スパイオタクな池上さんが初めて解説。
ロシアウクライナ戦争、米中対立にもつながる現代史の裏側とは?
東西冷戦が終わった時、「これでスパイ小説の書き手は失職する」と言われました。
ところが、米中対立やロシアのウクライナ軍事侵攻をきっかけに「新しい冷戦」という言葉が生まれます。
東西冷戦が終わってもスパイの存在はなくなりません。
むしろITやAIを駆使することで、情報をめぐる争いは一層激しくなっています。
・ロシアがハイブリッド戦を駆使できなかったわけ
・ロシアで神格化するスパイゾルゲの存在
・イランの核施設を破壊する驚くべきサイバースパイ
・スパイランキング上位 北朝鮮のスパイ事情
・日本のインテリジェンス能力はいかほどか
Posted by ブクログ 2023年05月24日
フィクションをより深く楽しむためにノンフィクションを読む
そんな読書スタイルがあってもいいんじゃなかろうか
というわけで池上彰さんです
スパイです
梅干し食べてスッパマンです(すごい離れた!)
口語体で読みやすく、池上彰さん好きなワタクシはばっちり池上彰さんの声で脳内再生され、それは良かったん...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月23日
池上さんのおかげで少しずつ歴史がわかるようになってきました。
知らない、何も思いつかないというところから、
ほかの本で読んだことがある、見たことがある、
という段階を少しずつ上がっています。
スパイというと、アニメや映画の世界の印象でしたが、
各国至る所に情報収集をする人たちがいて、
さらに情報収...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月19日
スパイを切り口にした近代~現代史のおさらい本として面白く読めた。冷戦下の頃のCIAの行ったえげつない他国政権への干渉とか、中国の国家情報法というやばい仕組みで中国の諜報活動の36%がプロではなく一般の国民の行ったスパイ活動であるとか、オープンソースで情報分析をするベリングキャットという集団が登場する...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月16日
昔(約30年前)はニュースで流れない世界の出来事は落合信彦から教わった。ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争、アフリカ、イスラム世界の紛争などなど。
今はその役割を池上彰がやってくれているのだろう。メディアに出過ぎるきらいはあるが(笑)、それも広範な知識を誰にでも興味を持ってもらいたいという考えによるもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月19日
アメリカのCIAやソ連のKGBなど、世界の諜報機関が沢山出てきて、それが歴史にどんな影響を与えてきたのか本当に詳しく書いてました。特にCIAについては20世紀に様々な国の内政に影響を与え、政権を転覆等、恐ろしい活動を沢山していたのだなと改めて思いました。それが現在の世界情勢にも繋がっていて、ニュース...続きを読む