池上彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書開始日:2021年5月1日
読書終了日:2021年5月1日
要約
①仏教の目指すところは、「諸行無常=すべては常に移ろいゆくこと」「諸法無我=すべてのものに実体はないこと」を理解し、無知から脱却すること。
②現代の日本の仏教は、人の死に関わる葬式仏教色が非常に強いため、今こそ生きるための心理学的な意味合いでの仏教を一般教養として広めていくべきで、そのような機運が上がっている。
③究極は「利他、他社の幸せに寄り添うことで己の心の平穏を掴み、人生に意義を見出すこと」であり、それを実践できるものは、特別仏教とになる必要もない。
所感
自分は自分の家がどの宗派なのか、法事とはなにであるのか。
そん -
Posted by ブクログ
今回の本も学びがたくさん
まず嬉しかったこと。中国のマナーの悪さこれは貧しかった国が急激に発展するとそうなるそれは60年代から70年代の日本人も同じだということ。
以下、得たたくさんの学びを箇条書き
・日本銀行は日清戦争の賠償金(銀)によってできたもの
・台湾は日本の初めての植民地
・教育、日本語、医療、衛生、インフラ
・共産党に負けた国民党軍は台湾に逃げた
・台湾で国民党の兵士達はその発展ぶりにびっくりした
・エレベーターや自転車、水道の蛇口
・国民党の振る舞いに台湾で反対運動が起きる
・国民党軍が大量虐殺した2.28事件
・香港は香港島だけではない
・九龍半島の一部及び香港島とその周辺の -
Posted by ブクログ
佐藤さんと池上さんの対談集はこれまでも何度も読んできたが、こちらは議論、交渉、人付き合いなど「コミュニケーション」に的を絞ったものになっている。
実践や経験から紹介されている様々な具体的なテクニックは、具体的で納得感も高い。これからも時間を見つけて何度も読み返したい本。
初めて会う人とのコミュニケーションにおいては、本書のほか、カーネギーの「人を動かす」、オライリー社の「デザインの伝え方」。
重要な交渉の前には、本書のほか、橋下徹さんの「交渉力」やひろゆきさんの「論破力」、加えて勝間和代さんの「断る力」。
それぞれ前もって読んでおきたい。 -
Posted by ブクログ
2021/04/04
池上彰さんの本は説明が丁寧でとっても分かりやすい。というか、この本自体が東工大の高校生だか附属の中学生だかを相手にして行われた講義の記録から引っ張ってきて内容を本にしたものだから分かりやすい文で説明されているのもまあ当然といえば当然なのかもしれないが…。
アメリカについての内容は以前のこのシリーズのアメリカで読んでいたので、今回の2は最近のアメリカの事情も踏まえた変化についての内容が多く記されている。
トランプ大統領からバイデン大統領に変わったことでさらに転換していくアメリカの政治。変わっていく政治はどんな方向に舵を切るのか、それによって日本や周辺国にはどのような影響が出