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池上彰が中国・香港・台湾の最新情勢を解説。
池上彰が独自の視点で、世界の国と地域を解説する『池上彰の世界の見方』シリーズの3冊め。中国・香港・台湾を6つのテーマから読み解きます。
1.「分断の歴史」~なぜ「3つの中国」に分かれてしまったのか?
親日の台湾、反日の中国、正反対のわけは?
2.「共産党による独裁」~なぜ中国では、政治も経済も教育も共産党が支配するのか? 一党独裁の○と×
3.「中進国の罠」~なぜ中国が経済失速から抜け出すのが困難なのか?
中国と一体化する台湾経済の運命は?
4.「破壊された文化」~なぜ、いつ、中国人の道徳観は破壊されたのか?
中国の失われた世代とは?
5.「ひまわり&雨傘」~なぜ学生運動が台湾では成功し、香港では失敗したのか?
6.「外交戦略」~なぜ中国は南シナ海を埋め立てるのか、本当の理由は台湾にある?
中国・香港・台湾の分断の歴史から現在に至るまでの基礎知識と、最新情勢が1冊でわかる初めての本です。
都立桜修館中等教育学校3年生 への特別授業をもとに構成しています。
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
Posted by ブクログ 2023年12月04日
中国、中国人に対する偏見を改められる本だった。
中国人はうるさいとか、マナーが悪いとか思っていたが、貧しい国が急に豊かになるとマナーがついてこず、そうなる。それはかつての日本人もそうだった。そんな時代があったことを初めて知った。
また、共産党の独裁政権の怖さも改めて知った。民主主義や発言の自由って恵...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月16日
孫文から習近平に至るまで、中国の近代史をわかりやすく説明。毛沢東の大躍進政策や文化大革命の説明は特にいつ見ても信じられないことの連続だが、現在の一党独裁体制も本質的には当時の問題点を孕んでいるのだと強い警戒を覚える。
2016年あたりの本なので例えば2019年の香港におけるデモに関する記載はないが...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月02日
共産党の独裁や、中国の今までの紆余曲折の歴史などを中心に学べる本です。
コロナ前は、中国人の民度が低いとか、マナーが悪いなどと言われていましたが、日本人も以前はそんなことを平気でしていたことが分かり、民族で括るものではないなと感じました。
毛沢東のとてもまともではない無茶苦茶な政策は、詳しく知ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月14日
世界のエリア別入門シリーズ。東南アジアにつづく2冊目は、中国・台湾・香港。日本に近い国々だけに知っていることも多かったが、各国の政治史など初めて知った事項も多かった。特に先日建国100年を祝っていた中国の近現代史については、彼らが何を考え、目指しているのかを知るうえで押さえておくことが必須だと感じま...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月12日
とても平易でわかりやすい。サラッと読める文章量。
中国赴任に当たり中国近代史を学びたいと思い読書。
・その国の事を見る時、どの国でも起きる事か特有のものか見分ける事。中国人はうるさい、マナーがなってないイメージがあるが、日本も昔はそうだった。東京オリンピックで一大キャンペーンを打ち変わった
・共...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月20日
今回の本も学びがたくさん
まず嬉しかったこと。中国のマナーの悪さこれは貧しかった国が急激に発展するとそうなるそれは60年代から70年代の日本人も同じだということ。
以下、得たたくさんの学びを箇条書き
・日本銀行は日清戦争の賠償金(銀)によってできたもの
・台湾は日本の初めての植民地
・教育、日本語...続きを読む
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