池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
audiobookにて。
一般的に「怖い」「危ない」とされている国や組織について、これまで勝手にそう決めつけてはいけないと頭では思っていたが、その後のアクション(なぜそう言われているのかを調べるなど)を取れたことはあまりなかった。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻が戦争と化し、毎日悲惨なニュースが流れてくる。今回はちゃんと学んでみようといろんな記事を眺めていたが、どうしても断片的だった。戦争から辿っているからだと思う。本書は、2018年に書かれたものであり、日露戦争など、ちまたでメディアで取り上げられているより「前」の時代からの変遷が書かれているし、ロシアに生きる人の潜在的な意識を作りだす大 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
ここでいう「読解力」とは、単に文章に
書かれている内容を理解することだけを
意味していません。
もっと広義に捉えていて、会話の相手の
内容や、仕事での上司からの指示、取引
先からのメール、など日常のコミュニケ
ーションに対する理解も含まれています。
要はコミュニケーションの第一歩である
「相手は何を言わんとしているのか」を
知ることです。
しかしこれが行き過ぎると「忖度力」の
方が強くなってしまいます。
「読解力」と「忖度力」との違いは、後
者には「相手を理解した上で自分にとっ
ての目先に結びつける力」であると、著
者は説明しています。
つまり「読解力」を突き抜けないと「忖
度力」も -
Posted by ブクログ
ロシアとウクライナを見ていて、両方の立場を知りたいなと思っていたところ家の本棚で発見。
ロシアにとって干渉国がないということはやはりすごく恐怖なんだなと改めて感じた。出版から3年経っているけれど、すごく参考になる本だと思う。
3年前には西側諸国とロシアの関係は悪くなっていく事件はいろいろあって今に至ってるんだろうな。
ロシアという国が今やっていることは抜きにして考えて、ロシア人面白いなと思った。日本人と全然考え方違うんだね。ロシアいつか行ける日が来るといいな。
個人的に面白いと思ったのが、逃げ恥とタラレバは中産階級の下の方から転落したくない気持ちがあるから流行ったという佐藤さんの発言。 -