池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰が大切にしている タテの想像力とヨコの想像力

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    ドラえもんの歌詞にある「こんなこといいな、
    出来たらいいな」は想像力の始まりです。

    携帯電話も空飛ぶ車(ドローン)も、初めは単なる
    想像上のモノでしかありませんでした。
    しかし今では現実となっています。

    日本人はとにかくこの想像力が弱いと言われて
    います。

    現実にあるものをどんどん改良して、さらに
    良くしていくのは得意なのですが、ゼロからの
    開発つまりイノベーションが弱いのです。

    そこで池上氏が提案するのは、想像力をタテと
    ヨコに分けて考えるということです。

    「ヨコの想像力」とは、自分ではない「他者」、
    ここではない「場所」つまり同時代を生きる
    他者と過去を生きた他者というように、

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    2025年12月21日
  • 宗教を学べば経営がわかる

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    成功する経営を、長きに渡って続いてきた宗教と結びつけて考える本。会社のビジョンや方針を社員が納得できるものとしてセンスメイキングすること、腹落ちさせることが肝で、そこが宗教と繋がることを、宗教に詳しい池上さんとの対談で整理していく本。
    トヨタはカトリック、ホンダはプロテスタントといった例えも面白いし、アメリカの今の動きは我々から見るとなぜ?という面が多いが宗教で考えるとわかりやすいなど、それこそ腹落ちする、無茶苦茶面白い本だった。

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    2025年12月21日
  • 正しく疑う 新時代のメディアリテラシー

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    中学生から。ルビありのため小学校高学年でも読めるが情報量は多い。各章マンガで導入がありわかりやすい。

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    2025年12月20日
  • いのちをまもる図鑑―――最強のピンチ脱出マニュアル

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    危険生物の頁では“ワニにかまれそう“なんて、ふつうに生活してて、そんなことある?笑と思っちゃいましたが、対処法を知識として持っていて損はありませんね。全頁に危険いっぱいのこの時代を生き延びるための大事な知恵が詰まっていました。

    危険生物から自然災害、性犯罪、今どきのネットにまつわる危険、さらにほんとうにこの本がすごいと思うのは“こころ“をまもる術まで網羅されていること。

    自分の子どもにも読んでほしいし、子どもが友だちへの誕プレに悩んでいるときは、この本をさりげなくオススメしていこうと思います。

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    2025年12月17日
  • ぼくはこんなふうに本を読んできた

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    深い知識を得るのはとてつもない時間がかかるけれど、彼の著作を拝読するとそのプロセスが楽しくて仕方がないことがよく伝わってくる。
    自分はこの世の中のことに対して無知すぎることを思い知らされた…

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    2025年12月14日
  • 相手に「伝わる」話し方 ぼくはこんなことを考えながら話してきた

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    相手に伝わる話し方とは池上さん流に言えば、相手への想像力が必要になると理解できました。
    さらに、聞く力が伝える力にもなる事がわきり大変為になりました。
    自分自身の伝え方に疑問を感じたら再びこの本を手にしたいと思います。

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    2025年12月12日
  • なんのために学ぶのか

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    全部が全部面白いわけではないけど、なるほどな〜と感じる事がたくさんあった。中高生向けだけど、大人が改めて読んでも学びがあるし、好奇心を刺激される。

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    2025年12月11日
  • なんのために学ぶのか

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    自分が今生きていられることは、当たり前じゃないんだと痛感させられる。
    昔は勉強なんて大嫌いだったけど、国の方針と、何より自分を育ててくれた親に感謝しなければならない。

    学ぶことには際限がない。嫌なことも、失敗さえも糧にして、常に考え続けなければならないことを教えてくれる本だった。

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    2025年12月07日
  • グローバルサウスの逆襲

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    池上さんと佐藤さんの博覧強記ぶりに驚くが、「世界の中では日本もグローバルサウス」というのは達見だと思う。環境問題を見ているとよく分かる。ウナギ問題とか。

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    2025年12月06日
  • 聖書がわかれば世界が見える

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    かなり読みやすく、日常の中に紛れている聖書に絡んだ雑学のようなものがたくさん含まれていて読んでいて楽しい。ほかにも、覚えておきたいところは図示してあり、わかりやすい。聖書のことを何も知らなかったので、初めての理解にはとてもいい本。

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    2025年12月03日
  • そうだったのか! 現代史

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    第二次世界大戦後の歴史とは、すなわち冷戦の歴史である
    冷戦をキーワードにして、各国(主に社会主義国)の現代史をわかりやすく解説している1冊
    必読です!

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    2025年12月03日
  • なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと

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    働くということについて、中学生・高校生向け作られた本。2020年3月31日発行。
    「仕事とはなにか」「幸せに働くとは」「未来の働き方はどうなっていくのか」などについて言及されています。
    学生向けなので、易しく分かりやすい文体も魅力的。
    社会人や子を持つ親世代の方にも読んでほしいと思います。
    考え方や視野が広がるヒントが沢山詰まっている本です。

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    2025年12月02日
  • いのちをまもる図鑑―――最強のピンチ脱出マニュアル

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    以前、様々なメディアで紹介されていて、単純に面白そうだし、ピンチで生き延びたいので読んでみることに。笑

    池上彰さん監修。あらゆる危険から『命を守る方法』を全網羅!ということで、①危険生物、②自然・災害、③ケガ・事故、④犯罪、⑤身の回りの危険からいのちを守る、5章立てになっている。

    子供向けではあるけど、知らないことも意外とあって、ピンチで生き延びる可能性が上がったかも。

    最近は、クマやイノシシ、サルなんてその辺にうろちょろしているし、自然災害も多いし、身近なピンチはいっぱいある。

    身近なピンチ?といえば、『学校でう◯こをもらした』ときの対処法も載っていて、その解説の中で、“まず、う◯こ

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    2025年12月01日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

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    博物館とか科学館に行った気分になれた。幅広いジャンルが盛り込まれていて、それぞれの面白い部分を掻い摘んで紹介しているので、とても楽しく学べた。

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    2025年11月30日
  • なんのために学ぶのか

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    調べれば大抵のことは情報が手に入る現代において、知識として知っていることより、自分の頭で考えることをしなければその知識はあまり役に立たない。そして、考える時には「腑に落ちる」感覚まで落とし込んで考えることが大事。
    一流の人ほど基礎的な知識を大事にしているというデータもあるとのことなので、知識レベルを「広く、ある程度深い」状態を目指していきたいと思う。
    知識(教養)があれば、人生で面白いと感じることが増えるのだから!

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    2025年11月24日
  • 働く君に伝えたい「本物の教養」 池上彰の行動経済学入門

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    何度も読み返したい。
    マーケティングだけじゃなく、営業や、キャリアコンサルにも使える内容だった。

    自分も操られていることを知った。
    なるべく合理的な意思決定が出来るように、何度か読み返したい。

    ふわっと、直感的には分かっている消費者心理が言語化されていて、理解しやすい。

    すごく当たり前と感じていたことが、文章にして提起されると、確かにこれって変かも。みたいになった。

    若者のアイデンティティが、行動経済学によって定義でき、
    高校生、大学生の時の、あの流行りに乗る誇らしさが可愛く感じた。

    消費者心理を科学することで、より客観的に社会を見ることが出来、多様性を受容できるようになるし、個性の

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    2025年11月24日
  • この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義 日本篇

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    東工大生への講義を書籍化した本作。第二次大戦からバブル、アベノミクスまで、後半は駆け足でしたが懐かしさも感じながら読めました。…バブル崩壊後の不景気を生きてきた世代ですが何か笑

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    2025年11月23日
  • ハイパーインフレの悪夢―ドイツ「国家破綻の歴史」は警告する―

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    新政権による財政支出の方針が固まり、10年、20年、30年の国債金利がヒストリカルなターニングポイントを超える水準まで上昇し始めたことは、日本のデフレがついに収束し、インフレの扉が開いたことを意味する。

    現在の日本の財務官僚や政治家たちは、ドイツのハイパーインフレの推移を知り尽くしているはずだろうし、自国通貨の価値を保全することの重要性は承知しているはず。一方で、インフレは巨額の債務価値を一気に減少させることも事実であり、「コントロールした形のインフレ」は望んでいるのかもしれない。

    今後の日本の数十年間という時間軸では、デフレに戻る可能性よりも、インフレが恒常化する可能性のほうが高く思える

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    2025年11月22日
  • 世界史を変えたスパイたち

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    最近のスパイ活動について、事件を取り上げつつまとめてあり、面白かった。
    読みやすさは、池上さんならでは。

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    2025年11月20日
  • 聖書がわかれば世界が見える

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    聖書が世界に通用する教養として、池上彰さんが押さえておきたいポイントに絞って解説してくれている良書。
    私は無宗教だけど、聖書の中の言葉はなぜか聞いたことのある言葉がたくさん。
    世界のさまざまな名称や事柄に聖書が関連していたのだと気づいたし、言葉の意味について全く理解していなかったのだと知った。
    キリスト教がどんな形で世界に広がり、今も各国の政治に関わっているかがわかりおもしろい。
    宗教改革の歴史はさっぱり忘れていたので、おさらいできて読書メモがびっしり埋まった。
    宗教が政治の世界と癒着すると、指導者次第で戦争を推進する力になってしまう。

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    2025年11月20日