池上彰のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
新・戦争論
僕らのインテリジェンスの磨き方
著:池上 彰
著:佐藤 優
文春新書 1000
力は、軍事、政治、金融、産業、科学技術、情報というように分散して存在している
日本の政治家が、誤解している、集団的自衛権と個別自衛権の違い
同じ条文についての、公明党と、自民党、共産党らの解釈の相違
池上彰は、現代において、集団的自衛権と、個別的自衛権は、不可分になっていること
日米安保下にて、米軍は、尖閣諸島について、日本実効支配しているからこそ、防衛発動するが、実際には、そのような紛争は起こりにくく、また、米国務省の主流は、中国重視であることを語っています。
本書は、日本国内の安全保障の認識と -
Posted by ブクログ
今の世界状況についての本だけど、おもしろくて、わかりやすくて、どんどん読めた。読み終わった後に、これからがんばろうと思える本。☆100くらい。
物事を、誰から見るかによって、見え方が違うのがよくわかった。海外は怖いから行きたくないと思っていたけど、実際にどんな感じなのか、あちこち訪ねてみたくなった。
同年代のマララさんやグレタさんについても、名前とキーワードしか知らなかったのが、行動を起こした背景がわかって、本当にすごい人たちだと思った。池上さんが「同調圧力を打ち破る勇気を持って」「政治や社会に関心を持って」と書いているけれど、本当に、がんばろうと思った。(中1) -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界情勢について、自分の知識をアップデートしたく読んでみた。
ニュースでは報道されていない内容ばかりで、報道規制がされているテレビを通してではなく、本を読んで能動的に知識を身につけることが大事だと再認識した。
ニュースではアメリカ大統領選の話題が尽きないが、その理由は、たとえばトランプ大統領が再選した場合、自国主義のため輸入物に高い関税をかける可能性があり、日本の輸出産業が影響を受けるためと理解した。
無宗教の日本人からすると想像しがたいが、イスラエル・パレスチナ問題をはじめ、アメリカの福音派など、宗教が絡んでいる問題が多いと感じた。
ユダヤ人は遺伝的に頭の良い人が多いと思っていたが、そう -
-
Posted by ブクログ
913
165P
日本共産党と創価学会ってマーケティング的には同じらしい。ルーツは同じなんだってほぼ
佐藤 優
一九六〇年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。一九八五年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館勤務などを経て、本省国際情報局分析第一課に配属。主任分析官として対ロシア外交の分野で活躍した。二〇〇五年に著した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で鮮烈なデビューを飾り、翌二〇〇六年の『自壊する帝国』で大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞を受賞。二〇二〇年、菊池寛賞を受賞。『牙を研げ―会社を生き抜くための教養』『佐藤優の挑戦状』(と -
Posted by ブクログ
これ無茶苦茶いい本。西田さんの分かりやすい語り口と、丁寧な編集、そして直近の情勢と網羅的な内容。子どもや新社会人が政治とか社会に興味持った時の1冊目として、今はこれ間違いなさすぎる。
本当にすばらしい本。シンプルにまとまっていて読みやすいし、網羅的でよもや参政党にもページを割かれているとは思わなかった。
統一教会のところ、もう少し書いてもいい気もするけど、読みやすさという意味ではあのくらいの分量がいいんだろうな。
にしても西田さんが原発再稼働賛成派ってのは知らなかった。
「読者諸兄姉」という表現が人柄を表していたなあ。
吉田茂の「世界と日本」、ぜひ読んでみます。