【感想・ネタバレ】そうだったのか! 中国のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年06月26日

名著。中国の暴動の歴史について何よりも分かりやすく説明。大躍進政策、文化大革命、天安門事件、台湾問題…中国の暴動と革命の歴史にさらに思いを馳せるきっかけとなった。

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Posted by ブクログ 2022年10月18日

中国って共産主義のようだけど、なんで爆買いとかできてたんだろ?とふんわり思ってた位の知識だったのですが、世界をあまりに知らなさすぎるなぁと勉強しはじめたところです。

とてもわかりやすく理解することができました。
たまに入る池上節も読みやすさに一役買ってます!

歴史や現代史を知ることによって、昨今...続きを読むの世界情勢はこういうところからきてるのかと理解ができるようになる気がします。
他のそうだったのか!シリーズもこれから読んでいく予定です!

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Posted by ブクログ 2021年07月20日

中国の現代史をスムーズに理解することができた。世界史で勉強した時は上部の歴史の繋がりしか理解していなかったが、中国の闇の部分を知ることができた。
中国での人権問題は放っておいてはいけない問題であることが改めてわかったのと、読んでいて不快な気持ちになった。

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Posted by ブクログ 2021年04月21日

今まで数百の書物を読んできましたが、その中でもトップ5に入るくらいのお勧めシリーズ。中国という国の特異性、民主国家との根本的な違い、その経済成長の速さ、色んなことが非常にわかりやすくまとめられていました。

中国という日本のすぐ近くの超大国について知りたい人には是非お勧めです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年04月01日

中国の現代史をわかりやすく解説した本。

事実上の一党独裁の国家であり、社会主義市場経済を導入している中国。近年、派遣国となるべく拡大傾向を強めています。良い面でも悪い面でも中国の動向は今後の国際情勢に大きく関わってきます。

現代中国を正しく理解するには、中国の現代史を知っておく必要があります。本...続きを読む書は第二次世界大戦後、中国がどのような歴史をたどったのかをわかりやすく書いています。

中国という国を理解する第一歩として、本書はとても役に立ちます。

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Posted by ブクログ 2020年09月26日

中国の建国以来の歴史がわかりやすくまとめられていた。
香港や台湾の歴史についても触れられていて、一国二制度の背景や2020/6/30に施行された香港国家安全維持法にも繋がる歴史的背景も理解できた。

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Posted by ブクログ 2020年03月01日

上海に行った際に、多くの歴史(特に近代史)があることを知り読みたくなった。共産党政権の成立、毛沢東、文化大革命、経済の発展について多くの知識と、現在につながるところを知ることができた。とても分かりやすい内容で有意義であった。

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Posted by ブクログ 2018年10月06日

中国の人たちは好きだ
だが、偏った教育を受けていて話が合わないときがある
だから、私がもっと中国を知ればよい
この本で日中の基礎の基礎が知れた

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

ここ最近ジワジワと現れてきた中国の歪みや綻びは、既にこの本によって大方予言されていたというのが、スゴイというかコワイというか。

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Posted by ブクログ 2017年09月24日

短大のテキストに指定されていたため、読みました。今の中国がどのように出来上がったのか、なぜ「反日」が起こり始めたのか、などが客観的に述べられています。中国の事実を知るには絶好の書籍だと思いました。

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Posted by ブクログ 2016年08月29日

永江一石さんがBlogの中で『中国語る前に、これくらい読んどけや!』という感じで紹介されていたので読んでみました。

が、これ、最高ですよ。毛沢東から胡錦濤までの歴史が非常に、非常によくわかりました。毛沢東は稀代の権力者であり夢想家。毛沢東がボロボロにした中国を鄧小平が立てなおして、それ以降の権力者...続きを読むを作っていったってことですね。
しかし、毛沢東時代からものすごい権力闘争が行われている中で、トップに立つ国家主席や9人の常務委員の足元にはどれだけの血が流れたんだろうか...少なくとも毛沢東だけでも数千万人。
選挙がある民主主義の国に生まれてよかったと思います。これ読んで、選挙行かないやつは日本を出たほうが良いよ。

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Posted by ブクログ 2017年08月15日

とてもわかりやすかった。
毛沢東による建国から、つい最近の胡錦涛までの中国の歴史が通史で読めて、なおかつ難しくない。いまは習近平政権だけど、日中間の諸問題は引き続き前政権から引き継いでいるから内容的にも古くない。


中国(中華人民共和国)の歴史は、帝政なんじゃないかと思うくらい、一部の人が権力を握...続きを読むっている。毛沢東はもうその典型だけど、最悪の皇帝だ。農業政策の失敗により何百万人もの餓死者を出しながら、周囲には自らに阿る人だけをはべらせ、都合よく現実を捻じ曲げる。自らの権力基盤が危うくなると、文化大革命の名のもとに反攻にでて、大勢の良識の徒を死に追いやる。
やってることがスターリンと同じ。


いまもって毛沢東の功罪は功が7割、罪が3割と中国では考えられているようだが、読むかぎりでは功は1割、罪が9割。建国したことだけが業績であとは悪行にしか見えない。


ときどき、そういう負の面に向き合って本気で国を立て直そうという気概のある政治家もでてくるんだけど、ほぼ間違いなく失脚していく。共産党独裁の病根は深い。

共産党は自分たちの失政から目をそらさせるために、日本のことをことさら悪く言う。日本が侵略した事実は消せない。それを教えるのは正しいことだが、だからといって被害規模を年々大幅に水増しさせたり、戦後の資金援助を全く人民に知らせなかったりする態度は真摯とは言えない。良い成果は共産党のおかげ、悪い結果は日本のせい、と単純な図式で教育しているため、真の病根が人民に知らされていない。
反日教育で育った人たちの姿が、どことなく紅衛兵とかぶる。後々、失われた世代と言われないかと心配になる。


一番の心配は農村の疲弊だ。実質的にはもう資本主義社会になっているため、都市部の人間はどんどん富んでいくが、取り残されている地方の農村は、いまだに貧しく、役人の汚職で搾取され日々の食にも事欠く。環境は汚染されても放置され、衛生環境の悪さから病人が増えても、救いの手を差し伸べてもらえない。報道の自由がないから、国家の威信にかかわる「恥部」は報道されない。農村部は農奴の状態からいまだに抜け出せていない。


この国がまともな国家になるにはゴルバチョフみたいにな最高権力者が現れるのを待つか、血を見ない形でとは願うが、もういちど革命が必要なんじゃないかと思う。

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Posted by ブクログ 2014年04月23日

中国の歴史について、池上彰さんが説明してくれる本。時間の流れがわかりやすく書かれており、非常にわかりやすい。教科書的な中国の歴史本を読むより、よっぽどわかりやすいと思います。中国に行く方、中国の現代史が知りたい方は入門書としておススメです。

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Posted by ブクログ 2014年03月24日

中国の第二次世界大戦あたりからの歴史について書か
れています。
中国の歴史についてよくまとめられていると思います。
中国は共産党の一党支配の状態が色々な膿を生んでい
ると思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年02月27日

歴史を小中学の間に習っていたのである程度は知っていたが改めてどういった歴史をたどってきたのか、また最近の反日報道や尖閣諸島を巡る領土問題などのことがよく分かった。人名は漢字ばかりで正直頭に入っていないw。今回もあくまでも池上彰による視点が入っているわけなのでより多くの書物から情報を得たいと思う。

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Posted by ブクログ 2024年01月09日

このシリーズを連続して読んで思うのは日本は人の良い国なんだなぁ、ということ。他の国はめメチャクチャ。
中国も大変な国。好きにはなれないな。

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Posted by ブクログ 2023年01月14日

改めて中国建国の歴史はまだまだ浅く、つい数十年前までは非常識な政策、事件が相次ぐ北朝鮮同様の劣悪な国家だったことがわかる。そしてこれからも司法・立法・行政すべてが共産党に牛耳られ、超監視社会、教育、情報の統制が続く限り民主化および真の先進国への仲間入りは一生訪れ無いだろう。ごく一部の人間が国を動かし...続きを読む、誤りを咎めるものがいない体制においては今後もどんな非常識な政策や事件が起こってもおかしくない。それにしてもあれだけの軍事力が国家でなく共産党指揮下であり、首席の鶴の一声で動かせるとは本当に恐ろしい国である。

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Posted by ブクログ 2021年03月10日

池上彰の、中国現代史です。

中国が反日な理由、毛沢東の共産党、大躍進政策、文化大革命、国民党は台湾へ、チベット問題、鄧小平、一人っ子政策、香港返還、天安門事件、新疆ウイグル自治区問題、中国の格差、軍備。

2010年に出版されたものなので、現在の習近平国家主席になる前までの出来事です。

現在中国...続きを読むの経済は、GDP世界2位と、米国に次いで急成長を遂げています。
人口は日本の10倍。
世界中が中国に注目しています。

経済は資本主義だが、政治は中国共産党一党独裁体制という「社会主義市場経済」の名のもとに歩んでいます。

言論統制され、自由はないけれど経済が発展する世界が良いのか疑問です。

約13.9億人の国民。
地球上の人類の約5人に1人は中国人です。
多すぎるのも問題ですが、日本の人口は減っているので、未来を思い描くと不安は大きくなります。

とても読みやすくわかりやすい本です。
さすが池上彰。

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購入済み

中国近現代史入門本としては最適

2020年09月15日

中国の近現代史に全く疎い人が読むには最適です。ぼくは全くもって知識のない人間だったので、実に興味深く、わかりやすく読めました。
ただ、物足りないところも多いです。そこ、もう少し詳しく知りたいな、というところが随所に見られましたが、しかし、そもそもこの本は全てを詳細に説明するコンセプトの本ではないの...続きを読むで、そういうところについては、各自個別に調べたり別の本へと読み進めていくべきなのかな、と思います。
あと、仕方がないのですが、少し古い本なので(習近平が主席になる前までのことしか書いていない)、最近の情勢は別の本でキャッチアップしておく必要もあります。

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Posted by ブクログ 2020年02月16日

2012年に北京に行く前に読み始めたのだが、読みきらずに長年放置していた。小さい頃チャイナと言うと蔑称のような響きだったが、今はもう様変わりしている。大国アメリカと肩を並べ世界の覇権争いをし、ニュースで見ない日はない。そんな中国が建国から今に至るまでどんな歴史を辿ってきたのかが分かる。ただひたすらの...続きを読む権力闘争の歴史なわけだが、ここで消費される膨大な命の上に今がある。指導者の誤った判断とその取り巻きによって歴史が進む恐ろしさを感じる。

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Posted by ブクログ 2017年11月15日

中国の過去の歴史から、なぜ今の様な体制ができあがっているのかが分かりやすく描かれています。
教科書の内容を噛み砕いて分かりやすくした様な感じです。
中国、と言う国を知る良いきっかけにもなりました。
惜しむらくは10年前の著書である事で、その10年でどの様に中国が変化しているのかを知りたいと思いました...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年07月13日

各ページ2段組みで詠み始めるまでにすごく勇気が必要な本だった。が、読み始めるとさすが池上さん。事実は小説より奇なりと言わんばかりに、中国の歴史を語ってくれて、これまでイメージだけで知っていた人物も、イメージとは異なり良い人もいれば、それよりもものすごく悪い人もいた。

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Posted by ブクログ 2017年07月08日

多くの人の感想にあるように、非常に現代中国史が分かりやすく解説してある。特に毛沢東の功罪についてはよく知らなかったので勉強になった。

共産党独裁という体制の在り方は個人的には容認できないが、好むと好まざるに関わらず、隣人中国との付き合いは、日本にとって最優先の事項になっていくのは間違いない。そのた...続きを読むめにも両国の現代史を学ぶことは益々大事になる。

願わくは市民レベルではお互いの理解が進み友好度が上がるのを望む。

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Posted by ブクログ 2015年11月10日

中国の事を三国志の事ぐらいしか知らないので読んでみた。これを読んで初めて、毛沢東がどういう人かがよく分かった。天安門やお札に印刷されているから、かなりの指導者かと思ったら共産党の創設者なだけで多くの人民を苦しめていたとは。。。中国の人はこの事実をどこまで知っていて毛沢東の時代に戻りたいと言っているの...続きを読むだろうか。また、台湾との関係や日本との歴史問題、これを読むことで今後の中国関係のニュースをより深く理解することができそう。

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Posted by ブクログ 2015年05月09日

改めて中国という国は大国であると思いました。何ヵ所か歴史で習った事件が出てきましたが自分が全然理解していなかった…と痛感しました。香港・台湾の歴史の流れも知ることが出来て良かったです。

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Posted by ブクログ 2014年12月29日

今まで中国に関しては悪いイメージがあり、どうしてこのような国なのかと疑問に思い、とりあえず歴史を探ろうとこの本に当たってみた。本書では、日中戦争からごく最近までの中国事情について丁寧に書かれており、かつ池上さんの分かりやすい言葉選びのためか、前提知識なしにスラスラ読む事ができる。かつての毛沢東率いる...続きを読む中国共産党の話がほとんどだが、中国の政治形態は中国共産党による独裁政治である以上、中国共産党の話を無くしては中国は語れない。中国はいまや大国だが、まだまだ課題は多く、それもほとんどが毛沢東の負の遺産であり、中国共産党の責任でもあると、この本を読んで感じた。

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Posted by ブクログ 2014年11月27日

毛沢東の大躍進政策、文化大革命でどれだけの人民が死んだか。人民の生活は全く顧みない権力闘争の嵐。中国人について知りたいなら読んで損はない。

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Posted by ブクログ 2014年05月05日

池上さんは、わかりやすくていいね。

中国を知る上で、何をどのように読者に伝えるかというポイントをちゃんと押さえれている。

それでも、中国という国を1冊の本にまとめ、それを全て消化するのは簡単でない。

この本は中国現代史の入門書、これを皮切りに、中国との関係をひもといていきたい

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

中国は政治でもビジネスでもシビア。たとえ無茶でも自分の主張を通すためには手段を選ばない。尖閣諸島をめぐる一連の問題で再認識された、こんな現代中国はどこから産まれたのか、池上彰さんがわかりやすく手際よく、丁度よい分量で解説してくれる。

池上さんは中国現代史を1921年の共産党結党から語り始める。抗日...続きを読む戦と国共内戦を経て、毛沢東は農民の支持を得て政権を獲る。しかしその後は農民に犠牲を強いた、と池上さんは指摘する。今も残る都市住民と農民の戸籍の違いが、食糧生産のためには農民を土地に縛り付けようとする共産党の意思を物語る。そして大躍進と文化大革命。毛沢東の国造りは国民に多くの犠牲と混乱を呼び、この時代を生き抜いてきた中国人はだからこそ何事にもシビアなのか、と妙に納得してしまう。

そして鄧小平の時代も池上さんは余すところなく描き出す。鄧小平は自らの改革解放政策を支えた長身の側近、胡耀邦と趙紫陽を指して「二人が支えてくれるのでたとえ天が落ちてきたとしても恐くはない」と語っていたが、事実はその通りになり、民主化運動の責任を取らされて二人は失脚し、鄧小平は「経済だけ」の改革開放を進めていく。

そして近隣国との外交関係。共産党は建国当初、「向ソ一辺倒」でソ連からの技術導入による重化学工業化を進めるが60年代には不仲に陥り、70年代以降は西側からの技術導入を進めていく。しかし当時は鄧小平が「脇に置く」と言明していた尖閣諸島問題も、30年の時を経れば様相が変わる。この本は2010年3月の上梓なので9月の尖閣事件までは言及していないが、池上さんの外交史観を踏まえれば今回の事件も決して唐突ではなかったことに気づく。

現在では一連の事件を経て、中国が嫌いになった日本人は多いと思う。ただ中国人のことは中国の歴史を紐解かなければ理解できない。中国現代史を決して美化することなく、しかも嫌中感に陥ることもなく淡々と述べていけるのは、池上さんならではじゃないか、と感心した。

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Posted by ブクログ 2020年05月10日

「人口を人の口(消費)と考えるか、人の手(生産)と考えるか」
「資本主義の自分のものという感覚こそが生産性を向上させる」

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Posted by ブクログ 2015年07月05日

まだ、3章しか読んでいないが、面白いので、
買って読んで、またレビューします。
池上彰の「そうだったのかシリーズ」は
みんな買って熟読しよっと。

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