池上彰のレビュー一覧
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自分には想像力に伸び代があると感じ、読む
豊かな想像力を発揮する前の前提条件として、前向きな気持ちや熱量、気持ちの余裕などが必要である。前向きな気持ちや気持ちの余裕は、自ら工夫して生み出さないといけない。気持ちが上向く仕掛け(→いつもと違うスタイルにする、物を使う等)を考えてみる。
そして、豊かな想像力を発揮した先には、主体的な変化や事前の準備などのアウトプットがある。今までの自分は想像力に欠けたアウトプットが多く、それがセンスの無さに繋がっていた。日々様々なことを想像するのは、一見あまり意味のないことに思えるが、実際はアウトプットのセンスにつながっている。
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Posted by ブクログ
ニュース解説などでもお馴染みの、池上彰さんが中高生向けに講義をしている形でまとめられた『中東』の本です。
今や聞きたくてもどこから聞いたらいいのか、どこから勉強すればいいのかわからない、混迷の中東情勢について、ざっくりながらも流れが掴みやすい解説でまとめて下さっています。
第一章「混乱の始まり」から見る中東
第二章「戦争とテロ」から見る中東
第三章「地理・民族・歴史」から見る中東
第四章「イスラム教」から見る中東
第五章「石油利権」から見る中東
第六章「難民大発生」から見る中東
どの章も、知っていることや知らなかったことを含めて「そうだったんだ」と思うことが多くあり、一度では理解しき -
Posted by ブクログ
「なんで働かなきゃいけないの?」「幸せってなんだろう?」
そんな疑問を抱きながら、本書を手に取りました。
この本は子どもでも読めるように工夫されており、図解が多く分かりやすい内容でした。そのおかげで、スラスラと読み進めることができました。
また、実際に働いている人たちのリアルな声が多く紹介されており、働くことに前向きになれずにいた自分にとって、大きな励みになりました。
本書を読んで、まずは今の仕事に一生懸命取り組んでみようと思えました。人生100年時代、何かを始めるのに遅すぎることはない。取り組んでいくうちに、新しい可能性が見つかるかもしれない。そんな前向きな気づきを与えてくれる一冊でし -
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池上さんの解説は分かりやすく、文章も読みやすい。中東情勢について、知らなかったことを気づかせてくれた。そして、歴史を知ることの重要性を再認識した。
章の最後に、
・イスラエル情勢を理解するためのきほん
・パレスチナ情勢を知るためのきほん
・イラン情勢を知るためのきほん
・イラク情勢を知るためのきほん
・サウジアラビア情勢を知るためのきほん
・UAE情勢を知るためのきほん
・カタール情勢を知るためのきほん
・トルコ情勢を知るためのきほん
とあり、箇条書きでチェック欄がついてあったのが良かった。まだ私の場合、知識の理解が点の状態なので、点の理解が線になるよう学び続けたい。
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このシリーズ、知らなかった!
とても勉強になる。池上彰さんが訪問する学校での対談講義シリーズのようだが、内容が広い!こんな授業を生で受けられたらこの先の人生変わりそうだ!
アフリカ編。シリーズ最終章だったようだ。
いかにアフリカのことを知らないか。
遠い国、地理も曖昧、歴史的にもわかってない…と思い知らされた。大陸の横断が、太平洋の日本ーロス間と同じとか、中国資本でできた鉄道の距離が日本の本州より長いとか、サイズにも驚く!
そして歴史、欧米との奴隷制度。教育の大切さ。蔓延する「顧みられない熱帯病」
もっともっと興味を持ってこの大きな大陸を見ていきたいと思った。
東部ルワンダ -
Posted by ブクログ
イスラムではテロが頻繁に起きているというニュースを見て、イスラムは怖いと思うこと自体がテロに屈すること。中東の今の内戦は、ソ連やアメリカの身勝手な思惑が中東の大混乱を引き起こした。アフガニスタンのタリバン政権の異常さ。イラクのクウェート石油を狙った侵攻。ジョージ・W・ブッシュの国際情勢や世界史に対する理解の浅さ。香田証生を殺した後のISIL。スンナ派とシーア派。石油の勉強。難民問題にも深く関係する通信技術。めちゃくちゃ分かりやすく説明してくれている。歴史を正しく理解するには、日本からの一面的な見方だけでなく、世界各国からの多面的・多角的な視点で史実を捉えなければならない。
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Posted by ブクログ
やはり、佐藤さんはロシアに詳しい。
ロシアがアフリカに近寄っていることは認識していなかったので学びになった。
中国の一帯一路の安くインフラを作ってやるが、金を返せないなら何かをよこせ、というようなやり方ではなく、上手く投資の形でアフリカに恩を売っている。
アフリカはこれから確実にでてくるグローバルサウスの地域だから、注視していきたい。
イスラエルとハマスの関係についても、新しい視点が得られた。どうも、ニュースやSNSではイスラエルが悪者らしいということしか分からなかったのだけど、そもそも、ハマスがどういう組織なのかを再認識した。(国や自治政府ではなく、あくまでもテロ組織という認識。野戦ネット -
Posted by ブクログ
本以外にも様々な媒体から情報を収集できる現代において何故語彙力が必要なのか、どうすれば語彙力を上げられるのか、語彙力がどう活きるのかを体系的にまとめている1冊。
若手社員のビジネスマナー的なものではなく、語彙を使いこなすとどんな可能性があるのかを感じさせてくれ、もっと学んでみたいと思わされた。
なによりも、ご自身の経験なども挟みながら、決して上からではなく読者と同じ目線で語ろうとしているのが伝わってきて好印象(さすが塾講師!)
本書の最後に、吉田先生が書かれていた下記の言葉がこの本の雰囲気にもよく表れていた。
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語彙力がなくて恥をかくことの不安を煽るアプローチよりも、語彙