池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
何度も読み返したい。
マーケティングだけじゃなく、営業や、キャリアコンサルにも使える内容だった。
自分も操られていることを知った。
なるべく合理的な意思決定が出来るように、何度か読み返したい。
ふわっと、直感的には分かっている消費者心理が言語化されていて、理解しやすい。
すごく当たり前と感じていたことが、文章にして提起されると、確かにこれって変かも。みたいになった。
若者のアイデンティティが、行動経済学によって定義でき、
高校生、大学生の時の、あの流行りに乗る誇らしさが可愛く感じた。
消費者心理を科学することで、より客観的に社会を見ることが出来、多様性を受容できるようになるし、個性の確立や、軸を持つことさえできるとも感じた。
SNSや、社会的な批判みたいなもの(ダサいとか)は、
確かに、社会一般的な評価軸はあるけれど、
所詮、行動経済学の心理が働いているだけだな。って感じ。 -
Posted by ブクログ
新政権による財政支出の方針が固まり、10年、20年、30年の国債金利がヒストリカルなターニングポイントを超える水準まで上昇し始めたことは、日本のデフレがついに収束し、インフレの扉が開いたことを意味する。
現在の日本の財務官僚や政治家たちは、ドイツのハイパーインフレの推移を知り尽くしているはずだろうし、自国通貨の価値を保全することの重要性は承知しているはず。一方で、インフレは巨額の債務価値を一気に減少させることも事実であり、「コントロールした形のインフレ」は望んでいるのかもしれない。
今後の日本の数十年間という時間軸では、デフレに戻る可能性よりも、インフレが恒常化する可能性のほうが高く思える。さらには、地震や噴火による天変地異が発生すると物資不足となり、短期的・局所的なハイパーインフレを起こす可能性は否定しえない。(コロナ初期のマスクのように)
この本は、第一次大戦が勃発した1914年から1925年にインフレが沈静化するまでの約10年間に、社会規範が完全に壊れ、さらにはファシズムの台頭へと繋がっていくまでの観察記録。約100年前、我々の3~4世代前の異国の話なのだが、既視感ある記述が多い。
インフレ初期においては、人々はインフレを通貨の価値の下落ではなく、物価の高騰と考えていた、という記述はまさに現在の日本円の置かれている状況と同じ。他にも様々な類似点あり。背筋がゾワっとなる。
この本は定期的に読み返す必要あり。 -
Posted by ブクログ
聖書が世界に通用する教養として、池上彰さんが押さえておきたいポイントに絞って解説してくれている良書。
私は無宗教だけど、聖書の中の言葉はなぜか聞いたことのある言葉がたくさん。
世界のさまざまな名称や事柄に聖書が関連していたのだと気づいたし、言葉の意味について全く理解していなかったのだと知った。
キリスト教がどんな形で世界に広がり、今も各国の政治に関わっているかがわかりおもしろい。
宗教改革の歴史はさっぱり忘れていたので、おさらいできて読書メモがびっしり埋まった。
宗教が政治の世界と癒着すると、指導者次第で戦争を推進する力になってしまう。 -
Posted by ブクログ
宗教を学べば経営がわかる
著:池上 彰 ・ 入山 章栄
宗教をよく理解することは、現代のビジネスや経営を考える上でとてつもない学びとなる。宗教と経営は互いに学び合える。宗教を学べば、自分の経営・ビジネスがより深く考えられるようになり、逆に経営理論から宗教を読みとけば、宗教がよりわかりやすくなる。この両方向の視点を提示することで、読み手の知的刺激は大いに刺激される。
宗教は経営であり、経営は宗教である。両者は根底にあるものが「人」である、「組織」であり、「信じることに向けての行動」という意味で、本質的にほぼ同じである。
本書の構成は以下の6章から成る。
①トヨタはカトリック、ホンダはプロテスタント
②イノベーションのためには、宗教化が不可欠
③どんなビジネスも最初は「カルト」
④パーパス経営の時代こそ、プロテスタントの倫理が求められる
⑤なぜイスラム教は「ティール組織」が作られるのか
⑥アメリカ経済の強さも、矛盾も、その理解には宗教が不可欠
お勧めいただき本書を手に取った。
見事なまでの引き付ける導入で、読み手の「経営」×「宗教」の仮設建てをこれでもかと搔き立ててくれている。「経営論」を本職とする立場から「宗教」を見ていることは確かではあるものの、切り口やスタンスの取り方のバランスがこれまた素晴らしい。
池上氏との対談の前には、対談内容をより深く理解できるような背景や前提知識や行間のにおいのようなエッセンスが説明され、読者を置いてけぼりにすることなくぐいぐいと二人の世界に引き込んでくれる。
書名からすればお堅いイメージがあるかもしれないが、難しいことを容易に置き換えてくれるプロのお二人だけあって、理解しながら読み進めることができる良書であった。 -
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自分の国が大事なのはわかるけど、他者意識をもって付き合っていかないと平和は訪れないんだよなあ。
日本はおもてなしをキーワードにしているくらいだから、打算があったとしても、まだ他国に歩み寄ろうという姿勢が見られる。
しかし、それでも数々の汚職事件はある。大事な書類を破棄してしまうのはお家芸だと池上氏も揶揄していたけど、その通りだと思う。本当にやっていないのなら、証拠を提出して「ほら、やってないでしょ?」と言えばいいわけだし。大事な書類を破棄するってことは、後ろめたいことをやっている自覚がある証拠。
なぜ正直に「ごめんなさい」が言えないんだろう。謝るのは屈辱かもしれないけど、それが物のルールだと思う。
この世は、誠実なだけでは生きていけないのだろうか。それもおかしい気がする。 -
Posted by ブクログ
何かとXで炎上しまくっている池上先生。もはや何が正しくて何が正しくないのか、そこから調べなければならない労力は多大で、ならば手を出すべきでないのか?と言われてもそれは違う気がするし...。みたいな感情の中読んだ本(半年前に)
全く、もう知識ゼロで読んだこの本、流石TVで長く解説している先生なだけあってとても読みやすかった
ただ今覚えている固有名詞はほとんどない。恐らくテレビとか話とかで福音がどうたら、聖戦がなんたら、近親恋愛が禁忌だなんだと言われたら「そうだったなぁ」と思い出す程度であり、これは自分の興味と学びが不足している証左である
ともかくこの本を起点にキリスト教の根源たるものと、そこから広がる歴史的視点と現在のイスラエル紛争の根本的原因(エルサレムが~とかそんなの)を知り、学びを広げていく事が望ましい -
Posted by ブクログ
世界に影響力がある宗教指導者6人
教皇フランシスコ
世界平和に尽力した人との印象がある
亡くなって新しい教皇を選ぶ
コンクラーベがあったが映画も上映され仕組みが分かると
その選出方も興味深い
それにしてもトランプ大統領は聖書に
手を置かなかったとは
初めて知った
ロシア正教会のキリル総主教が
なぜプーチンよりの発言をするのかも
その生い立ちと情報機関の工作員説
凄いことだ
政府と正教会の関係が変化し
今があること
そして「ルースキー・ミール」の考え方とウクライナとの戦争
歴史が分からないと理解困難
ダライ・ラマ十四世も90歳
次の十五世は誰なのか
中国に侵攻されポタラ宮を出て
インドへ亡命
輪廻転生の考え方はどうなっていくのか
内容の濃い本だった
宗教は人間の幸せの為にあると思うけど 複雑な感情が渦巻いた
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Posted by ブクログ
国際情勢を理解するためには、経済、宗教、思想、政治、人種、歴史、地政など、様々な因子を理解しなくてはならないと思った。
自分は理系で、まともに日本史や世界史を学んでこなかったから、どこか敬遠してしまっていたところがあったが、池上さんが時事ニュースを噛み砕いてとてもわかりやすく解説してくれていたので、理解しやすかった。もっと現代社会の情勢について、日本だけでなく、世界との関係を含めて知りたいと思った。
レバノンのヒズボラのポケベルの話はかなりショッキングだった。自分が知らないだけで、世界にはこんなふうに卑劣で残酷で怒り心頭になるような出来事が起こっているんだろうな…