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新聞はこんなにも面白くて使える! 「一両日中」っていつまでのこと?どこまでが「事実」で、どこからが「意見」?時間がないときは、どこを読めばいいの?記事スクラップのコツは? とってる人もとっていない人もすぐに使える!池上流・新聞「読みこなし・使いこなし」術満載。
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Posted by ブクログ
自己流で読んでいた新聞を、どの点に注目して読んでいけばよいのか 勉強になる。 授業でも紹介したい1冊。
新聞記事の読み方・スクラップの仕方にとどまらず、具体的な事例をあげて各紙のスタンスの違いを明らかにするなど、大変面白かった。メディアリテラシーを作るのにいい本。漫然とニュースを読んでいる人は一度読んでほしい。
新聞の面白さを余すとこなく紹介した本です。 また新聞を購読したくなりました。 3年前に読めない新聞がうずたかく積まれていたのを週末にせっせと読んでいて、こんなに時間に追われたら、好きな読書も楽しめんと辞めた新聞。 新聞の読み解き方から、新聞を活用した文章の作り方まで池上さんらしく、わかりやすく...続きを読む解説してくれます。 この本は僕の新聞熱を再び燃え上がらせそうです。 このまま勢いで行くと元の木阿弥。 ちょっと寝かせて考えよ…。
新聞は何のために読むのか。 天気予報、番組表、雑誌広告チェックのためという人も少なくないはずだ。 そしてたいていの方はずっと同じ1紙を読み、加えても日経かスポーツ紙を読む位だろう。 それでもいい。それでも新聞から多くの情報を吸収できる方法がある。 著者は元NHK記者、キャスターのジャーナリスト池上彰...続きを読む氏だが、彼がいかに新聞から効率的有効的に情報を吸収しているか、その活用術が紹介されている。 著者は記者時代、複数紙を購読し仕事上の関連記事だけをスクラップし始めた。 その内、私的興味の記事もスクラップするようになり、たまったスクラップを見返してみると自分でも気付かなかった自分の趣味、志向に気付いたそうだ。 読み方ひとつで見えなかったこと、見えてくることは他にもたくさんある。 例えば読売新聞で白く塗り潰された週刊新潮の広告があり、実は読売スキャンダルのタイトル部分だったいう実例紹介があり、同じ事実でも新聞社によって論調が180度違うという事実は知っておきたい。 他にも同じ日の新聞でも早番遅番で内容が違うこと、「政府首脳」「一両日中」など独特な用語の真意、記者クラブの意義と弊害、通信社(時事/共同)と全国紙の軋轢などなど新聞についての裏話的豆知識が豊富で、へぇそうなんだという発見が面白い。 新聞は右利きの人がめくることを想定して左ページの右上に重要記事を掲載しているんだそうだ。 新聞を読んで書く力を身に付けるということも参考になった。 「つかみ」の工夫、起承転結の原則(新聞は逆起承転結)、記事を図解して再文章化することで身に付く理解力と説明力、要約力など。 思考の鍛錬を助けプレゼン力を養う活用術があり、最も身近にあっていろいろな角度から材料を提供してくれるメディア、それが新聞なのだ。
新聞の微妙な表現の読み解き方など、知らなかったことが池上さんらしく分かりやすく説明してあった。政府筋って内閣官房長官のことだったんだ。もう少しマメに新聞読んでみよう。
新聞というメディアに焦点を当てた書籍は初めてだったので、こうなっていたのかと改めて知ることが多く、興味深く読めた。新聞を読むときに、見るポイントが変わるきっかけになると思う。 今後は、ベタ記事等にも注目してみたい。 池上さんが、テレビで新聞をテーマに解説した番組があったが、この本の内容を利用している...続きを読むことがわかった。 そのくらい内容がまとまっている。
新聞はどうやって作られているのか、また読み方や活用方法など、いろいろな面から新聞について書かれているので、面白く読めたし、勉強になった。 新聞のスクラップは、一定期間寝かせてから。
《要旨》 新聞(朝刊)は20万もの文字が印刷されており、新書2冊分に相当する。この情報をうまく活用するために、メディア・リテラシーが必要であり、情報を鵜呑みにしない「健全な懐疑心」がメディア・リテラシーのポイントである。 新聞の読み方としては、他紙と読み比べるのが良い。異なる視点・別の角度か...続きを読むら考えることができる。夕刊をとる人が減ったが、海外のニュースや企画ものが充実しており、社会や世界の動きをフォローできる。新聞の構成は、見出し・リード・本文というように、大事なことから付随的な内容の順に書かれており、非常に読みやすくできている。また新聞だけでなく、他のメディアと組み合わせるのもよい。 世の中の動きを把握し、思考を鍛錬できるという点で、新聞を使うことで効果的に勉強ができる。 《印象に残ったコトバ》 広い視野を形成するには複眼的志向が大事です。違った角度からものを見る習慣をつけ、ときには問題意識を持ち、得た情報から自分なりの考えを持つ。こうした本当の意味での情報力を身につけることが、生きていく上で非常に重要だと思っています。 ? まずテレビニュースで主なニュース項目を確認 ? 気になったニュースを新聞記事で熟読 ? ニュースの速報はネットでチェック。過去の記事は記事検索で拾い出す。 ? もっと詳しく知りたいもの、理解を深めたいものは、遅れて取り上げられる週刊誌や月刊誌、専門の経済誌で勉強 以上のような方法で、新聞を軸に情報収集を進めることをおすすめします。 《感想》 以前読んだのを読み返してみた。改めて眺めてみると、当時読み流していた、読み落としていた箇所に気づいた。数紙の読み比べは難しいが、メディアミックスは実践していけると面白いと思った。 《目次》 プロローグ 一本の新聞記事が世の中を動かす! 第1章 「ニュースを見る目」は新聞で養う 第2章 まず、何から読んだらいいのだろうか 第3章 速読から読解まで池上流・新聞の読み方作法 第4章 「新聞の読み比べ」で身につく情報力 第5章 ネットにテレビに!池上流・メディアミックス新聞術 第6章 知れば知るほど面白い、新聞取材現場 第7章 新聞の情報整理術&知的活用術 エピローグ 新入社員の新聞勉強法
面白いです☆ 新聞だけでなく、テレビなどの情報メディアを合わせてどう活用するか等、情報力アップのための技が盛りだくさん。
やっぱり、ゆっくりと新聞を読む生活がしたいなぁ。 これは2006年の本なので、スクラップ方法はその後変わったのでしょうか? デジタル時代にあわせた新聞を読み込む方法を確立したいです。
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