池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ毎回、このお二人の対談は身が引きしまる。勉強しようと思う。佐藤さんの言葉を池上さんが分かりやすく嚙み砕く感じが、今までの本と少し違うところかなと思った。だからより読みやすい。
今後も二人の出版物は出ると思うが、自分の頭で考えることと、本を読んで「わかったつもり」にならないことだ。下の引用もあくまでもメモ程度で。これが瞬時に出るようになるまで、常に勉強だと思う。
・自分がこの一年で何をやってきたか、そういう棚卸しが必要。
・自分の限界を知ることと、何を諦めて、何を伸ばすかを見切ることはすごく大事。
・医療保険、介護保険、特養、税金、年金、高額医療費の補助制度の仕組みを知る。また厚生労働省の「一 -
Posted by ブクログ
文章の論旨や、本の感想をどういう方向性にしようかという点では迷うことが多いが、伝えることが決まってしまえばそこから先でそれ程迷ったことはなかった。
しかし、この本を読んで自分がどれだけ無頓着に文章を垂れ流していたのか思い知らされ、今現在タイピングをする手が止まってしまっている。
文章の構成も考えず、適当に話を進めていなかったか?
先に読み進めたくなる工夫をしていなかったのではないか?
文中に無駄・曖昧な表現をしていないか?
表現や単語の選択は適当にしていないか?
私の答えは全て「YES」である。その他にもこの本の著者二人は様々な点に、細心の注意を払って文章を作成していることが伝わってきた。 -
Posted by ブクログ
読んで良かった。
宗教、政治、外交、、この地域との仕事をする上での基礎(国際協力の背景含む)が満載。
必読であったと思う一方で、ある程度各国のイメージが自分の中にできてきた今だからこそ、理解できた部分も多いのかも。
日本の占領がきっかけで東南アジア概念が誕生し、
共産主義への防波堤としてASEANができたこと、
なぜベトナムは中国に対し慎重(険悪)なのか?
なぜマレーシアには中華系やインド系の人が居住しているのか、またなぜマレー人優遇政策をとるのか?
フィリピンのドゥテルテ大統領とダバオ市の関係は?
スーチー氏を理解するための多様な見方をすることのあり方とは?
こういう「地域性」の勉強もま