池上彰と考える 「死」とは何だろう

池上彰と考える 「死」とは何だろう

1,540円 (税込)

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死と向き合うことで、
自分はどう生きるべきかということが
浮かび上がってきます

格差社会と言われる中、誰にでも「平等」に訪れるもの――それは「死」です。
どんなに健康を保とうと努力しても、「死」は万人が受け入れざるを得ない“宿命”なのです。
あなたにとって「死」のイメージとはどんなものでしょうか? やはり怖いものですか?
死ぬ前・死ぬとき・死んだあと――いったいどんなことが起きるのでしょうか?
そもそも死ぬことは不幸なことなのでしょうか?
誰もが迎えることになる「死」についての知識を深めることは、「自分の生き方」について深く考える作業となります。「死」を考えることは「生」を考えること。
三大宗教をはじめ、多くの宗教の現場を取材し、それぞれに向き合ってきたジャーナリスト池上彰氏による「死」の世界の考察。
巻末には、釈徹宗氏との対談も収録。読者の皆さんからの「死」をめぐる質問にお答えします。


■はじめに
■第1章 そもそも「死」って何だろう
■第2章 人はなぜ死ぬのだろうか
■第3章 宗教でこんなに違う「死生観」
■第4章 「死ぬとき」に起こること
■第5章 「突然の別れ」と向き合う
■第6章 「死」をめぐる質問にお答えします

■おわりに
■コラム 世界のお葬式から

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池上彰と考える 「死」とは何だろう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ー メメントモリ 死を忘れるなかれ

    死とは、呼吸停止、心拍停止、瞳孔反応消失。宗教によっても捉え方が変わり、向き合い方、葬儀も異なる。カトリックは死を罪とし、神道では穢れのように扱う面も。神道では、死して腐敗したイザナミから逃げたイザナギは海で穢れを払い、その際に清めの塩という考えが根付く。仏教で

    0
    2023年10月10日

    Posted by ブクログ

    引き続き死についての本を探して読んでいる。それはより良く生きることにつながると信じているため。
    最初は簡単な内容で物足りなく思っていたが、後半に行くにつれ学び、自分で考えることが多く出てきて良い本であった。

    最初の「そもそも死とは」のところは、池上彰さんらしく万人に分かりやすく描かれているが、私に

    0
    2025年03月11日

    Posted by ブクログ

    日本の三大死因のうちの1つに老衰がある。
    人間はいつしか「自分も80歳くらいまでは生きるんだろうな」と 漠然と考えながら生きている。
    そこから逆算して人生のライフプランを立て、老後2000万円問題 や年金の心配をする。
    しかしコロナや地震が脅威をふるい「いつ死んでもおかしくない状況」を肌で感じること

    0
    2024年11月19日

    Posted by ブクログ

    アポトーシスを知り、なぜ生物は死ぬ必要があるのか理解した。
    死ぬのは怖いが、寿命があり生に限りがあることで、自分はどのように生きていきたいのか深く考えることにつながり、生を全うできるのだと思う。
    つい忘れがちだが、当たり前の日常がどれほどありがたいものか、ふとしたときに思い出したい。

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    より歳を重ねていくにつれ、死というものが身近になっていくと実感するこの頃。そんな時に本書と出会い、読んでみました。

    死について科学、宗教、医学的知見を踏まえながら世界の事情も絡めつつ分かりやすく解説してくれるのは流石と言ったところ。

    所謂「お迎え現象」については否定的な意見は多いものの、体験者の

    0
    2022年03月28日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍で生き方を見直す人も増えただろう。そんな中、書店で見つけた本。思わず手に取った。
    「死」について怖く感じるときもあった。そのころにこんな本に出会えていたらもう少し早く楽になっただろうに。「死」について前向きに考えるきっかけとなった。

    0
    2021年09月13日

    Posted by ブクログ

    医学生物学・社会学・心理学・宗教といった様々な論点から「死」を丹念に追っていく良書。

    『死体は語る』『エンジェルフライト』『救急救命センターからの手紙』『遺体と火葬のほんとうの話』など、死生観にまつわるものは色々と読んできたが、この本も「死」を考察する上で必要なことが書かれている。

    特に、新型コ

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    死に関して、科学的、宗教的、文化的な視点でそれぞれ解説された本。
    内容としては分かりやすく、読みやすい。
    池上彰氏のテレビで耳馴染みのある語り口で書かれている。
    もう少し本質的に死について迫る内容を期待していたため⭐︎3つ

    0
    2024年05月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「この人がこんな本出してる!」と気になった『池上彰と考える 「死」とは何だろう』(池上彰)。

    【死】に関する本を読むなんて今回が初めてです。

    読んでる本や雑誌の中に「出てきた!」っていう事はありますが。

    宗教じみた書き方をした本が嫌で、

    「このタイトルはアブナイだろうアンテナ」を常に張り巡ら

    0
    2023年04月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    精神的な内容が多いと思いきや割と科学的な考察もあり参考になった。
    途中、石巻での霊的な体験の記述があったけど池上さんの本で書かれると妙に説得力があった。
    それと最後の章での宗教学者釈さんの仏教に根差したなアドバイスも良かった。

    0
    2021年12月21日

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