池上彰のレビュー一覧

  • 池上彰の世界の見方 ドイツとEU~理想と現実のギャップ~

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    相変わらず本当に分かりやすい!

    ドイツはヒトラーやナチスが行ってきた残虐な行為に真正面から向き合い、反省を重ね、EUの盟主になるまで復活を遂げたドイツの歴史により興味が湧いた。そのような事実は知っていたものの、ヒトラーを民主的なやり方で国民が自らの手で選んだことが、その反省の背景にあるという点は非常に納得できた。そんなドイツも難民問題を抱え国内では不満も渦巻いており、今後の動向が非常に気になる。
    イギリスのEU離脱は、EUにおけるドイツの力をさらに強力なものにしてしまう。EUが元々ドイツを見張るための組織だったことを踏まえるとよくない兆候かもしれない。

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    2023年11月05日
  • なぜ世界を知るべきなのか(小学館YouthBooks)

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    近現代史の内容をわかりやすく噛み砕いたような本。コロナ禍において海外旅行や留学が少なくなってしまった現状があるが、それでも世界に目を向ける必要がある理由を説いている。
    さすがの池上彰節でとても読みやすく、なるほど!と思うことばかり。
    選挙や学校で習わない科目、発券銀行など海外と日本の違いを知ったり、韓国やロシアなどとの関係に焦点を当てたりと日本の教育で学ぶ機会が少ない近現代史に沿って描かれているのでとても勉強になる。
    池上さんほどは難しいが、自分も近現代史を学んでみたいな、という気になった。

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    2023年11月04日
  • プーチンの10年戦争

    購入済み

    目からウロコ

    新・知の巨人のお二方。このコンビに敵う人いるのか?
    プーチンの演説から真実を理解する。インテリジェンスの妙である。

    #タメになる

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    2023年11月04日
  • 世界を変えた10冊の本

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    一冊の本が世界を変えることがある?いやいや大袈裟な、と思っていた。が、出てくる本は確かにどれも確実に世界を変えている。本の持つ力を実感する良質なブックガイド。

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    2023年11月04日
  • 池上彰の世界の見方 中東~混迷の本当の理由~

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    最近のガザ地区侵攻のニュースを見て中東について知りたいと思い購入。イスラエルの問題はもちろん、アフガニスタンについてやイスラム教、石油問題など様々な切り口から中東を解説していてとても分かりやすく勉強になりました。本の中に「無知であることは、テロに屈しやすいということでもあるのです。」という一文があるように、様々な問題に対しアンテナ立てて情報、知識を吸収きていきたいと思いました。

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    2023年11月01日
  • 考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

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    昔学んだことが役に立ち、点と点が線になる瞬間がよくある。その時に私は池上彰のこの言葉を思い出す。
    今役に立つことはすぐに役に立たなくなる
    本書にも書かれていた。

    リベラルアーツの重要性を学べます。
    また池上彰の知識量にも驚愕しました。

    T字型人間になれるように頑張ります。


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    2023年10月31日
  • わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方

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    ネタバレ

    Yahoo!トピックスの関連ニュースのスタイルが池上先生のアイディアが元になっていることに、びっくりしました。
    ベトナムで本を万引きした人が転売目的やストレス発散のためでなく、英語を勉強したいけどお金がないからというエピソードにショックを受けました。

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    2023年10月23日
  • 僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 君が君らしく生きるために伝えておきたいこと

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    ネタバレ

    お金についての情報が幅広く記されています。網羅性はかなり高いです。

    本書では、中高生向けに書いたとありましたが、年齢問わず、お金についての教養を深めることができる一冊だと思います。
    こうした良書に早いうちから出会えることって大事なことだなと思いました。

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    2023年10月23日
  • わかりやすく〈伝える〉技術

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    わかりやすく<伝える>技術をわかりやすく伝えてくれる本だ。実用書だからということを差し引いても、さくさく読めて、腹落ちする点がいくつもあった。さすが池上彰氏だ。

    本書でもっとも参考になった点は、わかりやすい話をする上で大切なのは、地図→対象化→階層化→地図...という流れであるということだ。まず、伝える相手に内容を一言でまとめるリードを示す必要がある。そのためには、話す内容を対象化しなければならない。箇条書きなどで対象化した内容を階層化することで、整理ができる。階層化により整理されたものは、わかりやすい地図になっている。このシンプルな流れで全体像を明確に示すことができる。
    以前、私は会社で報

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    2023年10月22日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題13 現代史の大転換点

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    世の中を知らなさすぎて読んでみたが、そもそもの基本が出来てないので出直して来ます!

    ロシアとウクライナ、中東問題、中国、国内政治等。
    国の位置関係や歴史、人物や政党などの固有名詞がちゃんと頭に入ってないので、何度も地図や図を見た。
    まずは池上彰先生の図式化された本で、基本を作っていきたい。

    もっと恥をかく予定だったので、助かった!

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    2023年10月20日
  • 世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本 ハンディ版

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    宇宙規模で見たら人類皆友達♪
    手取り合ってうまいことやってこ?
    今日から私は、出る部屋の電気を消していくところから始める

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    2023年10月19日
  • 世界史を変えたスパイたち

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    過去の世界の戦争、内乱、権力者交代など含め余りにも米国のCIAが絡み、自国(資本自由社会vs共産・社会主義)を優先させる工作を企てていたことに驚愕する。「世界の警察」とまで言われた米国の話は偽りが多く、この書によるとほとんどが「裏偽装」で仕組み、大国である米国、米国企業の優先(保護)を諮った工作も多くあった事実には改めて驚愕する。然るに日本のサイバー対策(戦争)は国内のセキュリティーにも頻繁に不備があることからも知識・技術も低い(北朝鮮よりも低い)と米国は評価、サイバー対策、スパイ対策などいざという時に日本は完全に丸裸で戦うような国になってしまっているのは悲しい。

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    2023年10月18日
  • 池上彰の世界の見方 中国 ~巨龍に振り回される世界~

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    中国が脅威の存在となっていることが非常によくわかった。共産党一党独裁政治により、コロナ対策や経済政策等を非常にスムーズに進められるという、民主主義国家にはないメリットもあることを知った。香港問題についてもわかりやすく理解できた。香港と違いマカオでは民主化運動が起こらない理由については納得させられた。毛沢東時代を含めた近現代史については、中国・香港・台湾編に詳細に記載されている。

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    2023年10月14日
  • 問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界

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    ネタバレ

    結構、面白かった。

    インタビューをされる側が、ウクライナ戦争に関しては情報戦が行われてて、情報が錯綜してて何が本当か分からない。と言っていて、正直だなと思った。

    攻め込んだロシアには非があるのは当たり前だが、アメリカも焚き付けたよね?という内容は、そういう面もあるのかなー。と思わされた。

    この戦争が今終わる事でメリットを得る者は誰もいない。というのは、暗い想いになりつつ、そう考えている人がどちらの陣営の上層部にもいるのかな?と思った。
    アメリカ側→ロシアの思ったより高い生産力に根負けしたと思われたくない。
    ロシア側→このまま戦争して、アメリカ陣営に劣らない国力を見せつけたい。

    以上の事

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    2023年10月11日
  • 池上彰と考える 「死」とは何だろう

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    ー メメントモリ 死を忘れるなかれ

    死とは、呼吸停止、心拍停止、瞳孔反応消失。宗教によっても捉え方が変わり、向き合い方、葬儀も異なる。カトリックは死を罪とし、神道では穢れのように扱う面も。神道では、死して腐敗したイザナミから逃げたイザナギは海で穢れを払い、その際に清めの塩という考えが根付く。仏教では輪廻。一切皆苦、六道、追善供養。そうした死の価値観から、臨死体験まで幅広く触れるのが本著。コロナ禍や東日本大震災など、死に近づく社会の描写は当時を思い出し感情を揺さぶる。

    数年前、身内が亡くなり、不思議な体験をした。そのせいで、時々死の事を考える。ふと、頭では理解不可能な、その世界と繋がっている

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    2023年10月10日
  • 一気にわかる!池上彰の世界情勢2023

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    子どもむけの記事を編集しただけあって、とてもわかりやすかったし、ウクライナ情勢以外のニュースにも触れられていて良かった。
    あっという間に読めます。

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    2023年10月08日
  • 問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界

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    言われればそうかな、という、納得感はありました。たしかに。
    エマニュエル・トッドが中立的な立場で書いたと冒頭にあります。
    ウクライナ戦争はプーチンのせいであるが、真の原因は、アメリカとNATOにあると暗にいっている
    第3次世界大戦はすでにはじまっている
    ウクライナ戦争はそもそも、ロシアとドイツを引き離そうと、アメリカが始めた戦争だ。
    パイプラインの爆破も、ロシアの仕業とあるが、トッドは、アメリカとイギリスがやったに違いないといっている
    ロシアにとって、ウクライナがNATOに加盟することがどれほどの脅威であるのかを西側は理解していない、いや、アメリカは理解していたからこそ、ロシアにウクライナを侵

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    2023年10月07日
  • 会社のことよくわからないまま社会人になった人へ

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    読んで良かった一冊。
    青色LEDや、オプジーボへの発明対価については聞いていたものの、池上氏の説明を聞いて、本当に不当な扱いだったのだと、認識を新たに出来ました。
    労働組合についての説明もとてもわかりやすかった。
    このシリーズ、他のものも読んでみたいと思います。

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    2023年10月03日
  • 池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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    各章の中で特に勉強になったのが、神道とイスラム教。特に神道は「目から鱗」(この言が新訳聖書から、というのも初めて知りました。)。神道の柔軟さ、イスラム教の分かりやすさ。また、各章のまとめが非常に良くて、さすが池上さん。最後の養老先生との対談も秀逸。良い本に出会いました。

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    2023年09月30日
  • 池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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    池上さん自身には賛否両論あるかとは思いますが、初心者向けの宗教解説はピカイチでしょう。
    定期的に宗教の話を忘れ、立ち返る際に読み直しています。

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    2023年09月27日