【感想・ネタバレ】池上彰の 未来を拓く君たちへのレビュー

あらすじ

今、何を学び、どう生きるのか
時代を理解し、本質を見極めるために。

あなたがあなたらしく生きるための、「学び方」・「働き方」・「生き方」
池上先生と一緒に考えてみませんか。

「高校では知識を覚えることばかり……これで教養は身につくの?」
「受験勉強や部活に追われ、心の豊かさを見失っている」
「池上先生のように多くのテーマを考え話せるようになるには、どのようにアンテナを張ればいい?」
「最近は論文しか読んでいないんです……」 「大学を出てからも勉強したい」
「アメリカという国をどのように理解すればよいのでしょうか」
「日本企業の不祥事が相次いでいますが、経営は大丈夫?」

いま、国内外で不穏な空気と不透明感が広がる出来事が多く起こり、
私たちの未来への不安は増えていく一方のように感じられます。
本書では、世界・日本で「いま何が起こっているのか」を若者たちの質問を交えてわかりやすく解説しながら、
私たちはどうすればよいのか、時代を理解し物事の本質を見極めるための「学び方、働き方、生き方」を
池上先生が一緒に考え、伝えていきます。
ジャーナリストと教育者、筆者が持つ2つの顔がうまく溶け合った
悩める若者たち、未来を生きていく私たちへ贈る、池上彰の「生き方」講座。
池上氏の温かなまなざしとメッセージが一冊に詰まった、
日本経済新聞の朝刊・電子版の連載コラム「池上彰の大岡山通信 若者たちへ」の書籍化第4弾。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

学校においては答えのあることを一生懸命考え、その答えと合っているか間違っているかが判断基準である。本当は学ぶとはそういうことではないのではないかと感じた。自分で課題に対して考え抜き、答えを見つけていく力をつけたい。

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2025年05月01日

Posted by ブクログ

世界情勢を俯瞰しながらどう考え、どう生き抜くか考えさせられる著書だ。客観的事実に触れるだけでなく、池上氏のコメントから私自身がどう考えどうこれから成長をして「未来を拓」いていくべきか。一節一節を読みながらの「思索」や妄想が絶えなかった。池上氏の習慣としていることや生活や活動の一面が見えることも刺激的である。

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2020年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事がつらくなったら読書に逃げ込む、なるほど。

理想の社会をイメージし、自分が果たす役割を自問自答し、その理想に向けて動き出すことが大切。

何度も会える関係を築くには、名刺の力ではなく個人の力量を磨き続けること。その道の専門家と議論できるくらい問題に精通すること。

教養を効率的に身に付ける、その考え方が失敗のもと。

自らの頭で考え抜き、課題を乗り越えていくこと。

自分たちで世界のシナリオを描こう。ニュースから世の中の流れを読み解き、歴史に照らし合わせ時代を見据える。

頭を自分の思考の運動場に。

自分に負荷をかけることで成長につながる。

自分に足りないのは難解な書物の読み込みだなぁ。

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2018年07月30日

Posted by ブクログ

私たち学生がやることは今直面してる研究や授業を一生懸命行うこと。背伸びしても届かない時は待てばいい焦らないこと。

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2021年05月19日

Posted by ブクログ

東工大で教授を務めているのは知ってたけど、でかい講堂で週に1~2回講義するだけだろくらいに思ってたが実はかなり熱く生徒を指導していることがこの本で分かった。
多忙にもかかわらず、卒業しOBになってからも教えを乞う生徒には読書会と称して定期的に集会を開いている池上さんからは本気で日本を背負う人材を育てたいんだなという熱意を感じた。
あの人間力は素晴らしいな。

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2018年09月15日

Posted by ブクログ

2021.44

・常に新しい情報や知識を蓄えることで仕事相手との話題も広がる→仕事に対する姿勢を伝えれる
・人生に無駄な時間はない、隙間時間は積もれば大きな時間に
・すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなる
・アメリカ共和党はそもそも地球環境対策に関心がない。

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2021年12月25日

Posted by ブクログ

【感想】
良くも悪くも、「池上彰の本」って感じだった。
何度も聞いたような、それでいて何度かはリマインドも兼ねて聞いておいたほうが良いような・・・
読んでみてあまり新しい発見がある気はしないが、たまには読み直したいのがこの人の本だなと思う。

下記の「内容まとめ」に書いてあることがこの本の全てだろう
・日常で生じる「すきま時間」をいかに上手に利用するかが大切
・自分のエピソードや自慢話は控え目にする
・ただ本を読むのではなく、読んだ上で自分なりの思索を巡らしてみる

このあたりは、大事と思いつつも、つい疎かにしてしまいがち・・・
特に「鵜呑みにせずに自分なりの思索を巡らせてみる」ことは難しいけど是非とも実践しなくては。


【この本から何を実践する?】
ただ本を読むのではなく、読んだ上で自分なりの思索を巡らしてみること。


【内容まとめ】
1.人生にムダな時間などない。1日の小さな隙間時間も、積もり積もれば大きな時間になるから、決して侮ってはいけない!
2.「必ずジョークで笑いを取ってから始めなさい」
 人はつい自慢しがち。しかし、他人の自慢話など面白くありません。
 自分の失敗や欠点、能力のなさを紹介する事で、親しみを持ってもらう事ができる。
3.「本をたくさん読んでいれば、教養が身につき、思索する力が得られる」←実はそうではない。
 →ただ本を読むのではなく、読んだ上で自分なりの思索を巡らしてみること。


【引用】
p36
・人生にムダな時間などありません
それぞれ働く世界は違っても、1日24時間という条件の下で生きているのは皆同じ。
朝晩の通勤電車で読書したり、英会話を学んだりするのも良いでしょう。
1日のうちで何気なく過ごしてしまいそうな時間や、見慣れた風景の中にも、新たな発見や気づきがあるはず。
1日の小さな隙間時間も、積もり積もれば大きな時間になるから、決して侮ってはいけない!


p81
・「必ずジョークで笑いを取ってから始めなさい」
軽いジョークから始めれば、「この人は面白い話をしそうだ」と観客が身を乗り出してくれるはずです。

人はつい自慢しがち。
でも、他人の自慢話など面白くありません。
自分の失敗や欠点、能力のなさを紹介する事で、親しみを持ってもらう事ができる。


p116
「読書にいそしむ限り、実は我々の頭は他人の思想の運動場にすぎない。」
本をたくさん読んでいれば、教養が身につき、思索する力が得られると考えていたのに、実はそうではない。
ただ本を読むのではなく、読んだ上で自分なりの思索を巡らしてみること。
そうすることで、自分の頭の中はようやく自分の思想の運動場になれる!

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2018年05月14日

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