あらすじ
「資源の最適配分」「社会のみんなが幸せに」を考えるのが経済学です。市場、貨幣、景気、資本主義、株式会社……経済の仕組みが分かると、世の中の仕組みが分かります。キホンの仕組みや考え方を身近な例から分かりやすく解説します。 【目次】はじめに/第1章 ものの値段はどう決まる?/第2章 「お金」はどうして価値がある?/第3章 「景気」が世界を動かす/第4章 人間が主人になろうとしたが――「社会主義」の失敗/第5章 資本主義も「社会主義」を取り入れた/第6章 資本主義が勝った?――「新自由主義」の誕生/第7章 「株式会社」って何だろう?/第8章 「社会のしくみ」は「経済のしくみ」/おわりに――買い物は「投票行動」だ
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Posted by ブクログ
経済の言葉がとても分かりやすく説明され、理解度が上がりました。特に、株式会社の説明がしっくりきました。『結果の平等ではなく、スタート地点ではみな同じ立場という「出発点の平等」を大切にすること』この考えが印象に残りました。入門書として最良の本だと思います。
巻末に、参考図書が【初級編】【おもしろ経済学】【経済学史編】【世界の動きと世界経済】とジャンル分けして載せてあり、次に読む本が決まりました。
Posted by ブクログ
子どもにもわかる入門書なのでごく初歩的なことしか書いてないからちょっも歯ごたえがなさすぎた。
ただ、このように誰にもでも分かりやすく説明する能力はさすがの池上彰。
Posted by ブクログ
経済学の入門用として、お金とは何か、モノね価値の決め方等、分かりやすく学ぶことができました。ページ数も150ページくらいで、個人的には全体を学ぶのに丁度よいボリュームでした。
また、経済の発展についての歴史についても触れており、深掘りは無くても経済学について幅広く学べるのではないかと思います。
ただ、前述した通り要点をさらーと説明している感じなので、詳しく知りたい方は別途調べたりもっと専門的な本が必要かなと思います。
Posted by ブクログ
序盤のエピソードに何か読み覚えがある気がしたら、過去作の改訂版だったようでした。そこは全然いいと思うけど、ただ『14歳からのお金の話』で読んだ話も入れられている気がする。もともと結構使い回してるくだりなんだろうか。本作は志に疑問ってほどの疑問はないですが。
Posted by ブクログ
池上彰氏の著作は本当にわかりやすい。中高生向けの新書ではあるが、社会人でさえ理解があやふやであろう経済の基礎がわかりやすい言葉でまとめられている。