池上彰のレビュー一覧

  • 日本の戦後を知るための12人 池上彰の<夜間授業>

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    ネタバレ

    田中角栄、江副浩正、村上世彰、石原慎太郎、、、
    それぞれの自伝や経歴をいろんな本で読んだが、池上さんらしく、すごくわかりやすく整理されていて、一気読みだった!

    ナベツネや、既に亡くなっている池田大作さんなどのタブーに斬り込む、まさに池上無双!

    気持ちよかった!

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    2021年12月12日
  • 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス

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    ネタバレ

    新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書) 2016/10/20

    トランプは、実はものすごい潔癖症です。自分専用のトイレしか使えない
    2016年12月31日記述

    池上彰氏と佐藤優氏による対談本の第三弾。
    2016年(平成28年)10月20日第一刷発行。
    この書籍発行の一ヶ月後にはアメリカ大統領選挙で
    ドナルド・トランプが勝利するという。
    ある種、既存エリートが力を失いつつあるという本書の指摘がいきなり当たってしまった感がある。

    印象に残った文章を引用してみたい。

    どの先進国でも、大衆迎合型のポピュリズムが勢いづいています。(池上)
    それぞれの時代、それぞれの地域、それぞ

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    2021年12月12日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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    ■需要と供給を考えるとき「弾力性」と考える。
    弾力性が大きいと変化が大きく、弾力性が小さいと変化が小さい。
    例:
    ①需要の弾力性が1より小さい
    価格を10%引き上げても需要は5%しか下がらない。
    →その製品への依存性が高く、代替え不可能なもの。
    タバコ、薬(ジェネリックがない場合)

    この時製造コストが高くなって価格が高くなった場合、そのコストは消費者が負担している。
    コストの増加分を消費者に引き受けてもらって生産量を保てるから。

    ②需要の弾力性が1より大きい
    価格を10%引き上げると需要が20%低くなる
    →製品への依存性が低く、代替え可能なもの。
    コーヒー(他店に行ったり水で我慢したり)、

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    2021年12月09日
  • 池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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    難解な定義や詩的な表現満載で読みにくい資本論を平易な日本語で解説してくれています。恥ずかしながら1度読破を投げた経験があるのですが、この本のおかげでもう1度原書を読もうと思いました。

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    2021年12月05日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

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    全体的に読みやすくておもしろかった。
    特に私は宗教と歴史、日本と日本人の章が勉強になった。宗教はまだ科学的な知識がない時代に各地の自然条件によりいろいろなタイプの宗教ができたことを初めて知った。またその土地の自然条件、文化…などいろいろなものがあわさってそれぞれ考え方の違いがあることも知ることが出来た。
    歴史では今まで学校で習ってきた歴史は歴史の一部であって歴史は勝者によって書かれてきたなどを知り、学生時代に何も疑問に思わず暗記していたなと思った。もう少し勉強すればよかったと少し後悔…いろいろな分野の本を読んだりして理解を深めたいと思える本でした!

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    2021年12月02日
  • 世界を変えた10冊の本

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    ただの紙の集合体がやがて世界を変える。本の持つ力の素晴らしさを知ることが出来たこと、人の生き方、国の運営の仕方も変える本というものは人類の叡智だなと感じました。

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    2021年11月25日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題12 世界のリーダー、決断の行方

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    社会情勢とか歴史に疎いという自覚があり、そこを補完したいという気持ちを持っているので手に取ってみました。とてもわかりやすく過去に遡って、どのようなことで今の現状になっているのかという説明があり、小難しくなく、知ることの喜びを感じる一冊でした。テレビでの池上さんの解説はスピードが早くて、あれ、なんだったかな?と思っても先に進んでしまってということがあるのですが、本ならば自分のペースで戻って確認することもできてよかったです。また、今年に入り、山中哲雄さんのキャラ絵で学ぶ仏教図鑑やキリスト教図鑑で宗教に関する知識を増していたことで、この本の理解が容易くなったところもあると思います。シリーズ全てを読ん

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    2021年11月23日
  • 池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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    audiobookで聴きました。
    日本人は、無宗教というけれど、無宗教の「無」は、仏教の「無」だという。
    目からうろこが落ちた気がした。
    確かに、日常生活の中に、仏教と神道が溶け込んでいる。
    宗教というと、キリスト教の毎週日曜日に協会に礼拝に行くとか、イスラム教の1日5回礼拝をするといったことを思い出す。
    それに引き換え、日本人はお寺は葬式、神社には正月と厄年に行く程度で、なんと不信心だなと思っていた。
    でも、神様や天国、地獄といったことが、無意識のうちにいろいろな判断の基準になっているのかもしれないなと思った。

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    2021年11月23日
  • 私たちはどう働くべきか

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    「働くことの意味を考える」という題材を
    もとに、中学2年生の生徒に対して池上氏
    が授業を行った内容をベースに書かれた本
    です。

    その後コロナ禍を経て、2020年10月に出
    版されたので、世の中は当初よりも「働く
    意味」や「働き方」は大きく変わったこと
    になります。

    さらに来たるAI社会によって、どう変わっ
    ていくのかを考えることは大人にとっても
    大事なことです。

    日々の忙しさにかまけて、根本的なことを
    忘れがちな大人も読むべき一冊です。

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    2021年11月22日
  • おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

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    池上さんが語りかける姿を想像しながら読みました(笑)
    リベラルアーツ、非常に大事な教養だと思った。子供が高校生くらいになったら一度読ませたい本となりました。その頃には歴史の解釈とか、宇宙の創造とか、解釈が変わってるかもしれないけど、根底にある大事な考え方は普遍的なはず。


    以下、自分のための備忘録です。
    序章
    「すぐに役に立たないこと」を学ぶ。逆に「すぐに役立つことは、すぐ役に立たなくなる」。
    MITなど海外の大学はこのコンセプトだそう。うーん、深い。
    社会に出てすぐに役立つことなら専門学校で学べる。

    第1章
    宗教の対立は領土問題から来ている。宗教が種火にはなってるけども。
    結局、人はエゴ

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    2021年11月20日
  • 世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本 ハンディ版

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    学びにもなる内容だし、
    なによりもとにかく読みやすい。それが大事。 

    自分は35ですが、
    本気で地球のことを、人類のことを、すべての取り巻く環境を大事にしたいと強く思いました。
    そーゆー仕事をしている人たちが本当にかっこいい。

    人類は地球をめちゃめちゃにしたけど、それを治していくのもまた、人類しかないのだなって、強く強く感じました。

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    2021年11月18日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題11 グローバリズムのその先

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    コロナの影響が出始めてからの本書では、今までとシリーズと異なり世界の動きの逆行性が目立つ気がします。

    グローバリズムからの脱却、各国のバッファーのなさがトリガーとなり、あらゆる人権問題や暴動、運動が活発化しています。
    同時に、各国の衝突や動きも気になりますね。

    全体を俯瞰的に見ることができますので今回も勉強になりました。

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    2021年11月16日
  • 知らないと恥をかく世界の大問題10 転機を迎える世界と日本

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    池上さん信者ではありませんが、本を通して世界の問題を読み解く上での基本事項を改めて再確認できます。
    シリーズを通して読むと、昔からのこの話題が解決できていないな、、、あるいは、この問題のトリガーになるのはいつもこの歴史だな、、、と感じる部分があります。

    本書を初めて手に取った可能性も考慮して、筆者自身が過去でも取り扱った話題を一から、つまり、基本から教えてくれるので、過去作からの読み手は反復勉強もなりますね。

    筆者のアイロニーが込められた部分も多いですが一つの意見として多著と比較していくのも更なる勉強になります。

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    2021年11月16日
  • スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編

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    恥ずかしながら基礎の基礎から学ばねばと思い手に取る。非常に簡潔にまとめられていてすぐ読める。マクロ編もすぐ読みたい。

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    2021年11月15日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    共産党、社会党、新左翼の歴史がよくわかった。
    自民党に対峙できる政党がなくなった中で、共産党の役割の需要性が増しているが、本質を理解して支持すべきかどうかを考えていきたい。

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    2021年11月14日
  • 池上彰の世界の見方 インド~混沌と発展のはざまで~

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    安定の世界の見方シリーズ。
    今回も大変勉強になりました。
    中でも特筆すべきは、以下。

    ・カシミール地方のカシミヤヤギ
    ・インドで一番成功してる日本企業はスズキ
    ・BPO ビジネスプロセスアウトソーシング
    ・州ごとに政府がある
    ・モディ首相は突然同日をもって高額紙幣を廃止するとした→キャッシュレス化が進んだ
    ・ヒンドゥー教が80%イスラム教が15%
    ・身分制度 ヴァルナ→カースト→ジャーティ(職業的区分)
    ・神様ランキング上位
     ヴィシュヌ神ーー宇宙を維持する
     シヴァ神ーー宇宙を破壊する
    ・ターバン=シク教 (髪の毛切っちゃだめ)
    ・ルワンダという国。ベルギーが少数派のツチ族を使ってフツ族を

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    2021年11月13日
  • 大世界史 現代を生きぬく最強の教科書

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    博覧強記の二人による世界史論。現在の地政学的リスクが順に挙げられ、その状況に至った理由の部分を、各歴史に絡めて語られる。これは分かりやすくて良い。

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    2021年11月08日
  • 政界版 悪魔の辞典

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    1つ1つのワードに、風刺とユーモアが詰まっていて、あっという間に読んでしまいました。

    1つ1つの言葉の解説が、端的なので読みやすいと思います。

    昔あったエピソードや、あまり知られていない裏話まで、雑学要素もあり、面白かったです。

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    2021年11月07日
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた

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    読んで知って得したこと3つ

    (1)失敗はネタの宝庫
    今となってはいい思い出となっているものを書いたり語ったりするといい。すべてできてしまう人間ほどつまらないものはない。転んでは立ち上がり、調子にのってはすっころぶ。それを笑って語れる人は、とても素敵だ。

    (2)書き写すことは最高の文章鍛錬
    池上彰さんも読売新聞の竹内さんも、文章を書き写し学んでいる。すごく書ける人が練習していて私が練習していないのは、とても変なことだ。そして、それで書けていないわたしは当然の結果だよねってなる。だから、すぐにはじめよう。

    (3)プロの真似をしたい
    池上彰さんは、普段は「です・ます」を多く使用する

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    2021年11月03日
  • 知らないと恥をかく東アジアの大問題

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    深夜のテレビで「生!池上彰 x 山里亮太」という
    番組があり、その中で交わされた会話の内容をま
    とめた本です。

    主に東アジアの問題を中心に扱っており、池上節
    が満載です。

    発行は2020年3月であり、コロナが少し話題にな
    ってきた時期ではありますが、むしろ現在も続く
    韓国との関係悪化にページを割いています。

    この類の本は時事問題なので、常に新しい情報に
    アップデートする必要があるのですが、池上氏の
    場合は、その歴史からひも解いて解説するので、
    非常に分かりやすいのです。

    北朝鮮、韓国、そして中国との現在の関わりを知
    るには最適の一冊です。

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    2021年10月19日