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よい本との出合いは、人生の宝物です。
なぜ、戦争はなくならないの?人間にとって、本当に大切なことって何だろう?豊かさとは、友だちとは、歴史とは、真の英雄とは――。第二次世界大戦前の1937年、名作『君たちはどう生きるか』で児童文学者・吉野源三郎が投げかけた永遠のテーマを、池上彰とともに考える。
はじめに── いま、君たちに一番に読んでほしい本
第1講「豊かさ」について
第2講「友だち」について
第3講「歴史」について
第4講「どう生きるか」について
特別授業を受けて── 生徒たちの感想
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
#ツナグ100分de名著
\\「どう生きるか」=自分で考えた生き方は、
オンリーワンである。//
『君たちはどう生きるか』という
現代でも色あせず輝く戦前に作られた物語。
池上彰氏による特別授業開幕です!
◇◇◇◇◇◇
【タイトル】別冊NHK100分de名著読書の学校君たちはどう生きるか池上彰特別授業
【 著者 】池上彰
【 出版社 】NHK出版
◇◇◇◇◇◇
作品刊行は1937年。
第二次世界大戦が始まる2年前。
作者は吉野源三郎。
東京帝国大学で哲学を修め、戦前・戦後を通じて編集者として活躍した人。
岩波新書を創刊した人でもある。
◇◇◇◇◇◇
『君たちはどう生きるのか』はざっくり話すと
中学2年生のコペル君=本田潤一と叔父さんの対話の物語。
叔父さんが潤一君を『コペル君』と名付けたのは、彼の中にコペルニクス的転回を感じとったことから。
◇◇◇◇◇◇
昔の中学校は義務教育ではなかったことから、エリートの集まりだった。
けれどエリートだから80年前という昔だからといって、貧困や格差の大きな問題やいじめがあるのは変わらなかった。
いじめや武力制裁。
その背景には、戦争による考え方の影響も大きくあった。
『勝てば官軍』とか『米国兵をやっつけろ』とか当たり前だったんだもん。強ければ正義、みたいなところは大きかったのだろうと想像してしまいます。
けれど、
その中でも人の道を考え生きていく、その大切さが描かれている。
時代や背景が変われどそれは現在に通じ人として変わらない部分なのだと読み取れます。
◇◇◇◇◇◇
池上彰さんの言葉でハッとしたもの。それは、
“議論をするときに、
『昔、いま、かつて、最近』を明確にした上で発言し、曖昧な言葉は確認する必要がある。
「いつ、どこ、だれ」も同様。
『みんな、世界中』というのは、
印象論に過ぎない。”
という言葉でした。
具体的に話すことは意識しているものの、『昔』は『今』はって気にせずに言うこともあるから、そこから意識しないといけないな、と感じました。
印象論、抽象論、が波紋を起こす。
なら、より明確に、具体的に、伝わるように話ができるスキルは身につけたいものだと思っています。
他にも『古典』と『仮説』、『読書』について、
目が覚めるようなお話がありました。
◇◇◇◇◇◇
「どう生きるか」=自分で考えた生き方は、
オンリーワンである。
似たような生き方を選んだ人がいても、
考えたプロセスが違えば、それは同じではない。
生まれながらにオンリーワンだが、決して、“いまのまま”でよいということではない。
よく生きるには、努力が必要。なのだといいます。
私たちは『どう生きるか』。
本書はそれをともに考えてくれる1冊になるのだな、とあらためて感じました。
Posted by ブクログ
原著のタイトルの通り、「どう考えて生きるか」について深く考えさせられるがそれ以外にもこの本ひとつでいろんなことを学べる。だがこれを読めば原著を読まなくて良い、というものではなくぜひ原著を読んで考えを深めてみたくなる。
本はただ読むだけではダメだし、それは読書だけに言えることではない。何事も人の目や周りの意見ばかりを気にするのではなく、自分自身で思考してそれを臆せず発言することを大切にしたい。「他人の眼に立派に見えるように振る舞っている人がずいぶんある」「誰かの意見をあたかも自分が考えたかのようき語っているだけの大人はたくさんいる」にドキッとさせられた。
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