池上彰のレビュー一覧

  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点
    年に1回のペースで発行されているシリーズ。こちらは初めて読みました。池上彰の世界の見方シリーズは、地域別に歴史を踏まえて現在の問題を解説していて、素晴らしい内容ですが、このシリーズは最新の問題を切り取って解説しており、ふたつのシリーズを併せて読むと、より理解が深まると感じました。
  • 知らないと恥をかく世界の大問題12 世界のリーダー、決断の行方
    読むのが遅く一昨年、昨年のことが主となった本だが本当に必要な知識だけで書かれている印象で、定期的に読み返して最新刊が出ても読まなくていいぐらいになりたい。
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点
    毎年刊行されて愛されての13冊目。今回はウクライナとロシア問題で持ちきりのなか、世界は絶えず動いていて、アメリカ、中国、中東、ヨーロッパと盛りたくさんだ。毎回問題の大きなエリアは変わらないけれど、一年で大きく情勢が変わる様は、特別な時代を生きている実感がわいてくる。
    変化があまりに生じる現代において...続きを読む
  • 池上彰の世界の見方 アメリカ~ナンバーワンから退場か~
    中学3年生の生徒たちへ授業をした様子を書籍化しているので、池上さんと生徒の掛け合いもあり、ニュース初心者にも分かりやすい説明になっていると感じました。

    日本より複雑な「アメリカ大統領選挙」や、アメリカの軍事・歴史など、日本にも関係してくる事柄を中心に、アメリカを多角的に解説しています。

    中国やロ...続きを読む
  • 世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義
    緒方貞子さんはじめ10人の女性偉人について、ネガティブな面も含めて解説されている池上彰さん。お茶の水女子大の学生とのワークショップも収められており、アカデミックな一冊。
  • 池上彰の世界の見方 朝鮮半島~日本はどう付き合うべきか~
    シリーズ。今回は隣国北朝鮮、韓国編。
    日本への影響も大きい隣国で、歴史的にもいろいろありましたが、まずは各国の内在的論理を理解するところから始まるという池上さんの指摘には納得です。
  • 知らないと恥をかく世界の大問題
    日本では自民党から民主党への政権交代が起こり、アメリカではサブプライムローン問題の余波が残っていた頃の本。

    アメリカの一極集中から、ロシアや中国、インドなどが力を持つようになるのでは...という話も。しかし、今でもアメリカの力は強いですよね~。

    池上さんの文章を、分かりやすくイメージ化したイラス...続きを読む
  • わかりやすく〈伝える〉技術
    とてもわかりやすく伝え方の方法が記されている。
    子どもに物を教える時にどのように工夫したら良いか、これから実践して見ようと思う。
  • 池上彰の「経済学」講義2 ニュース編 覇権をめぐりお金が武器に
    池上彰が書くと不思議とサクサク読めてしまう。少し情報は古いですがどのトピックも興味深く語られています。
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点
    全巻揃えているけど、全巻読んだわけではなく、積読になっているものもある。
    年に一回出版されるので、その年その年の話題だと思って読むのに、過去のことが書かれていたりして、混乱していた。昔から、歴史や地理、いわゆる社会科が苦手で、基礎知識がないのも、混乱の元だな。
    今回は、プロローグに、「これまで毎回、...続きを読む
  • 世界から戦争がなくならない本当の理由
    世界がどんな構造でいがみ合っているのかが、分かりやすく整理されている。
    自分がいかに世界史を知らないのか、表面的なメディアに流されているのかを痛感。

    宗教戦争って実は経済戦争
    戦後はない(世界レベルでは常に争いごある)
    戦勝国のアメリカとソ連が次の戦争の種をまいている
    1次世界大戦でうまくマネージ...続きを読む
  • ニュースの大問題!
    池上さんの記者時代の話も交えつつ、ニュース番組や新聞の裏側を解説した本。

    ニュースは、どこも同じで真実しか伝えないというわけではないということが、伝わってきました。
    ネットニュースのように、うわさ話やネットの情報等から引っ張ってきて、裏付けをしないということは、危険なことだと感じました。

    また、...続きを読む
  • 世界の〝巨匠〟の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策
    池上さんと佐藤さんの対談本は何冊も読んでいますが、毎回新しい知識を得られることができ、二人の引き出しの多さには尊敬するばかりです。

    今回、とくに印象に残ったのは「社内で何かを提案するときは、社内で何かを提案するときは、結論をズバリと言うのではなく、相手に考える材料だけを提示して自主的に考えてもらう...続きを読む
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点
    政治系の学部で勉強しているが、大して理解が深まっていないと感じていたため、より勉強意欲が高まった。歴史を知るだけでも現代政治の理解が深まることがわかった。
    また、今ニュースで起こっていることの背景がかいつまんで説明されていて非常にわかりやすく、面白かった。中国には興味があるため、ニュースもしっかりと...続きを読む
  • 世界の〝巨匠〟の失敗に学べ! 組織で生き延びる45の秘策
    日本の成功者の自伝は、ほとんど役には立たないは腑に落ちました
    普遍性を持たないエピソード集は教材にならない
    そういう視点で今後読む本を選別していこうと思いました
  • 池上彰の世界の見方 東欧・旧ソ連の国々 ~ロシアに服属するか、敵となるか~
    ロシアのことだけでなく、ロシアの周りの、東欧・旧ソ連の国々のことを知ることによって、より深くロシアを知ることができる。ロシアの周りの国々のことを知る機会はなかなか少ないので貴重な情報源。以前何かの本で読んだような気もするけれど、ロシアを一国としてまとめていくためには、やっぱり強いリーダーが必要とされ...続きを読む
  • 無敵の読解力
    何冊目かカウントするのも忘れた対談シリーズ。今回は読解力を駆使して、さまざまな書籍の内容を読み解いていく。「リテラシー」とか「情報を鵜呑みにしない」というと、あれもこれもフェイク扱いで全否定するムーブをとる人がネットには多いが、「批判的に見る」という行為とは本来、この2人がおこなうようなものである筈...続きを読む
  • そうだったのか! 現代史パート2
    具体的な内容としてはやや古いものになってしまったけれど、それでも現代につながっているのはまちがいない。先進国・大国は、自国の利益を最優先に考え行動する。そして、それにより小さな国、弱い国がひどい目にあう。それは、その後何年もその国の歴史に影響を及ぼす。
  • 池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~
    シリーズのインド編。歴史、宗教から最新の政治状況まで。特に最後の地政学の章で、インドと中国、パキスタン、アフガニスタン、さらにはサウジアラビアとの関係については、知らないことが多く、大変勉強になった。
  • 池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾
    中国の直近の歴史を深く知ることができた。現在中国が問題視されている、一帯一路問題、南シナ海の問題、新疆ウイグル自治区問題が、なぜ起こったのか、理由として、明時代の偉大な国を取り戻したいという考えがあるからだとわかった。他国の歴史を学ぶことで、世界がより鮮明に見えてくる。