログ
以前、様々なメディアで紹介されていて、単純に面白そうだし、ピンチで生き延びたいので読んでみることに。笑
池上彰さん監修。あらゆる危険から『命を守る方法』を全網羅!ということで、①危険生物、②自然・災害、③ケガ・事故、④犯罪、⑤身の回りの危険からいのちを守る、5章立てになっている。
子供向けではあるけど、知らないことも意外とあって、ピンチで生き延びる可能性が上がったかも。
最近は、クマやイノシシ、サルなんてその辺にうろちょろしているし、自然災害も多いし、身近なピンチはいっぱいある。
身近なピンチ?といえば、『学校でう◯こをもらした』ときの対処法も載っていて、その解説の中で、“まず、う◯こはもれるものです。”と書いてあったのには爆笑した。
小学校の『生活』の授業で、教科書として採用してもいいんじゃないかな〜