池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎日小学生新聞を大人でも読めるように加筆した
というだけあり、とても読みやすく、
わかりやすく、理解できた
2023年年末時点で、今年のポイントが網羅されており
現状、進展してることもあるが
ほとんど何も解決せず、すでに半年も経ってることに
驚く。
日本という、国に生まれ育ったから
理解できないのだろうけど
なんで、平和にならないんだろう
なんで、たった一つの地球に住むのに
土地や権力や思想や、あれやこれやで
争い、奪い、殺し合い続けるんだろう
過去を振り返るばかりで遺恨だけ持つのだろう
たしかに、自分の身近な人が誰かに酷いおもいを
させられたら、恨むだろう
でも、そこに、仲介に入る人や -
Posted by ブクログ
中国の現代史を授業形式で解説した本。池上氏と高校生と問答する構成となっていて、読んでいるだけで授業を受けているような感覚になる。図や写真が特別多い訳では無いが、文章だけでも非常に分かりやすく、内容がすっと頭に入ってくる。私はあまり歴史が得意ではないが、池上氏の解説のように、ひとつひとつの出来事の背景が分かると楽しく学べて良い。このシリーズを読んだのは2冊目だが、3冊目、4冊目とどんどん読んでみたいと思わせる1冊だった。
この本を通して学んだこと
- 中国の土地は「省」「市」「自治区」に大きく分けられている。北京市、天津市、上海市、重慶市の4つは、政府の直轄市として重要な都市に位置づけられてい -
Posted by ブクログ
内容は分かりやすく
普通の大人からしたら簡単すぎる?だろう
でも、政治ってよくわからないことを
しったようにしてるとこや
物価高とか、税金とか
政治家への不満とか、おもってても
自分はどう考えてるか、
自分はどうしていきたいとかまで
考える基礎の基礎がなかったなーと思った
ここをはじめとして
小さくても、たくさんの人が集まれば大きな声になる
小さな1人1人が政治にかかわり
国を作っていく意識を持たないといけないと思った
この本にかかれてるように
私たちは毎日意識してなくても
政治と深くかかわってる
それを少しでも意識していかなくては!
大人も子供も一緒に読んで欲しいです
著者の意見に賛 -
Posted by ブクログ
大人になってから、小中高校で習ったことは日常の出来事につながっていると感じることがあり、テストで良い点をとるための勉強の仕方をしていた自分にもったいない、もっと日常と結びつけて学ぶと役に立つのに、、と今更ながら思う。日本の教育方法に文句を言っても仕方ないが、学校でもそのように教えてくれるともっと興味を持って学べるのではないか。しかし、今からでも遅くはない!大人になってからでも学べばよいのだ。
大学は選ばなければ多くの人が行ける時代になっているが、大学に行く意味を分かっていない人が多いように思う。生徒ではなく学生。近年では日本でもリベラルアーツを取り入れている大学もあるらしいが、自分で考える力を -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
すぐ役立つものは、すぐ役に立たなくなる。
教養とは、高度な社会性を身につけること。
正義とは何か、平等とは何か、人は何のために生きているのか。異なる背景を持った他者を理解するとは、どういうことなのか。
ハウツー本のような小手先だけの技術を身に付けるのではなく、自ら思考して、そこに至るまでの手法を身につけられるような教養土台を身につけなければいけないのだな、と感じた。
今後、AIが発展していくなかで、暗記だけの専門知識は意味がなくなってくると思う。
知識を応用できる力、新しいものを創造できる力、さまざまな生物と共存していくための倫理観がより求められる時代になる。
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Posted by ブクログ
ネタバレいつもわかりやすくて勉強になる本を出版される池上先生の本。各国の情勢や思惑を、歴史を交えて解説している。
触れられている国は、インド、中国、ロシア、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、ブラジル、そして新興国グローバルサウス。3割くらいは知っている内容だったので流れも掴みやすく、世界史が苦手だった私には改めて勉強にもなった。ロシアや中国の歴史は面白かったので、別で勉強したい。
一部気になったところをメモ。
インド:中国の脅威があり、ロシアと武器輸入をして仲良し。アフガニスタンはソ連に侵攻された際、パキスタンとアメリカが支援し、アメリカ対ソ連の代理戦争となった。その際パキスタンが武器を配った